2026年現在、芸能界やスポーツ界には、意外な左利きの有名人が数多く存在する。俳優の小栗旬や鈴木福、歌手の郷ひろみ、野球界の大谷翔平など、テレビや映画で見せる姿だけでは利き手を判断しにくい人物も少なくない。
特に注目したいのが、右投げ左打ちのスポーツ選手、仕事の都合で右手も使う俳優、そして郷ひろみのように大人になってから利き手を変えた人物の違いだ。左利きと両利きは同じではなく、日常生活で使う手と競技で使う手が異なるケースもある。
【2026年最新】左利きの有名人一覧!芸能人・俳優・女優・アイドルを紹介

左利きの有名人は、俳優、女優、歌手、タレント、男性アイドルなど幅広いジャンルにいる。
なかでも小栗旬や小池栄子のように、食事の場面で左手を使う姿が知られている人物は、利き手に関心を持つ読者からも注目されやすい。
左利きの俳優・女優
代表的な左利きの芸能人
出典:週刊女性PRIME(2023年8月)
左利きの男性アイドル
左利きの女性芸能人
女性芸能人にも左利きとして知られる人物は多い。
ランキングーが実施した女性芸能人の左利きランキングでは、2021年7月17日の調査(有効回答者8,130人)をもとに、次の人物が上位に入った。
- 水卜麻美
- 吉高由里子
- 森七菜
- 小池栄子
- 百田夏菜子(ももいろクローバーZ)
- 前田敦子
- 大江麻理子
- 剛力彩芽
- 池田エライザ
- 中川翔子
これは利き手に関する認知度を含むアンケート結果であり、医学的な利き手調査や公式な人物名鑑ではない。ただし、左利きの女性芸能人を探す際の参考になる。
また、2026年5月12日放送の日本テレビ系『踊る!さんま御殿!!』では、左利きの有名人をテーマにした特集が組まれ、郷ひろみ、新川優愛、百田夏菜子らが出演者として名を連ねた。左利きという共通点から、芸能人の意外な一面に光が当たった放送だった。
【スポーツ選手】大谷翔平は左利き?右投げ左打ちの有名人も紹介
スポーツ選手の利き手を考える場合、芸能人とは異なる注意点がある。
野球では投げる手と打つ手を別々に表記するため、右投げ左打ちの選手を単純に左利きと呼ぶことはできない。
大谷翔平は左利きなのか?
大谷翔平は、投球では右手を使い、打撃では左打席に立つ。
つまり、野球の投打という2つの動作で異なる手の使い方をしている。
2026年のWBC選手プロフィールにも「右投左打」と明記されており、これは過去の代表プロフィールでも一貫している。
したがって、大谷翔平について正確に説明するなら、左打者であり、右投げの投手でもあるという表現が適切だ。日常生活での利き手まで、野球の投打だけで決めることはできない。
右投げ左打ちの有名人・スポーツ選手
野球の大谷やイチローと、バドミントンの桃田、テニスのナダルでは、利き手の情報が示す意味が違う。競技プロフィールの「利き腕」と日常生活の利き手を混同しないことがポイントになる。
【比較表】左利きの有名人と利き手の関係を一覧で確認
ここまで登場した人物の特徴を整理すると、左利きにも複数のパターンがあることがわかる。
| 人物 | ジャンル | 利き手・使い方 | 確認できる特徴 |
|---|---|---|---|
| 小栗旬 | 俳優 | 左利き | 左手で箸を使用 |
| 小池栄子 | 女優 | 左利き | 左手で箸を使用 |
| 森七菜 | 女優 | 左利き | 左利きとして報道 |
| 福原遥 | 女優 | 左利き | 左利きとして報道 |
| 鈴木福 | 俳優 | 基本は左 | 仕事では右手も練習 |
| 吉田仁人 | アイドル | 左利き | 左手で書道 |
| 郷ひろみ | 歌手 | 右利きから左手使用へ | 55歳で転向 |
| 大谷翔平 | 野球 | 右投左打 | 投球は右、打撃は左 |
| イチロー | 野球 | 右投左打 | 投球は右、打撃は左 |
| 桃田賢斗 | バドミントン | 左利き | 公式プロフィールに左 |
| ナダル | テニス | 競技では左 | 筆記は右手 |
出典:侍ジャパン、日本野球機構、日本バドミントン協会、ATP、ORICON NEWS、週刊女性PRIME、ダイヤモンド・オンライン、集英社MAQUIAの各資料をもとに整理。
この表で特に注目したいのは、鈴木福と郷ひろみの違いだ。
鈴木福はもともと左利きであり、仕事上の必要から右手を使う練習をした。一方、郷ひろみはもともと右利きで、自分の意思で左手を使う習慣を身につけた。
同じように左右の手を使い分けていても、その経緯はまったく異なる。
【クロスドミナンスとは?】左利き・両利き・右投げ左打ちの違い
左利きの有名人を調べていると、「クロスドミナンス」「両利き」「右投げ左打ち」という言葉が出てくる。
これらは似ているようで、それぞれ意味が違う。
クロスドミナンスとは
クロスドミナンスとは、動作によって優先的に使う側が異なる状態を指す言葉として使われる。
例えば、次のような組み合わせだ。
- 文字を書くときは右手、ボールを投げるときは左手。
- 箸を持つときは左手、ハサミを使うときは右手。
- 利き手は左だが、利き目は右。
- 競技では左手、日常の一部の動作では右手。
ただし、専門研究では、手・目・足などで左右の優位側が異なる「クロスド・ラテラリティ」と、左右どちらにも明確な優位性がない「ミックスド・ラテラリティ」は区別される。用語の定義は研究によっても異なるため、日常的な使い方と学術的な使い方を同一視しないことが大切だ。
両利きとは
両利きとは、右手と左手の両方を使いこなせる状態をいう。
ただし、ここには重要な違いがある。
例えば、次の2人は同じ両利きとは限らない。
- Aさん:右手でも左手でも同程度に文字を書ける。
- Bさん:文字は右手、食事は左手で行う。
Aさんは両手で同じ動作をこなせるタイプ、Bさんは作業によって使う手が異なるタイプだ。
後者は、日常的には両利きと呼ばれることもあるが、厳密には動作別の利き手の違いとして考えるほうが正確だ。
右投げ左打ちとクロスドミナンスは同じ?
同じではない。
右投げ左打ちは、野球における投球と打撃の手の使い分けを表す言葉だ。
一方、クロスドミナンスは、より幅広い動作における左右の優位性を扱う概念である。
大谷翔平やイチローのように右投げ左打ちの選手は、野球の競技特性を踏まえて利き手を理解する必要がある。
左利きは天才・芸術家肌という噂は本当?
左利きの有名人には、俳優、歌手、スポーツ選手、経営者など、さまざまな分野で成功した人物がいる。
しかし、左利きであることだけで知能や創造性が高いと判断できる科学的根拠はない。
2017年にPLOS ONEで公表されたクロスド・ラテラリティに関する系統的レビューとメタ分析でも、クロスド・ラテラリティと知能・学業成績との間に信頼できる関連性は確認されなかった。
左利きだから天才というイメージは、著名人の印象が先行したものとして捉えるのが適切だ。
【郷ひろみは55歳で左利きに転向】左利きの矯正と現在
左利きの有名人の中でも、特に珍しいエピソードを持つのが歌手の郷ひろみだ。
郷ひろみが右利きから左利きに変えた理由
集英社の美容メディア『MAQUIA』が2025年10月17日に公開したインタビューで、郷ひろみ本人が利き手を変えた経緯を語っている。
郷ひろみは、55歳のときに、もともとの右利きから左手を使う生活に変えたと説明している。
その理由は、体のバランスを取るためだった。
ただし、すべての動作を左手に変えたわけではない。
本人の説明によると、次のように使い分けている。
- 箸を持つとき:左手
- 歯ブラシを持つとき:左手
- ゴルフのティーを差すとき:左手
- サインを書くとき:右手
- 包丁を使うとき:安全面を考えて右手
つまり、郷ひろみは生まれつきの左利きではなく、意識的に左手を使う習慣を身につけた人物だ。
2026年4月のTBS系番組出演時にも、本人が両利きであることを説明している。さらに同年5月の『踊る!さんま御殿!!』でも、右利きから左利きに変えた経験を語った。
このエピソードは、利き手が生まれ持った傾向だけでなく、本人の意思による習慣の変化とも関係することを示している。
鈴木福は左利きなのに右手も使える?
鈴木福は、脳内科医・加藤俊徳との対談で、自身の利き手について詳しく話している。
ダイヤモンド・オンラインの2022年4月30日公開記事によると、幼少期には家族から右利きにしようとされたものの、クレヨンを持たせても自然に左手へ持ち替えていたという。
その後、5歳で初めてNHKの朝ドラに出演した際、役柄の都合で右手を使う必要があり、右手で食事をする練習をした。
特に時代劇では、食事、書道、刀を持つ動作などを右手で演じる必要があったと語っている。
本人は、右手を使うことには慣れたものの、本来は左手を使いたいという趣旨の話もしている。
これは俳優ならではの事情だ。時代劇などでは、役柄の時代背景に合わせて所作を統一する必要があるため、本人の利き手と演技上の動作が一致しないことがある。
左利きの矯正は現在どう変わった?
かつての日本では、左利きの子どもに右手を使わせる習慣が広く見られた。
特に箸や文字を書く動作については、家庭や学校で右手を使うように教えられることがあった。
週刊女性PRIMEが2023年に掲載した日本左利き協会発起人への取材では、次のような傾向が紹介されている。
- 50歳以上の左利き・両利きの人では、右手への矯正を経験した人が約8割。
- 15~24歳では、右手への矯正経験が37%という協会側の調査結果が紹介された。
- 右手への矯正率は、以前より低下していると説明されている。
これらは2023年の取材で紹介された調査値であり、2026年の全国人口を対象とした最新の公的統計ではない。
一方、左利きを取り巻く生活環境は変化している。
左利き用のハサミ、定規、文房具などが販売され、以前よりも自分の利き手に合った道具を選びやすくなった。
小栗旬や小池栄子が左手で食事をする姿が自然に紹介されるようになったことも、左利きを特別扱いしない社会の変化を感じさせる。
また、無理な利き手の矯正と吃音などの症状を単純に結びつけることにも注意が必要だ。2023年の吃音と利き手に関するメタ分析では、両者の関係について明確な結論は得られていない。
子どもの利き手については、本人が自然に使いやすい手を尊重し、生活に必要な動作を無理なく身につけられる環境を整えることが大切だ。
【海外の左利き有名人】ハリウッド俳優・世界的スターも紹介
左利きは日本だけの特徴ではない。海外の俳優、歌手、政治家、スポーツ選手にも左手を主に使う人物がいる。
海外の左利き俳優・歌手
海外スポーツ界の左利きスター
海外スポーツ界では、テニスのラファエル・ナダルが代表的な例だ。
ATP公式プロフィールでは左利きの選手として登録されているが、公式バイオには文字を書くときは右手を使うという情報もある。
つまり、競技の利き手と日常生活の利き手が必ずしも一致するわけではない。
このような事例は、左利きの有名人を紹介する際に、単に「左利き」とまとめるだけでは不十分であることを示している。
左利きの有名人は世界人口の何%?
2020年に学術誌『Psychological Bulletin』に掲載された大規模メタ分析では、世界の左利きの割合について、最も妥当な推定値は10.6%と報告された。
ただし、左利きの判定方法によって9.3~18.1%という幅がある。
この研究では、文字を書く手だけでなく、複数の動作における手の使い方も考慮している。
そのため、単純に筆記する手だけで分類する場合と、複数の動作を含めて判断する場合では、左利きの割合が異なる。
【プロの結論】左利きの有名人を調べるときに知っておきたい判断基準
左利きの有名人について、ネット上の情報を確認する際には、次の3つの視点が役立つ。
1.本人の発言や公式プロフィールを優先する
スポーツ選手の場合、日本代表の公式プロフィールや競技団体の選手名鑑にある「利き腕」「投打」が有力な判断材料になる。
芸能人の場合は、本人のインタビューや公式番組での発言が参考になる。
2.役柄と本人の利き手を混同しない
ドラマや映画で右手を使っていても、本人が右利きとは限らない。
鈴木福のように、役柄のために右手を練習する俳優もいる。撮影現場での演技と日常生活の動作は分けて考えたい。
3.両利きと利き手の転向を区別する
郷ひろみは、もともとの右利きから55歳で左手を使う習慣を身につけた。
一方、鈴木福は幼少期から左利きで、仕事のために右手も使えるようになった。
この2人を同じ「両利き」という言葉だけで
左利きは才能の優劣を決めるものではなく、身体の使い方に関する個人差の一つだ。利き手の違いを知ることは、有名人の意外な一面を知るだけでなく、日常生活にある右利き中心の仕組みを見直すきっかけにもなる。
【左利きの有名人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:左利きの有名人で最も有名なのは誰ですか?
大谷翔平、小栗旬、郷ひろみ、イチロー、桃田賢斗、ラファエル・ナダルなどが代表例として挙げられる。ただし、大谷翔平とイチローは右投左打であり、単純な左利きとは区別する必要がある。
Q2:小栗旬は本当に左利きですか?
週刊女性PRIMEが2023年に小栗旬を左利きとして紹介している。左手で箸を持つ姿も報じられている。
Q3:大谷翔平は左利きですか?
野球の投打では右投左打だ。2026年の侍ジャパン公式プロフィールにも右投左打と記載されている。日常生活の利き手については、投打の情報だけでは断定できない。
Q4:郷ひろみはなぜ左利きになったのですか?
55歳のとき、体のバランスを取ることを目的に、もともとの右利きから左手を使う習慣に変えたと本人がインタビューで説明している。サインを書くときなどは現在も右手を使う。
Q5:両利きとクロスドミナンスは同じですか?
同じではない。両利きは左右どちらの手でも同じ動作をこなせる状態を指すことが多い。一方、クロスドミナンスは動作や身体部位によって左右の優位性が異なる状態を指す言葉として使われる。
Q6:左利きの子どもは右利きに矯正したほうがいいですか?
左利きだからという理由だけで無理に右利きへ変える必要はない。本人が自然に使いやすい手を尊重し、必要に応じて左利き用の道具を活用することが望ましい。
まとめ:左利きの有名人は利き手の違いまで知ると面白い
2026年現在、左利きの有名人には、小栗旬、小池栄子、森七菜、福原遥、鈴木福、吉田仁人などの芸能人から、桃田賢斗やラファエル・ナダルなどのスポーツ選手まで、さまざまな人物がいる。
今回特に注目したいのは、次の3つの事例だ。
- 大谷翔平: 右投左打という野球特有の利き手の使い分け。
- 鈴木福: 生まれつき左利きでありながら、俳優として右手を使う練習を経験。
- 郷ひろみ: 55歳で右利きから左手を使う習慣へ転向。
左利き、両利き、クロスドミナンス、右投げ左打ちは、それぞれ異なる意味を持っている。
左利きの有名人を知るときは、単に使っている手を見るだけでなく、本人の発言、競技プロフィール、仕事上の事情まで確認すると、より正確な人物像が見えてくる。
右利きが多数派の社会で、自分に合った手の使い方を選ぶこと。その自然な個性を尊重する考え方こそ、左利きの有名人たちのエピソードから読み取れる大切なポイントだ。