はなしょーは、ワタナベコメディスクール17期生の同期だった杵渕はなと山田しょうこによって結成された女性お笑いコンビです。
2人とも埼玉県出身で、養成所に通っていた2012年にコンビを結成しました。2013年9月に養成所を卒業し、ワタナベエンターテインメント所属の芸人として本格的に活動を始めています。
杵渕はな(きねぶち・はな)
杵渕はなは、はなしょーのネタ作りを担当していた芸人です。
趣味には点描画や写経があり、剣道二段、弓道初段という特技も持っています。お笑いだけでなく、歌唱力にも注目され、カラオケ番組への出演経験もあります。
コンビ解散後はピン芸人として活動を続け、後に新しい相方とコンビを結成しました。2024年には芸名を「はな」に変更しています。
山田しょうこ
山田しょうこは、杵渕はなの相方としてコンビを支えた芸人です。
大学卒業後に会社員を経験してから芸人を志した経歴を持ちます。温泉ソムリエなどの資格も取得しており、はなしょー時代には、杵渕が作ったネタを調整する役割も担っていました。
解散後はフリーのピン芸人となり、「承子クラーケン」に改名。かつての女子学生コントとは大きく異なる、個性的で勢いのある芸風へと方向転換しています。
はなしょーの代名詞「乙女コント」とは?
はなしょーを語るうえで欠かせないのが、通称「乙女コント」です。
女子学生の日常や恋愛、友達同士の関係を題材にしたコントで、女性ならではの感情の揺れをコミカルに表現していました。
主な特徴は次のとおりです。
- 女子学生の恋愛や友情を題材にする。
- 友達への嫉妬や勘違いなど、日常の感情を笑いに変える。
- 大げさな表情や身体の動きを使って人物の個性を際立たせる。
- 女子同士の会話に潜む微妙な空気をコントに落とし込む。
ネタの基本的な構成を杵渕が作り、山田が内容を調整して完成させるという制作スタイルも特徴でした。
単に女性2人が登場するコントではなく、女子学生の心理や人間関係を細かく描くことが、はなしょー独自の持ち味だったのです。
【結成から解散まで】THE W準優勝と2020年の優勝を振り返る
はなしょーの活動期間は、2012年から2022年までのおよそ10年間です。
特に2017年から2020年にかけては、賞レースで結果を残し、テレビ出演も増えた時期でした。
ここでは、主要な出来事を時系列で整理します。
2015年「おもしろ荘」出演で知名度を高める
はなしょーが知名度を高めるきっかけの一つとなったのが、日本テレビ系の「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画「おもしろ荘」への出演です。
若手芸人が注目を集める登竜門的な番組への出演によって、コンビの存在が幅広い視聴者に知られるようになりました。
その後、2017年には第1回THE Wの決勝に進出しています。
2019年「THE W」準優勝が最大の転機
2019年12月9日に開催された「女芸人No.1決定戦 THE W 2019」で、はなしょーは最終決戦まで勝ち進みました。
対戦相手は、福田麻貴、ゆめっち、かなでによる3時のヒロインです。
結果は、3時のヒロインが6票、はなしょーが1票。惜しくも優勝を逃しました。
この大会での準優勝は、はなしょーの実力を広く知らしめた大きな実績です。
また、3時のヒロインはこの優勝をきっかけに、全国的な知名度を高めていきました。
2020年「ワタナベお笑いNo.1決定戦」で初優勝
THE Wでの準優勝から約2か月後、はなしょーは別の大きなタイトルを獲得します。
2020年2月17日に開催された「ワタナベお笑いNo.1決定戦2020」です。
この大会には、ワタナベエンターテインメント所属の芸人115組、212人が参加しました。
はなしょーは決勝でAマッソやGパンパンダらを破り、見事に優勝。賞金100万円を獲得しました。
最終決戦で披露したのは嫁姑を題材にしたネタです。
THE Wでの準優勝に続いて所属事務所の大会でも頂点に立ったことで、コンビとしての実力を証明しました。
【はなしょーの解散理由】不仲説や方向性の違いは本当?
はなしょーの解散について、最も気になるのが「なぜ解散したのか」という点です。
2019年のTHE W準優勝、2020年の事務所大会優勝という実績を持つコンビだっただけに、解散発表は驚きをもって受け止められました。
2022年4月6日に2人がそれぞれ解散を発表
2022年4月6日、杵渕はなと山田しょうこは、それぞれのSNSを通じてコンビの解散を報告しました。
杵渕は、ファンや関係者への感謝と謝罪を伝えたうえで、今後は別々に芸人を続けることを表明しています。
山田も解散を報告し、芸人活動を続ける意思を示しました。
当時の杵渕の発表には、次の言葉がありました。
応援していただいたファンの方、お世話になった方々、はなしょーで恩返しする事が叶わなくなってしまい、本当にすみません。
この発表から分かるのは、解散が芸人引退ではなく、コンビとしての活動を終える決断だったということです。
解散の背景には芸風や創作意識の違いもあった?
解散理由を考えるうえで参考になるのが、2023年3月1日に配信された音声番組「大久保健の承子クラーケンに聞こう」です。
この番組は、解散後に承子クラーケンとして活動していた山田しょうこをゲストに迎え、はなしょー時代から現在までの経歴を振り返る内容でした。
番組の紹介文では、次のようなテーマが取り上げられています。
- 養成所時代の2人の出会い
- コロナ禍を経て芽生えたお笑いへの自我
- 相方との衝突と解散
- ピン芸人になってからの芸風の変化
つまり、単純な人気低迷だけでなく、芸人として表現したい笑いの方向性や創作に対する考え方も、解散を理解するうえで重要な背景です。
はなしょー時代は杵渕がネタ作りを主に担当していました。一方、山田はコンビ活動のなかでネタの調整を担っていました。
コンビとして一定の評価を得ていても、それぞれが追求したい笑いの形が変われば、同じスタイルを維持することは難しくなります。
解散理由をめぐる噂と確認できる事実
| ネット上での見方 | 確認できる事実 |
|---|---|
| THE Wで優勝できなかったから解散した | 2020年に別の大会で優勝しており、単純な敗北だけでは説明できない |
| 2人が完全に不仲になった | 後年の音声番組では相方との衝突が話題になっているが、絶縁を示す情報はない |
| どちらかが芸人を引退した | 2人とも解散発表時に芸人活動の継続を表明 |
| 解散後に芸人として成功できなかった | それぞれ新しい芸風や活動形態で舞台・賞レースに挑戦している |
重要なのは、解散の公式発表と、その後に語られた背景を分けて理解することです。
2022年4月の発表には具体的な解散理由の説明はありません。一方、後年の山田の出演番組からは、創作上の葛藤や相方との衝突があったことがうかがえます。
したがって、方向性の違いは解散を理解する手がかりですが、それだけを唯一の理由と断定することはできません。
【杵渕はな・はなの現在2026】新コンビ「ぷぅ」解散後の活動は?
杵渕はなは、はなしょー解散後も芸人として活動を続けています。
その後の歩みを追うと、ピン芸人から新しいコンビの結成、事務所移籍、そして2026年の再度の解散発表という変化がありました。
エブリデイ竹内との新コンビ「ぷぅ」を結成
はなしょー解散後、杵渕はなはお笑い芸人のエブリデイ竹内とユニット「ぷぅ」として活動を始めました。
2人はM-1グランプリにも出場し、その後もコンビとして活動を継続します。
2023年10月には芸名を「きねぶちはな」に変更。さらに2024年4月には、エブリデイ竹内が所属していた太田プロダクションに移籍しました。
このタイミングで芸名も「はな」に変更しています。
TBS NEWS DIGの2024年4月10日の報道によると、はなは2人で話し合って所属事務所を統一することを決め、太田プロへの移籍を選択しました。
太田プロダクションの公式プロフィールでも、はなはエブリデイ竹内とともにコンビ「ぷぅ」のメンバーとして紹介されていました。
2026年10月28日、ぷぅも解散を発表
2026年10月28日、はなとエブリデイ竹内は、コンビ「ぷぅ」の解散をそれぞれのSNSで発表しました。
エブリデイ竹内は、解散を提案した理由について、今のままでは売れないかもしれないと考えたことを明かしています。
一方、はなはユニット期間を含めた4年間の活動を振り返り、竹内への感謝を伝えました。
また、今後については、次のように説明しています。
竹内君とは気の合う友達に戻り、同じ事務所の仲間として、お互い切磋琢磨し合いながら芸人活動を続けて行く所存です。
この発表で注目したいのは、ぷぅの解散も芸人引退を意味しない点です。
はなは、芸名「ぷぅのはな」をしばらく変更せずに活動する予定で、その理由としてR-1グランプリに同じ名前でエントリーしたことを挙げています。
最後のコンビ出演は、2026年11月9日の太田プロライブ「月笑G1」と発表されています。11月4日現在、これから予定されている最後のステージです。
2026年11月現在のはなの状況
| 項目 | 現在の情報 |
|---|---|
| 芸名 | はな/ぷぅのはな |
| 元コンビ | はなしょー |
| その後のコンビ | ぷぅ |
| 所属事務所 | 太田プロダクション |
| ぷぅの解散発表 | 2026年10月28日 |
| 最後のコンビライブ | 2026年11月9日予定 |
| 今後 | 芸人活動を継続する意向 |
つまり、2026年のはなは、はなしょーだけでなく、後に結成したぷぅでもコンビ活動を終えることになりました。
ただし、本人は芸人活動を続ける意思を明らかにしています。今後はピン芸人としての活動やR-1グランプリへの挑戦が注目されます。
【山田しょうこの現在2026】承子クラーケンに改名して独自の芸風へ
もう一人の元メンバー、山田しょうこも芸人活動を継続しています。
現在は「承子クラーケン(しょうこクラーケン)」という芸名で活動しており、はなしょー時代とは大きく異なるキャラクターを打ち出しています。
山田しょうこから承子クラーケンへ
2022年の解散後、山田はワタナベエンターテインメントを離れ、フリーのピン芸人として活動する道を選びました。
芸名を承子クラーケンに変更したことも、大きな転機です。
かつてのはなしょーでは、女子学生の日常や恋愛を描く乙女コントが中心でした。
しかし、ピン芸人になってからは、奇抜なキャラクターや独特の世界観を前面に押し出すスタイルに変化しています。
2025年7月には、TOKYO MXの「MXグランプリ~異端芸人決定戦~」7月ラウンドで優勝。9月の決勝大会に進出することも報じられました。
ケンドーコバヤシやウエストランドの井口浩之が、以前の姿からの大きな変化に驚いたことも話題になりました。
2026年もライブを中心に精力的に活動
承子クラーケン本人のnoteでは、2026年10月28日に11月・12月の出演予定が公開されています。
そこには、次のような活動が記載されています。
- ネタライブへの出演
- ピン芸人による企画ライブ
- 女芸人フェス関連の出演
- R-1グランプリ1回戦へのエントリー予定
- 自身が主催するライブの開催
特に注目したいのが、11月10日をR-1グランプリ1回戦の第一希望日として記載している点です。
また、11月4日には「ハイグレードライブ」への出演予定も掲載されています。
これらは本人が発信したスケジュールであり、2026年現在も舞台で活動を続けていることが分かります。
承子クラーケンの芸風が変わった理由
はなしょー時代と現在の大きな違いは、ネタの方向性です。
はなしょーでは、杵渕がネタの中心を作り、山田が調整するスタイルでした。
一方、現在の承子クラーケンは、奇抜な発想や強烈なキャラクターを押し出すピン芸人です。
この変化は単なる見た目の変更ではありません。
コンビの中で担っていた役割から離れ、自分自身が表現したい笑いを追求する方向へ進んだことが、現在の活動につながっています。
THE W準優勝という過去の実績を持ちながら、従来のイメージにとらわれない芸風に挑戦している点が、承子クラーケンの現在の見どころです。
【2026年の最新事情】はなしょー解散後に知っておきたい3つのポイント
ここまでの経緯を踏まえると、はなしょーの現在を理解するうえで、特に要点が3つあります。
1. はなしょーとぷぅは別々のコンビ
はなしょーは杵渕はなと山田しょうこのコンビです。
一方、ぷぅは杵渕はながエブリデイ竹内と組んだ別のコンビです。
2026年10月28日に解散を発表したのはぷぅであり、はなしょーの解散とは別の出来事です。
2. 山田しょうこと承子クラーケンは同一人物
検索すると、山田しょうこと承子クラーケンが別々の芸人として紹介される場合があります。
しかし、承子クラーケンは山田しょうこが解散後に改名した芸名です。
THE W準優勝の実績を持つ山田しょうこと、現在のピン芸人・承子クラーケンは同一人物です。
3. 2人とも芸人活動を続けている
はなしょー解散時、2人はそれぞれ芸人活動を続けると発表しました。
その後、杵渕はなはぷぅを結成し、山田しょうこは承子クラーケンとして独自の活動を展開しました。
そして2026年には、ぷぅも解散を発表しています。
それでも、はなは芸人活動を継続する意向を示し、承子クラーケンもライブ出演や賞レースへの挑戦を続けています。
【はなしょーに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:はなしょーはいつ結成して、いつ解散しましたか?
A1:2012年に杵渕はなと山田しょうこが結成しました。2022年4月6日に解散を発表し、約10年間のコンビ活動に幕を下ろしました。
Q2:はなしょーの解散理由は不仲だったからですか?
A2:2022年の公式発表では具体的な理由は明らかにされていません。後年の山田しょうこの出演番組では、相方との衝突やお笑いに対する考え方の変化が語られるテーマとして取り上げられています。
Q3:はなしょーはTHE Wで優勝しましたか?
A3:優勝はしていません。2019年のTHE Wでは最終決戦に進出し、3時のヒロインに敗れて準優勝しました。
Q4:杵渕はなは現在何をしていますか?
A4:2024年から太田プロダクション所属の芸人「はな」として活動しています。エブリデイ竹内とのコンビ「ぷぅ」は2026年10月28日に解散を発表しましたが、本人は芸人活動の継続を表明しています。
Q5:山田しょうこは現在何という名前で活動していますか?
A5:現在は「承子クラーケン」という芸名で活動しています。フリーのピン芸人としてライブや賞レースに挑戦しています。
Q6:はなしょーの2人が再結成する可能性はありますか?
A6:2026年11月4日現在、2人の再結成に関する公式発表はありません。それぞれ別の芸風や活動スタイルを築いているため、現段階では再結成を前提に考えることはできません。
まとめ:【プロの結論】はなしょーの解散は2人の芸人人生の新しい出発点
はなしょーは、杵渕はなと山田しょうこが2012年に結成した女性お笑いコンビです。
乙女コントという独自のスタイルを確立し、2019年のTHE W準優勝、2020年のワタナベお笑いNo.1決定戦優勝という実績を残しました。
2022年4月の解散は、多くのファンにとって惜しまれる出来事でした。
しかし、2人の芸人人生はそこで終わっていません。
- 杵渕はな: 新コンビ「ぷぅ」を経て、2026年は再びピン芸人としての活動へ。
- 山田しょうこ: 承子クラーケンに改名し、独創的なキャラクターでライブや賞レースに挑戦。
特に2026年10月28日に発表されたぷぅの解散は、はなのキャリアにおける新たな転換点です。
一方、承子クラーケンは、はなしょー時代とは違う表現方法で存在感を高めています。
プロの視点から注目したいのは、コンビとしての成功と、個人芸人としての成功は必ずしも同じではないという点です。
はなしょーは賞レースで結果を残したコンビでしたが、2人はそれぞれ異なる笑いを追求する道を選びました。
コンビの実績だけで現在の価値を判断するのではなく、解散後にどのような表現を選び、どのような舞台に立っているのかを見ることが大切です。
2026年11月現在、はなしょーというコンビは存在しません。しかし、杵渕はなとは山田しょうこの芸人人生は続いています。かつての乙女コントを知るファンにとっても、2人の今後の挑戦は引き続き注目する価値があります。