2025年8月1日、ディズニー映画『ズートピア2』の日本語吹き替えキャストとして、上戸彩と森川智之の続投が発表されました。
第1作の日本公開は2016年4月23日。続編の公開は2025年12月5日です。約9年の時間を経て、ジュディとニックの日本語版コンビが再びそろいました。
続投発表を受けた上戸彩は、ディズニー公式の声優紹介ページで、次のように喜びを伝えています。
「やっと来た!」という気持ちで、いちファンとしてもこの日をずっと待っていました。
前作を楽しんだファンの期待に応えたいという思いも強く、続投が決まったこと自体を喜んでいた様子が伝わります。
9年ぶりの収録で上戸彩が感じた不安
続編の収録で上戸彩が最初に感じたのは、喜びだけではありませんでした。
2025年12月公開前のCLASSY.のインタビューでは、9年という時間が経過したことで、自分の声質が変化しているのではないかと心配したことを明かしています。
本人が気にしていたのは、前作と同じジュディの声を再現できるかどうか。長く作品を応援してきたファンをがっかりさせたくないという気持ちもあったそうです。
今回は前作とは収録スタッフも変わっており、以前のジュディを思い出しながら、自分から積極的に質問して演技を組み立てていきました。
この変化は、単純に前作の声を再現するだけではなく、俳優としての経験を重ねた上戸彩が、現在の自分でジュディを演じ直す機会になったことを示しています。
森川智之との再共演も続編の大きな魅力
森川智之も続投を喜び、前作を応援したファンの愛情が続編につながったという趣旨のコメントを発表しています。
上戸彩は別のインタビューで、森川の声について「ずっと聞いていたくなる」と話しています。収録中に森川の声に聞き入ってしまうため、自分の演技に集中できるよう音量を少し下げていたというエピソードもあります。
ジュディとニックは、単純な恋愛関係ではなく、互いに傷つけ合った経験を乗り越えて信頼を築いたバディです。声の演技でも、ジュディの勢いとニックの余裕が対照的に表現されています。
9年のブランクを経ても同じ2人が声を担当することは、作品の連続性を保つうえで大きな意味を持っています。
上戸彩がジュディ役を続投した理由と真相
続投について、ディズニーが発表したのは日本版声優の配役情報と本人たちのコメントです。キャスティング会議の詳細や、選考過程でどのような比較が行われたかまでは公表されていません。
ただし、公開情報からは、続投を支える3つの背景が読み取れます。
- 前作からの一貫性:日本の観客に定着したジュディとニックの声を維持できる。
- 本人の作品への愛情:上戸彩自身がシリーズのファンであり、続編への参加を強く喜んでいた。
- キャラクターへの理解:前作で役を作り込んだ経験があり、9年後もジュディの性格や感情を踏まえた演技ができる。
特に注目したいのは、上戸彩が続投に際して、声質の変化を心配しながらも、自分からスタッフに確認して演技を磨いた点です。過去の演技をそのままなぞるのではなく、キャラクターの一貫性と現在の自分の表現を両立させようとした姿勢が見て取れます。
したがって、続投の背景を考える際には、単に人気俳優だからという説明だけでは不十分です。作品への理解、前作からの連続性、本人の意欲が重なったキャスティングとして捉えるのが自然です。
【日本語吹き替えキャスト一覧】第1作と続編の配役を比較

『ズートピア』シリーズでは、主要キャラクターの声を担当する俳優だけでなく、新しい登場人物の配役にも注目が集まりました。
ここでは、第1作と『ズートピア2』の日本語吹き替えキャストを比較します。英語版の担当者も併記すると、声優陣の関係が分かりやすくなります。
| キャラクター | 英語版声優 | 日本語版声優 |
|---|---|---|
| ジュディ・ホップス | ジニファー・グッドウィン | 上戸彩 |
| ニック・ワイルド | ジェイソン・ベイトマン | 森川智之 |
| ボゴ署長 | イドリス・エルバ | 三宅健太 |
| クロウハウザー | ネイト・トレンス | 高橋茂雄(サバンナ) |
| ガゼル | シャキーラ | Dream Ami |
| ゲイリー | キー・ホイ・クァン | 下野紘 |
| ニブルズ | フォーチュン・フィームスター | 江口のりこ |
| パウバート | アンディ・サムバーグ | 山田涼介 |
| ミルトン・リンクスリー | デヴィッド・ストラザーン | 梅沢富美男 |
| Dr.ファズビー | キンタ・ブランソン | 水樹奈々 |
第1作から続く主要キャスト
第1作では、上戸彩と森川智之のほか、ボゴ署長役の三宅健太、ベルウェザー役の竹内順子、クロウハウザー役の高橋茂雄、ガゼル役のDream Amiなどが出演しました。
第1作の日本版エンドソングはDream Amiの「トライ・エヴリシング」。作品の世界観と日本向けの音楽展開が結びついた点も特徴です。
『ズートピア2』で加わった注目キャスト
続編では、新たにヘビのゲイリーが登場します。日本語版の声を担当するのは下野紘です。
加えて、江口のりこがニブルズ、山田涼介がパウバート、梅沢富美男がミルトン・リンクスリーを担当。水樹奈々、髙嶋政宏、柄本明など、幅広いジャンルの俳優・声優も参加しています。
続投組と新キャストを組み合わせた構成は、前作のファンが安心して作品に戻れる一方、新しいキャラクターを通じて物語の世界を広げる役割も担っています。
【声の評判を検証】上戸彩のジュディは上手い?吹き替えへの評価
上戸彩のジュディ役については、作品を見た人の受け止め方が一様ではありません。
肯定的な意見では、上戸彩の明るく通る声がジュディの前向きな性格に合っているという点が評価されています。一方で、声優を専門とする俳優との比較から、セリフのテンポや声の表現に違和感を覚えたというレビューもあります。
肯定的な評価で注目されるポイント
ジュディは、行動力があり、気持ちを率直に表現するキャラクターです。上戸彩の持つ親しみやすさや明るい声は、こうした性格を伝えるうえで相性のよい要素です。
2016年のFilmarksの個人レビューには、上戸彩のジュディがキャラクターに合っていたという感想が投稿されています。また、2026年の『ズートピア2』に関するレビューでも、上戸のジュディを好意的に評価する投稿が見られます。
否定的な評価で指摘されるポイント
一方、2016年当時の個人レビューには、上戸彩本人の声の印象が強く、ジュディというキャラクターよりも俳優本人を感じてしまうという意見もありました。セリフのテンポや表現の幅を指摘する声も確認できます。
こうした評価は、声優としての技術を重視するか、キャラクターの親しみやすさを重視するかによっても変わります。特に、字幕版のオリジナル音声に慣れている視聴者と、日本語吹き替え版を中心に楽しむ視聴者では、印象が異なる可能性があります。
字幕版と吹き替え版、どちらを見るべき?
英語版と日本語版には、それぞれ異なる魅力があります。
- 吹き替え版がおすすめの人:日本語の会話を自然に追いたい人、上戸彩と森川智之の掛け合いを楽しみたい人、家族で鑑賞したい人。
- 字幕版がおすすめの人:ジニファー・グッドウィンとジェイソン・ベイトマンのオリジナル演技を味わいたい人、英語のニュアンスや声の表現を比較したい人。
- 両方を見るのがおすすめの人:ジュディとニックの感情表現、セリフのテンポ、文化に合わせた吹き替えの違いを楽しみたい人。
編集上の評価としては、上戸彩のジュディは、声優としての技術だけで判断するよりも、役柄への理解と9年間のキャラクターとの関係性を含めて見ると、より深く楽しめる配役です。
【2026年11月最新】ズートピア2の配信日・DVD・Blu-ray発売情報
『ズートピア2』は2025年12月5日に日本の劇場で公開されました。その後、2026年にはデジタル配信、定額制動画配信サービス、パッケージ商品の順に視聴方法が広がっています。
2026年11月5日現在、デジタル購入・レンタル、Disney+での見放題配信、DVD・Blu-ray・4K UHDの発売はいずれも開始済みです。
2026年の視聴スケジュール
デジタル配信とDisney+の違い
デジタル購入とレンタルは、視聴方法が異なります。
購入は、視聴期限を気にせず楽しめる方式です。レンタルは、再生後に一定の視聴期限が設定される方式で、通常は48時間などの制限があります。具体的な条件は利用する配信サービスによって異なります。
一方、Disney+は月額制の見放題サービスです。2026年4月15日から『ズートピア2』の見放題独占配信が開始されています。
DVD・Blu-ray・4K UHDの価格と仕様
| 商品 | 発売日 | 公式掲載価格(税込) |
|---|---|---|
| DVD | 2026年5月20日 | 4,070円 |
| Blu-ray+DVD | 2026年5月20日 | 5,390円 |
| 4K UHD+Blu-ray | 2026年5月20日 | 7,590円 |
上記はディズニー公式の商品ページに掲載された価格です。販売店や限定特典付き商品では価格が異なる場合があります。
Blu-ray・4K UHDを選ぶメリット
通常のDVDでも本編を楽しめますが、映像や音声の仕様を重視するならBlu-rayや4K UHDも選択肢になります。
4K UHD版は3840×2160pの映像に対応し、英語音声にはドルビーアトモス、日本語音声にはドルビーデジタルプラス7.1chが採用されています。
Blu-rayには、作品の舞台裏、声優たちの仕事、未公開シーン、シャキーラのミュージックビデオなどのボーナスコンテンツも収録されています。上戸彩や森川智之らの吹き替えに興味がある人にとっては、こうした特典も見逃せないポイントです。
なお、デジタル購入にもボーナスコンテンツが用意されていますが、配信サービスによって取り扱いが異なります。
【よくある質問】上戸彩とズートピアに関するFAQ
Q1:上戸彩は『ズートピア』で何役を演じていますか?
A1:主人公のウサギの警察官、ジュディ・ホップス役です。2016年の第1作と2025年公開の『ズートピア2』の両方で日本語吹き替えを担当しています。
Q2:ジュディの英語版声優は誰ですか?
A2:アメリカの俳優ジニファー・グッドウィンです。日本語版は上戸彩、英語版はジニファー・グッドウィンが担当しています。
Q3:ニック・ワイルドの日本語吹き替えは誰ですか?
A3:声優の森川智之です。第1作から『ズートピア2』まで続投しており、上戸彩演じるジュディとのバディを支えています。
Q4:上戸彩がジュディ役を続投した理由は何ですか?
A4:ディズニー公式は続投を発表していますが、選考の内部事情や単一の決定理由までは公表していません。前作からのキャラクターの連続性、本人の作品への愛情、役柄への理解が背景として考えられます。
Q5:『ズートピア2』は2026年11月現在どこで見られますか?
A5:Disney+の見放題配信、デジタル購入・レンタル、DVD・Blu-ray・4K UHDで視聴できます。Disney+の配信開始日は2026年4月15日、DVDなどの発売日は同年5月20日です。
Q6:『ズートピア2』のDVD・Blu-rayはいつ発売されましたか?
A6:2026年5月20日です。DVDは4,070円、Blu-ray+DVDセットは5,390円、4K UHD+Blu-rayセットは7,590円(税込)で公式商品情報に掲載されています。
Q7:上戸彩のジュディ役は評判が良いのでしょうか?
A7:明るく親しみやすい声がジュディに合っているという評価がある一方、声の演技やセリフのテンポに違和感を覚えたという意見もあります。字幕版と吹き替え版を比較すると、それぞれの表現の違いを楽しめます。
まとめ:上戸彩のジュディはズートピアシリーズをつなぐ存在
上戸彩が『ズートピア』で演じているのは、正義感が強く、夢に向かって突き進むウサギの警察官ジュディ・ホップスです。
2016年の第1作では、8日間にわたるアフレコを通じて役を作り上げました。声だけで感情を伝える難しさに直面しながらも、ジュディへの愛情とスタッフのサポートによって、日本語版のキャラクター像を完成させています。
そして2025年の『ズートピア2』では、森川智之演じるニックとともに再登場。9年の時間を経て声質が変化したことへの不安を乗り越え、改めてジュディを演じました。
今回の続投で注目すべきなのは、同じ俳優が同じキャラクターを演じるというだけではありません。作品とともに成長してきた演者が、過去の経験を生かしてキャラクターの新しい物語を届けていることです。
2026年11月現在、『ズートピア2』はDisney+、デジタル配信、DVD・Blu-rayなどで視聴できます。初めて見る人は第1作から順番に鑑賞すると、ジュディとニックの関係性や上戸彩・森川智之の演技の変化をより深く楽しめます。
【プロの結論】 上戸彩のジュディ役を理解するうえで大切なのは、2016年の初出演、9年後の続投、そして声の表現に対する本人の向き合い方を一つの流れとして見ることです。『ズートピア』シリーズは、物語の続編であると同時に、日本語版キャストが積み重ねてきた表現の歴史も楽しめる作品になっています。
主な参照資料:ディズニー公式『ズートピア』『ズートピア2』作品・声優・商品情報、シネマトゥデイ上戸彩インタビュー、映画.comインタビュー、CLASSY. 2025年12月掲載インタビュー、オリコン、MANTANWEB。