最初に押さえておきたいのは、ジスのソロデビューはHANAからの独立や脱退を意味するものではないという点です。
2026年9月2日、所属レーベルのソニーミュージックとBMSGは、JISOOが「LEE JISOO」名義でソロデビューすると正式発表しました。この発表では、彼女をHANAのメンバーとして紹介しています。
加えて、9月25日に出演したYouTube番組『THE FIRST TAKE』では、ソロアーティストとして「MISMATCH」を披露。その際のコメントでも、HANAのメンバーやちゃんみな、ファンへの感謝を述べています。
つまり、グループ活動を辞めてソロに転向したのではなく、HANAのメンバーとしての活動に加え、個人名義での音楽表現をスタートさせたという理解が正確です。
【ソロデビューの理由】MISMATCHとMovie Starに込めたジスの思い
LEE JISOOのソロデビューで注目したいのは、単に活動名が変わったことではありません。HANAでは表現しきれない、自身のルーツや個人的な価値観を音楽に反映させている点です。
1.デビュー曲「MISMATCH」は不完全な自分を肯定する作品
「MISMATCH」は、2026年9月8日に配信されたLEE JISOOのデビューシングルです。
楽曲の中心にあるのは、自分の欠点や不器用さを否定せず、それも自分の一部として受け入れていくというテーマです。
本人も作詞・作曲に参加しており、韓国語と英語を軸に、自身が歩んできた人生や葛藤、これからの決意を表現しています。
ミュージックビデオは韓国で全編撮影されました。映像では、整然とした完璧な姿だけでなく、日常のちぐはぐさや個人的な雰囲気を取り入れ、HANAでの活動とは異なる表情を見せています。
2.「Movie Star」はちゃんみなプロデュースの楽曲
もう一つの収録曲「Movie Star」は、HANAのプロデューサーでもあるちゃんみながプロデュースを担当しました。
こちらは、自分らしくいさせてくれる憧れの人に向けたラブレターという位置づけです。作詞・作曲にはジス自身も参加しています。
「MISMATCH」が自分自身との向き合い方を描いた作品なら、「Movie Star」は自分を肯定してくれる存在への思いを表現した作品です。2曲を並べることで、ジスの内面と他者とのつながりという異なる側面が見えてきます。
なお、2曲とも彼女のルーツである韓国語を軸に、英語を交えて制作されています。日本を中心に活動するHANAのJISOOとは異なる、韓国出身のアーティストとしての個性も感じられる構成です。
「ありのままの私と好きなものを素直に詰め込みました」
これはソロデビュー発表時の本人コメントの一節です。ソロ活動が、本人の好きな音楽や価値観をより直接的に表現する場であることが伝わります。
3.ジスのギターとロックへの思いがソロで開花
ジスの音楽性を理解するうえで欠かせないのが、ギターとロックへの関心です。
2025年2月のViViのインタビューで、ジスは『No No Girls THE FINAL』のソロパフォーマンスについて語っています。披露した「I'm Not OK」はバンドサウンドが際立つロック調の楽曲で、Kアリーナ横浜でギターを演奏した経験も特に印象に残っていると明かしました。
また、本人は以前からバンド音楽が好きで、いつかロックスターになりたいと思っていたと話しています。
この背景を踏まえると、ソロデビュー時のアーティスト写真でエレキギターを取り入れたことや、「MISMATCH」をバンド編成で披露したことにも一貫性があります。突然ロック路線に転向したというより、以前から持っていた音楽的な志向を個人名義で前面に出したと考えられます。
【No No Girlsから現在まで】ジスの経歴とソロ活動への転換点
ジスのソロデビューを理解するには、HANA誕生以前の歩みも重要です。
韓国出身のジスは、17歳から韓国の芸能事務所で練習生として活動した経験があります。その後、日本語を独学で学び、ちゃんみながプロデュースするオーディションプロジェクト『No No Girls』に応募しました。
オーディション前はソロアーティストを目指していた
2025年のananのインタビューでは、ジスは『No No Girls』に参加する以前、ソロアーティストを目指していたことを明かしています。
当初はグループ活動に自信がなかったものの、メンバーと困難を乗り越え、話し合いを重ねるなかでチームプレーに慣れていったといいます。
特に印象的なのは、メンバー同士が意見を率直に伝え合い、互いに自然体でいられる関係を大切にしているという話です。本人はHANAで活動できることを幸せだと語っています。
このエピソードからは、ソロ活動への関心とグループへの愛着が必ずしも相反するものではないことが分かります。ジスにとってソロは、以前から持っていた夢や音楽的な方向性を実現する新しい機会でもあります。
ジスの活動を時系列で整理
ソロデビューが脱退につながったのかを判断するため、主要な出来事を時系列で整理します。
この時系列で注目すべきなのは、ソロデビュー後もHANAの活動が継続していることです。特に11月1日付のBMSGの発表では、HANAのメンバーとしてJISOOの名前が掲載されています。
【2026年11月最新】HANAのジスは現在どうしている?
現在のジスは、HANAのメンバーとしての活動と、LEE JISOO名義でのソロ活動を並行して展開しています。
HANAは全国ツアーを完走し、次のステージへ
HANAは2026年10月31日、東京・日本武道館で初の全国ホールツアー『HANA 1st TOUR 2026 “Born to Bloom”』のファイナル公演を開催しました。
BMSGの11月1日付公式発表によると、ツアーは全国17都市30公演で開催され、総動員数は約13万人に達しました。
加えて、武道館公演の終了後には2027年のアリーナツアー『HANA Arena Tour 2027 “Born to Bloom Ⅱ”』の開催も発表されています。
同発表に掲載されたHANAのプロフィールは、CHIKA、NAOKO、JISOO、YURI、MOMOKA、KOHARU、MAHINAの7人構成です。ソロデビューを理由にジスがグループから外れたという事実は確認できません。
LEE JISOOとしてもソロパフォーマンスを展開
ソロ活動では、デビュー曲の配信だけでなく、音楽番組でのパフォーマンスにも進展がありました。
- 9月8日: デビューシングル「MISMATCH」配信開始。
- 9月25日: 『THE FIRST TAKE』第710回に出演。「MISMATCH」を披露。
- 10月7日: 同番組の第713回に再出演。「Movie Star」をバンド編成で披露。
特に『THE FIRST TAKE』への2度の出演は、LEE JISOOとしての音楽性を広く伝える機会になりました。
また、HANAの公式ディスコグラフィーにも「MISMATCH - LEE JISOO」が掲載されています。グループの公式活動とソロ作品が同じ公式の作品情報に並んでいる点も、両方の活動が進められていることを示しています。
2026年11月以降のHANAの予定
11月3日時点で、HANA公式サイトには次のグループ出演予定が掲載されています。
- 2026年11月8日:『What a Wonderful World!!26』
- 2026年11月14日:『The 18th Melon Music Awards, MMA2026』
- 2026年12月2日:フジテレビ系『2026 FNS歌謡祭』
加えて、2027年3月から8月にかけて全国各地を巡るアリーナツアーも発表されています。これらはHANAとしての予定であり、個々の出演内容については今後の公式案内が判断材料になります。
【脱退説・活動休止説の真相】噂と公式情報を比較
ジスについて検索すると、脱退や活動休止という言葉が一緒に表示されることがあります。しかし、検索候補やSNS上の話題と、所属事務所による正式な発表は区別する必要があります。
現在確認できる情報を整理すると、次のようになります。
| 話題 | 確認できる情報 | 判定 |
|---|---|---|
| HANAからの脱退 | 2026年11月1日のBMSG公式プロフィールにJISOOを掲載 | 脱退を裏付ける発表なし |
| 活動休止 | ソロデビュー後もソロ作品や出演実績がある | 休止を裏付ける発表なし |
| ソロ転向 | LEE JISOO名義で正式にソロデビュー | 事実 |
| HANAでの立場 | 公式発表で7人組のメンバーとして紹介 | メンバーとして掲載 |
| 今後のグループ活動 | 2027年のアリーナツアーを発表 | グループ活動継続の予定あり |
なぜ脱退説が出てしまうのか?
今回のケースでは、ソロデビューのニュースが大きく報じられたことが、グループを離れるのではないかという疑問につながったと考えられます。
特に「LEE JISOO」という新しい名義が発表され、ソロ用のアーティスト写真やミュージックビデオが公開されたことで、HANAのJISOOとは別の活動に見えた人もいるでしょう。
しかし、公式発表は一貫してLEE JISOOをHANAのメンバーとして紹介しています。ソロ名義は個人アーティストとしての活動を示すものであり、それだけでグループ脱退を意味するものではありません。
噂を見極めるための3つの判断基準
今後、ジスに関する新しい情報が出た際は、次の3点を確認すると誤解を避けやすくなります。
1. 所属事務所の発表があるか: BMSGやHANA公式サイトに脱退・休止に関する正式な告知が掲載されているか。
2. 本人の発信と一致しているか: LEE JISOO本人の公式アカウントやインタビューで、実際にどのような説明がされているか。
3. 報道の日付が新しいか: 過去のインタビューや古い活動情報を、2026年の現在の状況と混同していないか。
特に注意したいのは、過去の発言を現在の活動休止の理由として扱うことです。以前の悩みや音楽活動への葛藤と、2026年現在のグループ活動の状況は別々に捉える必要があります。
【プロの結論】ジスのソロデビューはHANAでの活動を広げる新しい挑戦
ジスのソロデビューを単なる個人活動のニュースとして見ると、その背景にある意味を見落としてしまいます。
彼女はもともとソロアーティストを志し、ロックやバンド音楽にも強い関心を持っていました。一方、『No No Girls』を経てHANAに加入し、仲間と活動することの喜びやチームとして表現する面白さも見つけています。
今回の「MISMATCH」には、自分自身の不完全さを受け入れるという個人的なテーマが込められています。そして「Movie Star」では、ちゃんみなのプロデュースを受けながら、本人の感性を反映した楽曲を届けています。
HANAでは7人の一人としてグループの世界観を支え、LEE JISOOでは自分の言葉や音楽をより直接的に表現する。この2つの活動には、それぞれ異なる魅力があります。
今後の注目点は、ソロでの新作やライブ活動がどこまで広がるか、そしてHANAのメンバーとしてどのようなパフォーマンスを見せるかです。2027年のアリーナツアーも控えており、両方の活動に期待が集まります。
【HANAのジスはどうした?】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:HANAのジスは脱退したのですか?
A1:2026年11月3日時点で、脱退の公式発表は確認されていません。11月1日付のBMSG公式発表でも、JISOOはHANAの7人のメンバーの一人として掲載されています。
Q2:ジスはなぜLEE JISOOとしてソロデビューしたのですか?
A2:本人が以前から持っていたソロ志向や、韓国語を軸にした自身の音楽性を表現する新たな機会と捉えられます。「MISMATCH」では本人が作詞・作曲に参加し、「Movie Star」ではちゃんみながプロデュースを担当しました。
Q3:ジスは現在、HANAの活動を休止していますか?
A3:活動休止を裏付ける公式発表は確認されていません。2026年9月のソロデビュー後もLEE JISOOとしてパフォーマンスを披露しており、HANAも10月31日に全国ホールツアーを完走しています。
Q4:LEE JISOOのデビュー曲は何ですか?
A4:2026年9月8日に配信された「MISMATCH」です。シングルには「Movie Star」も収録されています。
Q5:ジスはギターやロックが好きなのですか?
A5:はい。2025年のViViのインタビューでは、バンド音楽が好きで、いつかロックスターになりたいと思っていたと話しています。『No No Girls THE FINAL』でもギターを使ったロック調のソロパフォーマンスを披露しました。
まとめ:HANAのジスは脱退ではなく新しい音楽活動に挑戦中
HANAのジスがどうしたのかという疑問への答えは、2026年9月にLEE JISOO名義でソロデビューし、活動の幅を広げたということです。
脱退や活動休止を裏付ける公式発表はなく、BMSGの最新プロフィールでもHANAの7人のメンバーとして紹介されています。
ソロデビュー曲「MISMATCH」には自身の葛藤や自己肯定への思いが込められ、「Movie Star」ではちゃんみなとの共同制作によって新しい音楽性を見せました。
HANAでのグループ活動とLEE JISOOとしてのソロ活動。その両方を通じて、ジスがどのようなアーティストへ成長していくのか。2027年のHANAアリーナツアーと合わせて、今後の展開に注目したいところです。
情報確認日:2026年11月3日