2026年11月5日時点で、デュプランティエはDeNAを退団しており、2026年シーズンのNPB公式戦登板は終了している。
右肘の手術は7月8日に実施された。DeNAは手術の終了を発表したものの、復帰予定日や次の所属球団について具体的な発表はしていない。
手術後の本人の様子は?
2026年7月末には、本人のSNS投稿を通じて手術が無事に終了したことが伝えられた。
高校野球ドットコムの7月31日付報道では、手術後の写真とともに、本人が医師やリハビリを支えたチームへの感謝を発信したことが紹介されている。
また、復帰に向けて努力を続ける意思も示していた。
ただし、手術終了の報告は競技復帰の報告ではない。投球練習をいつ再開したのか、ブルペン入りや実戦復帰がいつになるのかについては、具体的な日程が公表されていない。
2027年シーズンの復帰は可能なのか?
ファンが最も気になるのは、2027年に再びプロ野球のマウンドに戻れるかという点だろう。
一般的に、投手の内側側副靱帯手術後は、次のような段階を踏んで復帰を目指す。
1. 術後の患部保護と炎症管理
2. 肘の可動域を回復させるリハビリ
3. 肩・肘周辺の筋力と安定性の回復
4. 軽いキャッチボールから段階的な投球再開
5. ブルペン投球と実戦形式の調整
6. 登板間隔や投球強度を確認したうえで競技復帰
特に先発投手は、1試合を投げ切るためのスタミナだけでなく、登板後に肘の状態を維持できるかも重要になる。
インターナルブレースを併用した手術だからといって、回復期間を一律に短縮できるわけではない。年齢、損傷の程度、手術内容、術後の状態によって復帰時期は異なる。
現段階で2027年の復帰を確定事項として扱うことはできない。
2026年7月10日の球団説明では、手術によって同シーズン中の競技復帰が現実的ではないと判断された。2027年の復帰については、今後のリハビリ経過と本人・医療関係者の判断が焦点になる。
今後チェックしたい3つのポイント
- 投球練習の再開: キャッチボールやブルペン投球を始めたという具体的な発表があるか。
- 医師による復帰判断: 肘の状態だけでなく、全力投球への耐久性が確認されているか。
- 次の所属球団: DeNA退団後、どの球団と契約するのか、あるいは米国でプレーするのか。
手術を乗り越えたとしても、復帰先と契約が決まらなければ日本のファンが再び投球を見る機会は訪れない。今後の動向を判断するには、治療の進捗と選手契約の両方を追う必要がある。
【プロの結論】デュプランティエの離脱から分かる本当の問題
今回の一連の経緯から見えてくるのは、デュプランティエが単に調子を落として投げられなくなったわけではないということだ。
2025年の阪神時代には、15試合で6勝3敗、防御率1.39、113奪三振という素晴らしい実績を残した。一方、同年7月には疲労回復の遅れを理由に登録抹消され、8月には下肢のコンディション不良で離脱している。
そして2026年は、DeNA加入後にインフルエンザ、上半身のコンディション不良、長期リハビリを経験し、最終的に右肘の靱帯再建術を受けることになった。
ここから重要なのは、投手の評価を単年度の防御率や奪三振数だけで決めないことだ。
選手の実力と年間稼働率は別の評価軸
デュプランティエのように高い奪三振能力を持つ投手でも、年間を通して登板できなければチームの先発構想は大きく崩れる。
球団側にとっては、次の3点が重要になる。
- 投球能力: 球速、変化球、奪三振能力、制球力。
- 稼働能力: シーズンを通して先発ローテーションを維持できるか。
- 回復能力: 登板後の疲労を適切に回復させ、次の登板に備えられるか。
阪神時代に藤川監督が疲労を考慮して登板を早めに切り上げたことは、こうした管理の重要性を示している。
一方、DeNA時代の右肘手術を、過去の登板管理だけに結びつけることはできない。故障には複数の要因が関係するためだ。
デュプランティエの今後を評価する際は、過去の好成績だけでなく、手術後にどの程度の投球能力と稼働率を取り戻せるかを見る必要がある。
【デュプランティエが投げないの理由】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:デュプランティエはなぜDeNAで投げなくなったの?
A1:2026年4月に上半身のコンディション不良で登録抹消され、その後も状態が改善しなかったためです。約3カ月のリハビリを経て、7月8日に右肘の内側側副靱帯再建術を受けました。
Q2:デュプランティエはインフルエンザで引退したの?
A2:いいえ。4月のインフルエンザは一時的な登録抹消の理由です。その後4月16日に復帰登板しています。最終的な長期離脱と退団につながったのは、右肘の手術が必要になったことです。
Q3:2026年のデュプランティエの成績は?
A3:DeNAでは2試合登板、0勝2敗、防御率3.00、9投球回、6奪三振でした。4月16日のヤクルト戦が最後の1軍登板です。
Q4:阪神時代のデュプランティエの成績は良かった?
A4:非常に優秀でした。2025年は15試合に先発して6勝3敗、防御率1.39、113奪三振を記録。2度の完封勝利も挙げています。
Q5:デュプランティエの右肘の手術はいつ?
A5:米国現地時間の2026年7月8日です。右肘関節内側側副靱帯再建術をインターナルブレース併用で受け、DeNAが7月10日に発表しました。
Q6:デュプランティエは2027年に復帰する?
A6:2026年11月5日時点で、2027年の復帰日は公式発表されていません。手術後のリハビリと投球再開の状況、次の所属球団が今後の焦点です。
Q7:デュプランティエは阪神をなぜ退団したの?
A7:2025年オフに阪神と残留交渉を続けましたが、12月13日に球団が交渉終了を発表しました。その後、2026年1月5日にDeNAとの契約合意が発表されています。阪神退団と2026年の右肘手術は別の出来事です。
まとめ:デュプランティエの復帰は右肘の回復と次の契約が鍵
デュプランティエが2026年に投げなくなった最大の理由は、右肘の内側側副靱帯に対する手術だった。
2025年の阪神時代には防御率1.39、113奪三振という圧倒的な成績を残したが、疲労回復の遅れや下肢のコンディション不良も経験していた。
2026年はインフルエンザによる離脱から復帰したものの、上半身の不調で再び離脱。約3カ月のリハビリでも状態が上向かず、7月に右肘の手術を受け、DeNAを退団した。
今後の注目点は、次の3つに集約される。
- 右肘の術後リハビリが順調に進むか。
- 2027年に実戦復帰できる状態まで回復するか。
- 日本球界または米国で新たな所属先が決まるか。
阪神時代に見せた高い奪三振能力を考えれば、再びマウンドに立つ姿を期待するファンは少なくないはずだ。
ただし、今は成績や復帰時期を先走って評価する段階ではない。まずは右肘の回復が最優先となる。デュプランティエが再びプロの舞台で投げる日が来るのか、2027年に向けた動向が注目される。