2026年の『ニュースウオッチ9』を理解するうえで、注目したいのが4人の女性出演者です。それぞれ異なる経歴と専門性を持ち、報道番組の進行を支えています。
1. 野口葵衣アナウンサー|月曜~木曜のメインキャスター
野口アナは2018年にNHKへ入局。山形放送局で地域ニュースやリポートを経験した後、2021年に福岡放送局へ異動しました。
全国的に知名度を高めたきっかけの一つが、2022年4月から2024年3月まで担当した『ブラタモリ』です。タモリさんと各地を巡り、土地の歴史や地形を紹介するアシスタントとして出演しました。
その後、東京アナウンス室に異動し、『NHKニュースおはよう日本』などを担当。2025年3月31日から『ニュースウオッチ9』のプレゼンター・リポーターに就任しました。
2026年7月6日には、月曜~木曜のメインキャスターに就任。リポーターからサブキャスターを経て、番組の中心的な進行役へと担当領域を広げています。
特に注目したいのは、地域報道と全国ニュースの両方を経験している点です。地方局で培った現場感覚と、東京での全国報道の経験が、現在のキャスターとしての基盤になっています。
2. 川口由梨香アナウンサー|金曜日のメインキャスター
川口アナは2019年度にNHKへ入局したアナウンサーです。
初任地の長野放送局では、地域のニュースや中継、リポートを担当。NHKの公式プロフィールでは、2019年の台風19号災害後、防災や福祉をテーマに取材を深めた経歴が紹介されています。
2023年に東京アナウンス室へ異動してからは、全国向けの報道番組にも携わってきました。
また、中学から大学にかけて約5年間をアメリカで過ごした経験があり、異なる文化や価値観に触れてきたこともプロフィールで紹介されています。
2026年8月21日からは『ニュースウオッチ9』の金曜日担当に就任しました。
それ以前には『キャッチ!世界のトップニュース』などを担当。国際ニュースに関わってきた経験も、今後の報道キャスターとしての強みになるでしょう。
3. 吉岡真央アナウンサー|スポーツキャスター
吉岡アナは、2022年度に『ニュースウオッチ9』のフィールドリポーターとして参加しました。
翌2023年度からスポーツキャスターを担当し、スポーツニュースの結果や注目ポイントを伝える役割を担っています。
スポーツ担当は、メインキャスターとは別の専門領域です。試合結果だけでなく、競技の背景や選手の活躍を視聴者に分かりやすく届けることが大切です。
4. 田中美都さん|気象キャスター
田中さんは、NHKのアナウンサーではなく、気象予報士として活動する専門家です。
大学卒業後は食品メーカーに勤務。天候や気温が商品の売れ行きに影響することを知り、暮らしと密接につながる気象の仕事に関心を持ったと、所属するウェザーマップのプロフィールで紹介されています。
気象予報士だけでなく防災士の資格も保有しており、天気予報と防災情報の両面から視聴者に情報を届けられる人材です。
NHK総合では『午後LIVE ニュースーン』『サタデーウオッチ9』などにも出演しています。『ニュースウオッチ9』については、祝日などの出演実績が紹介されています。2026年11月2日の番組表にも気象キャスターとして名前が掲載されています。
【歴代女性キャスターの変遷】井上あさひ・桑子真帆・和久田麻由子から星麻琴まで
『ニュースウオッチ9』の女性キャスターは、番組の改編とともに変化してきました。
単純に出演者が入れ替わっただけではありません。アナウンサー中心の進行から、報道記者の専門性を組み合わせる体制へと変化してきた点も見逃せません。
2006年から現在までの代表的な女性キャスター
初期:伊東敏恵・青山祐子
2006年4月の番組開始当初は、伊東敏恵アナウンサーが女性キャスターとして出演しました。
2008年3月からは青山祐子アナウンサーが担当し、2011年4月まで番組を支えました。
2011年~2015年:井上あさひ
2015年~2017年:鈴木奈穂子
2017年~2020年:桑子真帆
2020年~2022年:和久田麻由子
2022年~2024年:山内泉・林田理沙
2024年の番組改編では、星麻琴アナウンサーとNHK報道記者の佐藤真莉子さんが広内仁記者とともに新体制を構成しました。林田アナは平日版から土曜日の番組へ移っています。
星麻琴キャスターは降板後どうなった?
星麻琴アナウンサーは2024年4月にメインキャスターへ就任しました。
2025年2月にはNHKが佐藤真莉子記者の番組卒業を発表し、同年4月からは星アナと広内仁記者を中心とした2人体制へ移行しました。
しかし、2026年7月2日の放送で星アナは番組を卒業。本人は番組で、リポーター時代を含めて合計5年3か月担当したことを振り返りました。
その後、星アナは2026年7月7日放送の『クローズアップ現代』に新キャスターとして登場しました。
つまり、ニュースウオッチ9から姿を消したことは、NHKを退職したことを意味しません。担当番組が変更されたということです。2026年11月時点でも『クローズアップ現代』への出演が確認できます。
【NHKニュース9とニュースウオッチ9の違い】名前が似ている2番組を整理
検索する際に意外と混乱しやすいのが、「NHKニュース9」と「ニュースウオッチ9」の違いです。
実は、両者は同じ名称の番組が続いているわけではありません。
NHKニュース9は1993年に始まった番組
当初は平日午後9時から9時30分までの30分番組でしたが、2000年3月の改編で15分に短縮されました。
そして2006年3月31日に放送を終了しています。
ニュースウオッチ9は2006年4月にスタート
平日午後9時から10時までの1時間枠を基本とし、ニュースだけでなく、独自取材、特集、記者による解説、スポーツ、気象情報などを組み合わせています。
共同通信社の番組解説でも、政治・経済から社会問題、スポーツまで幅広く扱うNHKの看板報道番組として紹介されています。
何が変わったのか
大きな違いは、番組の構成と情報の伝え方です。
- NHKニュース9:短時間で主要ニュースを伝える定時ニュースの性格が強い番組。
- ニュースウオッチ9:ニュースに加えて、背景の説明や取材、専門的な解説を組み合わせる大型報道番組。
現在のニュースウオッチ9で、NHK報道記者がキャスターを務めるのも特徴です。
2024年度には、広内仁記者と佐藤真莉子記者という専門性の高い記者を起用し、アナウンサーと記者がそれぞれの強みを生かす体制を導入しました。
したがって、「NHKニュース9の女性キャスター」と検索した場合でも、1990年代から2000年代初頭の旧番組を探しているのか、現在の『ニュースウオッチ9』を探しているのかで、調べるべき出演者は変わります。
【ニュースウオッチ9のキャスター交代理由】2024~2026年の変化を検証
女性キャスターの交代が続くと、「降板させられたのでは?」「何か問題があったのでは?」と気になる人もいるでしょう。
しかし、番組の出演者変更は、NHKの年度改編や担当番組の再編と切り離して考えることはできません。
2024年4月:記者キャスターを重視する体制へ
2024年度の大きな変更は、広内仁記者、佐藤真莉子記者、星麻琴アナウンサーの3人体制でした。
NHKは番組の刷新にあたり、専門性を持つ記者キャスター2人を起用。国内外のニュースを取材し、背景まで掘り下げる構成を打ち出しました。
一方、林田理沙アナウンサーは『サタデーウオッチ9』へ移動しています。
これは単なる出演終了ではなく、平日版と土曜版で役割を分けた番組再編として見ることができます。
2025年4月:野口葵衣アナがリポーターに就任
2025年2月12日、NHKは野口アナが4月から『ニュースウオッチ9』のリポーターを担当すると発表しました。
この時期の番組体制は、星麻琴アナと広内仁記者を中心とする2人体制へ移行。佐藤真莉子記者は3月いっぱいで番組を卒業しました。
野口アナは、番組の現場取材やプレゼンテーションを担う立場から経験を積みました。
2026年7月~8月:女性メインキャスターの曜日別体制へ
2026年夏には、さらに大きな変化がありました。
- 7月2日:星麻琴アナが番組を卒業。
- 7月6日:野口葵衣アナが月曜~木曜のメインキャスターに就任。
- 7月7日:星アナが『クローズアップ現代』のキャスターとして登場。
- 8月21日:川口由梨香アナが金曜日の担当に就任。
こうした変更によって、2026年11月には野口アナと川口アナが曜日別にメインキャスターを務める体制が確認できます。
キャスター交代を理解する3つのポイント
1. 年度改編による担当変更: NHKでは年度ごとに番組編成やアナウンサーの担当が見直される。
2. 報道体制の変更: 記者キャスター、アナウンサー、専門キャスターの役割が再構成される。
3. 個人のキャリア形成: 夕方ニュース、全国ニュース、教養番組など、経験を積む場所が変わる。
特に星麻琴アナのケースは、番組卒業後に別の看板報道番組へ移った事例です。林田理沙アナも平日版から土曜版へ担当を移しており、番組を離れたことだけでアナウンサーとしての活動終了と判断することはできません。
【よくある質問】NHKニュース9の女性キャスターに関するFAQ
Q1:2026年11月現在、NHKニュースウオッチ9の女性メインキャスターは誰ですか?
野口葵衣アナウンサーと川口由梨香アナウンサーです。野口アナは月曜~木曜、川口アナは金曜日を中心にメインキャスターを担当しています。
Q2:野口葵衣アナと川口由梨香アナの出演曜日はいつですか?
2026年夏以降の基本体制では、野口アナが月曜~木曜、川口アナが金曜日です。ただし、祝日や特別編成、代役出演などによって変更される場合があります。
Q3:星麻琴アナはニュースウオッチ9を降板した後、何をしていますか?
2026年7月2日に同番組を卒業し、7月7日から『クローズアップ現代』のキャスターを担当しています。NHKを退職したわけではありません。
2026年11月の『ニュースウオッチ9』を代表する女性キャスターは、野口葵衣アナウンサーと川口由梨香アナウンサーです。
野口アナは月曜~木曜、川口アナは金曜日を担当。スポーツでは吉岡真央アナ、気象では田中美都さんらが出演しています。
歴代を振り返ると、井上あさひ、鈴木奈穂子、桑子真帆、和久田麻由子、山内泉、林田理沙、星麻琴といった女性キャスターが、それぞれの時代の番組を支えてきました。
特に2026年は、星麻琴アナの卒業、野口葵衣アナのメインキャスター就任、川口由梨香アナの金曜日担当開始という大きな転換点を迎えています。
番組情報を正確に把握するための判断基準は、次の3つです。
- 「現在の出演者」を知りたい場合は、放送日当日の番組表を確認する。
- 「歴代キャスター」を調べる場合は、メインキャスターとスポーツ・気象担当を区別する。
- 「降板後」を調べる場合は、NHK内での異動や新しい担当番組まで確認する。
『ニュースウオッチ9』は、キャスターの顔ぶれだけでなく、記者による取材力や専門分野の担当者との連携も見どころです。
今後も年度改編や担当変更によって出演者が変わる可能性があります。毎日の放送予定とNHKの公式番組情報を照らし合わせることで、現在の出演者をより正確に把握できます。