ブレーブスを破って勢いに乗るドジャースを待っていたのは、ナショナルリーグ中地区を103勝59敗で制したミルウォーキー・ブルワーズだった。
2026年10月11日から始まったNLCSは、ドジャースにとって厳しい展開となった。
第1戦:2対1でブルワーズが先勝
10月11日の第1戦はブルワーズが2対1で勝利。
ドジャースは2回にアンディ・パヘスの適時打で先制したが、その後は追加点を奪えなかった。
ブルワーズは4回にブライス・トゥラングの本塁打で同点とし、5回にはルイス・ララの適時打で逆転。救援陣がリードを守り切った。
ドジャースは初戦から打線のつながりに苦しんだ。
第2戦:7失点で2連敗
10月12日はブルワーズが7対4で勝利。
ドジャースも4得点を挙げたものの、ブルワーズの攻撃を止められず、シリーズは0勝2敗となった。
この時点でドジャースは、本拠地に戻る前に2連勝が必要な状況に追い込まれた。
第3戦:ジェイク・バウアーズの一発で3連敗
10月14日の第3戦はブルワーズが6対2で勝利。
ドジャースはウィル・スミスの2点適時二塁打などで反撃したが、試合終盤に流れを失った。
特に印象的だったのがジェイク・バウアーズの本塁打だ。
ブレイク・スネルとの対戦で11球を投げさせた末、7回に2ラン本塁打を放ち、ブルワーズのリードを広げた。
この一発でドジャースは3連敗。後がない状況に追い込まれた。
第4戦:大谷翔平の3ランも届かず、4連敗で終戦
10月15日の第4戦は、2026年のドジャースを象徴するような試合となった。
序盤、ドジャースは大谷翔平の3ラン本塁打などで4対0とリード。第5戦への望みをつなぐかに見えた。
しかし、ブルワーズは反撃を開始する。
- 4回:2得点
- 5回:2得点
- 6回:ギャレット・ミッチェルの勝ち越し本塁打
- 9回:デビッド・ハミルトンの追加本塁打
最終スコアはブルワーズ6対4ドジャース。
大谷の本塁打で作った4点のリードを守れず、ドジャースは4連敗で敗退した。
MLB公式の試合レポートによると、この試合のブルワーズは4点差を逆転してリーグ優勝を決めた。これはリーグ優勝決定シリーズを制する際の逆転劇として、MLB史上最大級の記録に並ぶものだった。
加えて、前年はドジャースにポストシーズンでスイープされたブルワーズが、翌年には同じ相手を4連勝で下した。前年と立場が完全に逆転した歴史的なシリーズでもあった。
【大谷翔平・山本由伸の2026年成績】打撃と投球を数字で比較
日本のファンにとって、ドジャースの結果を振り返るうえで欠かせないのが大谷翔平と山本由伸の成績だ。
両選手はレギュラーシーズンで存在感を示したが、ポストシーズンでは異なる課題に直面した。
大谷翔平の2026年打撃成績
MLB公式選手記録による大谷の2026年レギュラーシーズン打撃成績は次のとおり。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 打数 | 523 |
| 打率 | .275 |
| 安打 | 144 |
| 本塁打 | 30 |
| 打点 | 81 |
| 盗塁 | 11 |
| 出塁率 | .377 |
| OPS | .889 |
打率だけでなく、出塁率と長打力を合わせたOPSも.889。打線の中心として十分な成績を残した。
一方、ポストシーズンの打撃成績は以下のとおり。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 打数 | 26 |
| 打率 | .192 |
| 安打 | 5 |
| 本塁打 | 1 |
| 打点 | 3 |
| 盗塁 | 1 |
| OPS | .631 |
レギュラーシーズンと比べると打率は大きく低下した。
ただし、NLCS第4戦では3ラン本塁打を放っており、最後まで試合を諦めない姿勢を見せた。
なお、大谷は投手としてもレギュラーシーズン14試合に登板し、8勝2敗、防御率1.79、85回2/3、95奪三振という優れた成績を残している。2026年も二刀流としてチームに貢献した。
山本由伸の2026年投手成績
山本のレギュラーシーズン成績は以下のとおり。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 登板 | 28試合 |
| 勝敗 | 14勝9敗 |
| 防御率 | 2.53 |
| 投球回 | 185回 |
| 奪三振 | 182 |
| WHIP | 0.87 |
特にWHIP0.87は、走者を出す頻度を抑えた安定感を示している。
ポストシーズンでは2試合に登板し、1勝0敗、防御率3.72、9回2/3、11奪三振を記録した。
ブレーブスとの第3戦で7回1失点、10奪三振を記録した投球は、2026年のドジャースにおける重要なハイライトだった。
日本人選手2人の成績から見えること
大谷はレギュラーシーズンで打撃と投球の両方で貢献し、山本は先発ローテーションの柱として安定した数字を残した。
個人の成績だけを見れば、2人がチームの敗退を直接説明するわけではない。
むしろ、レギュラーシーズンの個人成績と、短期決戦でチーム全体が勝ち切る力は別の評価軸であることが、2026年の結果から分かる。
【プロの分析】100勝チームがポストシーズンで敗れた3つの理由
100勝62敗という成績を残したドジャースが、なぜワールドシリーズに届かなかったのか。
試合結果と個人成績を照らし合わせると、主に3つのポイントが浮かび上がる。
1.得点力がブルワーズ戦で低下した
レギュラーシーズンでは162試合で801得点を記録したドジャースだが、ブルワーズとの4試合では合計11得点にとどまった。
| 比較項目 | レギュラーシーズン | NLCS |
|---|---|---|
| 試合数 | 162 | 4 |
| 総得点 | 801 | 11 |
| 1試合平均得点 | 約4.94 | 2.75 |
短期決戦では、相手の先発投手や救援投手に合わせた打撃対応が求められる。
ブルワーズは先発陣だけでなく、救援陣も効果的に起用し、ドジャースの攻撃を抑えた。
2.ブルワーズの投手陣と守備が上回った
第1戦ではブルワーズの救援陣が1点差を守り、第3戦では終盤にバウアーズの本塁打が飛び出した。
第4戦でも、ドジャースが4点を先行しながら逆転を許している。
つまり、ドジャースは先制できなかったわけではない。問題は、相手の反撃を止めてリードを維持できなかったことにある。
3.好機を得点に変える力が足りなかった
ブレーブスとの地区シリーズでも、MLB公式レポートは、ドジャースが得点圏で20打席を迎えながら安打は1本だけだったと伝えている。
それでも3勝1敗で勝ち上がれたのは、本塁打や投手陣の踏ん張りで勝ち切れたからだ。
しかし、ブルワーズ戦では相手の得点力と投手力がさらに上回り、同じ勝ち方を続けることが難しくなった。
ここが2026年の最大の教訓だ。レギュラーシーズンでの圧倒的な総合力が、そのままポストシーズンでの勝利を保証するわけではない。
【今日の試合結果・今後の日程】2026年シーズンは終了
2026年11月5日現在、ドジャースの2026年シーズンはすでに終了している。
今季最後の試合は10月15日のブルワーズとのNLCS第4戦。4対6で敗れ、ワールドシリーズ進出を逃した。
したがって、今日のドジャースの公式戦結果はない。
今後の試合情報を確認するときは、次の3項目を区別すると分かりやすい。
- 試合速報: 試合中の得点経過や選手交代、投手成績。
- 試合日程: 2027年のレギュラーシーズンや春季キャンプの日程。
- 勝敗表・順位: 2026年の最終順位と翌シーズンの新しい順位表。
特に2026年の最終成績と2027年の途中経過を混同しないことが大切だ。シーズンをまたいで検索する場合は、必ず対象年を確認したい。
【ドジャースの試合結果に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ドジャースの2026年最終成績は何勝何敗ですか?
A1:レギュラーシーズンは100勝62敗、勝率.617でナショナルリーグ西地区1位でした。ポストシーズンではブレーブスを3勝1敗で破りましたが、ブルワーズに4連敗し、NLCSで敗退しました。
Q2:2026年のドジャース対ブルワーズの結果は?
A2:NLCSはブルワーズが4連勝しました。試合結果は2対1、7対4、6対2、6対4で、ドジャースは1勝もできずに敗退しました。
Q3:2026年の大谷翔平と山本由伸の成績は?
A3:大谷は打率.275、30本塁打、81打点、OPS.889。投手としても8勝2敗、防御率1.79でした。山本は14勝9敗、防御率2.53、182奪三振を記録しました。
まとめ:2026年ドジャースは100勝を達成するも、最後に課題を残した
2026年のドジャースは、100勝62敗でナショナルリーグ西地区を制した強豪チームだった。
ブレーブスとの地区シリーズも3勝1敗で突破し、大谷翔平の打撃と投球、山本由伸の安定した先発投球など、日本人選手の活躍も光った。
しかし、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズでは4連敗。特に得点力の低下と、リードを守り切れなかった投手陣の課題が浮き彫りになった。
2026年の結果を評価する際に重要なのは、レギュラーシーズンの100勝という実績と、ポストシーズンの敗退を分けて考えることだ。
100勝できるチームを作る力と、最後の4勝を勝ち取る力は同じではない。
大谷翔平と山本由伸を擁するドジャースが、2027年にどのようなチーム編成と戦術で再び頂点を目指すのか。2026年の悔しい敗退は、その次のシーズンを占う重要な出発点となった。