「雨の御堂筋」「ラヴ・イズ・オーヴァー」などの名曲で知られる台湾出身の歌手、欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)さん。日本の歌謡界に鮮烈な足跡を残した彼女ですが、最近はテレビやコンサートで姿を見る機会が少なく、「現在は何をしているの?」「引退したの?」「亡くなったという噂は本当?」と気になっている人も多いのと考えられます。
2026年11月3日現在、欧陽菲菲さんは日本デビュー55周年という大きな節目を迎えています。所属事務所のアンドエスが公開している公式プロフィールには、55周年を記念した新しい表現への挑戦やベストアルバムのリリース予定が記載されています。加えて、2026年5月には1972年の貴重なライブ音源2作品が配信されました。現在の活動、台湾での受賞歴、テレビ出演、夫・式場壮吉さんとの関係まで、公開されている情報を整理します。
【2026年最新】欧陽菲菲の現在は?引退せず55周年の節目へ

2026年現在の欧陽菲菲さんについて、最も注目したいのは、日本デビュー55周年を迎えたことです。
所属事務所アンドエスの公式アーティストプロフィールには、2026年を55周年のアニバーサリーイヤーと位置づけ、新しい表現に挑戦する旨が掲載されています。
これは、単に過去のヒット曲を振り返るだけの周年ではありません。日本の音楽シーンに登場してから半世紀以上が経過した現在も、アーティストとしての存在を公式に発信していることを示す情報です。
現在の活動状況を整理すると
現在確認できる活動は、大きく分けて次の3つです。
- 日本デビュー55周年に向けた記念企画
- 過去の貴重なライブ音源の再発・音楽配信
- ベストアルバムのリリース計画
特に2026年5月13日には、ユニバーサルミュージックから1972年のライブ録音2作品が主要音楽配信サービスで配信されました。
これは、欧陽菲菲さんが日本で活動を始めた初期のステージを、現在のリスナーが改めて聴けるようになったという点で大きな意味があります。
一方、2026年11月3日時点で、新しい全国ツアーや定期的なテレビ出演が実施されているという公式情報は確認できません。周年企画が進んでいることと、本人が現在も頻繁にステージに立っていることは別の話です。
現在の姿はどこで確認できる?
近年の本人の姿を確認できる代表的な記録は、2023年7月1日に台湾で開催された第34回金曲奨です。
当時73歳だった欧陽菲菲さんは、授賞式に実際に登場し、特別貢献賞を受け取りました。黒を基調とした衣装で登壇し、健在ぶりを感じさせる歌声を披露しています。
授賞式の映像や台湾メディアの写真は、近年の本人の姿を確認するうえで重要な記録です。ただし、2026年撮影の新しい近影として紹介されているものとは区別する必要があります。
なお、1949年9月10日生まれのため、2026年11月現在は77歳です。
【死亡説・引退説の真相】欧陽菲菲は現在も生きている?
欧陽菲菲さんの名前を検索すると、「死亡」「死因」「病気」「引退」といった言葉が表示されることがあります。
しかし、2026年11月3日までに、本人の死亡を伝える信頼できる公式発表や訃報は確認されていません。死亡説を裏付ける公的な根拠はなく、死亡した人物として扱うのは誤りです。
死亡説が広がる背景にある夫・式場壮吉さんの訃報
欧陽菲菲さんに関する死亡説を考える際、知っておきたいのが夫だった式場壮吉さんの存在です。
式場壮吉さんは、日本のモータースポーツ界で活躍した元レーシングドライバーです。1978年4月に欧陽菲菲さんと結婚し、長年にわたって夫婦生活を送りました。
ところが、2016年5月17日、式場さんは肝疾患のため東京都内で亡くなりました。享年77歳でした。この訃報は台湾の中央通信社(CNA)などでも報じられています。
夫の訃報と欧陽菲菲さん本人の情報が検索上で混同される可能性はあります。ただし、死亡説が生まれた具体的な経路を裏付ける資料があるわけではありません。
引退したという公式発表はある?
2026年11月現在、欧陽菲菲さんが正式に引退を宣言したという発表は確認できません。
所属事務所の公式プロフィールは現在も公開されており、2026年の55周年企画や新しい表現への挑戦についても記載されています。
したがって、現状を「正式に引退した」と説明するのは適切ではありません。
一方、長期間にわたって日本のテレビや大規模コンサートへの出演が少なくなっているのも事実です。活動頻度が落ち着いていることと、歌手活動を完全に終了したことは同じではありません。
2023年の金曲奨では、本人が歌唱への意欲を示しています。
「もしできるなら、これからも歌い続け、決して諦めない」
これは2023年の授賞式での発言を日本語にしたものです。歌とパフォーマンスが人生の夢であるという思いを語り、実際に「感恩的心」を歌いました。
少なくとも、当時の本人が歌への思いを失っていなかったことは、授賞式の映像と報道から確認できます。
【年表・経歴】欧陽菲菲のデビューから2026年55周年まで
欧陽菲菲さんの現在を理解するには、日本だけでなく台湾や香港、アメリカなどにも活動の場を広げてきたキャリアを振り返る必要があります。
台湾でプロ歌手として活動を始めた後、1971年に「雨の御堂筋」で日本デビュー。日本の音楽市場で成功を収めた後も、中華圏や海外での活動を続けてきました。
欧陽菲菲の主な経歴と活動の転換点
| 年代 | 主な出来事 | 実績・意味 |
|---|---|---|
| 1949年 | 台湾・台北市に生まれる | 後にアジアを代表する歌手として活躍 |
| 1960年代 | 台湾でプロ歌手として活動 | レストランシアターなどで歌手としての経験を積む |
| 1971年 | 「雨の御堂筋」で日本デビュー | オリコン9週連続1位を記録 |
| 1972年 | NHK紅白歌合戦に初出場 | 外国人ソロ歌手として初出場 |
| 1983年 | 「ラヴ・イズ・オーヴァー」が大ヒット | 日本レコード大賞ロングセラー賞を受賞 |
| 1993年 | 台湾でアルバム「擁抱」を発表 | タイトル曲が台湾のチャート1位 |
| 1994年 | 「感恩的心」がヒット | 台湾版ドラマ「おしん」のテーマ曲として人気を獲得 |
| 2006年 | 日本デビュー35周年記念公演 | 東京・大阪でライブを開催 |
| 2010年 | 台北アリーナでソロコンサート | 約1万2,000人を動員 |
| 2013年 | 「Still I Love You」を発売 | 「ラヴ・イズ・オーヴァー」から30年を記念した作品 |
| 2023年 | 第34回金曲奨で特別貢献賞を受賞 | 台湾で本人が授賞式に登場し歌唱 |
| 2026年 | 日本デビュー55周年 | ライブ音源配信や記念アルバムの企画 |
この年表から分かるのは、欧陽菲菲さんのキャリアが日本のヒット曲だけで完結していないことです。
1970年代には日本で大きな成功を収め、1980年代にはバラード歌手として新しい代表曲を生み出しました。その後は台湾を含む中華圏での音楽活動にも力を入れています。
日本デビュー55周年という数字は、単に年齢を重ねたという意味ではありません。日本と台湾の音楽文化をつないできた長いキャリアの節目でもあります。
【台湾での活動】金曲奨の特別貢献賞が示した存在感
欧陽菲菲さんの現在を語るうえで欠かせないのが、台湾での活動と2023年の金曲奨受賞です。
日本では「雨の御堂筋」や「ラヴ・イズ・オーヴァー」の歌手として知られていますが、台湾でも長年にわたって人気と影響力を持つアーティストです。
2023年、第34回金曲奨で特別貢献賞を受賞
2023年7月1日に開催された第34回金曲奨で、欧陽菲菲さんは特別貢献賞を受賞しました。
金曲奨は台湾の音楽業界を代表する権威ある音楽賞です。今回の受賞は、長年の音楽活動や独自のパフォーマンススタイル、台湾と日本の音楽シーンに与えてきた影響が評価されたものです。
台湾の中央通信社や台湾テレビ(TTV)の報道によると、欧陽菲菲さんは授賞式に自ら登場し、賞を受け取りました。これが本人にとって初めての金曲奨受賞となりました。
加えて、受賞後には代表曲「感恩的心」をアカペラで披露。久しぶりの公の場でありながら、歌手としての存在感を示しました。
「感恩的心」は台湾でも親しまれる代表曲
「感恩的心」は、欧陽菲菲さんの台湾での活動を象徴する楽曲の一つです。
1994年に発表されたアルバム「烈火」に収録され、台湾版ドラマ「おしん」のテーマ曲として大きな支持を獲得しました。
日本で知られる「雨の御堂筋」と「ラヴ・イズ・オーヴァー」に加え、台湾では「感恩的心」が彼女の音楽的な存在感を支えてきました。
2023年の金曲奨でこの曲を歌ったことには、台湾で育った歌手としての原点と、長年応援してきたファンへの感謝を伝える意味も感じられます。
なお、2026年現在、台湾で定期的にコンサートを開催しているという公式発表は確認できません。台湾での活動実績と、現在の継続的な公演活動は分けて考える必要があります。
【最新テレビ出演・アルバム情報】2026年に確認できる活動は?
日本のテレビで欧陽菲菲さんを見かける機会が減ったことも、近況への関心が高まっている理由の一つです。
2026年のテレビ情報と音楽作品を確認すると、本人の新規出演と過去の映像の再放送、そして新録作品と過去のライブ音源の再配信を区別することが大切です。
2026年1月24日「MUSIC FAIR」に名前が掲載
2026年1月24日にフジテレビで放送された「MUSIC FAIR」には、出演者情報に欧陽菲菲さんの名前が掲載されています。
ただし、この放送は過去の音楽映像を振り返る内容を含む特集でした。テレサ・テンさんと欧陽菲菲さんによる「北酒場」の共演映像も紹介されており、過去の放送映像に基づく出演です。
つまり、2026年に本人が新たにスタジオ出演して歌ったという意味ではありません。
テレビ番組の出演者一覧に名前がある場合でも、本人の生出演なのか、過去映像なのかを確認する必要があります。
2026年5月13日、1972年のライブアルバム2作品が配信
2026年の音楽関連ニュースで特に注目したいのが、所属事務所アンドエスが4月29日に発表したライブアルバムの配信情報です。
5月13日から、ユニバーサルミュージックより次の2作品が主要音楽配信サービスで配信されています。
1.「欧陽菲菲イン・べラミ」
1972年4月7日、京都のナイトクラブ「べラミ」で行われたライブを収録した作品です。「雨の御堂筋」をはじめ、洋楽や邦楽のメドレーなど全13曲が収録されています。
2.「欧陽菲菲オンステージ」
1972年7月9日、大阪フェスティバルホールで開催された来日1周年記念コンサートのライブ録音です。「雨の御堂筋」「雨のエアポート」に加え、「上を向いて歩こう」「Danny Boy」など全14曲が収録されています。
いずれも新録アルバムではなく、1972年当時のライブ記録です。デビュー初期の力強い歌唱やステージパフォーマンスを楽しめる、55周年の節目にふさわしい企画といえます。
2026年のベストアルバムは発売される?
所属事務所の公式アーティストプロフィールには、2026年のデビュー55周年に合わせてベストアルバムをリリースする予定との記載があります。
ただし、2026年11月3日時点で、発売日・正式タイトル・収録曲・商品形態などの具体的な詳細は確認できていません。
ユニバーサルミュージックの公式アーティストページには、過去のベスト盤として次の作品が掲載されています。
- 「ゴールデンベスト 欧陽菲菲」:2012年12月5日発売
- 「エッセンシャル・ベスト1200 欧陽菲菲」:2018年3月21日発売
2026年5月に配信された2作品はライブアルバムであり、事務所プロフィールに記載されたベストアルバム計画とは別の企画です。
したがって、現段階では「55周年のベストアルバムは発売予定として案内されているが、詳細は未公表」と整理するのが正確です。
【プロの結論】欧陽菲菲の現在を正しく理解する3つのポイント
欧陽菲菲さんの近況を追うとき、重要なのはテレビ出演の回数だけで活動状況を判断しないことです。
現在の情報から読み取れる要点は3つあります。
1.引退と活動ペースの変化は別問題
テレビやコンサートへの出演が減ったことは事実ですが、正式な引退発表が確認されているわけではありません。
2023年の金曲奨で本人が歌声を披露し、2026年には所属事務所が55周年企画を発信しています。こうした事実を踏まえると、完全引退と決めつけるよりも、活動の表れ方が変化していると理解するほうが自然です。
2.日本だけでなく台湾の実績にも注目する
欧陽菲菲さんは日本で成功した後も、台湾をはじめとするアジア各地で活動を続けてきました。
台湾のアルバム「擁抱」や「感恩的心」、2023年の金曲奨特別貢献賞は、その実績を示す重要な記録です。
日本のテレビ番組だけを追っていると、彼女の音楽的な影響力を十分に理解できません。台湾の音楽賞や現地メディアの報道も、近況を知るための重要な情報源です。
3.2026年は新作と過去の名演を見直す節目
55周年企画で特に興味深いのは、1972年のライブ音源が2026年に改めて配信されたことです。
新曲や全国ツアーの発表がなくても、過去の録音を現代の配信環境で再び届けることは、長年のファンだけでなく、新しい世代に作品を知ってもらう機会になります。
欧陽菲菲さんのキャリアは、単なる懐メロ歌手という枠に収まりません。日本と台湾を横断して活動し、異なる音楽市場で支持を得てきた国際的なアーティストとして評価する必要があります。
今後の注目点は、55周年のベストアルバムの正式発表、本人による新しい音楽活動の告知、そして再び公のステージに立つ機会があるかどうかです。
【欧陽菲菲の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:欧陽菲菲は2026年現在も生きていますか?
A1:2026年11月3日現在、本人の死亡を伝える信頼できる公式発表や訃報は確認されていません。2023年には台湾の金曲奨に本人が登場して特別貢献賞を受賞しています。死亡説を裏付ける情報はありません。
Q2:欧陽菲菲は歌手を引退したのですか?
A2:正式な引退発表は確認されていません。2026年には日本デビュー55周年を迎え、所属事務所が記念企画や新しい表現への挑戦を案内しています。ただし、現在の定期的なコンサート活動は確認できません。
Q3:欧陽菲菲の現在の年齢はいくつですか?
A3:1949年9月10日生まれで、2026年11月現在77歳です。
Q4:欧陽菲菲は現在、台湾に住んでいるのですか?
A4:2024年8月のNEWSポストセブンの報道では、当時も東京で暮らしていると伝えられています。ただし、2026年現在の居住地を確定できる新しい公式発表は確認されていません。台湾を現在の生活拠点と断定することもできません。
Q5:欧陽菲菲の最新テレビ出演はいつですか?
A5:2026年1月24日放送のフジテレビ「MUSIC FAIR」に出演者として名前が掲載されています。ただし、これは過去の共演映像を紹介する特集であり、2026年の新規スタジオ出演ではありません。
Q6:欧陽菲菲の2026年最新アルバムは何ですか?
A6:2026年5月13日に「欧陽菲菲イン・べラミ」と「欧陽菲菲オンステージ」の2作品が配信されました。どちらも1972年のライブ録音です。また、所属事務所のプロフィールには55周年記念ベストアルバムのリリース予定が記載されていますが、具体的な発売日は確認できていません。
Q7:欧陽菲菲の夫・式場壮吉さんは現在どうしていますか?
A7:式場壮吉さんは元レーシングドライバーで、1978年に欧陽菲菲さんと結婚しました。2016年5月17日に肝疾患のため77歳で亡くなっています。
まとめ:欧陽菲菲は2026年に日本デビュー55周年を迎えた
欧陽菲菲さんの現在について、2026年11月3日時点で確認できる情報を整理すると、日本デビュー55周年を迎え、所属事務所が記念企画や新しい表現への挑戦を案内している状況です。
正式な引退発表や本人の死亡を伝える信頼できる情報はなく、死亡説にも裏付けはありません。
2023年には台湾の第34回金曲奨で特別貢献賞を受賞し、本人が「感恩的心」を披露。2026年5月には1972年のライブ音源2作品が配信され、過去の名演を新しい世代に届ける取り組みも進みました。
一方、現在のテレビ生出演や全国コンサートの予定、2026年のベストアルバムの具体的な発売日は、まだ明らかになっていません。
「雨の御堂筋」で日本の音楽界に登場し、「ラヴ・イズ・オーヴァー」で世代を超える名曲を残した欧陽菲菲さん。55周年という節目は、その音楽人生を改めて振り返る絶好の機会です。今後の公式発表や新しい作品の情報にも注目したいところです。
主な確認資料
- アンドエス公式アーティストプロフィール・2026年ライブ盤配信告知
- 徳間ジャパン公式プロフィール
- ユニバーサルミュージック公式アーティスト・商品情報
- 台湾中央通信社(CNA)・台湾テレビ(TTV)の金曲奨報道
- KADOKAWA「ザテレビジョン」の2026年番組情報
- 中央通信社の式場壮吉さんに関する2016年報道