2026年11月現在、元乃木坂46の齋藤飛鳥は、グループ卒業から約3年半を経て、女優・モデル・タレントとして活動の幅を広げている。卒業発表は2022年11月4日。31stシングル「ここにはないもの」を最後のシングルとして、同年12月31日をもってグループ活動を終了した。その後、2023年5月17日・18日に東京ドームで卒業コンサートを開催し、約11年8か月にわたるアイドル活動に幕を下ろした。
卒業理由について、本人は発表時に「随分前から覚悟を決めていたような気がします」と語っている。一方、卒業後には芸能界からの引退も真剣に考えていたことを告白。2026年には日本テレビ系「ANOTHER SKY」の新MCに就任し、テレビ東京系ドラマ「まめとむぎ」では富田望生とダブル主演を務めるなど、新しいキャリアを築いている。卒業を決めた背景から、東京ドームでの最後のステージ、引退を思いとどまった心境、そして現在の活動までを時系列で整理する。
【卒業発表はいつ?】2022年11月4日から2023年5月までの経緯
2022年11月4日、本人の公式ブログで卒業を発表
齋藤飛鳥が乃木坂46からの卒業を発表したのは、2022年11月4日だった。
発表の場となったのは、本人の公式ブログ。約11年間所属してきたグループから離れることを、自身の言葉でファンに伝えた。
同日、乃木坂46公式サイトも卒業を正式に告知。31stシングルの活動をもって卒業すること、2022年末までグループ活動を行うこと、翌2023年に卒業コンサートを開催する予定であることを発表した。
この発表で特徴的だったのは、卒業の決定と、実際の卒業コンサートまでに時間差が設けられた点だ。本人はライブを大切な場所と位置づけ、最後はファンの顔を見ながら楽しく送り出されたいという思いを示していた。
31stシングル「ここにはないもの」が最後のシングルに
卒業に際して重要な作品となったのが、2022年12月7日発売の乃木坂46・31stシングル「ここにはないもの」だ。
齋藤飛鳥は同曲でセンターを務めた。自身にとって5度目のセンターであり、約11年間のグループ活動を締めくくる作品となった。
加えて、初回仕様限定盤Type-Aには齋藤飛鳥のソロ曲「これから」が収録された。タイトルが示すように、グループを離れた後の未来を感じさせる楽曲でもある。
乃木坂46公式の作品紹介では、「ここにはないもの」は年内いっぱいでグループを卒業する齋藤飛鳥がセンターを務めるラストシングルとして紹介された。単なる新曲のリリースではなく、彼女のアイドル人生を象徴する作品として位置づけられていた。
乃木坂46の卒業日は2022年12月31日
ここで注意したいのが、卒業日と卒業コンサートの日程は別だという点である。
齋藤飛鳥は2022年12月31日をもって乃木坂46でのグループ活動を終了した。したがって、2023年5月の東京ドーム公演を卒業日とするのは正確ではない。
卒業発表から年末までの期間は、本人がファンやメンバー、スタッフに感謝を伝えるための時間でもあった。コンサートが翌年になったのは、最後をライブという大切な場所で迎えたいという本人の希望があったためだ。
【卒業理由を検証】本人コメントに表れた達成感と長年の葛藤
卒業を決めたのは突然ではなかった
齋藤飛鳥の卒業理由を理解するうえで、最も重要なのは2022年11月4日の公式ブログに記された本人の言葉だ。
「随分前から覚悟を決めていたような気がします。」
この一文から分かるのは、卒業が突発的な決断ではなく、長い時間をかけて考えられていたということだ。
本人は乃木坂46を、自分にとって初めてできた居場所だったと振り返っている。中学生になったばかりの時期にオーディションを受け、メンバーとの交流を通じて成長してきた経験は、人生そのものを形づくるものになった。
その一方で、活動を続けるなかでは自分自身の立ち位置について悩む時期もあった。
「最年少」という立場から、自分自身の価値を探した時期
齋藤飛鳥は2011年、乃木坂46の1期生として加入した。当時は13歳で、グループ内でも最年少のメンバーだった。
初期には年上のメンバーに甘えながら、同世代のメンバーと過ごすことが楽しかったという。しかし、年月が経過すると、周囲のメンバーがそれぞれの能力を伸ばしていく姿を目にするようになる。
本人は卒業発表時のブログで、最年少という立場を自分の強みとしていたものの、それには終わりがあり、その間に自分ならではの何かを見つけなければならなかったと振り返った。
この告白は、卒業理由を考えるうえで見逃せない部分だ。
グループの中心メンバーとして活動する一方で、年齢やキャリアに伴う変化に直面し、自分の個性や存在意義について模索していた。本人は焦りや葛藤、失敗した時期もあったと率直に語っている。
ただし、その経験を否定しているわけではない。むしろ、当時の苦労がなければ今の自分にはなっていなかったという趣旨の振り返りも残している。
卒業理由は不仲や不祥事だったのか?
インターネット上では、人気メンバーの卒業に際して、メンバーとの関係や運営との問題など、さまざまな理由が取り沙汰されることがある。
しかし、齋藤飛鳥の2022年の卒業発表では、メンバーとの不仲や不祥事、運営との対立などが卒業理由として示された事実はない。
本人が語ったのは、約11年間の活動で受け取ったものの大きさ、長年の成長過程で経験した葛藤、そして周囲への恩返しをしたいという思いだった。
卒業理由を一つの事件やトラブルに結びつけるよりも、長期間にわたってアイドルとして活動してきた本人の人生の節目として捉えるほうが、実際の発言に沿っている。
【卒業コンサート】2023年5月17日・18日の東京ドーム公演を振り返る
卒業から約5か月後に開催が決定
2023年3月20日、乃木坂46公式サイトは「乃木坂46 齋藤飛鳥 卒業コンサート」を東京ドームで開催すると発表した。
開催日は2023年5月17日(水)と18日(木)の2日間。会場は東京ドームで、両日とも開場16時、開演18時30分というスケジュールだった。
2022年末にグループ活動を終了してから約5か月後の開催となり、発表を待ち続けていたファンにとっても大きな節目となった。
齋藤飛鳥自身も開催決定を受けてコメントを発表。日程が決まるまでの経緯に触れながら、待っていたファンへの謝意と、開催まで時間がかかったことへの気持ちを伝えていた。
2日間の公演で示された11年間の軌跡
卒業コンサートは、単に過去のヒット曲を並べるだけの公演ではなかった。
初日の2023年5月17日は「ここにはないもの」からスタート。「ありがちな恋愛」「制服のマネキン」「ハウス!」など、乃木坂46の歴史を彩ってきた楽曲が披露された。
また、「扇風機」や「Another Ghost」「インフルエンサー」「裸足でSummer」「Sing Out!」など、齋藤飛鳥の活動を象徴する楽曲も並んだ。
2日目の5月18日も、グループの代表曲やユニット曲、後輩メンバーとのパフォーマンスが組み込まれた。齋藤飛鳥のソロ曲「硬い殻のように抱きしめたい」なども披露され、最後のステージにふさわしい構成となった。
本人が大切にしたのは後輩メンバーの未来
公演で印象的だったのは、齋藤飛鳥が自分だけでなく、後輩メンバーにもスポットを当てようとしていたことだ。
卒業コンサートに向けた本人の考えとして報じられたのは、自分の卒業を祝うだけでなく、現役メンバーの未来につながるステージにしたいという意識だった。
アンコールでは、ファンに向けて、自分に向けられていた愛情をこれからはメンバーにも向けてほしいという趣旨のメッセージを伝えた。
2日間の公演は計10万人を動員したと報じられ、応募数も大きな注目を集めた。約11年8か月のアイドル人生を締めくくる最後のステージは、齋藤飛鳥個人の卒業であると同時に、1期生がいなくなる乃木坂46の新しい時代への転換点でもあった。
【年代別キャリア・関係性一覧】齋藤飛鳥の卒業までとその後の転換点
齋藤飛鳥のキャリアを理解するには、乃木坂46の1期生として加入した時期から、センターとしての活躍、卒業、そして俳優・タレントへの転身までを一続きで見ることが大切だ。
以下の表に、本人と関係するグループ、作品、番組、主な出来事を整理した。
| 時期 | 関連人物・作品・出来事 | 関係性・主な内容 |
|---|---|---|
| 2011年 | 乃木坂46・1期生 | 13歳でグループに加入。約11年間のアイドル活動が始まる。 |
| 2016年 | 「裸足でSummer」 | 初めて表題曲センターを担当し、グループの中心メンバーとして存在感を高める。 |
| 2022年11月4日 | 公式ブログ・卒業発表 | 31stシングルの活動をもって卒業することを発表。 |
| 2022年12月7日 | 「ここにはないもの」 | 最後のシングル。齋藤飛鳥がセンターを担当し、ソロ曲「これから」も収録。 |
| 2022年12月31日 | 乃木坂46卒業 | グループ活動を終了。 |
| 2023年5月17日・18日 | 東京ドーム卒業コンサート | 2日間にわたる卒業公演。後輩メンバーやファンに感謝を伝えた。 |
| 2024年 | 日本テレビ「ANOTHER SKY」 | ゲスト出演時に卒業後の芸能界引退を考えていたことを告白。 |
| 2025年 | 映画「【推しの子】-The Final Act-」 | アイ役で出演。第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。 |
| 2026年3月 | 「ハマスカ放送部」 | ハマ・オカモトとの約4年半の番組出演が最終回を迎える。 |
| 2026年10月 | 「ANOTHER SKY」 | 今田耕司とともに新MCに就任。 |
| 2026年10月 | 「まめとむぎ」 | 富田望生とダブル主演。清水麦役を担当。 |
この年表から見えてくるのは、齋藤飛鳥のキャリアがアイドルから女優へ単純に置き換わったわけではないということだ。
グループ在籍中からモデルや舞台、映画に挑戦しており、卒業後はそれらの経験を土台に、映像作品の出演や番組MCへと活動領域を広げている。
また、2026年には約4年半続いた「ハマスカ放送部」が終了する一方、新たに「ANOTHER SKY」のMCに就任している。長く続いた仕事に区切りがつくことと、新しい役割を得ることが同時に起きている点も、現在のキャリアを象徴している。
【卒業後に引退を考えた理由】東京ドームで感じた達成感と母親の言葉
2024年の「ANOTHER SKY」で明かした本音
齋藤飛鳥は2024年11月2日放送の日本テレビ系「ANOTHER SKY」に出演した際、乃木坂46卒業時に芸能界からの引退を考えていたことを明かした。
本人によると、乃木坂46での活動には個人的に十分な達成感があり、やり切ったという感覚が強かったという。
「結構リアルにすごくリアルに引退は考えました…」
特に大きかったのが、東京ドームでの卒業コンサートだった。
ファンやメンバーに見送られながら、長年目指してきたステージを経験したことで、これ以上望むものはないと感じたという。最高の景色を見たからこそ、そこで芸能活動にも区切りをつけようと考えたのだ。
母親から伝えられた「もう見られなくなるのは寂しい」という思い
引退を思いとどまるきっかけの一つとなったのが、母親からの言葉だった。
齋藤飛鳥は、母親からメディアに出ている自分の姿を見られなくなるのは寂しいと伝えられたことを明かしている。
母親は乃木坂46のオーディション時から娘を応援し、加入後も毎年誕生日に乃木神社へ参拝していたという。
その話からは、長年の芸能活動が本人だけでなく、家族にとっても大切な時間だったことがうかがえる。
2026年10月にも語った仕事への複雑な気持ち
さらに2026年10月10日放送の「ANOTHER SKY」では、芸能活動を続けることへの現在の心境にも触れている。
齋藤飛鳥は、自分の変化や過去の姿を周囲に見られることへの恥ずかしさを語り、仕事を辞めたくなることがあると告白した。
一方で、母親の言葉だけが活動継続の理由だったわけではないという趣旨の説明もしている。自分自身にも仕事を続けたい気持ちがあったのではないかと振り返り、仕事を好きだと感じる瞬間も増えていると語った。
この発言は、2024年の引退に関する話をさらに深く理解する材料になる。
つまり、齋藤飛鳥にとって芸能活動は、常に迷いのない一本道ではない。辞めたいと思う気持ちと、表現する仕事に魅力を感じる気持ちが共存している。
卒業後に引退を考えたことは事実だが、芸能活動そのものへの関心を完全に失ったわけではなかった。現在の幅広い活動にも、そうした本人の揺れ動く感情が反映されている。
【2026年最新】齋藤飛鳥の現在は?女優・モデル・タレント活動を総まとめ
2026年11月6日現在、齋藤飛鳥は女優、モデル、テレビ番組MCなど複数の分野で活動している。乃木坂46時代の知名度だけに依存するのではなく、出演作品や番組で新たな役割を積み重ねている点が特徴だ。
女優活動:「まめとむぎ」で富田望生とダブル主演
2026年の注目作が、テレビ東京系ドラマ24「まめとむぎ」だ。
同作は2026年10月2日に放送開始。齋藤飛鳥は、富田望生とともにダブル主演を務めている。
齋藤飛鳥が演じるのは、ファッション誌の編集者・清水麦。編集長を目指して仕事に打ち込んできたものの、後輩に編集長の座を奪われ、さらに社内不倫の発覚によって退職に追い込まれるという人物だ。
人生のどん底に落ちた麦は、かつて通っていた居酒屋で、富田望生演じる米田まめと出会う。まめは発酵料理を愛する店主であり、麦は編集者としての経験を生かしながら店の立て直しに関わっていく。
原作は漫画家・谷口菜津子の作品。仕事、友情、恋愛、失敗からの再出発を描く物語である。
齋藤飛鳥は作品について、麦という人物の不器用さや真面目さに共感したとコメントしている。富田望生との共演も見どころの一つだ。
なお、2026年11月6日深夜には第6話が放送予定となっており、2026年秋の継続的な出演作として注目されている。
「ANOTHER SKY」の新MCに就任
2026年の大きな転機となったのが、日本テレビ系「Google Pixel presents ANOTHER SKY」のMC就任だ。
齋藤飛鳥は2026年10月3日放送回から、今田耕司とともに番組MCを担当している。
本人は子どもの頃から見ていた番組だったと明かし、過去にゲストとして2度出演できただけでもうれしかったのに、MCを務めることになるとは思わなかったと喜びを語った。
「ANOTHER SKY」は、ゲストが人生に影響を与えた場所などを訪れ、その土地にまつわる思い出や人生観を語る番組だ。
齋藤飛鳥にとっては、2024年に自身の引退を考えた経験を語った番組に、今度は進行役として戻ってきたことになる。
これは単なる出演者の変更ではなく、ゲストとして自分の人生を語る立場から、ゲストの話を引き出す立場への変化でもある。
「齋藤飛鳥の今夜は飲んで帰ろう」も継続
日本テレビでは、冠番組「齋藤飛鳥の今夜は飲んで帰ろう」も展開されている。
2026年5月にはSeason2の放送決定が公式サイトで発表された。
この番組は、ドラマや映画で見せる演技とは異なる、本人の自然な会話や個性を楽しめるコンテンツだ。地上波放送後にはTVerでの配信、Huluでの完全版配信も案内されている。
モデル活動:sweetやファッションブランドとの仕事
齋藤飛鳥は乃木坂46在籍中からファッションモデルとしても活動してきた。
代表的なのが、宝島社のファッション誌「sweet」でのレギュラーモデル活動だ。2015年10月から継続しており、アイドル活動と並行してファッション分野でもキャリアを築いてきた。
2026年には、The Fashion PostでUNIQLOとの企画「UNIQLO with asuka saito」が掲載されたほか、LONGCHAMPとのファッション企画にも登場している。
加えて、カネボウ化粧品KATEのスペシャルムービーやソニー損害保険のCMなど、広告・キャンペーン分野にも出演している。
乃木坂46時代から培ってきたビジュアル面の強みを生かしながら、現在はブランドや媒体ごとに異なる表現を見せている。
映画出演と日本アカデミー賞新人俳優賞
女優としての評価を考えるうえで重要なのが、第48回日本アカデミー賞の新人俳優賞だ。
齋藤飛鳥は2024年公開の映画「【推しの子】-The Final Act-」でアイ役を演じ、2025年の第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。
このほか、映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」「映画 マイホームヒーロー」「父と僕の終わらない歌」などにも出演している。
2026年の出演作品には、映画「クスノキの番人」の佐治優美役、NHK総合ドラマ10「テミスの不確かな法廷」の吉沢亜紀役、TBS系金曜ドラマ「Tシャツが乾くまで」の実樹役がある。
アイドル時代のイメージだけでなく、作品ごとに異なる人物を演じる俳優としての経験を積み重ねている。
「ハマスカ放送部」は2026年3月に最終回
卒業後のタレント活動を語るうえで欠かせない番組が、テレビ朝日系「ハマスカ放送部」だ。
OKAMOTO'Sのベーシスト、ハマ・オカモトと齋藤飛鳥がMCを務めた音楽トーク番組で、2021年10月にスタート。約4年半にわたって放送された。
しかし、2026年3月23日の放送をもって最終回を迎えた。
齋藤飛鳥は最終回で、番組スタッフや視聴者への感謝を伝え、自然体でテレビに出演できた番組だったという趣旨の振り返りをしている。
2026年現在の活動を確認する際には、この番組がすでに終了していることにも注意したい。現在の主なテレビ活動は「ANOTHER SKY」や「齋藤飛鳥の今夜は飲んで帰ろう」などに移っている。
2026年現在の評判をどう見るべきか
齋藤飛鳥の現在の評価を考える際には、単純な出演本数やSNSでの話題性だけで判断しないことが大切だ。
客観的な材料としては、映画出演に伴う日本アカデミー賞新人俳優賞の受賞、テレビドラマでのダブル主演、全国ネットの人気番組でのMC就任などが挙げられる。
これらは、俳優としての実績と、番組進行を担うタレントとしての活動が並行していることを示している。
また、モデルとしてもUNIQLOやLONGCHAMPなどのファッション企画に登場しており、アイドル卒業後も複数のジャンルで仕事を続けている。
2026年の齋藤飛鳥は、乃木坂46の元エースという肩書きにとどまらず、俳優・モデル・MCという複数の顔を持つ表現者として評価するのが妥当だ。
【プロの結論】卒業後のキャリアは「アイドルの延長」ではなく新しい段階へ
齋藤飛鳥の卒業後の活動から読み取れるのは、アイドル時代の経験を生かしながら、仕事の役割そのものを変えているという点だ。
乃木坂46ではグループの一員としてパフォーマンスを届けることが中心だった。一方、現在はドラマで役柄を演じ、映画で作品の世界観を担い、番組ではゲストの話を引き出す立場になっている。
特に「ANOTHER SKY」のMC就任は、これまで自分自身の人生を語る側だった人物が、他者の人生を受け止める側へと活動の幅を広げた象徴的な出来事だ。
また、2026年10月の本人発言からは、仕事を続けることに迷いがありながらも、好きだと感じる瞬間が増えているという現在の心境も見えてくる。
卒業後の成功を、芸能界での活動継続だけで判断する必要はない。本人が何を選び、どのような役割を担い、どんな作品を残しているのか。その積み重ねこそが、卒業後のキャリアを評価する基準になる。
【齋藤飛鳥の卒業に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:齋藤飛鳥が乃木坂46の卒業を発表したのはいつ?実際の卒業日は?
A1:2022年11月4日に本人の公式ブログで卒業を発表した。2022年12月31日をもってグループ活動を終了している。最後のシングルは12月7日発売の31stシングル「ここにはないもの」だった。
Q2:齋藤飛鳥の卒業コンサートはいつ、どこで開催された?
A2:2023年5月17日・18日の2日間、東京ドームで開催された。乃木坂46の代表曲や齋藤飛鳥のソロ曲、後輩メンバーとのパフォーマンスなどが披露され、約11年8か月のアイドル活動を締めくくる公演となった。
Q3:齋藤飛鳥は卒業後に芸能界を引退した?2026年現在は何をしている?
A3:卒業時には芸能界引退も真剣に考えていたが、実際には活動を継続している。2026年現在は日本テレビ系「ANOTHER SKY」のMC、テレビ東京系「まめとむぎ」のダブル主演、映画・ドラマ出演、モデル、CMなど幅広い分野で活動している。
まとめ:齋藤飛鳥の卒業は新しいキャリアの出発点だった
齋藤飛鳥の乃木坂46卒業は、2022年11月4日の発表から始まり、同年12月31日のグループ活動終了、2023年5月17日・18日の東京ドーム卒業コンサートという順序で進んだ。
卒業理由の中心にあったのは、約11年間の活動で得た達成感と、成長の過程で経験した葛藤、そして周囲への感謝だった。本人は以前から卒業を考えていたことを明かしており、突然のトラブルによる離脱という説明とは異なる。
卒業後には芸能界引退も考えたが、家族の言葉や自身の仕事への思いを受けて活動を継続。2025年には日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、2026年には「ANOTHER SKY」のMCや「まめとむぎ」の主演など、さらなる活躍を見せている。
注目したいのは、乃木坂46を卒業したことによって、齋藤飛鳥の表現活動が終わったわけではないという点だ。むしろ、アイドルとして培った経験を土台に、俳優・モデル・タレントとして新しい立場を確立しつつある。
東京ドームでの卒業コンサートは約11年間のアイドル人生の終着点だった。しかし、2026年の活動を見ると、それは芸能人生そのものの終わりではなく、新しいキャリアの出発点だったことが分かる。
今後も出演作品や番組MCとしての成長を追うことで、齋藤飛鳥がどのような表現者になっていくのかを見届けられるだろう。
主な参照資料
- 乃木坂46公式サイト:卒業発表・31stシングル・卒業コンサート
- 日刊スポーツ:2022年の卒業コメント、2024年の引退に関する本人発言
- スポニチ:東京ドーム卒業公演と2026年の本人発言
- 齋藤飛鳥OFFICIAL SITE:2026年の出演作品・活動情報
- 日本テレビ・テレビ東京:ANOTHER SKY、まめとむぎの番組情報
- 日本アカデミー賞協会:第48回新人俳優賞