椎名林檎と資生堂には、2011年の「マキアージュ」から2025年の「SHISEIDO アルティミューン」まで、音楽と美容を結びつける複数の接点がある。代表的なのは、東京事変の楽曲「女の子は誰でも」、小松菜奈が出演した「マシェリ」のCMソング「MA CHÉRIE」、そして2025年に始まった「ストレス解放区」キャンペーンのために書き下ろされた「実験中」だ。
さらに2024年には、資生堂のリップ「テクノサテン ジェル リップスティック」が椎名林檎のミュージックビデオに登場し、6年ぶりのアリーナツアー「(生)林檎博'24-景気の回復-」を応援するコラボムービーも公開された。単なるCMソングの提供から、アーティストの作品世界とブランド体験を融合させる企画へと、両者の関係は広がっている。
2026年10月31日時点の情報を踏まえ、歴代CM、楽曲、出演者、商品、キャンペーンの違いを時系列で整理する。
【関係の全体像】椎名林檎と資生堂はなぜ何度もコラボするのか?
椎名林檎と資生堂の関係を理解するうえで押さえておきたいのは、両者の接点が一度きりの広告出演ではないことだ。
2011年は本人が化粧品ブランドの広告モデルとなり、楽曲でもブランドの世界観を表現した。2016年は別のブランドであるマシェリに楽曲を提供。そして2024年には商品とミュージックビデオ、ライブツアーをつなぐ企画が実現し、2025年にはブランドの価値観を共有する大規模なキャンペーンに発展した。
この変化には、広告におけるアーティストの役割の変化も表れている。
椎名林檎の表現と資生堂のブランド戦略
椎名林檎の音楽には、独特の美意識、演劇性、ジェンダーや年齢にとらわれない表現がある。
一方、資生堂は化粧品やスキンケアを通じて、外見だけでなく自分らしい美しさを表現するブランドづくりを進めてきた。
両者の接点は、単に女性向けの商品を女性アーティストが宣伝するという構図ではない。
特に2025年のアルティミューン企画では、年齢や性別などの枠を超え、それぞれの美しさを尊重するというメッセージが打ち出された。
この方向性は、椎名林檎が長年展開してきた独自の表現とも親和性が高い。
混同しやすい3つのブランド
椎名林檎と資生堂のタイアップを調べると、マキアージュ、マシェリ、SHISEIDOという名称が登場する。
ただし、それぞれ商品カテゴリーも企画内容も異なる。
- マキアージュ:資生堂のメーキャップブランド。2011年の椎名林檎出演CMで知られる。
- マシェリ(MA CHÉRIE):ヘアケアブランド。2016年のCMに小松菜奈が出演し、椎名林檎が楽曲を提供した。
- SHISEIDO:グローバル展開する化粧品ブランド。2024年のリップ企画や2025年のアルティミューンとのキャンペーンにつながる。
この3つを一括りにすると、CM出演者や楽曲の関係を取り違えやすい。
【歴代CM・コラボ年表】2011年から2025年までの全貌
椎名林檎と資生堂の関係を年代順に並べると、広告出演、楽曲提供、商品との連動、ブランドキャンペーンという4つの段階が見えてくる。
資生堂関連の主要な楽曲・企画一覧
| 年代 | ブランド・企画 | 楽曲・商品 | 椎名林檎との関係 |
|---|---|---|---|
| 2011年 | マキアージュ | 女の子は誰でも | CMモデル・楽曲起用 |
| 2011年 | マキアージュCM別アレンジ | 女の子は誰でも ~素顔編~ | 椎名林檎名義のCM音源 |
| 2016年 | マシェリ | MA CHÉRIE | 作詞・作曲・編曲・歌唱 |
| 2023年 | SHISEIDO | テクノサテン ジェル リップスティック発売 | 後のMV・ツアー企画につながる商品 |
| 2024年 | SHISEIDO | ちりぬるを、ほぼ水の泡、初KO勝ち | 商品がMVに登場 |
| 2024年 | (生)林檎博'24 | テクノサテン ジェル リップスティック | ツアー応援コラボムービー |
| 2025年 | SHISEIDO アルティミューン | 実験中 | キャンペーンソング・共同企画 |
※2023年は商品発売年であり、椎名林檎とのコラボキャンペーン開始年ではない。また、2024年の「ちりぬるを」などはCMソングではなく、ミュージックビデオへの商品登場である。
この年表で重要なのは、すべてが同じ形式のタイアップではないという点だ。
2011年と2016年はテレビCMを中心とした広告展開。2024年はミュージックビデオとライブツアーを活用した商品連動。2025年は新曲、映像、イベントを組み合わせたブランドキャンペーンである。
【2011年マキアージュ】「女の子は誰でも」とCM出演の舞台裏
椎名林檎と資生堂の関係を語るうえで、最初の大きな節目となったのが2011年のマキアージュだ。
2011年1月20日、ユニバーサルミュージックが椎名林檎のCMモデル起用を発表した。
これは椎名林檎にとって化粧品CMへの初出演となる仕事だった。
CMのテーマは「Virgin(無垢)」。春の新製品プロモーションとして制作され、椎名林檎本人が映像に出演した。
CMソングは東京事変の「女の子は誰でも」
当初発表されたCM楽曲は、東京事変のシングル「空が鳴っている/女の子は誰でも」に収録される「女の子は誰でも」だった。
同曲は椎名林檎が作詞・作曲を手掛け、服部隆之が編曲を担当した作品。華やかなスウィング・ジャズの要素を持ち、女性への愛情や慈しみを感じさせる楽曲として仕上げられた。
CMの放送開始は2011年2月20日と発表されていた。
ところが、ここには少し複雑な経緯がある。
東京事変のシングル発売延期に伴い、CMで使用する音源は椎名林檎名義の「女の子は誰でも ~素顔編~」へ変更された。
2011年2月21日付のCINRAの報道でも、この変更が伝えられている。
つまり、検索でよく見かける「東京事変の女の子は誰でもが資生堂のCM曲」という説明は大筋では正しいが、実際のCM音源には別アレンジが存在したということだ。
CM映像の特徴
当時のCMでは、白い砂漠を舞台に椎名林檎が歌を口ずさむ演出が採用された。
MANTANWEBの2011年1月20日の報道によれば、撮影地はアメリカ・ニューメキシコ州のホワイトサンズ。
白を基調とした映像は、マキアージュが掲げる「無垢」というテーマを視覚的に表現していた。
この企画の特徴は、広告モデルと楽曲の両方に椎名林檎の個性を反映させたことにある。
単に有名アーティストの曲を流すのではなく、本人の存在感と音楽を一つの広告表現にまとめた点で、その後のコラボレーションにも通じる出発点となった。
【2016年マシェリ】小松菜奈出演CMと「MA CHÉRIE」の関係
2016年3月25日、資生堂のヘアケアブランド「マシェリ」がリニューアルに伴う新CMを全国で放送開始した。
このCMで注目されたのが、女優・モデルとして活動する小松菜奈と、椎名林檎が書き下ろした楽曲「MA CHÉRIE」だ。
2011年のマキアージュとは違い、今回は椎名林檎本人がCMモデルを務めたわけではない。
CMに出演したのは小松菜奈
マシェリの「濃密パールヘアエステ」篇では、小松菜奈がCMキャラクターに起用された。
映像では、パールの輝きをイメージした演出によって、髪が美しくつやめいていく様子が表現されている。
商品の特徴である、パールのような輝きやヘアケア体験を映像で印象づける構成だった。
一方、CM音楽を担当したのが椎名林檎である。
「MA CHÉRIE」はどんな曲?
「MA CHÉRIE」は椎名林檎が作詞・作曲・編曲を手掛け、自ら歌唱したオリジナル楽曲だ。
フランス語の「Ma chérie」は、女性に対する親愛を込めた「私の愛しい人」という意味を持つ表現。
楽曲ではこのフレーズが繰り返され、耳に残る印象的な構成となっている。
当時のユニバーサルミュージックの公式告知では、椎名林檎のコメントとして、鏡の前で口ずさめば、どんな女の子でもきれいになれる魔法の旋律という趣旨の説明が紹介された。
この楽曲は、マシェリのブランドイメージと密接に結びついた書き下ろし作品だった。
2011年と2016年の違い
両企画を比較すると、椎名林檎の役割が明確に異なる。
2011年は本人がCMに出演し、楽曲もブランドの広告表現に使用された。
2016年は小松菜奈が出演者となり、椎名林檎は音楽制作と歌唱を担当した。
この違いを理解しておくと、「マシェリのCMに出ていたのは椎名林檎?小松菜奈?」という疑問も整理できる。
マシェリのCM出演者は小松菜奈、CMソングの歌唱・制作担当は椎名林檎である。
【2024年SHISEIDO】「ちりぬるを」とテクノサテンの特別な関係
2024年には、椎名林檎と資生堂の関係が新しい段階に入った。
中心となったのは、グローバルブランド「SHISEIDO」のメーキャップ商品、テクノサテン ジェル リップスティックだ。
2024年6月7日、資生堂は椎名林檎のアルバム『放生会』に収録された「ちりぬるを」「ほぼ水の泡」のミュージックビデオに、同商品が登場すると発表した。
テクノサテン ジェル リップスティックとは?
<テクノサテン ジェル リップスティック>は、SHISEIDOが2023年5月に発売した口紅だ。
なめらかさ、軽やかなつけ心地、鮮やかな発色を特徴とする商品で、発売当時は20色展開、参考小売価格は税込3,960円と発表されていた。
資生堂の2024年6月7日付プレスリリースでは、椎名林檎自身もこのリップの愛用者の一人として紹介されている。
ここで大切なのは、商品が単なる撮影用の小道具として登場したのではなく、本人が使用する商品としてブランド側から紹介された点だ。
「ちりぬるを」だけではない。複数のMVに登場
SHISEIDOの商品は、2024年初夏に公開された以下のミュージックビデオにも登場している。
- 「ちりぬるを」
- 「ほぼ水の泡」
- 「初KO勝ち」
これらの映像は、アルバム『放生会』に関連する作品群の中で展開された。
特に「ちりぬるを」は、今回の検索キーワードでも関心の高い楽曲だ。
ただし、これらの作品を資生堂のテレビCMと同一視するのは正確ではない。
あくまで椎名林檎の音楽作品の映像にSHISEIDOの商品が登場する、ブランドとアーティストの連動企画である。
「(生)林檎博'24-景気の回復-」とのコラボ
2024年10月7日、資生堂は椎名林檎のアリーナツアー「(生)林檎博'24-景気の回復-」を応援するコラボムービーを公開した。
このツアーは椎名林檎にとって6年ぶりのアリーナライブツアーだった。
映像では、ステージに向かう直前の椎名林檎が描かれ、SHISEIDOのテクノサテン ジェル リップスティックを使用する姿が表現されている。
演出を担当したのは、椎名林檎のミュージックビデオを数多く手掛けてきた映像ディレクターの児玉裕一。
商品カラーの鮮やかさと、ライブ直前の緊張感や高揚感を組み合わせた演出が特徴だった。
資生堂の公式発表では、ツアーでも椎名林檎が同商品を使用していることが紹介されている。
ここで2024年の企画は、単なる商品紹介からさらに踏み込んだものになった。
音楽作品、本人の日常的な愛用品、ライブステージという複数の接点を一つのブランドストーリーに組み込んだからだ。
【2025年アルティミューン】「実験中」とストレス解放区の全貌
椎名林檎と資生堂のコラボレーションが最も大きく展開した節目が、2025年7月の「ストレス解放区」キャンペーンだ。
SHISEIDOの美容液ブランド「アルティミューン」と椎名林檎が共同で取り組んだ企画で、キャンペーンソングとして新曲「実験中」が制作された。
2025年7月9日、資生堂が公式プレスリリースを発表し、同日からキャンペーンがスタートした。
アルティミューンとは?
アルティミューンは、SHISEIDOを代表するスキンケア美容液ブランドだ。
2025年の企画では、商品の機能を訴求するだけでなく、年齢や性別などの枠にとらわれず、それぞれの美しさを誇れる社会的なムードづくりをテーマに掲げた。
資生堂の公式発表では、ストレスから解放され、自分らしく過ごす時間を提案するプロジェクトとして説明されている。
このコンセプトを象徴する言葉が「ストレス解放区」だった。
キャンペーンソング「実験中」
「実験中」は椎名林檎が今回の企画のために書き下ろした楽曲だ。
2025年7月9日にデジタル配信が始まり、同日にミュージックビデオも公開された。
制作陣には、椎名林檎の近年のプロジェクトでも関わりの深いミュージシャンが参加している。
主な参加メンバーは以下のとおり。
- 作詞・作曲・編曲:椎名林檎
- ドラム:石若駿
- ウッドベース:鳥越啓介
- ギター・エレクトリックシタール:名越由貴夫
- レコーディング・ミキシング:井上雨迩
疾走感のあるバンドサウンドが特徴で、椎名林檎らしい独特の音楽表現と、キャンペーンの自由なメッセージが結びついている。
映像監督は児玉裕一が担当した。
さらに2025年8月6日には、「実験中/白日のもと」の両A面シングルとしてCDも発売された。
ストレス解放区はどんなイベントだった?
キャンペーンの一環として、東京・六本木ヒルズに期間限定のポップアップイベントが設けられた。
開催概要は次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | ストレス解放区 |
| 開催期間 | 2025年7月10日~7月18日 |
| 会場 | ヒルズ カフェ/スペース |
| 所在地 | 東京都港区六本木6丁目 |
| 入場料 | 無料 |
| 予約 | 事前予約不要 |
| 主な内容 | MV再現空間、パンチングマシーン、スタンプラリー、おみくじ、フォトスポット |
会場は赤を基調としたデザインで、「実験中」のミュージックビデオの世界観を体験できる構成だった。
加えて、猫をモチーフにしたスタンプラリーや、心地よく生きるためのヒントを楽しめるおみくじなども用意された。
単に美容液を試す場所ではなく、来場者が身体を動かし、写真を撮り、音楽の世界観に触れる体験型イベントだったことが特徴だ。
限定ポーチ付きキットも展開
キャンペーンを記念して、椎名林檎がデザインを監修し、児玉裕一がデザインを手掛けた限定ポーチ付きキットも販売された。
全国の百貨店やSHISEIDO取扱店で期間限定のポップアップショップが展開され、店舗によって異なるデザインが用意された。
主な開催店舗には、伊勢丹新宿店、横浜髙島屋、阪急うめだ本店、ジェイアール名古屋タカシマヤなどが含まれていた。
この企画は、音楽配信、映像、リアルイベント、商品販売を一体化した点で、2011年のマキアージュとは大きく異なる。
【2026年最新情報】椎名林檎と資生堂のコラボは現在も続いている?
2026年10月31日時点で、椎名林檎と資生堂の関係を整理する際には、2025年の「ストレス解放区」を最新の大規模コラボ企画として位置づけるのが適切だ。
2025年のキャンペーンは、楽曲「実験中」の配信だけでなく、ミュージックビデオ、六本木ヒルズでのイベント、百貨店の限定企画まで展開された。
一方、六本木ヒルズでのイベントは2025年7月18日に終了している。
したがって、2026年に同じイベントが開催されているかのような情報や、2026年に新しい資生堂CMへ出演したという情報とは区別する必要がある。
2026年に押さえておきたい3つのポイント
1. 最新の大型コラボは2025年のアルティミューン企画
「実験中」はSHISEIDOアルティミューンのキャンペーンソングとして制作された。2025年の資生堂公式発表と椎名林檎の公式特設サイトでも、その関係が明確に紹介されている。
2. 2024年のリップ企画と2025年の美容液企画は別物
2024年はテクノサテン ジェル リップスティックを中心としたメーキャップ関連企画。2025年はアルティミューンを中心としたスキンケア関連企画だ。
商品カテゴリーもキャンペーンの目的も異なる。
3. 2011年から続く関係は、広告表現の進化として見ると理解しやすい
2011年はCM出演と楽曲の組み合わせ、2016年は書き下ろし曲、2024年は商品と音楽作品・ライブの連動、2025年はブランド理念を含む共同プロジェクトへと展開した。
なお、2026年の新規コラボや契約継続について、資生堂と椎名林檎の双方から新たな公式発表が確認できるわけではない。過去の企画実績と現在進行形の契約関係は分けて理解したい。
【よくある誤解】椎名林檎の資生堂CM曲はどれ?噂と事実を整理
検索結果では、複数のブランド名や楽曲名が混在している。特に間違いやすいポイントを整理する。
「女の子は誰でも」は東京事変の曲?椎名林檎のソロ曲?
「女の子は誰でも」は東京事変のシングルに収録された楽曲だ。
一方、マキアージュのCMでは、椎名林檎名義の「女の子は誰でも ~素顔編~」が使用された経緯がある。
したがって、東京事変と椎名林檎のどちらか一方だけに分類すると、実際のCM制作の経緯を正確に説明できない。
マシェリのCMに出演したのは椎名林檎?
出演者は小松菜奈だ。
椎名林檎は「MA CHÉRIE」の作詞・作曲・編曲・歌唱を担当している。
CMに出演した人物と楽曲を制作した人物が異なるため、混同しないようにしたい。
「実験中」はマキアージュのCM曲?
違う。
「実験中」は2025年のSHISEIDOアルティミューンのキャンペーンソングだ。
2011年のマキアージュとは約14年の時間差があり、ブランドも企画内容も異なる。
「ちりぬるを」は資生堂のCMソング?
こちらも正確には異なる。
「ちりぬるを」は椎名林檎のアルバム『放生会』に収録された楽曲で、SHISEIDOのテクノサテン ジェル リップスティックがミュージックビデオに登場した。
CMソングとして制作された「実験中」や「MA CHÉRIE」とは区別する必要がある。
【椎名林檎と資生堂】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:椎名林檎が資生堂のCMに出演したのはいつ?
A1:代表的な出演企画は2011年のマキアージュ。2011年1月に起用が発表され、2月20日からCM放送が予定された。白い砂漠を舞台にした映像が特徴だった。
Q2:資生堂マシェリのCMソングは誰が歌っている?
A2:椎名林檎が歌唱する「MA CHÉRIE」。2016年3月25日から放送されたCMで、小松菜奈が出演していた。
Q3:椎名林檎の「実験中」は何のCMソング?
A3:2025年7月9日から始まったSHISEIDOアルティミューンとのコラボキャンペーン「ストレス解放区」のキャンペーンソング。椎名林檎が作詞・作曲・編曲を担当した。
Q4:椎名林檎の「ちりぬるを」に登場する資生堂の商品は?
A4:SHISEIDOの「テクノサテン ジェル リップスティック」。2024年に公開されたミュージックビデオに登場した。
Q5:小松菜奈と椎名林檎はマシェリのCMで共演した?
A5:CMでは小松菜奈が出演し、椎名林檎が楽曲を担当した。両者の役割は異なり、同じ映像に共演する企画として発表されたわけではない。
Q6:2026年も椎名林檎と資生堂のコラボは開催されている?
A6:2026年10月31日時点で、確認できる最新の大規模な共同企画は2025年の「ストレス解放区」。2026年の新規キャンペーンについては、公式発表の有無を確認する必要がある。
まとめ:椎名林檎と資生堂の関係はCMからブランド体験へ進化した
椎名林檎と資生堂の関係は、2011年のマキアージュから始まり、2016年のマシェリ、2024年のSHISEIDOリップ企画、2025年のアルティミューンへと展開してきた。
それぞれの企画を振り返ると、次のように整理できる。
- 2011年:「女の子は誰でも」×マキアージュ。本人がCMモデルを務めた。
- 2016年:「MA CHÉRIE」×マシェリ。小松菜奈が出演し、椎名林檎が楽曲を制作した。
- 2024年:「ちりぬるを」などのMVにSHISEIDOのリップが登場。「(生)林檎博'24」とのコラボムービーも公開された。
- 2025年:「実験中」×アルティミューン。ストレス解放区という体験型キャンペーンへ発展した。
【プロの結論】
この一連の企画で注目すべきなのは、椎名林檎が単なる広告出演者やCMソングの提供者にとどまらず、ブランドの世界観を形づくる表現者として起用されてきたことだ。
特に2024年から2025年にかけては、本人が愛用する商品、ミュージックビデオ、ライブツアー、キャンペーンイベントが連動する形へと進化した。
また、資生堂とのコラボを調べる際には、CM出演、楽曲タイアップ、MVへの商品登場、ブランド共同キャンペーンという4つの区分で情報を整理すると、誤解を避けやすい。
2011年の「女の子は誰でも」から2025年の「実験中」までを振り返ると、椎名林檎と資生堂を結びつけているのは、商品そのものだけではない。自分らしい美しさを表現するという、音楽と美容に共通する価値観なのである。
2026年以降も新しい企画が発表されるかどうかは、資生堂の公式発表と椎名林檎の公式サイトに注目したい。