2026年11月3日、明治安田J2リーグ第15節の全10試合が行われた。注目の上位対決では、カターレ富山がベガルタ仙台を1-0で下し、モンテディオ山形も徳島ヴォルティスに1-0で勝利。上位チームの勝点差が小さい2026/27シーズンのJ2で、昇格争いに影響する結果が相次いだ。
Jリーグ公式サイトの11月3日17時14分更新の順位表によると、首位は勝点29のアルビレックス新潟。富山と横浜FCが勝点28で追い、RB大宮アルディージャと仙台が勝点27で続く。上位6クラブが勝点3差以内にひしめく一方、最下位から3クラブは勝点12で並び、J3降格をめぐる争いも見逃せない状況だ。
【11月3日最新速報】J2第15節の試合結果・全10試合のスコア一覧
11月3日のJ2第15節では、全20クラブがそれぞれ対戦した。富山と山形が1点差の接戦を制したほか、大宮、横浜FC、宮崎、札幌などが複数得点を記録。新潟もアウェーで甲府を下し、首位の座を守った。
2026年11月3日・第15節の全試合結果
- カターレ富山 1-0 ベガルタ仙台
- モンテディオ山形 1-0 徳島ヴォルティス
- RB大宮アルディージャ 2-1 いわきFC
- 横浜FC 2-1 ブラウブリッツ秋田
- 湘南ベルマーレ 0-1 サガン鳥栖
- ヴァンフォーレ甲府 0-1 アルビレックス新潟
- 藤枝MYFC 1-2 ジュビロ磐田
- 大分トリニータ 1-0 ヴァンラーレ八戸
- テゲバジャーロ宮崎 3-0 栃木シティ
- FC今治 0-4 北海道コンサドーレ札幌
この日の結果で特に大きかったのは、上位直接対決となった富山対仙台だ。勝点差の小さい両クラブの対戦だけに、単なる1勝以上の意味を持つ。富山は勝点を28に伸ばし、仙台は27のまま。両者の順位が入れ替わった。
また、新潟は甲府に1-0で勝利して勝点29を確保。大宮と横浜FCも勝点3を積み上げ、上位争いに踏みとどまった。
一方、今治は札幌に0-4で敗戦。宮崎は栃木シティを3-0で破って勝点26に到達し、上位6クラブに食い込んでいる。
【2026/27最新順位表】J2全20クラブの勝点・得失点差ランキング
2026年11月3日17時14分時点のJリーグ公式順位表を整理した。全クラブが15試合を消化しており、順位は勝点を最優先に決定される。勝点が同じ場合は得失点差、総得点数、当該チーム間の対戦成績の順で比較される。
以下が第15節終了時点のJ2勝点ランキングと得失点差の一覧だ。
| 順位 | クラブ | 勝点 | 勝-分-敗 | 得点-失点 | 得失点差 | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アルビレックス新潟 | 29 | 9-2-4 | 22-24 | -2 | 自動昇格圏 |
| 2 | カターレ富山 | 28 | 8-4-3 | 27-14 | +13 | 自動昇格圏 |
| 3 | 横浜FC | 28 | 8-4-3 | 28-17 | +11 | 昇格PO圏 |
| 4 | RB大宮アルディージャ | 27 | 7-6-2 | 27-18 | +9 | 昇格PO圏 |
| 5 | ベガルタ仙台 | 27 | 8-3-4 | 23-14 | +9 | 昇格PO圏 |
| 6 | テゲバジャーロ宮崎 | 26 | 7-5-3 | 24-16 | +8 | 昇格PO圏 |
| 7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 23 | 7-2-6 | 21-19 | +2 | 圏外 |
| 8 | 大分トリニータ | 22 | 5-7-3 | 18-12 | +6 | 圏外 |
| 9 | ジュビロ磐田 | 22 | 6-4-5 | 18-16 | +2 | 圏外 |
| 10 | 湘南ベルマーレ | 22 | 5-7-3 | 15-14 | +1 | 圏外 |
| 11 | いわきFC | 20 | 6-2-7 | 24-22 | +2 | 圏外 |
| 12 | サガン鳥栖 | 20 | 6-2-7 | 15-17 | -2 | 圏外 |
| 13 | モンテディオ山形 | 19 | 6-1-8 | 14-14 | 0 | 圏外 |
| 14 | ブラウブリッツ秋田 | 17 | 4-5-6 | 16-17 | -1 | 圏外 |
| 15 | 徳島ヴォルティス | 17 | 5-2-8 | 11-15 | -4 | 圏外 |
| 16 | 藤枝MYFC | 16 | 3-7-5 | 17-17 | 0 | 圏外 |
| 17 | ヴァンラーレ八戸 | 14 | 4-2-9 | 11-25 | -14 | 圏外 |
| 18 | 栃木シティ | 12 | 3-3-9 | 21-28 | -7 | J3降格圏 |
| 19 | FC今治 | 12 | 3-3-9 | 16-31 | -15 | J3降格圏 |
| 20 | ヴァンフォーレ甲府 | 12 | 3-3-9 | 11-29 | -18 | J3降格圏 |
※順位・勝点・得失点差はJリーグ公式サイトの2026年11月3日17時14分更新データに基づく。
この表から読み取れるのは、首位と6位の勝点差がわずか3という接戦だ。新潟が29、富山と横浜FCが28、大宮と仙台が27、宮崎が26。次節の結果次第で順位が大きく動く可能性がある。
得失点差では富山の+13が上位グループで際立つ。横浜FCは+11、仙台と大宮は+9、宮崎は+8。新潟は首位ながら-2となっており、勝点と得失点差が必ずしも同じ傾向を示していない点も興味深い。
【J1昇格争いの現在地】自動昇格2枠とプレーオフ圏の勢力図
2026/27シーズンのJ2では、年間順位上位2クラブがJ1へ自動昇格する。また、3位から6位までの4クラブはJ1昇格プレーオフに進み、優勝した1クラブがJ1昇格を手にする。つまり、リーグ戦の上位6位以内に入ることが昇格への大きな目標になる。
首位・新潟は勝点29で一歩リード
アルビレックス新潟は15試合で9勝2分4敗、勝点29。第15節では甲府を1-0で破り、首位を維持した。
ただし、得失点差は-2。22得点に対して24失点であり、守備面の改善は今後の課題となる。勝点を積み上げている一方、得失点差では2位以下の上位クラブに後れを取っている。
富山と横浜FCが勝点28で追走
2位のカターレ富山は、仙台との直接対決を制して勝点28に到達。得失点差も+13と上位グループで最も高い数字を記録している。
3位の横浜FCも勝点28。秋田を2-1で下しており、富山とは勝点で並んでいる。両クラブは自動昇格圏に位置する新潟を1ポイント差で追う構図だ。
大宮・仙台・宮崎はプレーオフ圏を争う
4位のRB大宮アルディージャは勝点27。いわきFCに2-1で勝利し、昇格プレーオフ圏を維持した。
5位のベガルタ仙台も勝点27だが、富山戦の敗北で順位を1つ落とした。直近5試合は引き分け、勝利、敗北、敗北、敗北という並びで、上位争いを続けるには連敗を止める必要がある。
6位のテゲバジャーロ宮崎は栃木シティに3-0で勝利。勝点26まで伸ばし、プレーオフ圏の最後の位置を確保している。
7位札幌との勝点差は3。次節以降、宮崎が勝点を落とせば、札幌にも上位6クラブへ接近する機会が生まれる。
J3降格圏は18位から20位まで
J2からJ3への降格は年間順位下位3クラブが対象となる。11月3日時点では、18位栃木シティ、19位FC今治、20位ヴァンフォーレ甲府が該当する。
3クラブはいずれも勝点12。17位のヴァンラーレ八戸は勝点14であり、降格圏との間には2ポイントの差がある。
今治は札幌に0-4、甲府は新潟に0-1で敗れた。栃木シティも宮崎に0-3と、下位3クラブはいずれも第15節で勝点を獲得できなかった。
ただし、残り試合数を考えれば順位はまだ固定されていない。勝点が同じ場合は得失点差が順位を左右するため、下位クラブにとっては勝利だけでなく失点を抑えることも重要になる。
【注目2試合を詳しく解説】富山1-0仙台・山形1-0徳島の意味
カターレ富山1-0ベガルタ仙台:髙橋馨希の68分弾が決勝点
富山県総合運動公園陸上競技場で行われた富山対仙台は、後半68分に髙橋馨希がゴールを決め、富山が1-0で勝利した。
試合の入場者数は8,371人。天候は晴れ時々曇り、気温16.8度だった。前半を0-0で折り返した試合は、後半に富山が均衡を破る展開となった。
このカードには、2026年のJ2・J3百年構想リーグのプレーオフラウンド決勝で優勝を争った両クラブという背景がある。Jリーグ公式の試合前プレビューでも、両者の再戦は注目カードとして取り上げられていた。
富山は前節、新潟のホームで3得点を挙げて勝利。今季ホーム無敗だった新潟に初黒星をつけた勢いを、この仙台戦にもつなげた。
一方の仙台は、前節の大宮戦に1-2で敗れており、富山戦が立て直しを図る重要な一戦だった。結果は0-1。これでリーグ戦3連敗となり、勝点27の5位にとどまった。
富山にとっては、直接の昇格争いの相手から勝点3を奪ったことが最大の収穫だ。単に順位を上げただけではなく、得失点差も+13に伸ばしている。
モンテディオ山形1-0徳島ヴォルティス:86分の決勝ゴール
NDソフトスタジアム山形では、モンテディオ山形が徳島ヴォルティスを1-0で下した。試合を決めたのは後半86分、高橋潤哉のゴールだった。
入場者数は10,834人。山形にとってはホームで勝点3を獲得する貴重な結果となった。
試合前の順位は山形が13位、徳島が15位。両クラブとも上位6位以内を目指すには勝点の積み上げが必要な状況だった。
今回の勝利で山形は勝点19、13位を維持。直近5試合の成績も2連勝を含む形となり、今後の巻き返しに向けて前向きな結果となった。
対する徳島は勝点17のまま15位。得失点差も-4で、上位グループとの差を縮めるためには次節以降の連勝が欠かせない。
【J2次節試合日程】第16節は11月7日・8日に開催
第16節は2026年11月7日(土)と8日(日)に開催される。第15節で勝利した上位クラブが連勝を伸ばせるか、また仙台がホームで立て直せるかが注目ポイントだ。
11月7日(土)の対戦カード
- 14:00 ブラウブリッツ秋田 vs 大分トリニータ
- 14:00 いわきFC vs モンテディオ山形
- 14:00 横浜FC vs 藤枝MYFC
- 14:00 アルビレックス新潟 vs FC今治
- 14:00 徳島ヴォルティス vs テゲバジャーロ宮崎
- 14:00 サガン鳥栖 vs カターレ富山
11月8日(日)の対戦カード
- 13:00 ヴァンラーレ八戸 vs 北海道コンサドーレ札幌
- 14:00 栃木シティ vs RB大宮アルディージャ
- 14:00 ジュビロ磐田 vs 湘南ベルマーレ
- 15:00 ベガルタ仙台 vs ヴァンフォーレ甲府
※キックオフ時刻は日本時間。試合会場や放送情報はJリーグ公式日程に基づく。
次節で特に注目したい3カード
鳥栖対富山:2位の富山は12位鳥栖とのアウェー戦に臨む。富山が連勝を伸ばせば、自動昇格圏を維持するうえで大きな意味を持つ。鳥栖も第15節で湘南を破っており、上位進出に向けて勢いをつけたい。
仙台対甲府:5位仙台と20位甲府の対戦。仙台は3連敗からの脱出が最大のテーマとなる。甲府にとっても勝点3を獲得できれば残留争いの流れを変える可能性がある。
徳島対宮崎:6位宮崎と15位徳島の対戦。宮崎は昇格プレーオフ圏を守るために勝利がほしい。徳島は山形戦の敗北から立ち直り、勝点を積み上げられるかが焦点となる。
【プロの結論】J2試合結果で本当に見るべき3つの判断基準
J2の試合結果を正しく読み解くには、スコアだけでなく勝点、得失点差、順位変動をセットで確認する必要がある。2026/27シーズンの第15節終了時点では、特に次の3点が重要だ。
1. 勝点差は順位争いの現在地を示す
新潟と6位宮崎の差は3ポイント。1試合の勝利で得られる勝点は3のため、上位6クラブの順位は一節で大きく変動する可能性がある。
現在の順位だけを見て昇格候補を決めつけるのは早い。首位新潟も、6位宮崎も、まだシーズンの途中にいる。
2. 得失点差は勝点が並んだときに効いてくる
富山の得失点差+13は、上位争いにおける大きな強みだ。勝点28で並ぶ横浜FCの+11を上回っている。
Jリーグの順位決定方式では、勝点が同じ場合に得失点差が優先される。したがって、1点差で勝つ試合を重ねるだけでなく、失点を減らし、得点を積み上げることもシーズン終盤に向けた重要な要素となる。
3. 昇格と降格は年間順位で決まる
2026/27シーズンのJ2は、2026年8月8日から2027年5月23日までのホーム&アウェー方式による全38節、全380試合で争われる。
勝利で勝点3、引き分けで1、敗戦では0。J1自動昇格は上位2クラブ、3位から6位はJ1昇格プレーオフへの出場対象となる。また、下位3クラブは原則としてJ3へ降格する。
なお、昇格プレーオフへの参加にはJ1クラブライセンスの条件も関係する。順位だけでなく、クラブライセンスの交付判定も昇格争いの重要な要素だ。
試合結果を確認するときは、次の順番で見ると状況を把握しやすい。
- まず試合の勝敗と獲得勝点を確認する。
- 次に最新順位と上位・下位との勝点差を見る。
- 勝点が並ぶクラブについては得失点差を比較する。
- 最後に次節の日程と対戦相手を確認する。
この見方を習慣にすれば、単なる試合結果だけでは分からない昇格争いと残留争いの構図が見えてくる。
【J2試合結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月3日のJ2試合結果は?
A1:第15節の全10試合が行われた。注目カードはカターレ富山1-0ベガルタ仙台、モンテディオ山形1-0徳島ヴォルティス。新潟、大宮、横浜FC、宮崎、札幌なども勝利した。
Q2:2026/27シーズンのJ2首位はどのクラブ?
A2:11月3日17時14分時点ではアルビレックス新潟が勝点29で首位。2位富山と3位横浜FCが勝点28で追っている。
Q3:J2のJ1昇格プレーオフ圏は何位まで?
A3:年間順位3位から6位までの4クラブが対象となる。プレーオフで優勝したクラブがJ1へ昇格する。上位2クラブは原則として自動昇格となる。
Q4:2026/27シーズンのJ2でJ3降格圏にいるクラブは?
A4:11月3日時点では18位栃木シティ、19位FC今治、20位ヴァンフォーレ甲府の3クラブ。いずれも勝点12となっている。
Q5:J2の次の試合はいつ開催される?
A5:第16節は11月7日(土)と8日(日)。富山対鳥栖、仙台対甲府、徳島対宮崎などの試合が予定されている。
Q6:J2の順位は勝点と得失点差のどちらで決まる?
A6:まず勝点の合計で順位を決める。勝点が同じ場合は得失点差、総得点数、当該チーム間の対戦成績の順に比較する。
まとめ:J2試合結果と2026/27シーズンの今後の展望
2026年11月3日のJ2第15節は、富山が仙台を1-0で破り、山形も徳島に1-0で勝利するなど、今後の順位争いを占う重要な一日となった。
最新順位では新潟が勝点29で首位、富山と横浜FCが28で追走。大宮、仙台、宮崎までを含めた上位6クラブが、J1自動昇格とプレーオフ出場を争っている。
一方、下位では栃木シティ、FC今治、甲府が勝点12で並び、J3降格圏に位置する。17位八戸との勝点差も2しかなく、残留争いは今後の試合結果によって大きく変わりそうだ。
次の第16節は11月7日・8日。富山が鳥栖に勝って上位を守れるか、仙台が甲府戦で連敗を止められるか、宮崎がプレーオフ圏を維持できるかが注目される。
J2の試合結果を追う際は、当日のスコアだけでなく、勝点ランキング、得失点差、昇格・降格の対象順位、次節の日程を合わせて確認したい。2026/27シーズンはまだ38節中15節を終えた段階。J1昇格とJ3降格をめぐる本格的な争いは、これからさらに激しさを増していく。