2026年大会の放送予定を振り返るうえで、実際の試合結果と決勝トーナメントの中継実績も押さえておきたい。
日本代表はグループFで3試合を戦い、1勝2分けで勝ち点5を獲得。グループ2位でラウンド32に進出した。
グループステージの試合結果
| 対戦カード | 結果 | 日本の成績 |
|---|---|---|
| 日本 vs オランダ | 2-2 | 引き分け |
| 日本 vs チュニジア | 4-0 | 勝利 |
| 日本 vs スウェーデン | 1-1 | 引き分け |
3試合で勝ち点5を獲得した日本は、オランダに次ぐグループFの2位で決勝トーナメントへ進んだ。
ラウンド32の日本対ブラジルはどこで放送された?
日本代表の次の試合は、2026年6月30日午前2時(日本時間)のブラジル戦だった。
中継を担当したのは、フジテレビ系列とNHK BS。DAZNでもライブ配信された。
試合は日本が佐野海舟のゴールで先制したものの、ブラジルに後半の2得点を許し、1-2で逆転負け。後半アディショナルタイムの失点によって、日本の大会はラウンド32で幕を閉じた。
NHKは決勝トーナメント1回戦の日本戦をBSで生中継する方針を事前に発表しており、実際のブラジル戦もNHK BSで放送された。フジテレビ系列も予定どおり中継を担当した。
大会全体の放送実績をどう見るべきか
今大会で注目したいのは、テレビ局ごとの放送試合数だけではなく、視聴できる試合の範囲が異なっていたことだ。
- NHK:地上波34試合を生中継し、BSでも日本代表戦を放送。
- 日本テレビ:日本代表のグループステージ1試合を含む15試合を中継。
- フジテレビ:10試合を中継し、日本のラウンド32も担当。
- DAZN:全104試合をライブ配信。
- NHK BSプレミアム4K:録画放送を含めて全104試合をカバー。
この違いは、放送権を単純に各局へ均等配分したという話ではない。テレビの地上波では大会の注目カードを広く届け、衛星放送では放送範囲を拡張し、DAZNでは全試合をリアルタイムで視聴できるようにするという、役割分担が明確な編成だった。
【無料視聴の範囲】DAZNとNHK ONEの見逃し配信はどう違う?

ワールドカップの視聴方法で特に混同されやすかったのが、DAZNの無料配信とNHK ONEの見逃し配信だ。
どちらもインターネットで試合映像を楽しめるサービスだが、対象となる試合や利用条件は異なる。
DAZNは日本代表戦全試合を無料ライブ配信
DAZNは2025年12月4日の公式発表で、日本国内におけるFIFAワールドカップ2026の全104試合の配信権を獲得したと発表した。
そのうえで、日本代表戦については全試合を無料でライブ配信すると告知していた。
ここで重要なのは、無料視聴と有料契約で見られる範囲が異なることだ。
- 無料視聴: 日本代表戦全試合。
- 有料スタンダードプラン: 大会全104試合。
- 見逃し配信: フルリプレイやハイライトなどの視聴機能。
- 視聴端末: スマートフォン、タブレット、パソコン、対応テレビなど。
DAZNの公式ヘルプでも、有効な有料契約がない利用者は日本代表戦を無料で視聴できること、スタンダードプランの加入者は追加料金なしで大会を視聴できることが案内されている。
つまり、日本代表戦だけを見たい人は無料配信、他国の試合も含めて全試合を追いたい人は有料プランという使い分けが基本だった。
NHK ONEは同時配信と見逃し配信を担当
NHK ONEは、NHKのテレビ番組をインターネットで同時配信・見逃し配信するサービスだ。
ワールドカップでは、NHK総合の対象34試合と大会期間中のハイライト番組について、同時配信と見逃し配信が予定されていた。
ただし、DAZNのように全104試合をライブ配信するサービスではない。NHKが放送する対象番組をインターネットでも視聴できる仕組みである。
また、2026年10月1日には、従来のNHKプラスというアプリ名称がNHK ONEに統一された。大会終了後にサービス名を検索する際は、この変更も覚えておきたい。
大会終了後も見逃し配信を見られる?
ここは2026年11月現在の視聴者にとって要点だ。
NHK ONEの通常の見逃し配信は、対象番組の放送終了後7日間が基本となっている。したがって、6月から7月に放送されたワールドカップの試合中継は、通常の見逃し配信期間をすでに過ぎている。
NHKは、見逃し配信が終了した番組についてNHKオンデマンドへの案内を整備している。ただし、すべてのワールドカップ中継がNHKオンデマンドで視聴できるという意味ではない。配信権や番組ごとの公開状況によって異なる。
DAZNについても、大会期間中は全試合のフルリプレイなどが視聴機能として提供されていたが、大会終了後のアーカイブ公開期間は別途確認が必要だ。
「当時、見逃し配信があった」ことと「現在も全試合を視聴できる」ことは区別しなければならない。
【プロの結論】テレビとネット配信はどちらを選ぶべきだった?
2026年大会の放送体制から見えてくるのは、テレビとインターネット配信の競争が、単純な視聴者の取り合いではなく、視聴目的に合わせた役割分担へ進んでいることだ。
地上波テレビが向いている人
NHK総合、日本テレビ、フジテレビ系列のテレビ放送は、追加の動画配信契約をせずに、放送対象試合を自宅のテレビで楽しみたい人に適している。
特に日本代表の主要試合は地上波やBSでも放送されたため、テレビ中心の観戦スタイルでも大会の大きな流れを追えた。
ただし、地上波の放送対象は全104試合ではない。見たい試合が放送されるかを事前に調べる必要がある。
DAZNが向いている人
DAZNの強みは、試合数の多さとライブ配信の網羅性にある。
日本代表だけでなく、オランダ、ブラジル、アルゼンチン、フランスなどの試合もリアルタイムで追いたいサッカーファンには、全104試合の配信が大きなメリットだった。
一方、無料配信だけで全試合を視聴できるわけではない。日本代表戦以外も見る場合は、有料プランの条件を確認する必要がある。
NHK BSプレミアム4Kが向いている人
高精細映像で試合を楽しみたい人には、NHK BSプレミアム4Kが選択肢となった。
全104試合を生中継と録画放送でカバーするため、地上波だけでは見られないカードも視聴できる。ただし、録画放送を含むため、キックオフと同時にすべての試合を見られるわけではない。
放送情報で間違えやすい3つのポイント
1. 「NHKが全104試合を生中継した」という誤解
NHK BSプレミアム4Kは全104試合を放送したが、生中継と録画放送の両方を含む。全試合のライブ配信を担当したのはDAZNだ。
2. 「DAZNの日本戦無料配信なら全試合無料」という誤解
無料配信の対象は日本代表戦全試合。大会全104試合を視聴する場合は有料プランの対象範囲を確認する必要がある。
3. 「NHK ONEなら大会終了後も全試合を見逃し視聴できる」という誤解
通常の見逃し配信には公開期間がある。大会中の配信実績と、現在のアーカイブ公開状況は別々に確認したい。
【サッカーワールドカップの放送予定】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年ワールドカップの日本代表戦は何時から放送された?
日本時間で、オランダ戦は6月15日午前5時、チュニジア戦は6月21日午後1時、スウェーデン戦は6月26日午前8時にキックオフした。NHK総合と日本テレビ系列が地上波中継を担当し、DAZNでも全試合が配信された。
Q2:日本対オランダの中継局はどこだった?
NHK総合が担当した。DAZNでもライブ配信された。試合は2-2の引き分けだった。
Q3:日本対チュニジアはNHKと日本テレビのどちらで放送された?
日本テレビ系列とNHK BSの両方で生中継された。キックオフは日本時間の6月21日午後1時で、日本は4-0で勝利した。
Q4:日本対スウェーデンはどこで見られた?
NHK総合とDAZNが中継・配信を担当した。6月26日午前8時開始で、結果は1-1の引き分けだった。
Q5:ワールドカップ全104試合を無料で見る方法はあった?
DAZNでは日本代表戦全試合が無料ライブ配信の対象だった。ただし、全104試合を無料で視聴できるわけではない。全試合のライブ配信には有料プランが必要だった。
Q6:NHK BSプレミアム4Kは全104試合を生中継した?
全104試合を放送したが、生中継と録画放送を組み合わせた編成だった。全104試合をライブ配信したのはDAZNである。
Q7:2026年11月現在、NHK ONEでワールドカップを見逃し視聴できる?
通常の見逃し配信期間は放送後7日間が基本のため、6~7月の試合中継は通常の配信期間を終了している。NHKオンデマンドなどで関連番組が公開されている場合もあるが、全試合の視聴が保証されているわけではない。
まとめ:2026年ワールドカップの放送実績と失敗しない視聴方法
2026年FIFAワールドカップは、NHK、日本テレビ、フジテレビ、DAZNがそれぞれ異なる役割を担った大会だった。
日本代表のグループステージは、NHK総合がオランダ戦とスウェーデン戦、日本テレビ系列がチュニジア戦を担当。チュニジア戦はNHK BSでも放送された。
大会全体では、NHKが地上波34試合、日本テレビ系列が15試合、フジテレビ系列が10試合を生中継。NHK BSプレミアム4Kは録画放送を含む全104試合をカバーし、DAZNは全104試合をライブ配信した。
特に押さえておきたいのは、無料視聴と全試合視聴の違い、そしてライブ配信と見逃し配信の公開期間の違いだ。
大会終了後の現在、当時の放送予定を調べる場合はJFAの公式記録、放送体制を調べる場合は各テレビ局の公式発表、過去の配信条件を確認する場合はDAZNやNHKの公式案内を基準にすると情報を整理しやすい。
ワールドカップの放送情報は、試合数だけでなく「どの局が、どの試合を、どの方法で届けたか」まで見ることが、正確な視聴情報を見極めるポイントとなる。