ホーム 芸能人プロフィール・現在 【安保瑠輝也のプロフィール】元K-1王者として築いたキャリアと実績

【安保瑠輝也のプロフィール】元K-1王者として築いたキャリアと実績

相沢 直樹 相沢 直樹 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次


安保瑠輝也は、幼少期から空手に取り組み、小学生時代にはグローブ空手へ転向した。K-1ファイターを目指して競技を続け、2012年8月にKrushでプロデビューを果たしている。

K-1公式プロフィールでは、戦績は33戦26勝(14KO)6敗1分。これは同プロフィールに掲載されたK-1関連の戦績であり、RIZINやONEを含めた全競技通算記録とは区別する必要がある。

2019年、ゲーオを破ってK-1王者に

安保のキャリアを語るうえで欠かせないのが、2019年6月30日のK-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチだ。

対戦相手は、当時の王者ゲーオ・ウィラサクレック。延長戦までもつれ込む接戦を制し、安保は第4代王者に輝いた。

加えて、同年12月にはゲーオとのダイレクトリマッチにも勝利。初防衛に成功した。

2018年12月には山崎秀晃をKOで下しており、この試合はK-1 AWARDS 2018のベストバウトにも選出されている。

一方、2020年9月の3度目の防衛戦では山崎秀晃に1ラウンドKO負け。王座を失った。その後、2021年9月には野杁正明とのK-1ウェルター級王座決定トーナメント決勝で敗れ、準優勝となっている。

これらの実績は、安保が単に知名度の高い格闘家というだけでなく、国内トップクラスの競技実績を持つ選手であることを示している。

【RIZINでの戦績】キックボクシングからMMAへの挑戦

安保瑠輝也

K-1を離れた安保は、2023年からRIZINを舞台に活動の幅を広げた。

ここで注目したいのは、キックボクシングだけでなく、総合格闘技(MMA)にも挑戦したことだ。

RIZINでの主な試合結果

- 2023年5月6日:ブアカーオ・バンチャメーク戦
- RIZIN.42
- キックボクシングルール
- 判定ドロー

- 2023年9月24日:宇佐美正パトリック戦
- RIZIN.44
- キックボクシングルール
- 判定3-0で安保の勝利

- 2023年12月31日:久保優太戦
- RIZIN.45
- MMAルール
- 1ラウンド4分28秒、リアネイキッドチョークによる一本負け

- 2024年7月28日:マニー・パッキャオ戦
- 超RIZIN.3
- エキシビション
- 判定なし

- 2024年12月31日:シナ・カリミアン戦
- RIZIN DECADE「雷神番外地」
- スタンディングバウト特別ルール
- 判定3-0で安保の勝利

特に話題になったのが、ボクシング界のレジェンドであるマニー・パッキャオとの対戦だ。判定による勝敗はつかなかったものの、世界的な知名度を持つ相手との試合は、安保の存在感を高める機会になった。

また、シナ・カリミアン戦では体格差のある相手に判定勝利。立ち技での対応力を示した。

MMA転向は成功したのか?

安保のMMAデビュー戦は、2023年大みそかの久保優太戦だった。

久保はK-1で実績を残した後、MMAに本格転向していた選手。試合では久保がテイクダウンからポジションを確保し、最後はリアネイキッドチョークで一本勝ちした。

安保にとっては厳しい結果だったが、この一戦は後のMMA再挑戦を考えるうえで重要な経験になっている。

キックボクシングでは距離管理、パンチ、蹴りの組み立てが強みになる。一方、MMAでは組み技、テイクダウン防御、寝技への対応が不可欠だ。

そのため、立ち技で実績を残した選手がMMAで同じように勝てるとは限らない。

安保が将来的にMMAを主戦場にするなら、打撃の強さを維持しながら、組み技と寝技をどこまで磨けるかが大きな課題になる。

なお、RIZINの選手詳細にある戦績表示と、各ルールで行われた試合の履歴は分けて確認したい。MMAの1敗だけを見て、RIZINでの全試合を負け越していると理解するのは誤りだ。

【安保瑠輝也の経歴年表】K-1・RIZIN・ONEの関係を整理

安保のキャリアは、国内キックボクシングの王者から、異なる競技ルールや海外団体へ挑戦する流れで進んできた。

特に2025年以降は、ONE Championshipへの参戦によって海外の強豪との対戦が本格化している。

年代別の主な転換点

時期 出来事・関係者 意味・結果 2012年 Krushでプロデビュー プロ格闘家としての出発点 2018年 山崎秀晃戦 KO勝利。K-1 AWARDSのベストバウトに選出 2019年 ゲーオ・ウィラサクレック戦 K-1スーパー・ライト級王座獲得と初防衛 2021年 野杁正明戦 ウェルター級王座決定トーナメント準優勝 2023年 RIZIN参戦・久保優太戦 キックで勝利を重ね、MMAにも挑戦 2024年 パッキャオ戦・カリミアン戦 国際的な注目度と立ち技での存在感を拡大 2025年11月 ONE・マラット・グレゴリアン戦 計量失敗後にキャッチウェイトで試合成立。判定負け 2026年8月 ONEの会見・MMA再挑戦の意向 契約終了後のMMA転向を表明 2026年10月 ボグダン・シュマロフ戦 計量・ハイドレーションテスト不合格で中止

この年表から分かるのは、安保のキャリアが単純な団体移籍ではないことだ。

K-1で王座を獲得した後、RIZINで異なるルールに挑み、ONEでは海外の強豪と対戦。さらにMMAへの再挑戦まで視野に入れている。

関係者として重要なのは、K-1時代のライバルだった野杁正明、RIZINでMMAデビュー戦の相手となった久保優太、ONEでの初戦の相手マラット・グレゴリアン、そして2026年10月の対戦相手だったボグダン・シュマロフだ。

それぞれが異なる競技環境での安保の実力を測る存在になっている。

【2026年10月最新】シュマロフ戦中止の真相と計量失敗の理由

2026年10月17日、東京・有明アリーナで開催された「ONE SAMURAI 4」。

安保瑠輝也は、ブルガリアのボグダン・シュマロフとのライト級キックボクシング戦に出場する予定だった。

しかし、試合前日の10月16日に行われた計量とハイドレーションテストで問題が発生。最終的にONEは対戦カードの中止を発表した。

ハイドレーションテストとは何か?

ハイドレーションテストは、選手の体内の水分状態を確認するための検査だ。

ONEでは尿比重を測定し、過度な水分制限による急激な減量を抑える仕組みを採用している。

今回の基準として報道された数値は、尿比重1.0250以下。

つまり、単に体重計の数字が規定内に入っていれば出場できるわけではない。

体重と水分状態の両方が基準を満たす必要がある。

10月16日の計量で何が起きたのか

eFightなどの格闘技専門メディアによる報道では、安保とシュマロフの計量結果には明確な違いがあった。

項目 安保瑠輝也 ボグダン・シュマロフ
規定体重 170ポンド 170ポンド
1回目の体重 169.4ポンド 規定内
1回目の尿比重 1.0292 1.0199
1回目の判定 不合格 合格
2回目の尿比重 1.0310 ―
2回目の体重 170.2ポンド ―
最終結果 試合中止 試合可能

安保は1回目の計量で169.4ポンド、約76.8kgを記録した。

これは規定体重の170ポンドを下回っている。

ところが、尿比重は1.0292。基準値の1.0250を超えていたため、ハイドレーションテストを通過できなかった。

約1時間半後の再検査では、さらに厳しい結果となった。

尿比重は1.0310に上昇し、体重も170.2ポンド、約77.2kgとなり、今度は体重制限も超過した。

その後、安保は再度検査を受けようとしたものの、規定の時間を過ぎていたため、通常の検査を受けられなかった。

なぜハイドレーションテストに失敗したのか?

ここが今回の騒動で最も関心を集めた部分だ。

安保は自身のSNSで、検査に通過するために水分を摂取し、複数回検査を受けたことを説明している。

報道によれば、試合当日の朝にも検査を受け、最終的には9回目のハイドレーションテストに臨んだと本人が発信した。

しかし、合格には至らなかった。

ここで区別したいのは、検査に不合格だった事実と、その医学的な原因は別問題ということだ。

尿比重の数値が基準を超えたことは報道されているが、なぜ数値が下がらなかったのかについて、医学的な検査結果や専門医による診断が公表されたわけではない。

水分摂取量だけでなく、身体の状態や検査時の条件など、複数の要因が関係する可能性はある。ただし、今回の安保のケースについて、特定の原因を断定できる資料は示されていない。

ONEが発表した中止理由

10月17日、ONE Championshipは公式発表で、安保が試合に向けたハイドレーションテストおよび計量をクリアできなかったため、試合を中止すると説明した。

安保本人もXで不満を表明。

もうONEに興味無くなったわ

加えて、対戦相手のシュマロフに試合を受けてもらえないかと呼びかけるなど、試合を実現させたい意思も示していた。

一方で、試合を楽しみにしていた観客に対して謝罪の言葉も発信している。

つまり、本人の発信には、運営への不満と試合を成立させたい気持ちの両方が表れていた。

【ONE離脱の真相】MMA転向は決定?安保瑠輝也の今後の計画

シュマロフ戦の中止をきっかけに、安保とONEの関係にも注目が集まっている。

ただし、本人がONEへの不満を発信したことと、正式に団体を離脱したことは同じではない。

ONEとの契約はあと何試合?

2026年8月31日、安保は「ONE SAMURAI 3・4 メガプレスカンファレンス」で自身の今後について言及した。

ENCOUNTの報道によると、安保はONEとの契約があと数戦残っていると説明。

加えて、残っている試合はキックボクシングで戦い、契約終了後はMMAに挑戦したいという意向を明らかにした。

この発言は、10月のシュマロフ戦中止より前に出たものだ。

したがって、MMA転向の構想自体は、今回の計量問題を受けて突然生まれたものではない。

ONE離脱は確定しているのか?

2026年11月5日時点で、安保のONE契約解除や正式離脱を確定させる発表は確認できない。

ここは情報を整理しておきたい。

- ONEへの不満:本人がSNSで表明
- ONEに興味を失ったという発言:報道で確認
- MMAへの再挑戦:8月の会見で本人が表明
- ONEとの契約解除:正式発表は確認できない
- 他団体への移籍:確定発表は確認できない

加えて、10月17日の大会後会見では、ONEのチャトリ・シットヨートンCEOも安保の計量問題に言及した。

オリコンニュースによると、チャトリCEOは選手自身が責任を持つ必要性を指摘し、プロ意識について厳しい見解を示した。

今後の関係を考えるうえでは、安保本人の意向だけでなく、ONE側の契約上の判断も重要になる。

したがって、現状を「ONEを離脱した」と表現するのは正確ではない。

MMA転向後の対戦相手は誰になる?

MMAへの再挑戦を考えるうえで、安保には明確な強みと課題がある。

強み
- K-1王者として培った打撃技術
- 長いリーチを活用した距離管理
- パンチと蹴りを組み合わせる攻撃力
- 大舞台での経験と知名度

課題
- テイクダウンへの対応
- グラウンドポジションでの防御
- 寝技からの脱出
- MMA特有のスタミナ配分と戦術理解

久保優太戦では寝技への対応が勝敗を分けた。

この経験をどう生かすかが、再挑戦の成否を左右する。

また、MMA転向が実現したとしても、RIZIN復帰や特定団体への参戦が決まったわけではない。本人が表明したのはMMAに挑戦したいという方向性であり、具体的な所属先や対戦カードは別途発表を待つ必要がある。

【YouTubeと格闘技の評判】安保瑠輝也が注目され続ける理由

安保瑠輝也の特徴は、リング上の実績だけではない。

本人のYouTubeチャンネル「安保瑠輝也 Rukiya Anpo」も活動の重要な柱となっている。

RIZIN公式プロフィールにもYouTubeチャンネルが掲載されており、ONE公式プロフィールでも、選手としての活動に加えて動画クリエイターとしての一面が紹介されている。

YouTubeで発信する内容

安保のYouTubeは、格闘技の試合映像だけを扱うものではない。

主なコンテンツの特徴は次のとおりだ。

- トレーニングや合宿の様子
- 試合に向けた準備や舞台裏
- 格闘家との交流
- 格闘技に関する企画
- 試合や計量問題についての本人の説明

2026年10月17日には、計量失敗と試合中止について説明する動画も公開されたと、チャンネルの公開情報を基にした記録で紹介されている。

格闘技団体の公式発表だけでは伝わりにくい、選手本人の考えや感情を知る手段として、YouTubeは大きな役割を持っている。

安保瑠輝也の格闘技での評判は?

安保に対する評価は、主に3つの観点から整理できる。

1. 打撃技術と攻撃力

K-1王者としての実績、山崎秀晃やゲーオとの試合は、競技者としての評価を支える材料だ。

RIZINでもブアカーオやパッキャオといった世界的な選手との対戦を実現している。

2. 話題性と自己発信力

対戦相手への発言、試合前の会見、YouTubeでの情報発信など、試合以外でも注目を集める能力がある。

格闘技を普段見ない層にも名前が届きやすい点は、選手としての大きな強みだ。

3. 計量と競技準備への評価

一方で、ONEでは2025年11月のグレゴリアン戦に続き、2026年10月のシュマロフ戦でも計量問題が発生した。

特に2試合連続でハイドレーションテストを通過できなかったことは、競技者として改善すべき課題になっている。

チャトリCEOがプロ意識について苦言を呈したことも、今回の問題が単なる一日のトラブルではなく、団体との信頼関係にも関わる問題になったことを示している。

安保瑠輝也の今後の試合予定は?

公式日程の発表待ち

2026年11月5日現在、シュマロフ戦の中止後に新たな対戦カードが確定したという公式発表は確認できない。

今後、注目すべき要点は次の3つだ。

1. ONEとの契約がどのように扱われるか。
2. キックボクシングでの再起戦が実現するか。
3. 契約終了後にMMAへ本格転向するか。

8月の会見では、キックボクシングで戦うのは残り数試合という考えを示していた。

しかし、シュマロフ戦が中止となったため、当初の計画がそのまま進むとは限らない。

次の試合を予想する場合は、本人のSNSでの希望と、団体が正式発表した対戦カードを区別して確認することが大切だ。

【安保瑠輝也に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:安保瑠輝也は現在何歳ですか?

1995年10月29日生まれで、2026年11月5日現在は31歳です。兵庫県姫路市出身の元K-1スーパー・ライト級王者です。

Q2:安保瑠輝也のK-1戦績は?

K-1公式プロフィールに掲載されている戦績は33戦26勝(14KO)6敗1分です。第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の実績があります。

Q3:安保瑠輝也はRIZINで負けたことがありますか?

あります。2023年12月31日の久保優太戦でMMAデビューし、1ラウンドにリアネイキッドチョークで一本負けしました。一方、キックボクシングではブアカーオ戦のドローや宇佐美正パトリック戦の勝利などを記録しています。

Q4:安保瑠輝也とシュマロフの試合はなぜ中止になったのですか?

2026年10月16日の前日計量で、安保がONEのハイドレーションテストと規定計量を通過できなかったためです。翌17日にONEが正式に試合中止を発表しました。

Q5:ハイドレーションテストの基準は何ですか?

今回の試合で適用された尿比重の基準は1.0250以下です。安保は1回目に1.0292、2回目に1.0310となり、基準を満たせませんでした。

Q6:安保瑠輝也はONEを離脱したのですか?

離脱を確定させる公式発表は確認できません。本人は試合中止後にONEへの不満を示しましたが、正式な契約解除とは区別する必要があります。

Q7:安保瑠輝也はMMAに転向するのですか?

2026年8月の会見で、ONEとの契約終了後にMMAへ再挑戦したいと本人が明言しています。ただし、具体的な転向時期や所属団体は決まっていません。

Q8:安保瑠輝也の次の試合はいつですか?

2026年11月5日時点では、シュマロフ戦中止後の次戦は正式発表されていません。ONEとの契約や本人の競技方針に関する続報が注目されます。

まとめ:安保瑠輝也の現在を左右する3つの課題

2026年11月現在の安保瑠輝也は、K-1王者としての実績を持ちながら、新しい競技環境への挑戦と計量問題への対応という2つの課題に直面している。

今回のシュマロフ戦中止は、単なる対戦カードの変更ではない。

2025年のグレゴリアン戦でも計量問題が起きており、2026年にも同様の問題が繰り返されたことで、今後の競技活動における体重管理とコンディショニングの重要性が改めて浮き彫りになった。

今後の安保を評価するうえで注目したいのは、次の3点だ。

- 競技準備の改善: ハイドレーションテストを含め、安定して試合に出場できる体制を整えられるか。
- ONEとの関係: 契約をどのように整理し、キックボクシングでのキャリアをどう締めくくるか。
- MMAへの再挑戦: 久保優太戦の経験を踏まえ、寝技や組み技を強化して新しい舞台で結果を残せるか。

安保にはK-1王者という確かな実績がある。RIZINでの挑戦やONEでの海外強豪との対戦も、キャリアの幅を広げる経験になっている。

一方、話題性や発信力だけでは世界のトップ選手との競争を勝ち抜けない。試合に出場し、結果を残し、競技者として信頼を積み重ねることが求められる。

安保瑠輝也の次の転換点は、ONEでの再起なのか、それともMMAへの本格転向なのか。 2026年末から2027年にかけての動向は、今後の格闘技キャリアを占う重要な局面になりそうだ。

同じカテゴリの記事

相沢 直樹
トレンドリサーチャー 相沢 直樹
プロフィールを見る →

スポーツ担当として7年以上の取材経験。sports領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

おすすめの関連記事