2026年11月現在、日本人ギタリストの実力と存在感は、国内のロックシーンだけでなく、世界の音楽市場でも高く評価されている。B'zの松本孝弘、布袋寅泰、Char、高崎晃(LOUDNESS)、MIYAVIなど、それぞれ異なる音楽性と演奏スタイルを持つプレイヤーが、日本のギター文化を築いてきた。
では、歴代日本人ギタリストの中で本当に実力があるのは誰なのか。知名度、演奏技術、音楽界への影響、海外での実績を総合すると、人気投票だけでは見えてこない順位の違いが浮かび上がる。2026年の最新動向と過去の調査結果、公式プロフィール、音楽賞の記録を照らし合わせ、注目すべき8人を比較する。
【2026年最新版】日本人ギタリスト総合ランキングTOP8
最初に、演奏技術、音楽的な独創性、歴史的影響力、海外での実績を総合したランキングを紹介する。
これは特定の投票結果をそのまま転載したものではなく、確認できる実績と評価を組み合わせた編集部独自の総合順位である。
1位:松本孝弘(B'z)
日本人ギタリスト実力ランキングで最上位候補に挙げたいのが、B'zの松本孝弘だ。
松本の魅力は、速弾きや派手なテクニックだけではない。楽曲の中でギターが担う役割を理解し、メロディー、リズム、音色を一体化させる構成力にある。
その国際的な実績を象徴するのが、2011年の第53回グラミー賞だ。
松本は米国のギタリスト、ラリー・カールトンとの共作アルバム『TAKE YOUR PICK』で、最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞した。グラミー賞の公式記録にも両者の名前が受賞者として掲載されている。
B'zで培ったロックギターの表現力と、ジャズ・フュージョンの名手と渡り合う柔軟性。この両面を持つことが松本の大きな強みだ。
評価ポイント: 演奏技術、音色の個性、商業的成功、国際的な音楽賞の実績。
2位:布袋寅泰
布袋寅泰は、日本のロックギタリストを語るうえで欠かせない存在だ。
伝説的ロックバンドBOØWYでギタリストとして活躍し、1988年にはアルバム『GUITARHYTHM』でソロデビュー。独特のリズム感と印象的なフレーズによって、日本のロックシーンに強い影響を与えた。
世界的な知名度を高めた大きなきっかけは、映画『KILL BILL』で使用された「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」だ。クエンティン・タランティーノ監督からのオファーによって同曲が映画のテーマとして採用され、海外の映画ファンにも広く知られるようになった。
2014年にはThe Rolling Stonesの東京ドーム公演で共演。海外での活動も積極的に展開している。
加えて、2026年はアーティスト活動45周年。1月31日、2月1日の記念公演に続き、9月から全国21カ所27公演の「STAY WILD TOUR」を開催する計画が公式発表されている。
評価ポイント: フレーズの独創性、世界的な知名度、ライブパフォーマンス、長期的な影響力。
3位:Char
演奏技術を中心に評価するなら、Charはさらに上位に置かれても不思議ではない。
1955年生まれのChar(本名・竹中尚人)は、8歳からギターを始め、1976年に『Navy Blue』でデビューした。
代表曲「Smoky」「気絶するほど悩ましい」「闘牛士」などに見られるように、ブルースを基盤とした表現力、リズムの揺らぎ、自在なフレージングが持ち味だ。
特に注目したいのが、2016年のギター・マガジン誌による「ニッポンの偉大なギタリスト100」だ。プロギタリストを中心とした音楽関係者へのアンケートで、Charが1位に選ばれている。
さらに2018年には、Fender Custom Shopから日本人初のプロファイルドモデルが発表された。演奏者としてだけでなく、ギター文化そのものへの貢献も大きい。
評価ポイント: ブルース表現、即興性、プロミュージシャンからの評価、ギター文化への貢献。
4位:高崎晃(LOUDNESS)
日本のヘヴィメタルを世界に広めたギタリストとして、高崎晃の存在は非常に大きい。
16歳でデビューし、LAZYでの活動を経てLOUDNESSを結成。超速弾きや高度なテクニックを駆使し、海外のメタルファンにも知られる存在となった。
特筆すべきは、LOUDNESSの1985年のアルバム『THUNDER IN THE EAST』だ。
同作は米ビルボードで74位を記録。さらに1986年の『LIGHTNING STRIKES』は64位に到達した。日本のロックバンドが海外市場に本格進出するうえで、重要な実績となった。
高崎の魅力は、単なる速弾きではない。90年代以降は感情表現を重視する方向にも進化し、テクニックと音楽性を融合させている。
評価ポイント: メタルギターの技術、海外での実績、後進への影響。
5位:hide(X JAPAN)
hideは、純粋な演奏技術だけでは測れない影響力を持つギタリストだ。
X JAPANのギタリストとして活躍しながら、ソロアーティストとしても独自の音楽世界を築いた。
彼の特徴は、ハードロックやヘヴィメタルを基盤としながら、ポップ、インダストリアル、電子音楽などの要素を積極的に取り入れたことにある。
1996年には自身のレーベル「LEMONed」を立ち上げ、音楽だけでなくファッションやアートなどにも活動領域を広げた。
1998年5月2日に亡くなった後も、その作品と表現スタイルは日本のロック文化を語る重要な存在であり続けている。
評価ポイント: 独創性、音楽ジャンルの融合、文化的影響力。
6位:MIYAVI
2026年の世界的な活躍という観点から、特に注目したいのがMIYAVIだ。
最大の特徴は、ピックを使わず指で弦を叩くように演奏する独自のスラップ奏法。エレクトリックギターをパーカッションのように扱い、リズムとメロディーを同時に表現する。
所属事務所LDHの公式プロフィールによると、約30カ国で380公演以上を経験し、ワールドツアーも10回成功させている。
また、米国のドジャー・スタジアムでの国歌演奏や、NBAゴールデンステート・ウォリアーズのハーフタイムでの演奏など、音楽の枠を超えた活動も展開している。
2017年11月にはUNHCR親善大使に就任。音楽を通じた難民支援や国際的な社会活動にも取り組んでいる。
評価ポイント: 奏法の独創性、国際公演の実績、海外での認知度。
7位:高中正義
高中正義は、日本のインストゥルメンタル音楽を語る際に外せない存在だ。
1972年にサディスティック・ミカ・バンドへギタリストとして参加し、1976年に『セイシェルズ』でソロデビュー。
「Blue Lagoon」「Ready To Fly」など、ギターの旋律そのものが歌のように聴こえる作品を数多く生み出した。
1981年の『虹伝説』は代表作の一つであり、日本のインストゥルメンタル音楽史に残る作品として知られる。
リー・リトナー、サンタナ、シーラEなど海外ミュージシャンとの共演実績もある。
そして2026年はソロデビュー50周年。9月にはギター・マガジンでもデビュー50周年特集が組まれ、海外の若いリスナーにも過去の楽曲が再発見されている動きが紹介された。
評価ポイント: メロディーの美しさ、フュージョンへの貢献、世代を超える楽曲の魅力。
8位:押尾コータロー
押尾コータローは、エレキギター中心のランキングでは見落とされがちだが、アコースティックギターの世界では非常に重要な存在だ。
2002年にメジャーデビューし、同年10月には全米メジャーデビューも果たした。
オープンチューニングやタッピング奏法を駆使し、一本のギターでベース、メロディー、リズムを同時に表現するフィンガースタイルが特徴である。
スイスのモントルージャズフェスティバルには2002年から3年連続で出演。海外での活動実績も持っている。
2026年には「LOVE is All Around」の25周年アニバーサリープロローグツアーを展開。11月7日にはビルボードライブ横浜での公演も予定されている。
評価ポイント: フィンガースタイルの技術、独奏表現、アコースティックギターの可能性。
【実力をどう評価する?】ギタリストランキングを左右する4つの基準
ギタリストの順位を考えるとき、最も誤解されやすいのが「速く弾ける人ほど実力が上」という考え方だ。
実際の音楽活動では、速弾きだけでなく、音色、リズム、楽曲への貢献、独自性などが評価される。
今回の比較では、次の4項目を重視する。
1. 演奏技術と音色のコントロール
基本となるのは、ピッキング、フィンガリング、リズム感、音程の正確さ、表現力だ。
ただし、技術は速弾きだけではない。
例えば、松本孝弘の安定したロックギター、Charのブルース的なニュアンス、高崎晃の高速フレーズは、異なる技術的価値を持っている。
2. オリジナリティと作曲能力
優れたギタリストには、音を聴いただけで誰の演奏かわかる個性がある。
布袋寅泰の印象的なリズム、hideのジャンルを横断するサウンド、MIYAVIのスラップ奏法は、その代表例だ。
演奏技術が高くても、独自の表現がなければ歴史に名前を残すのは難しい。
3. 音楽界への影響力
後続のミュージシャンにどれほど影響を与えたかも重要だ。
Charは日本のプロギタリストから高く評価され、高崎晃は国内外のメタルギタリストに影響を与えてきた。
hideの場合は、演奏だけでなくビジュアルや音楽制作の姿勢まで含めて評価する必要がある。
4. 世界での実績と継続性
海外公演、国際的な音楽賞、海外チャート、著名アーティストとの共演なども比較材料になる。
ただし、海外での知名度と演奏技術は必ずしも一致しない。
国内で長く支持されてきたギタリストと、海外ツアーを積極的に行うギタリストでは、評価されるポイントが異なるからだ。
【主要8人を徹底比較】演奏スタイル・代表実績・歴史的影響
ここでは、ランキングに登場した8人の特徴を整理する。
この比較からわかるのは、ギタリストの評価はジャンルによって大きく変わるということだ。
例えば、メタルの演奏技術を重視するなら高崎晃、ブルースの表現力ならChar、アコースティックギターの独奏能力なら押尾コータローが上位候補になる。
単純な順位だけで、それぞれの価値を判断することはできない。
【世界で通用する日本人ギタリスト】海外評価を裏付ける実績
日本人ギタリストの海外評価を考える際、重要なのは実際に海外でどのような実績を残したかだ。
知名度だけではなく、音楽賞、チャート、海外ツアー、国際的なコラボレーションを確認すると、各人物の強みが明確になる。
松本孝弘:グラミー賞という国際的な評価
松本孝弘の2011年グラミー賞受賞は、国際的な評価を裏付ける強力な実績だ。
ラリー・カールトンとの共同制作によって、ロックギタリストとしての枠を超えた音楽的な柔軟性も示した。
布袋寅泰:映画と世界的アーティストとの接点
布袋は『KILL BILL』で使用された楽曲を通じて、映画ファンにも知られるようになった。
また、The Rolling Stonesとの共演や海外ツアーなど、音楽活動を世界へ広げてきた。
2026年の45周年活動は、長年のキャリアを現在進行形で更新している事例でもある。
高崎晃:日本のヘヴィメタルを海外市場へ
LOUDNESSの米ビルボード実績は、日本のヘヴィメタル史を語るうえで重要だ。
『THUNDER IN THE EAST』の74位、『LIGHTNING STRIKES』の64位という記録は、単なる人気ではなく海外市場での商業的な到達点を示している。
MIYAVI:現代型の国際活動
MIYAVIは、海外ツアーと独自の演奏技法を組み合わせた活動で存在感を高めてきた。
約30カ国で380公演以上という実績は、海外で実際に観客と接してきたことを示す。
UNHCR親善大使としての活動も含め、音楽家としての影響力を国際社会へ広げている。
高中正義:インストゥルメンタルの世界的再評価
高中正義の魅力は、歌詞がなくても成立する強いメロディーにある。
2026年のデビュー50周年特集では、過去の楽曲が海外の若い世代にも発見されている状況が取り上げられた。
世界で通用する日本人ギタリストとは、必ずしも英語で歌う人だけではない。言語を超えて伝わる演奏そのものも、大きな武器になる。
【歴代日本人ギタリスト人気ランキング】過去の投票と2026年の評価はどう違う?
ランキングを検証する際、人気投票と専門家による技術評価を混同しないことが大切だ。
過去の調査を確認すると、興味深い違いがある。
2022年の日本の最強ギタリストランキング
gooランキングが2022年に実施した「日本の最強ギタリストランキング」は、投票数1,348票、調査期間は2022年5月16日から30日だった。
当時の上位結果は次のとおりだ。
| 順位 | ギタリスト | 得票数 |
|---|---|---|
| 1位 | 松本孝弘 | 396票 |
| 2位 | 高見沢俊彦 | 335票 |
| 3位 | 布袋寅泰 | 114票 |
| 4位 | Char | 53票 |
| 5位 | 押尾コータロー | 51票 |
| 6位 | hide | 44票 |
| 7位 | MIYAVI | 41票 |
| 9位 | 高中正義 | 25票 |
| 14位 | 高崎晃 | 11票 |
この結果では松本孝弘が圧倒的な得票数で1位だった。B'zという国民的な人気を持つバンドでの活動が、一般層からの認知度にもつながっていると考えられる。
一方、海外での評価を問う別の2022年調査では、結果が異なる。
ねとらぼ調査隊が実施した「世界で通用すると思う日本人ギタリスト」ランキングでは、1位が布袋寅泰、2位が松本孝弘、3位がCharだった。
つまり、国内の人気と海外で通用するという評価では、順位が変わるのである。
2026年の専門家評価で注目したい調査
2026年時点で重要な資料となるのが、ギター・マガジン2026年1月号の「史上最も偉大なギタリスト100」だ。
この企画は、プロギタリストや同誌ライターを含む有識者501人と、読者800人の投票によって選出されたもの。合計1,301人が参加した大規模な評価企画である。
日本人1位の特別インタビューも掲載された。
また、2026年7月発売のヤング・ギター8月号では、読者、編集者、ライター、業界関係者、アーティストが選ぶ「珠玉のギター・ソロ BEST 100」が特集された。名演そのものとギタリスト別の得票を分けて扱う構成になっている。
こうした企画が示すのは、ギタリスト個人の人気と、特定の楽曲での演奏評価は別物だということだ。
2026年のランキングを読むなら、投票対象、参加者、集計方法まで確認したい。
【日本一のギタリストは誰?】ランキングだけでは決められない理由
「日本一のギタリスト」という言葉には、実はいくつもの意味が含まれている。
演奏技術で日本一なのか、知名度で日本一なのか、世界的な評価で日本一なのかによって答えは変わる。
例えば、次のように整理できる。
- 総合的な音楽的実績: 松本孝弘
- 世界的な知名度と象徴的なフレーズ: 布袋寅泰
- プロギタリストからの評価: Char
- ヘヴィメタルの技巧と海外実績: 高崎晃
- 音楽文化への独創的な影響: hide
- 現代的な国際活動と独自奏法: MIYAVI
- インストゥルメンタルのメロディー表現: 高中正義
- アコースティックギターの独奏技術: 押尾コータロー
よくある3つの誤解
誤解1:速弾きができれば最強のギタリスト
速弾きは重要な技術の一つだが、音楽全体を成立させる力とは別の能力だ。Charのように音の間やニュアンスを生かす演奏も、高度な技術の表れである。
誤解2:人気投票の1位が演奏技術でも1位
人気投票には、バンドの知名度、楽曲のヒット、ファンの世代、メディア露出などが影響する。専門家の演奏評価と同じ順位になるとは限らない。
誤解3:海外で有名でなければ実力が低い
海外進出には、音楽性以外にもレーベル、プロモーション、言語、ツアー環境などが関係する。国内中心の活動でも、演奏技術や音楽的貢献が高く評価されるギタリストはいる。
自分に合うギタリストを選ぶ判断基準
ギターを始めたい人や、好きなギタリストを探している人は、順位よりも演奏スタイルから選ぶとよい。
- ロックの王道を学びたいなら松本孝弘。
- リズムと個性的なフレーズを学びたいなら布袋寅泰。
- ブルースや即興演奏を深く知りたいならChar。
- ヘヴィメタルの速弾きやテクニックなら高崎晃。
- 独創的な音作りを知りたいならhide。
- 指弾きや新しい奏法に挑戦したいならMIYAVI。
- メロディー重視の演奏なら高中正義。
- アコースティックギターの可能性を広げたいなら押尾コータロー。
自分がどのような音楽を弾きたいのかを考えることが、最も納得できる選び方につながる。
【日本人ギタリストのランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本一のギタリストは誰ですか?
A1:総合的な実績を重視するなら松本孝弘が有力候補だ。2011年のグラミー賞受賞、B'zでの活動、独自の音楽性が評価される。ただし、ブルースならChar、海外での知名度なら布袋寅泰など、評価基準によって答えは異なる。
Q2:世界で通用する日本人ギタリストは誰ですか?
A2:松本孝弘、布袋寅泰、Char、高崎晃、MIYAVIなどが代表的だ。グラミー賞、映画音楽、海外チャート、国際ツアーなど、それぞれ異なる形で海外実績を持っている。
Q3:日本人で最も演奏技術が高いギタリストは誰ですか?
A3:一人に限定するのは難しい。高速演奏なら高崎晃、ブルースの表現力ならChar、メロディーと音色の構成力なら松本孝弘、フィンガースタイルなら押尾コータローが有力候補となる。
Q4:歴代日本人ギタリストの人気ランキング1位は誰ですか?
A4:2022年のgooランキングによる日本の最強ギタリスト調査では、松本孝弘が396票で1位だった。別の世界的評価に関する調査では布袋寅泰が1位となっており、調査テーマによって結果が異なる。
Q5:2026年に注目すべき日本人ギタリストは誰ですか?
A5:45周年を迎えた布袋寅泰、ソロデビュー50周年の高中正義、国際的な活動を続けるMIYAVIに注目したい。また、押尾コータローも25周年を見据えた活動を展開している。
Q6:ギタリストの実力は何で決まりますか?
A6:演奏技術、音色、リズム感、独創性、作曲能力、ライブパフォーマンス、音楽界への影響などを総合的に評価する。速弾きの速さだけで順位を決めることはできない。
まとめ:2026年の日本人ギタリストランキングと今後の注目点
2026年の日本人ギタリストを総合的に比較すると、松本孝弘、布袋寅泰、Charの3人が特に有力な存在として浮かび上がる。
松本孝弘はグラミー賞受賞という国際的な実績を持ち、布袋寅泰は映画音楽や海外公演によって世界的な認知度を獲得してきた。Charはプロミュージシャンからの評価という面で際立っている。
加えて、高崎晃のヘヴィメタルへの貢献、hideの革新的な表現、MIYAVIの国際的な活動、高中正義のインストゥルメンタル音楽、押尾コータローのアコースティックギター表現も見逃せない。
2026年は布袋の45周年、高中のソロデビュー50周年という節目が重なる年でもある。
日本一のギタリストを一人だけ選ぶなら松本孝弘を総合1位と評価したい。しかし、演奏技術、音楽的影響、世界的な知名度という異なる尺度で見れば、ほかの7人にもそれぞれ譲れない強みがある。
順位だけを追いかけるのではなく、実際の演奏や代表作品を聴き比べること。それこそが、日本のギター文化の奥深さを理解する一番の方法だ。