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【神奈川県予選2026】準々決勝98-0!11月7日の慶應義塾戦が最大の関門

榊原 纱英 榊原 纱英 • 更新: • 公開: • 読了約 9 分
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2026年秋の第106回全国高校ラグビー大会神奈川県予選は、桐蔭学園にとって花園4連覇への第一歩となる重要な大会だ。

10月31日に行われた準々決勝では、桐蔭学園が日大藤沢を98-0で撃破。相手に得点を許さない完勝で準決勝へ進んだ。

さらに10月25日の3回戦でも横浜修悠館高等工科を102-0で下している。2試合連続で大量得点と無失点を記録しており、攻守両面で高い完成度を見せている。

11月7日・桐蔭学園対慶應義塾の対戦情報


慶應義塾は侮れない相手

慶應義塾も準々決勝で法政二を61-0で下しており、守備の安定感と得点力を備えている。

両校は2026年1月18日の神奈川県新人大会準々決勝でも対戦しており、このときは桐蔭学園が76-7で勝利した。

ただし、1月の新人大会と11月の花園予選では、選手の成長やチームの完成度が異なる。過去の点差だけで今回の結果を予測するのは危険だ。

桐蔭学園に求められるのは、序盤から主導権を握り、セットプレーで安定したボールを確保すること。春の東福岡戦で露呈した前半の失点を抑えられるかも注目点になる。

花園4連覇までの道のり

11月7日の準決勝に勝てば、次は11月15日の神奈川県予選決勝が待っている。花園への出場権を得るためには、県内の強豪との連戦を勝ち抜かなければならない。

全国大会で3連覇を達成したチームであっても、神奈川県予選を通過しなければ4連覇への挑戦は始まらない。春の全国選抜での準優勝を踏まえれば、秋の県予選は単なる通過点ではなく、チームの修正力を確認する舞台でもある。

【強さの理由】藤原秀之監督が築いた選手主体のチーム文化

桐蔭学園ラグビー


桐蔭学園の強さを理解するうえで欠かせない人物が、部長兼監督の藤原秀之氏だ。

日刊スポーツの過去の人物紹介によると、藤原監督は大東文化大学第一高校でラグビーを始め、1985年度の全国大会でWTBとして優勝。日本体育大学に進学し、卒業後の1990年に桐蔭学園高校の保健体育教員、ラグビー部コーチとなった。2002年から監督を務めている。

強さを生む3つの仕組み

1. 選手が自分で考えるミーティング

桐蔭学園の特徴として、選手主導のミーティングが知られている。

デイリースポーツが2026年1月20日に掲載した取材記事では、藤原監督がミーティングについて「僕が話すことはほとんどない」と説明している。

監督が答えを一方的に与えるのではなく、選手自身が状況を想定し、議論し、試合で実行する。ここにチームの自主性を育てる仕組みがある。

特に重要なのが、試合で不利になった状況まで事前に想定していることだ。花園準決勝の大阪桐蔭戦では、終盤に逆転を許しても選手たちは慌てなかった。後半28分から8分間、20フェーズ以上の攻撃を続け、最後に逆転トライを決めている。

2. 指導スタッフの継続性と専門性

藤原監督を中心に、FWコーチの金子俊哉氏、コーチ兼トレーナーの福本剛氏らが指導を支えている。

桐蔭学園ラグビー部のスタッフ紹介では、福本氏がBK指導やリハビリ、データ分析などを担当していることも紹介されている。

競技技術だけでなく、身体のケアや試合分析までチーム運営に組み込まれている点は、長期間にわたって強豪であり続けるための基盤だ。

3. 世代ごとにチームを作り直す能力

桐蔭学園では、前年度の主力が卒業すると、新しい選手を中心にチームを再構築する。2026年の61期も、全国選抜準優勝、全国7人制カップ優勝という結果を残した。

重要なのは、前年度の優勝メンバーをそのまま引き継げるわけではないということ。選手が入れ替わっても共通の考え方や試合への準備方法を継承できることが、連覇を支える大きな要因となっている。

デイリースポーツの取材でも、藤原監督は毎年チームを一つのプロジェクトとして立ち上げ、終われば解体するという考え方を示している。固定化された強さではなく、世代ごとに新しいチームを作る発想だ。

【歴代成績と進路】桐蔭学園ラグビー部の優勝実績と卒業後の進路

花園で通算6度の優勝

桐蔭学園は、全国高校ラグビー大会で通算6回の優勝を誇る。近年は優勝回数だけでなく、全国大会での継続的な上位進出が際立っている。

主な優勝年度を整理すると、次のとおりだ。

  • 2011年:第90回大会で初優勝。
  • 2020年:第99回大会で優勝。
  • 2021年:第100回大会で優勝。
  • 2024年:第103回大会で優勝。
  • 2025年:第104回大会で優勝。
  • 2026年:第105回大会で優勝。

2024年から2026年までの3連覇は、2009~2011年度に達成した東福岡以来の快挙となった。優勝6回という実績も、全国高校ラグビー界における桐蔭学園の存在感を示している。

2026年春の卒業生はどの大学へ進んだ?

桐蔭学園ラグビー部の進路を調べる読者にとって、卒業後にどの大学で競技を続けるのかは大きな関心事だ。

2026年春の卒業世代では、ラグビーデータベースなどの進路情報に、次の選手と進学先が掲載されている。

  • 堂薗尚悟:早稲田大学
  • 竹山史人:早稲田大学
  • 田邊隼翔:明治大学
  • 坪井悠:明治大学
  • 喜瑛人:慶應義塾大学

早稲田、明治、慶應という大学ラグビーの有力校に選手が進んでいることは、桐蔭学園が高校卒業後も競技を続ける人材を輩出していることを示す。

また、OBには日本代表の松島幸太朗や齋藤直人らがいる。高校で培った経験を大学、社会人、代表レベルへとつなげる卒業生の存在は、現役選手にとっても大きな目標になる。

ただし、卒業後の進路は選手ごとに異なる。大学ラグビーへの進学だけでなく、競技を続ける環境や本人の希望を含めて考える必要がある。大学名だけで選手の将来性を判断することはできない。

【桐蔭学園ラグビー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:桐蔭学園ラグビー部は2026年に花園3連覇を達成した?

A1:達成した。2026年1月7日の第105回全国高校ラグビー大会決勝で京都成章を36-15で破り、3大会連続6度目の優勝を果たした。

Q2:桐蔭学園と慶應義塾の2026年神奈川県予選準決勝はいつ?

A2:2026年11月7日(土)10時30分開始予定。会場は秋葉台公園球技場。桐蔭学園は10月31日の準々決勝で日大藤沢を98-0で破っている。

Q3:桐蔭学園ラグビー部の2026年の注目選手は誰?

A3:曽我大和、古賀啓志、瀬戸功大、金野悠生、大久保志哉などが注目選手。特に曽我大和は2026年7月の全国高校7人制大会でMVPに選ばれている。

Q4:藤原秀之監督の強化方針の特徴は?

A4:選手主体のミーティングを重視し、自分たちで試合状況を想定して課題を解決する力を育てること。監督が答えを与えるのではなく、選手が考えて実行するチーム作りが特徴だ。

Q5:桐蔭学園ラグビー部の全国大会優勝回数は?

A5:2026年1月の第105回大会終了時点で通算6回。2011年、2020年、2021年、2024年、2025年、2026年に優勝している。

まとめ:桐蔭学園は花園4連覇を実現できるのか

2026年の桐蔭学園ラグビー部は、花園3連覇という歴史的実績を残した一方、春の全国選抜では東福岡に22-33で敗れた。圧倒的な強さを維持するだけでなく、全国のライバルに対して修正力を示すことが求められている。

61期は全国選抜準優勝、関東大会Aブロック準優勝、全国高校7人制大会カップトーナメント優勝と、複数の舞台で実績を積んできた。秋の神奈川県予選でも日大藤沢を98-0で下し、順調なスタートを切っている。

冬の花園4連覇を実現するために、注目したい判断基準は次の3点だ。

  1. 慶應義塾戦での試合運び:序盤から主導権を握り、接戦でも自分たちのラグビーを維持できるか。
  2. 東福岡戦で見えた課題の修正:前半の失点を抑え、セットプレーや守備の精度を高められるか。
  3. 61期のチームとしての成熟:全国7人制で示した個人の能力を、15人制の組織的な戦いに結びつけられるか。

3連覇を達成した60期と、新たな歴史を目指す61期。両世代に共通するのは、結果だけを追い求めるのではなく、選手自身が考えて成長するという桐蔭学園の伝統だ。

11月7日の慶應義塾戦は、その伝統が新チームにも受け継がれているかを測る重要な一戦となる。花園4連覇という前人未到の目標に向け、桐蔭学園が秋から冬にかけてどのような成長を見せるのか。2026年シーズン最大の注目点である。

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デジタルマーケター 榊原 纱英
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アイドル・グラビア担当として4年以上の取材経験。idol領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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