俳優の市村正親さんと女優の篠原涼子さんは、2021年7月24日に離婚を発表しました。約15年半の結婚生活に終止符を打った2人ですが、離婚後も親子4人で旅行や食事に出かけるなど、一般的な離婚後の関係とは異なる家族の形を築いています。
離婚のきっかけとして公表されたのは、新型コロナウイルスの感染防止を目的とした別居でした。その後、仕事を続けるなかで別居が生活の基本となり、夫婦として、親として、俳優として新しい関係を模索するようになったと説明されています。2025年にはテレビ番組で篠原さんとの交流について語り、2026年11月3日放送の「徹子の部屋」でも、息子たちと暮らす現在の生活を明かしました。
【離婚発表の真相】市村正親と篠原涼子は2021年7月24日に離婚していた
市村正親さんと篠原涼子さんは、2021年7月24日、双方の所属事務所を通じて離婚を発表しました。同日、東京都内の区役所に離婚届を提出したことも報じられています。
結婚したのは2005年12月。約15年半にわたる夫婦生活を経て、それぞれの俳優人生を尊重する新しい関係へと移行しました。
当時、市村さんは72歳、篠原さんは47歳。24歳の年齢差がある夫婦としても知られ、舞台共演をきっかけに結ばれた2人の離婚は大きな話題になりました。
双方が発表したコメントに共通していた思い
離婚発表では、2人がそれぞれ直筆署名入りのコメントを公表しました。注目されたのは、相手への感謝や尊敬を示しながら、離婚後も子どもたちを支えていく姿勢を明確にしていたことです。
「涼子との出会いは私の人生最大の喜びです。」
これは市村さんが発表したコメントの一節です。加えて、今後については、俳優として、親として、新たな形のパートナーになり、子どもたちを支えていきたいという趣旨を説明しました。
一方、篠原さんも市村さんに対する尊敬の念は変わらないと表明。親権についても、父親の背中を見せて育てたいという市村さんの希望と、息子たちにたくましく育ってほしいという自身の願いが一致したと説明しています。
篠原さんは、離婚後も母親として子どもたちと触れ合い、話し合いながら支えていく意向を示しました。
つまり、発表時点から2人が目指していたのは、単純に関係を断ち切ることではなく、夫婦という形を解消したうえで親としての関係を続けることでした。
【結婚歴と出会い】市村正親と篠原涼子は舞台「ハムレット」で共演
2人の関係を理解するうえで欠かせないのが、舞台を通じた出会いです。
市村正親さんは1949年1月28日生まれ。1973年に劇団四季の舞台「イエス・キリスト=スーパースター」でデビューし、退団後もミュージカルやストレートプレイなどで活躍してきた日本を代表する舞台俳優です。
一方、篠原涼子さんは1973年8月13日生まれ。東京パフォーマンスドールでの活動を経て、歌手としても女優としても知名度を高めました。「アンフェア」「ハケンの品格」などの作品でも知られています。
2001年の舞台共演が交際のきっかけ
2人が出会ったのは、2001年9月に上演された蜷川幸雄さん演出の舞台「ハムレット」です。
市村さんがハムレット役、篠原さんがオフィーリア役を演じ、恋人同士という役柄で共演しました。この舞台での交流をきっかけに交際へと発展したと報じられています。
その後、2005年12月に結婚。24歳差の結婚として注目を集めました。
市村正親には篠原涼子との結婚以前にも結婚歴がある
市村さんの結婚歴についても整理しておきましょう。市村さんは1984年に、同じ劇団四季で活動していた女優の八重沢真美さんと結婚し、2003年に離婚しています。
その後、篠原さんと2005年に再婚しました。したがって、篠原さんとの結婚は市村さんにとって2度目の結婚でした。
篠原さんとの間には2人の息子が誕生しています。長男は2008年5月、次男は2012年2月に生まれました。
市村さんは舞台を中心に活動しながら家庭を築き、篠原さんも出産や育児を経て女優活動を続けてきました。2人の関係は、同じ俳優という職業を持つ夫婦ならではの相互理解に支えられていた部分もあったと考えられます。
【離婚の経緯と理由】コロナ禍の別居が夫婦関係を変えた
市村正親さんと篠原涼子さんの離婚理由として、2021年の発表で最も明確に説明されたのが、新型コロナウイルスの感染防止を目的とした別居です。
2020年から始まった感染防止のための別居
市村さんの説明によると、2020年に新型コロナウイルスの感染拡大が起きたことで、撮影期間中の家庭内感染を防ぐため、別居して仕事に取り組む生活を始めました。
俳優という職業は、撮影現場や舞台など、多くのスタッフや出演者と接する機会があります。仕事を通じて家庭に感染を持ち込むリスクを減らすことは、家族を守るための現実的な対応でもありました。
当初は撮影期間中の一時的な措置だったものの、仕事が続いたことで別居が基本的な生活スタイルへと変化していきました。
市村さんは、この変化を受け、夫婦、親、そして俳優として、それぞれにとって新しい関係を考えるようになったと説明しています。
2025年に市村正親が明かした、もう一つの離婚の背景
離婚から約4年後の2025年5月4日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」では、市村さんが篠原さんとの関係について改めて語りました。
市村さんは、女優としての篠原さんを高く評価しており、もっと多くの作品で彼女の芝居を見たいという思いがあったと説明しています。
篠原さん自身も、さまざまな仕事に挑戦したいという希望を持っていたといい、市村さんはその意向を尊重して独立を後押ししたという趣旨の話をしました。
この発言から読み取れるのは、離婚が単なる夫婦間の対立だけで説明されるものではなかったということです。
感染症対策を契機に生活環境が変わり、それぞれが俳優として追求したい活動や人生の方向性を考えた結果、新しい関係を選択したという流れが見えてきます。
不倫や第三者が離婚原因だったのか
芸能人夫婦の離婚では、別の交際相手や不倫などが原因ではないかという憶測が生まれることがあります。
しかし、2021年の双方の公式コメントで説明されたのは、コロナ禍の別居と、その後の生活スタイルや夫婦関係の変化です。特定の第三者との交際を離婚原因とする説明は発表されていません。
後年の市村さんの発言でも、篠原さんへの敬意や女優としての活動を応援する気持ちが語られています。公表された経緯からは、互いの人生や仕事を尊重するために関係を再構築したという側面がうかがえます。
【時系列一覧】市村正親と篠原涼子の結婚から2026年までの経緯
2人の関係を時系列で整理すると、出会いから結婚、別居、離婚、そして離婚後の交流まで、一連の変化が分かります。
| 時期 | 出来事 | 内容・確認できる事実 |
|---|---|---|
| 1984年 | 市村正親の最初の結婚 | 女優の八重沢真美さんと結婚 |
| 2001年9月 | 舞台で共演 | 蜷川幸雄演出「ハムレット」で共演し、交際のきっかけとなる |
| 2003年5月 | 前妻との離婚 | 八重沢真美さんとの婚姻関係が終了 |
| 2005年12月 | 市村・篠原が結婚 | 24歳差の夫婦として話題になる |
| 2008年5月 | 長男誕生 | 市村優汰さんが誕生 |
| 2012年2月 | 次男誕生 | 第2子となる男児が誕生 |
| 2020年 | 別居生活の開始 | コロナ禍の家庭内感染防止を目的に別居 |
| 2021年7月24日 | 離婚を正式発表 | 長男・次男の親権は市村さん。慰謝料・財産分与なし |
| 2025年1月 | 家族4人で旅行 | 市村さんが番組で箱根の温泉旅行を明かす |
| 2025年9月12日 | 「徹子の部屋」に出演 | 篠原さんとの行き来、食事、祭りや墓参りを語る |
| 2026年8月 | 長男が両親の写真を公開 | 篠原さんの誕生日を祝う場面で両親の笑顔の2ショットを紹介 |
| 2026年11月3日 | 「徹子の部屋」に出演 | 息子たちと暮らす現在の生活や手料理について語る |
この年表から分かるのは、2021年の離婚発表を境に家族の関係が完全に途絶えたわけではないという点です。
むしろ、離婚後も子どもたちを中心に家族としての交流が続き、2025年には市村さん自身がその実情をテレビで詳しく語っています。
【子供と親権】長男・市村優汰と次男の現在、慰謝料や財産分与は?
市村正親さんと篠原涼子さんの離婚で、多くの関心を集めたのが2人の息子の親権と、離婚に伴う金銭的な取り決めでした。
長男と次男の親権は市村正親が持つ
2021年7月24日の離婚発表では、長男と次男の親権を市村さんが持つことが明らかになりました。
市村さんは、人生の先輩として自身が親権を持ちたいという強い希望を持っていたと説明しています。篠原さんも、父親の背中を見せながら育てたいという市村さんの考えに理解を示し、息子たちとも話し合って決定したとしています。
ここで誤解したくないのは、親権を市村さんが持ったことと、篠原さんが母親として子育てに関わらなくなったことは別だという点です。
篠原さんは発表時から、離婚後も母親として子どもたちを支えていくと明言していました。2025年の市村さんの発言からも、その姿勢が実際の生活のなかで続いていることが分かります。
長男・市村優汰は俳優やモデルとして活動
長男は市村優汰さんです。2008年5月に生まれ、両親と同じく芸能活動に取り組んでいます。
2025年の報道では俳優として活動していることが紹介され、2026年にはモデルやインフルエンサーとしての活動も報じられています。
2026年8月には、優汰さんが自身のSNSのストーリーズで、母親の篠原さんの誕生日を祝う様子を公開しました。ケーキを前にした市村さんと篠原さんの笑顔の2ショットも紹介され、離婚後も両親が交流する様子が伝えられています。
両親それぞれの個性や才能を受け継ぎながら、自身の活動の場を広げている点も注目されています。
次男について公表されている情報
次男は2012年2月に誕生しました。
長男と異なり、次男については芸能活動や個人的なプロフィールに関する詳細な公表情報が限られています。家族のプライバシーを尊重する必要があり、名前や学校などの非公表情報を推測で補うことはできません。
2025年9月の「徹子の部屋」では、市村さんが息子たちの成長について語っています。2人とも父親の健康を気遣うようになり、親子の会話も増えている様子を明かしました。
慰謝料と財産分与はどうなった?
金銭面については、2021年7月24日の離婚発表時に、慰謝料と財産分与はないと公表されています。
この点は、オリコンニュースや日刊スポーツなどの報道でも一致して伝えられました。
ただし、慰謝料・財産分与がないという発表と、子どもたちの養育に関する生活費などの取り決めは別の問題です。養育費や日常的な費用負担の具体的な条件、資産の内訳などは公表されていません。
したがって、金銭的な取り決めについて確認できるのは、離婚発表時に慰謝料と財産分与がないと説明されたところまでです。
【離婚後の関係】2025年の「徹子の部屋」で明かされた家族4人の交流
市村正親さんと篠原涼子さんの離婚後の関係を知るうえで、特に重要なのが2025年のテレビ出演です。
2025年5月4日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」と、同年9月12日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」で、市村さんは元妻との交流や息子たちとの生活について具体的に語りました。
2025年5月:家族4人で箱根旅行を楽しんでいた
「おしゃれクリップ」に出演した市村さんは、離婚後も篠原さんと良好な関係を築いていると説明しました。
特に印象的だったのは、2025年の正月に家族4人で箱根の温泉旅行に出かけたというエピソードです。
篠原さんとは近くに住んでおり、食事を一緒にする機会も多いといいます。また、学校行事についても互いに予定を把握し、参加できる日と難しい日を調整しながら子どもたちを支えていると語りました。
市村さんは篠原さんを「市村家の長女」と表現し、母親としてだけでなく、家族の雰囲気を明るくする存在として感謝している様子を見せました。
2025年9月:「徹子の部屋」で明かした元妻との交流
2025年9月12日の「徹子の部屋」では、黒柳徹子さんから離婚した篠原さんとの現在の関係について質問されました。
市村さんは、近くに住んでいるため頻繁に行き来していると説明。子どもたちの食事を作ってもらうこともあり、家族4人で麻布十番祭りに出かけたことや、お盆に一緒に墓参りをしたことも明かしました。
加えて、篠原さんについて次のように語っています。
「あれはうちの長女ですからね。」
この言葉は、離婚後の2人の関係を象徴する発言として注目されました。
また、市村さんは息子2人と暮らす日常についても紹介しています。父子3人でいると家の中は静かですが、篠原さんが来ると、いろいろな話題を持ち込んでくれるため、家の中がにぎやかになるそうです。
2026年8月:長男が両親の笑顔の2ショットを公開
2026年8月には、長男の市村優汰さんがSNSのストーリーズを更新し、母親の篠原さんの誕生日を祝う様子を公開しました。
投稿には、市村さんと篠原さんがケーキを前に笑顔を見せる2ショットも含まれていました。
2021年の離婚発表から5年が経過した時点でも、両親が同じ場に集まり、家族として交流する様子が伝わった出来事です。
2026年11月:市村正親は息子たちと暮らす生活を継続
2026年11月3日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」には、市村さんが劇団四季時代からの盟友である鹿賀丈史さんと出演しました。
番組では食生活の話題から、現在の暮らしについても紹介されました。市村さんは子どもたちと一緒に暮らしていることを明かし、最近はパスタ作りに夢中になっていると語っています。
カルボナーラなどを作り、息子たちからも「パパ、カルボナーラ作ってよ」と頼まれるというエピソードも披露しました。
2025年に明かされた篠原さんとの交流に加え、2026年11月時点でも父子での共同生活が続いていることが分かります。
なお、2026年11月3日の出演回は鹿賀さんとの共演であり、篠原さんとの関係について新たな離婚条件や法的な取り決めが発表されたわけではありません。離婚後の交流について具体的に語った主な番組は、2025年の出演回です。
【2026年最新】市村正親と篠原涼子の現在、仕事と家族の新しい形
2026年11月現在、市村正親さんは俳優として精力的に活動を続けています。篠原涼子さんも女優として活動しており、離婚によって双方の芸能活動が終わったわけではありません。
市村正親は舞台・テレビで活躍を続ける
市村さんの所属事務所ホリプロの公式プロフィールによると、2026年にはテレビドラマ「リボーン〜最後のヒーロー〜」に出演しています。
また、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」ではエイモス、ダンブルドア、スネイプ役を務め、2026年7月の卒業後、同年11月から再び出演することが発表されました。
加えて、2026年12月からはミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」への出演も予定されています。長年培ってきた舞台俳優としての経験を生かし、第一線で活動を続けています。
篠原涼子との関係は夫婦から家族のパートナーへ
離婚後の2人について、市村さんが繰り返し語っているのは、夫婦ではなくなっても、親として協力し合う関係を維持しているということです。
一般的に離婚後の家族関係は、住居、仕事、子どもの生活環境などによって大きく異なります。2人の場合は、近距離に住み、食事や学校行事、旅行などを通じて交流を続けていることが特徴です。
ここでいう共同子育ては、法的に共同親権へ変更されたという意味ではありません。2021年の離婚発表では市村さんが親権者となっており、その後も両親が実生活のなかで協力して子どもたちを支えているという意味です。
夫婦という枠組みを維持することよりも、互いの仕事や生活を尊重しながら子どもたちの成長を支えることを優先している様子がうかがえます。
2026年11月時点で、2人が再婚したという発表はありません。現在の関係を説明する際には、元夫婦であり、子どもたちの両親として交流を続けているという表現が適切です。
【市村正親と篠原涼子の離婚】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:市村正親と篠原涼子が離婚したのはいつですか?
A1:2021年7月24日です。双方の所属事務所を通じて離婚を発表し、同日、東京都内の区役所に離婚届を提出したと報じられています。
Q2:市村正親と篠原涼子の離婚理由は何ですか?
A2:新型コロナウイルスの感染防止を目的に別居を始めたことがきっかけです。仕事が続くうちに別居が基本の生活スタイルとなり、互いの俳優活動や人生を尊重する新しい関係を考えるようになったと説明されています。
Q3:長男と次男の親権はどちらが持っていますか?
A3:2人の息子の親権は市村正親さんが持っています。篠原涼子さんも離婚後は母親として子どもたちを支えていく意向を発表していました。
Q4:市村正親と篠原涼子に慰謝料や財産分与はありましたか?
A4:2021年の離婚発表では、慰謝料と財産分与はないと公表されました。養育費などの個別の取り決めや資産の詳細は公表されていません。
Q5:市村正親の長男・市村優汰は現在何をしていますか?
A5:俳優として活動するほか、モデルやインフルエンサーとしても活動しています。2026年には両親の写真をSNSで公開したことも報じられました。
Q6:市村正親と篠原涼子は離婚後も交流していますか?
A6:はい。2025年のテレビ出演で市村さんが、近くに住んで頻繁に行き来していることや、家族4人で旅行、食事、祭り、墓参りなどに出かけていることを明かしました。
Q7:2026年現在、2人は復縁・再婚していますか?
A7:2026年11月5日時点で、復縁や再婚が正式発表された事実はありません。公表されているのは、離婚後も親として協力し、家族として交流を続けているという関係です。
まとめ:市村正親と篠原涼子の離婚は家族の新しい関係への転換だった
市村正親さんと篠原涼子さんの離婚は、2021年7月24日に発表されました。コロナ禍の感染防止をきっかけとする別居が始まり、その後、別々の生活が基本となったことが大きな転機でした。
離婚発表では、長男と次男の親権は市村さんが持ち、慰謝料と財産分与はないと説明されています。一方、篠原さんは母親として子どもたちを支え続ける意向を示していました。
その後の2025年には、家族4人での箱根旅行や食事、祭り、墓参りなどの交流が明らかになりました。2026年には長男が両親の写真を公開し、11月の「徹子の部屋」では市村さんが息子たちとの共同生活を語っています。
【プロの結論】今回の離婚を理解するうえで大切なのは、離婚したという事実だけで家族関係のすべてを判断しないことです。市村さんと篠原さんは夫婦としての関係を終えましたが、親としての責任や互いへの敬意は維持していることが、その後の発言や行動から読み取れます。
また、離婚理由についても、コロナ禍の別居だけでなく、俳優として互いの可能性を尊重するという考え方が示されています。
2026年現在、2人は再婚したわけではありません。しかし、家族4人で過ごす時間や子どもたちを支える協力関係は続いています。夫婦という形を解消しても、親子のつながりまで失われるわけではない。そのことを示す事例として、今後の市村家の歩みにも関心が集まりそうです。