清原果耶さんの朝ドラ出演歴を時系列で整理すると、2015年の『あさが来た』、2019年の『なつぞら』、2021年の『おかえりモネ』という順番になります。
単に出演回数が増えたのではなく、作品内で担う役割も大きく変わりました。
| 出演順・放送年 | 朝ドラ作品 | 役名 | 主な関係人物・見どころ |
|---|---|---|---|
| 1作目・2015年 | あさが来た | ふゆ | 波瑠演じるあさ、宮﨑あおい演じるはつを支える奉公人 |
| 2作目・2019年 | なつぞら | 杉山千遥 | 広瀬すず演じるなつの生き別れの妹 |
| 3作目・2021年 | おかえりモネ | 永浦百音 | 主演ヒロイン。気象予報士を目指す宮城県出身の女性 |
出典:アミューズ公式プロフィール、NHK関連番組情報、各作品の放送記録。
この表から分かるのは、清原さんが朝ドラの世界で段階的に存在感を高めてきたことです。
特に『なつぞら』では、物語の途中から登場する重要人物を演じ、『おかえりモネ』では作品全体を背負う主演へと進みました。
【1作目・あさが来た】ふゆ役で13歳の女優デビュー
清原果耶さんの女優としての出発点は、2015年放送のNHK連続テレビ小説『あさが来た』です。
当時の清原さんは13歳。アミューズオーディションフェス2014で応募者3万2,214人の中からグランプリを獲得し、芸能界入りして間もない時期でした。
ふゆはどんな役だった?
清原さんが演じたふゆは、京都の豪商・今井家に仕える奉公人です。
物語では、今井家の長女・はつが大阪の老舗両替商である山王寺屋に嫁ぐ際、付き人として同行します。
その後、山王寺屋の経営が傾くなど、時代の変化に翻弄されながらも、ふゆははつを支え続けます。
主な関係人物は次のとおりです。
- 波瑠: 主人公・白岡あさ
- 宮﨑あおい: あさの姉・はつ
- 清原果耶: はつを支える奉公人・ふゆ
ふゆは物語の中心人物ではありませんが、主人公姉妹の人生に深く関わる存在でした。
13歳で15歳から20代後半までを演じた
当時のキャスティングで特に注目されたのが、年齢表現への挑戦です。
所属事務所アミューズの2015年6月23日付発表によると、清原さんは13歳でありながら、15歳から20代後半までのふゆを演じることになりました。
また、最初は別の役のオーディションを受けて不合格になったものの、NHKの制作スタッフが演技への反応や役をつかむ力を評価し、改めてふゆ役をオファーした経緯も紹介されています。
つまり、単に新人として抜てきされたというより、オーディションで見せた資質が役につながったということです。
この『あさが来た』が、清原さんにとって女優デビュー作となりました。
【2作目・なつぞら】千遥役で見せた繊細な演技と存在感
2019年、清原さんは広瀬すずさん主演の『なつぞら』に出演しました。
『あさが来た』から約4年後、2度目の朝ドラ出演です。
演じたのは、主人公・奥原なつの妹である杉山千遥(すぎやま・ちはる)です。
千遥はなつの生き別れの妹
千遥は、戦後の混乱の中で家族と離れ離れになった人物です。
姉のなつ、兄の咲太郎と異なる環境で成長し、長い年月を経て再び家族とつながっていきます。
千遥が登場するまで、視聴者の間では誰が演じるのかという関心も集まっていました。
2019年7月1日付の日刊スポーツの報道でも、清原さんが千遥を演じることと、『あさが来た』以来2度目の朝ドラ出演であることが伝えられています。
登場時期は物語後半
千遥は『なつぞら』の第79回から第156回にかけて登場する人物として出演記録に掲載されています。
NHKオンデマンドの第145回から第147回の番組紹介では、清原さん演じる千遥が神楽坂の料理屋で働き、なつたちと再会する場面が描かれています。
特に印象的なのは、姉妹が再会したからといって、すぐに以前と同じ家族関係に戻れるわけではない点です。
千遥には千遥自身が歩んできた人生があり、なつにもなつの人生があります。
清原さんは、そうした複雑な背景を持つ人物を、物語後半の重要な役として演じました。
『あさが来た』のふゆとは異なり、千遥は主人公の家族関係そのものに深く関わる役柄です。
この出演を経て、清原さんの朝ドラでの存在感はさらに強くなっていきました。
【3作目・おかえりモネ】永浦百音役で念願の朝ドラヒロインに
清原果耶さんの朝ドラ出演歴を語るうえで、最も重要な作品が2021年放送の『おかえりモネ』です。
これまでの2作品では脇を固める重要人物を演じていましたが、3作目ではついに主演ヒロインに抜てきされました。
永浦百音はどんな主人公?
清原さんが演じたのは、宮城県気仙沼湾に浮かぶ島で育った永浦百音(ながうら・ももね)です。
愛称は「モネ」。
百音は中学3年生のときに東日本大震災を経験します。
震災当日、自分は島にいなかったという思いを抱えながら成長し、高校卒業後は宮城県登米市で森林組合の仕事に携わります。
そこで天気予報の可能性に触れ、気象予報士を目指すようになります。
その後、東京の民間気象情報会社で経験を積み、最終的には故郷の気仙沼に戻って地域の人々に役立とうと奮闘します。
単純な成功物語ではなく、震災後の心の傷や家族との関係、故郷との距離を丁寧に描いた作品です。
おかえりモネの放送期間は2021年5月17日から10月29日
『おかえりモネ』は2021年度前期の連続テレビ小説として放送されました。
- 放送開始:2021年5月17日
- 本編最終回:2021年10月29日
- 全120回
- 主演:清原果耶
- 脚本:安達奈緒子
- 主題歌:BUMP OF CHICKEN「なないろ」
- 音楽:高木正勝
東日本大震災から10年という節目に、東北の自然や地域の人々の暮らし、災害と向き合う人間の姿を描いた作品でした。
坂口健太郎が演じた菅波光太朗との関係
『おかえりモネ』の主要キャストとして、清原さんとともに注目されたのが坂口健太郎さんです。
坂口さんが演じたのは、医師の菅波光太朗。
百音と菅波は、仕事や人生について言葉を交わしながら、少しずつ互いを理解していきます。
この2人の関係性は、作品の見どころの一つでした。
そのほかにも、以下の俳優陣が出演しています。
- 内野聖陽:永浦耕治
- 鈴木京香:永浦亜哉子
- 蒔田彩珠:永浦未知
- 藤竜也:永浦龍己
- 竹下景子:永浦雅代
- 永瀬廉:及川亮
- 西島秀俊:朝岡覚
- 今田美桜:神野マリアンナ莉子
家族、幼なじみ、仕事仲間など、それぞれの人物が百音の成長に関わっていきます。
【作品の評判とロケ地】おかえりモネが今も愛される理由
『おかえりモネ』の魅力は、清原さんの演技だけではありません。
宮城県の気仙沼市と登米市を中心にした舞台設定も、作品を特徴づける大きな要素でした。
気仙沼の主なロケ地
気仙沼観光推進機構の公式観光情報では、作品に登場した場所が紹介されています。
特に注目したいのは次のスポットです。
1.コの字岸壁
タイトルバックの撮影場所として知られ、最終回では永瀬廉さん演じる及川亮の船が出港する場面にも使用されました。
2.浮見堂
百音と亮が船を見送る場面や、菅波と百音が一緒に歩く場面などに登場します。
3.まち・ひと・しごと交流プラザ
ドラマ内では、百音の職場である「海のまち市民プラザ」のイメージにつながる施設として登場しました。
4.亀山
気仙沼の景色を一望できる場所で、作品のポスター撮影にも関係する思い出深いスポットです。
登米市では、長沼フートピア公園や伝統芸能伝承館・森舞台なども作品ゆかりの場所として知られています。
清原果耶の演技に対する評価
『おかえりモネ』の評価を考えるうえで注目したいのが、2021年10月度のギャラクシー賞月間賞です。
放送批評懇談会は、作品について、震災を経験した百音の心の旅や、人の生命のつながりを描いた一貫したメッセージ、印象的なセリフなどを評価しました。
この受賞は、作品が放送終了後も評価されたことを示す一つの客観的な実績です。
また、百音は従来の朝ドラでよく見られる、明るく積極的に周囲を引っ張るヒロインとは少し異なります。
口数が少なく、感情をすぐに表へ出さない人物だからこそ、視線や表情の変化が物語の重要な情報になります。
清原さんの繊細な表現力が、百音という人物の説得力につながっていました。
【2026年最新】清原果耶が気仙沼を再訪!コンサートとNetflix配信
2026年は『おかえりモネ』の放送から5年という節目に当たります。
このタイミングで清原さんが再び気仙沼を訪れたことが話題になりました。
2026年8月8日「おかえり」コンサートに出演
2026年8月8日、気仙沼市民会館で『おかえりモネ』の「おかえり」コンサートが開催されました。
企画・制作を担当したNHK財団の公式メディア「ステラnet」によると、出演者は次のとおりです。
- 清原果耶
- 竹下景子
- 藤竜也
- 高木正勝
- アン・サリー
- 坂本美雨
- 12人の演奏者
ドラマの音楽を担当した高木正勝さんを中心に、作品を彩った楽曲が演奏されました。
会場には約1,000人が来場。北海道から沖縄まで、全国各地から観客が集まり、台湾からの参加者もいたと報告されています。
清原さんは撮影以来の気仙沼訪問について、次のように語りました。
「撮影ぶりに気仙沼に帰ってこられて、とてもうれしいです。」
また、コンサートで音楽を聴いて感動したことや、撮影当時を思い出したことも話しています。
このイベントは、単なる出演者の再会ではありません。ドラマの音楽と地域の記憶が結びついた、5年後ならではの催しでした。
2026年10月12日には気仙沼大島を再訪する番組も放送
さらに10月12日には、NHK総合で15分番組『おかえりモネ キャストがめぐる気仙沼大島“おかえり”旅』が放送されました。
出演者は清原果耶さん、藤竜也さん、竹下景子さん。
3人が再び気仙沼大島を訪れ、作品の舞台となった場所や地域の現在の姿に触れる内容でした。
番組では、亀山に新たにオープンした「亀山テラス360°」も紹介されています。
亀山は、ドラマのポスター撮影にも関係する場所です。
5年前に作品を通して見ていた景色を、出演者自身が再び訪れるという企画は、作品を長く応援してきたファンにとっても特別な機会となりました。
『おかえりモネ』は2026年10月5日からNetflixで配信
2026年10月の大きなニュースが、Netflixでの配信開始です。
気仙沼観光推進機構の公式観光情報によると、2026年10月5日から『おかえりモネ』のNetflix配信がスタートしました。
これにより、放送当時に見ていた人だけでなく、当時まだ作品を知らなかった人も全120回を視聴できる機会が生まれました。
特に、次のような人にはおすすめです。
- 清原果耶さんのヒロイン演技を改めて見たい人
- 坂口健太郎さんとの菅波・百音の関係を楽しみたい人
- 東日本大震災後の東北を舞台にしたドラマに関心がある人
- 気仙沼や登米の風景を映像で楽しみたい人
配信開始時期は、2026年10月5日です。Netflixの配信対象地域や視聴条件などは、利用するサービスの最新表示を確認してください。
清原果耶の現在は?2026年も舞台などで活躍
清原果耶さんは2002年1月30日生まれ。2026年10月現在、24歳です。
所属事務所アミューズの公式プロフィールでは、俳優・タレント、モデルとして紹介されています。
朝ドラ出演後も、映画やドラマ、舞台と活動の幅を広げてきました。
主な実績には、次のようなものがあります。
- 2018年:NHKドラマ『透明なゆりかご』主演
- 2021年:映画『護られなかった者たちへ』で第45回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞
- 2023年:舞台『ジャンヌ・ダルク』で主演
- 2025年:映画『片思い世界』公開
- 2025年11月:Netflixシリーズ『イクサガミ』配信開始
- 2026年6月〜8月:舞台『レディエント・バーミン Radiant Vermin』に出演
2026年の舞台では、井之脇海さん、池津祥子さんと共演。清原さんはジル役を演じました。
朝ドラで知名度を高めた若手俳優という段階を超え、映画や舞台でも評価を重ねる俳優へと成長しています。
【よくある質問】清原果耶の朝ドラ出演に関するFAQ
Q1:清原果耶の朝ドラ出演作は全部で何作?
A1:全部で3作品です。『あさが来た』『なつぞら』『おかえりモネ』の順番で出演しています。
Q2:清原果耶は朝ドラで何役を演じた?
A2:『あさが来た』ではふゆ、『なつぞら』では杉山千遥、『おかえりモネ』では主演ヒロインの永浦百音を演じました。
Q3:清原果耶の女優デビュー作は?
A3:2015年の『あさが来た』です。当時13歳で、ふゆ役に抜てきされました。
Q4:清原果耶が朝ドラのヒロインを演じた作品は?
A4:2021年の『おかえりモネ』です。永浦百音という気象予報士を目指す女性を演じました。
Q5:おかえりモネで坂口健太郎は何役?
A5:医師の菅波光太朗役です。清原果耶さん演じる百音と関わり、物語の重要な人物となります。
Q6:2026年に清原果耶は気仙沼を再訪した?
A6:はい。2026年8月8日の「おかえり」コンサートに出演し、撮影以来の気仙沼訪問を報告しました。10月12日には、藤竜也さん、竹下景子さんとともに気仙沼大島を巡る番組も放送されました。
Q7:おかえりモネは2026年現在どこで見られる?
A7:2026年10月5日からNetflixで配信されています。全120回の作品です。
まとめ:清原果耶の朝ドラ出演歴は3作品、最大の転機はおかえりモネ
清原果耶さんの朝ドラ出演歴は、『あさが来た』『なつぞら』『おかえりモネ』の3作品です。
13歳でふゆ役として女優デビューし、千遥役で物語の重要人物を演じ、2021年には永浦百音役でヒロインを務めました。この出演順を追うと、清原さんが俳優として成長してきた過程がよく分かります。
そして2026年には、『おかえりモネ』の放送5周年を迎え、気仙沼でのコンサートや再訪番組、Netflix配信という新しい展開がありました。
これから初めて作品を見るなら、3作品を放送順に視聴するのがおすすめです。清原さんの初期の演技から主演としての表現力まで、役柄の変化を比較できます。
特に『おかえりモネ』は、2026年の気仙沼再訪を知ったうえで見直すと、登場する景色や人物のつながりをより深く味わえる作品です。
朝ドラ3作品は、清原果耶という俳優の原点と成長をたどるうえで欠かせないキャリアの軌跡となっています。