大谷翔平の次回登板はいつになるのか。2026年11月3日現在、ファンが注目する答えは2027年シーズンの投手復帰だ。大谷は2026年7月3日のサンディエゴ・パドレス戦を最後にマウンドから遠ざかり、左膝の炎症と右上腕二頭筋の問題によって、シーズン後半は打者としての出場にも影響を受けた。
一方、2026年10月15日(日本時間16日)のミルウォーキー・ブルワーズ戦でドジャースのシーズンが終了した後、大谷本人は2027年の投手復帰について「間違いなく」と明言。さらに10月21日には球団幹部のアンドリュー・フリードマンが手術不要との見解と、2027年の登板を期待していることを公表した。ただし、復帰初登板の日付や開幕から先発ローテーションに入るかどうかは、まだ決まっていない。
【最新情報】大谷翔平の次回登板はいつ?2027年復帰が有力

2026年11月3日時点で、大谷翔平の次回登板日は正式発表されていない。
2026年シーズンの投手登板は7月3日のパドレス戦で終了。その後、ドジャースは左膝と右上腕二頭筋の状態を考慮し、投手としての調整を中断した。9月には本人も今季中の再登板に消極的な考えを示している。
しかし、2027年については状況が変わった。10月15日のNLCS第4戦でドジャースが敗退した後、大谷は来季の投手復帰について明確な意思を示した。
「はい、間違いなく。来年はもっといいシーズンにしたい」
これはMLB.comが10月16日に報じた、大谷の試合後コメントの日本語訳だ。2027年も打者と投手の両方でプレーする意思があることを示す発言となった。
さらに10月21日、ドジャースの編成本部長アンドリュー・フリードマンは、シーズン終了後の会見で大谷の健康状態と来季の起用方針について説明した。
フリードマンは、左膝と右上腕二頭筋の問題について手術は必要ないと説明し、2027年に大谷が登板することを全面的に期待していると述べた。
したがって、現時点で整理すると次のようになる。
- 2026年中の投手復帰:実質的に終了。
- 2027年の投手復帰:本人と球団幹部が前向きな見通しを示している。
- 2027年の初登板日:未発表。
- 2027年開幕からの先発ローテーション入り:未確定。
注目したいのは、球団が「2027年に投げること」と「2027年の開幕からフル稼働すること」を区別している点だ。大谷の復帰は前向きに進んでいるものの、登板間隔や投球回数を含めた具体的な運用は、オフシーズンの調整を経て決まる見通しだ。
【2026年の最終登板】7月3日のパドレス戦で何が起きたのか
大谷翔平が2026年に最後に先発登板したのは、7月3日のサンディエゴ・パドレス戦だった。
この試合で大谷は6回を投げ、7安打3失点、9奪三振、2四球を記録。110球を投じ、先発投手として試合を作った。
しかし、打者として迎えた6回の最終打席で右上腕二頭筋に違和感を覚えた。ドジャースは7回に大谷を代打に交代させ、球団側は慎重な対応を取った。
MLB.comの試合報道によると、大谷自身は以前にも同じ箇所に違和感が出た経験があり、比較的早く改善したと説明していた。当初は長期離脱につながる問題とは考えられていなかった。
ところが、問題は右腕だけではなかった。
左膝の炎症が投球再開を難しくした
大谷は6月11日ごろから左膝の炎症に悩まされていた。投球動作との関連も指摘され、膝の状態を考慮しながら登板計画を見直す必要が生じた。
7月3日の登板後も右上腕二頭筋の違和感が重なり、投手としての調整は予定どおりに進まなかった。
7月下旬にはブルペン投球を再開する動きもあったが、膝の状態が後退したため、球団は投球を中断。8月に入って再びキャッチボールなどの段階的な調整を始めたものの、8月28日のブルペンで再び問題が生じた。
結果として、投手としての復帰は見送られた。
9月8日に本人が今季の投手復帰に慎重な姿勢を表明
9月8日、レッズ戦後に取材に応じた大谷は、2026年中に再び登板する可能性について次のように語った。
「おそらく、ない。今後は打撃に集中する」
これはMLB.comが報じた本人の発言だ。大谷は投球再開によって身体の状態がさらに悪化し、打者としても出場できなくなる事態を避けたい考えを示していた。
その後、9月11日に左膝と右上腕二頭筋の問題で15日間の負傷者リスト(IL)入り。投手としての2026年シーズンは、事実上ここで終了した。
【時系列一覧】左膝の炎症・右上腕二頭筋の問題から復帰方針まで
2026年の大谷の投手離脱は、単一の故障による突然の長期離脱というより、複数の身体的問題と投球再開の難しさが重なった経過だった。
MLB.comの報道をもとに、主な出来事を整理する。
| 時期 | 出来事 | 投手としての状況 |
|---|---|---|
| 6月11日 | 左膝の炎症が表面化 | 膝の状態を考慮した登板管理が必要になる |
| 7月3日 | パドレス戦で右上腕二頭筋に違和感 | 6回3失点、9奪三振。この試合が今季最終登板 |
| 7月10日 | 前半戦最後の予定登板を回避 | 膝の不調で先発を見送る |
| 7月19日ごろ | ローテーションから外れる方針 | 復帰時期を定めず調整を見直す |
| 7月25日ごろ | 投球練習を中断 | 膝の状態の後退を受けて投球を休止 |
| 8月8日 | キャッチボールを再開 | 段階的な投球再開を目指す |
| 8月28日 | ブルペン調整で後退 | 復帰計画を再検討 |
| 9月8日 | 本人が今季の登板に消極的な見通しを示す | 打撃に集中する方針 |
| 9月11日 | 左膝と右上腕二頭筋の問題でIL入り | 投手復帰を2027年に持ち越す |
| 10月15日(米国時間) | ブルワーズに敗れてドジャース敗退 | 本人が2027年の投手復帰を明言 |
| 10月21日 | フリードマンが手術不要と説明 | 2027年の登板を球団が期待 |
この経過で見逃せないのは、8月に投球練習を再開した後も、身体の状態と打撃成績に影響が出ていたことだ。
MLB.comの10月19日付の分析記事では、8月8日以降のレギュラーシーズン終盤29試合で大谷の打率は.205、OPSは.666だったと報じられている。
投手としての復帰を急ぐことが、打者としてのコンディションにも負担を与えていた可能性がある。ドジャースにとって2026年は、二刀流の能力を最大限に引き出すことと、長期的な健康を守ることの両立が課題として浮かび上がったシーズンだった。
【2026年投手成績】8勝2敗・防御率1.79はどれほど優秀だったのか
投手としての登板機会は14試合にとどまったものの、大谷翔平の2026年の数字は非常に優秀だった。
MLB公式選手成績に掲載された2026年レギュラーシーズンの投手成績は次のとおりだ。
- 登板・先発:14試合・14先発
- 勝敗:8勝2敗
- 防御率:1.79
- 投球回:85回2/3
- 奪三振:95
- WHIP:0.95
特に注目したいのは防御率1.79とWHIP0.95だ。WHIPは1イニングあたりに許した安打と四球の合計を示す指標で、1を下回る数字は走者を出す頻度が非常に低かったことを示している。
前半の圧倒的な投球と後半の変化
2026年の大谷は、シーズン序盤から安定した投球を見せていた。MLB.comによると、最初の10先発での防御率は0.74。対戦打者の打率も低く抑えていた。
ところが、左膝に痛みが出た6月以降は投球内容に変化が現れる。最後の4先発では24回2/3を投げて12自責点。防御率に換算すると4.38となる。
最初の10先発では61イニングで自責点5だったことを考えると、終盤の変化は明確だ。
つまり、シーズン全体の防御率1.79という数字は、故障の影響が強まる前の圧倒的な投球と、コンディションが不安定になった終盤の両方を含んでいる。
2026年の成績を単純に「14試合しか投げられなかった」と評価するのは適切ではない。85回2/3で95奪三振を記録し、防御率1.79を残したことは、健康な状態での投手としての能力が依然として高いことを示している。
一方で、2027年に同じパフォーマンスを年間を通して再現できるかは別の問題だ。短い登板数での好成績と、長いシーズンを通じた二刀流の稼働能力は分けて考える必要がある。
【2027年の復帰見通し】手術不要でも開幕から二刀流とは限らない
2027年の大谷翔平について、最も大きな前進となったのが10月21日のドジャース球団幹部による説明だ。
フリードマンは、左膝と右上腕二頭筋の問題について手術を必要としないと説明。医師の評価を踏まえ、2027年シーズンの開始時点までに健康な状態になることを球団として期待していると明らかにした。
大谷本人も、2026年シーズン終了後に治療方法やトレーニングプログラムを見直す考えを示している。
「治療やトレーニングプログラムについて、いったん振り出しに戻って考え、来季に向けて何ができるかを探したい」
これは10月16日のMLB.com報道に掲載された大谷のコメントの趣旨を日本語にしたものだ。
開幕から先発ローテーションに入る可能性は?
ここで重要になるのが、フリードマンが示した慎重な起用方針だ。
球団は2027年に大谷が投手として復帰することを期待している一方、開幕直後から先発ローテーションに入れるかどうかは決めていない。
MLB.comの10月21日付報道では、健康状態が整っていたとしても、シーズン序盤は先発ローテーションに入れない可能性が検討事項として挙げられている。
その理由は、2027年の目標が単に投手として復帰することではなく、レギュラーシーズンを通じて打者と投手の両方で貢献し、10月のポストシーズンでも高いパフォーマンスを発揮することにあるからだ。
球団は、投球開始のタイミング、最初の1か月の運用、その後の状態評価などを慎重に検討する方針を示している。
2027年の春季キャンプが最初の注目ポイント
ドジャースが発表した2027年の春季キャンプ日程では、アリゾナ州グレンデールのキャメルバックランチで2月19日にホワイトソックスとの初戦が予定されている。
春季キャンプは、大谷の投手としての準備状況を確認する重要な機会になる。ただし、チームのキャンプ開始日と大谷の実戦初登板日は同じではない。
キャンプでのキャッチボール、ブルペン投球、打者相手の実戦形式の練習、オープン戦での登板という段階を経る可能性があるが、個別の調整日程や実戦初登板日はまだ発表されていない。
したがって、2027年2月19日を大谷の復帰登板日と断定する情報には注意したい。
【誤解を整理】大谷翔平の投手復帰と二刀流再開で注目すべき5つのポイント
1. 2027年に投げる意思と、復帰日が決まったことは別
大谷は2027年の投手復帰を明言し、フリードマンも登板を期待している。しかし、具体的な初登板日は決定していない。
「2027年復帰予定」という情報を「開幕戦に先発する」と読み替えるのは正確ではない。
2. 左膝だけでなく右上腕二頭筋も管理対象
今回の離脱は左膝の炎症だけが原因ではない。右上腕二頭筋にも問題が生じ、投球練習の再開を難しくした。
2027年の復帰判断では、膝の状態だけでなく、腕の違和感や投球時の身体全体の負担も重要な確認事項になる。
3. 手術不要は、すぐに全力投球できるという意味ではない
10月21日に球団は手術不要と説明した。これは復帰に向けた前向きな材料だが、痛みや炎症が完全に消失し、すぐに通常の投球負荷に耐えられることを意味するものではない。
休養、トレーニング、投球動作の確認などを通じて、段階的に状態を整える必要がある。
4. ドジャースの2026年ポストシーズン敗退と投手復帰は別の問題
ドジャースは10月15日(米国時間)、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に6対4で敗れ、4連敗で敗退した。日本時間では10月16日にあたる。
この試合で大谷は第2打席に3ラン本塁打を放ったものの、チームを勝利に導くことはできなかった。
MLB.comによると、大谷の2026年ポストシーズン打撃成績は26打数5安打、打率.192、本塁打1、打点3。故障の影響が残るなかでの戦いとなった。
ただし、ポストシーズンでの打撃不振が、そのまま投手としての能力低下を意味するわけではない。2027年に向けては、投打それぞれのコンディションを個別に評価する必要がある。
5. 二刀流の復帰は投球回数だけで評価できない
2027年の大谷を評価する際には、先発登板数や防御率だけでなく、打者としての出場状況、登板間の休養、故障による欠場日数なども見る必要がある。
2026年の経験を踏まえ、ドジャースがどのような負荷管理を採用するかは、翌シーズンの二刀流の完成度を左右する大きなテーマだ。
【プロの結論】2027年の大谷翔平は復帰時期よりも二刀流の稼働設計が重要
大谷翔平の2027年の投手復帰について、現時点で最も確かな情報は、本人が復帰を明言し、球団も手術不要との見解を示していることだ。
ただし、復帰の成功を判断するうえで、開幕から投げられるかどうかだけに注目するのは十分ではない。
2026年は14先発で8勝2敗、防御率1.79という優れた成績を残した一方、6月以降の左膝と右上腕二頭筋の問題によって、投手としてのシーズンは7月3日で止まった。8月には投球再開に向けた調整も行われたが、結果的に打撃と投球の両方に影響が及んだ。
この経験から、2027年のドジャースに求められるのは、二刀流を単に再開させることではなく、年間を通じて継続できる運用方法を確立することだ。
今後の情報を見る際には、次の3点を判断基準にすると状況を把握しやすい。
- 身体面:左膝の炎症と右上腕二頭筋の状態が改善し、投球負荷を段階的に増やせているか。
- 実戦面:ブルペン投球から打者相手の実戦形式、オープン戦へと順調に進んでいるか。
- 運用面:開幕から先発するのか、シーズン序盤は登板間隔を長くするのか、球団がどのような起用方針を採るか。
早期復帰だけを求めるより、ポストシーズンまで健康な状態を維持できることのほうが、選手本人にもチームにも大きな価値がある。
2026年の苦い経験を2027年の二刀流再設計にどう生かすのか。次に大谷がマウンドに立つ日だけでなく、その後も安定して投打を続けられるかどうかが、本当の注目点になる。
【大谷翔平の次回登板】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大谷翔平の次回登板はいつですか?
A1:2026年11月3日時点で具体的な登板日は発表されていない。本人とドジャース球団は2027年の投手復帰に前向きな見通しを示している。春季キャンプは2027年2月19日に始まる予定だが、その日が大谷の初登板になるわけではない。
Q2:大谷翔平の2026年最後の登板は何月何日の試合ですか?
A2:2026年7月3日のサンディエゴ・パドレス戦だ。6回を投げて7安打3失点、9奪三振、2四球を記録した。この試合以降、レギュラーシーズンでもポストシーズンでも投手として登板していない。
Q3:大谷翔平は2027年に二刀流へ完全復帰できますか?
A3:本人は2027年の投手復帰を明言しており、球団も期待している。10月21日の球団説明では手術不要とされた。ただし、開幕から先発ローテーションに入るか、シーズンを通じて通常の二刀流を継続できるかは未確定だ。
Q4:大谷翔平が2026年に投げられなくなった原因は何ですか?
A4:主な問題は左膝の炎症と右上腕二頭筋の違和感だ。膝の不調で投球調整が難しくなり、7月3日のパドレス戦では右上腕二頭筋にも違和感が出た。その後、投球再開の調整中にも後退があり、シーズン中の復帰を断念した。
Q5:大谷翔平の2026年の投手成績は何勝何敗ですか?
A5:14試合に先発して8勝2敗、防御率1.79、85回2/3、95奪三振、WHIP0.95だった。登板数は限られたものの、防御率は非常に優秀な数字だった。
Q6:大谷翔平は2027年の復帰に手術が必要ですか?
A6:10月21日、ドジャースのフリードマン編成本部長は、左膝と右上腕二頭筋の問題について手術は必要ないと説明した。2027年シーズン開始時点で健康な状態になることを球団は期待している。
まとめ:大谷翔平の次回登板は2027年、初登板日の発表に注目
大谷翔平の2026年最後の登板は、7月3日のパドレス戦だった。左膝の炎症と右上腕二頭筋の問題が重なり、14先発、8勝2敗、防御率1.79という成績を残してシーズン途中で投手活動を終えた。
ドジャースは10月15日(日本時間16日)にブルワーズに敗れてポストシーズンから姿を消したが、大谷本人は試合後に2027年の投手復帰を明言。10月21日には球団も手術不要との見解を示し、来季の登板に期待を寄せた。
次回登板の日付はまだ未定だが、2027年の二刀流再開に向けた方針は明確になりつつある。
これから注目すべきなのは、春季キャンプでの投球再開、オープン戦への出場、そしてドジャースが発表する先発ローテーションの方針だ。2026年の故障を乗り越え、大谷が再び投打の両方でチームを牽引する姿を見られるか。2027年シーズンに向けたオフの調整が、その答えを左右する。
主な確認資料: MLB.com公式報道(2026年7月3日、9月8日、10月16日、10月19日、10月21日)、MLB公式選手成績、ドジャースの2027年春季キャンプ日程、Reutersの2026年10月21日付報道。