Mrs. GREEN APPLEの活動歴を理解するうえで欠かせないのが、独自の活動区分である「フェーズ」という考え方です。
単に活動期間を区切っただけではなく、活動休止やメンバー構成の変化、音楽表現の拡張など、バンドの大きな転換点と結び付いています。
2013年の結成からメジャーデビューまで
2013年に大森元貴を中心として結成されたMrs. GREEN APPLEは、東京都内を中心にライブ活動を始めました。
2014年にはライブ会場限定のミニアルバム『Introduction』をリリース。2015年2月には全国流通盤『Progressive』を発売し、同年7月8日にミニアルバム『Variety』でメジャーデビューを果たしました。
結成からわずか2年ほどでメジャーシーンに進出したことになります。
フェーズ1とは?2020年に活動休止を発表
2020年7月8日、メジャーデビュー5周年の節目にベストアルバム『5』をリリース。同時に「フェーズ1完結」を発表し、活動休止に入りました。
それまで毎年オリジナルアルバムを発表し、ライブ活動を続けてきたバンドにとって、大きな転換点でした。
ただし、活動休止は解散を意味するものではありません。2021年2月にはユニバーサル ミュージック グループと連携した「Project-MGA」が始動するなど、バンドの活動を拡張する動きも続いていました。
フェーズ2とは?2022年に3人体制で再始動
約1年8か月の活動休止を経て、2022年3月18日に活動を再開。ここから「フェーズ2」がスタートします。
再始動時のメンバーは、大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架の3人です。
同年7月にはミニアルバム『Unity』をリリースし、一夜限りの復活ライブ『Utopia』を開催しました。
加えて、映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌「私は最強」、映画『ラーゲリより愛を込めて』の主題歌「Soranji」など、映画や映像作品との関わりも広がりました。
2023年には「ケセラセラ」で第65回日本レコード大賞を受賞。2024年には「ライラック」で同賞の大賞を獲得し、バンドとして2年連続の受賞を達成しています。
フェーズ3とは?2026年1月1日に新章が開幕
公式発表によると、フェーズ2は2025年12月31日をもって完結し、2026年1月1日からフェーズ3が始まりました。
この発表は2025年10月16日に行われ、フェーズ3に向けた新しいバンドデザインとイメージカラーも公開されています。
つまり、2026年のミセスは、フェーズ2の延長ではなく、公式に新しい活動期間へ移行した状態です。
Mrs. GREEN APPLEの活動年表・メンバー変遷
公式プロフィール、レコード会社発表、報道資料を基に整理
【代表曲・人気曲】ミセスを初めて聴くなら押さえたい楽曲
Mrs. GREEN APPLEの魅力は、明るく爽やかなポップスだけではありません。ロック、バラード、映画主題歌、アニメソングなど、幅広いジャンルを取り入れています。
ここでは、知名度や作品との関係、活動時期を踏まえて代表曲を整理します。
2026年も続く「ライラック」と「Brand New」の人気
2026年9月発表のオリコン週間ストリーミングランキングでは、「Brand New」が2週連続で1位を獲得しました。
同じランキングで「ライラック」も5位に入り、通算90週目のTOP5入りを記録しています。
「ライラック」の累積再生数は、集計期間終了時点で約10億4,843万回に達しました。
新曲がランキング上位に入る一方、過去のヒット曲も長期間聴かれ続けていることが分かります。
ファンネームは「JAM'S(ジャムズ)」
Mrs. GREEN APPLEのファンは、一般にJAM'S(ジャムズ)と呼ばれています。
公式ファンクラブの名称は「Ringo Jam(リンゴジャム)」です。
- バンド名:Mrs. GREEN APPLE
- 愛称:ミセス
- 公式ファンクラブ:Ringo Jam
- ファンネーム:JAM'S
リンゴをモチーフにしたバンド名とファンクラブ名がつながっており、ファンネームもミセスの活動を象徴する呼び方として定着しています。公式サイトでもJAM'Sに向けた誕生日メッセージ企画や会員向けコンテンツが展開されています。
【2026年最新】フェーズ3の活動と今後の展望
2026年11月現在、Mrs. GREEN APPLEはフェーズ3の活動を進めています。
特に注目したいのは、2026年の新曲、約3年ぶりのオリジナルアルバム、そして全国規模のアリーナツアーです。
2026年の主な活動
1. フェーズ3最初のシングル「lulu.」
2026年1月1日のフェーズ3開幕後、最初のシングルとして「lulu.」をリリースしました。
新しい活動期間のスタートを飾る作品であり、フェーズ3の方向性を知るうえで重要な楽曲です。
2. NHK連続テレビ小説の主題歌「風と町」
2026年4月には、NHK連続テレビ小説『風、薫る』の主題歌「風と町」をリリースしました。
テレビドラマとのタイアップを通じて、普段バンドの楽曲を積極的に聴かない層にも作品が届く機会となっています。
3. 6枚目のオリジナルアルバム『POPS』
2026年9月30日、ユニバーサル ミュージックから『POPS』が発売されました。
既発表曲7曲に加え、新曲9曲を収録した全16曲の作品です。
初回生産限定BOXや初回限定盤には、約135分の制作ドキュメンタリー映像も収録されています。
アルバムタイトルのとおり、バンドのポップな表現を軸にしながら、多様な楽曲を収めた作品となっています。
4. 全国13都市28公演のアリーナツアー
2026年9月30日から12月にかけて、約3年ぶりとなるアリーナツアー『Mrs. GREEN APPLE Ringo Jam Tour "SHADOWS"』を開催しています。
全国13都市28公演という大規模なツアーで、アルバム『POPS』のリリースと連動した活動です。
2027年に向けた動きも発表
2026年9月の公式発表では、2027年開催の『Mrs. GREEN APPLE on "Harmony2"』に向けた先行受付についても案内されています。
フェーズ3は単に新しい名称を掲げただけではなく、アルバム制作、全国ツアー、次年度のライブ企画へと活動が連続しています。
【ミセスとは?】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ミセスとは何の略ですか?
ミセスとは、日本の3人組バンドMrs. GREEN APPLEの愛称です。正式名称の先頭にある「Mrs.」を日本語読みした呼び方で、音楽メディアやファンの間で広く使用されています。
Q2:Mrs. GREEN APPLEのMrs.は既婚女性という意味ですか?
英語のMrs.は本来、既婚女性に対する敬称です。ただし、バンド名では中性的で柔らかい印象を表現するために採用されています。メンバーの婚姻状況を表す言葉ではありません。
Q3:ミセスグリーンアップルの名前の由来は何ですか?
ファミリーレストランでメンバーがバンド名を話し合った際、食べ物の名前として「GREEN APPLE」が提案され、大森元貴が「Mrs.」を加えました。青りんごのように初心を忘れずに活動したいという思いも語られています。
Q4:ミセスの現在のメンバーは何人ですか?
2026年11月現在は3人です。大森元貴(ボーカル・ギター)、若井滉斗(ギター)、藤澤涼架(キーボード)で活動しています。
Q5:ミセスのファンネームは何ですか?
ファンネームはJAM'S(ジャムズ)です。公式ファンクラブの名称はRingo Jamです。
Q6:ミセスのフェーズ3はいつから始まりましたか?
2026年1月1日です。2025年12月31日にフェーズ2が完結し、翌日から新しい活動期間に入りました。
Q7:ミセスの代表曲は何ですか?
「青と夏」「StaRt」「インフェルノ」「ダンスホール」「Soranji」「ケセラセラ」「ライラック」などが代表曲です。2026年の楽曲では「Brand New」も注目されています。
まとめ:ミセスとは何者なのか?名前の意味から2026年の現在まで
ミセスとは、2013年に結成された日本の3人組バンドMrs. GREEN APPLEの愛称です。
バンド名には、身近で覚えやすい青りんごという言葉と、中性的で柔らかな印象を持つMrs.が組み合わされています。加えて、青りんごのように初心を忘れず、いつまでも新鮮な気持ちで音楽に取り組みたいという思いも込められています。
現在のメンバーは大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架の3人。2013年の結成から、2020年のフェーズ1完結、2022年のフェーズ2開幕、そして2026年のフェーズ3開幕へと歩みを進めてきました。
2026年にはアルバム『POPS』を発売し、全国13都市28公演のアリーナツアーも開催。過去の代表曲が聴かれ続ける一方で、新しい作品もチャートで存在感を示しています。
【プロの結論】ミセスを理解する3つのポイント
- 名前の意味を正しく理解する: Mrs.は既婚女性という意味で使われているのではなく、バンドの中性的なイメージを表現したもの。
- メンバーの変遷を知る: 現在の3人体制は結成当初から続くものではなく、活動休止を経て形成された編成。
- フェーズごとの違いに注目する: フェーズ1からフェーズ3までを追うと、音楽性や表現方法、活動規模の変化が見えてくる。
ミセスの魅力は、ヒット曲の多さだけではありません。結成当初の青りんごに象徴される初心を大切にしながら、時代ごとに新しい表現へ挑戦していることにあります。
「ミセス」という名前を知ることは、彼らの音楽と10年以上にわたる歩みを知る入口でもあります。フェーズ3に入った2026年以降、3人がどのような作品とステージを生み出していくのか、今後の活動にも注目です。