女性問題や事情聴取をめぐる騒動の後、柴田は2011年1月に芸能活動へ復帰した。しかし、復帰したからといって、アンタッチャブルとしてすぐに漫才を再開できたわけではなかった。
2011年1月に復帰、7月には完全復帰を宣言
2011年1月11日、柴田はTBS系「炎の体育会TV」で約11カ月ぶりにテレビ出演を果たした。日刊スポーツの報道によると、所属事務所は復帰当初も体調不良を休養理由として説明していた。
同年7月6日には、チャリティーオークションの発表会見に出席。報道陣の前で復帰後初めて公の場に姿を見せ、「完全復帰です」と宣言した。
この時点でも柴田は休業理由について病気だったと説明していた。2014年以降に女性問題や浮気について詳しく語るようになったことを考えると、復帰直後と後年では公表できる情報に違いがあったことが分かる。
山崎弘也との不仲説が浮上した理由
柴田の復帰後、ファンの間で大きな関心を集めたのが、相方の山崎弘也との関係だった。
アンタッチャブルは2004年のM-1グランプリで優勝し、実力派漫才コンビとして人気を確立していた。しかし、2010年の休業以降、山崎は単独で活動し、柴田が復帰してからも長期間コンビでの漫才は実現しなかった。
この空白期間が不仲説につながったが、本人たちの発言は異なる方向を示している。
2012年10月、柴田は著書の発売イベントで、山崎とは食事に行くなど交流があると説明。コンビ活動を再開する意思も示していた。
2013年には山崎も、柴田とは時々会っていると話し、コンビ解散説を否定。2017年には柴田がAbemaTVの番組で、山崎とは連絡を取り合っており、仲が良いと改めて説明した。
つまり、コンビでの仕事がなかったことと、2人の個人的な関係が悪かったことは同義ではない。仕事の再開には、復帰後の実績や番組側のキャスティング、漫才を披露するタイミングなど、複数の事情が関係していた。
コンビ復活を急がなかった背景
2015年の「ダウンタウンなうSP」では、柴田が山崎から拒否されているわけではないと説明している。
また、山崎の考えとして、柴田が復帰したからといってすぐに相方として手を差し伸べるのではなく、まずは柴田自身が芸人として実力を取り戻し、周囲から自然にコンビ出演を求められる状況を目指すという趣旨の話を紹介していた。
これは、単に仲直りすれば解決する問題ではなかったことを示している。長年続いたコンビの番組や仕事を一度離れた以上、復帰後の活動実績を積み重ねる必要があった。
柴田自身も、コンビ復活を大々的に演出するより、自然な形で再び漫才を披露したいという考えを語っていた。長い空白期間は、2人の関係が断絶していた証拠というより、再始動のタイミングを慎重に探っていた期間と見る方が実際の発言に近い。
【2019年コンビ復活】アンタッチャブルが約10年ぶりに漫才を披露
長く待たれていたアンタッチャブルのコンビ復活が実現したのは、2019年11月29日。フジテレビ系「全力!脱力タイムズ」で、山崎弘也がサプライズ登場したことがきっかけだった。
番組には柴田が単独で出演していたが、終盤に山崎が登場。柴田は予想していなかった相方の登場に驚き、約10年ぶりとなる2人の漫才が披露された。
2019年11月29日のめざましmediaの番組レポートでも、山崎のサプライズ登場と10年ぶりの漫才復活が紹介されている。
12月の「THE MANZAI 2019」で本格的な復活
加えて、同年12月8日にはフジテレビ系「THE MANZAI 2019 マスターズ」に出演。約10年ぶりとなる新ネタを披露し、漫才コンビとしての本格的な再始動を印象づけた。
オリコンニュースによると、披露した漫才は約6分半。山崎のボケに柴田がテンポよくツッコミを入れるスタイルは健在で、ブランクを感じさせない掛け合いが話題になった。
過去の騒動をネタに取り入れた場面もあり、2人が再び同じ舞台に立つこと自体に大きな意味があった。
2020年代はコンビ番組も再び展開
コンビ復活後は単発番組などを経て、2023年には「ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブルTV」が全国ネットのレギュラー番組として放送された。
その後、2024年には「アンタッチャブルの早速行ってみた」へと展開。地上波放送の終了後もYouTubeで番組が再始動するなど、コンビでの活動は継続してきた。
そして2026年3月27日、カンテレが4月改編の記者発表会で新たなコンビ番組を発表した。2026年4月18日から「アンタッチャブルでやらせてもらってます」がスタートし、山崎と柴田が再びMCを務めている。
かつての不仲説や解散説を考えると、コンビ名を冠したレギュラー番組が復活したことは、現在の2人の関係を考えるうえで分かりやすい材料だ。少なくとも、コンビとしての活動を続ける意思があることは、2026年の番組展開からも確認できる。
【2026年最新】柴田英嗣の現在の活動とアンタッチャブルのコンビ仲
2026年11月4日現在、柴田英嗣は過去の騒動による活動休止状態にはなく、テレビ番組やバラエティーを中心に幅広く活動している。
現在の特徴は、山崎とのコンビ仕事だけに依存せず、柴田個人でも司会やゲスト出演をこなしていることだ。長い休業期間を経て、個人とコンビの両方で仕事を展開するスタイルが定着している。
2026年に確認できる主な出演番組
2026年11月4日の番組情報や所属事務所の出演情報から、次のような活動が確認できる。
- 「ラヴィット!」(TBS):水曜レギュラーとして出演。2026年11月4日の放送情報にも名前が掲載されている。
- 「NHK俳句」(NHK Eテレ):司会を担当。2026年11月4日の放送でも司会として出演予定が掲載されている。
- 「アンタッチャブルでやらせてもらってます」(カンテレ):2026年4月18日スタートのコンビ番組。毎週土曜深夜に放送される関西ローカルのレギュラー番組。
- 「アンタッチャブル柴田の驚愕人生トレーダー」(チバテレ):2026年11月スタートの柴田の冠番組。毎月第1・第3水曜25時から放送される。
特に注目したいのが、2026年11月4日に初回放送を迎える「アンタッチャブル柴田の驚愕人生トレーダー」だ。
チバテレの公式番組情報によると、人生の浮き沈みをチャート形式で読み解く新感覚のバラエティーで、柴田と松丸友紀が出演する。波乱万丈な人生を送ってきたゲストの経歴や、予想外の出来事を取り上げる構成だ。
柴田個人の冠番組が始まることは、ピン芸人・タレントとしての活動も続いていることを示している。
アンタッチャブルのコンビ仲は現在どうなっている?
2026年のコンビ活動で大きなポイントとなるのが、カンテレの「アンタッチャブルでやらせてもらってます」だ。
スポニチの2026年3月27日付報道によると、番組は過去のアンタッチャブル関連番組の流れを受けて地上波レギュラーとして再始動したもの。山崎と柴田がゲストのゆかりの場所を訪れたり、食事やさまざまな企画に挑戦したりする内容となっている。
また、番組公式YouTubeでの展開も続けられており、地上波と動画配信を組み合わせた活動が進んでいる。
2010年の休業から約15年以上が経過した2026年、アンタッチャブルは単発の復活企画だけでなく、継続的なコンビ番組を持つ段階に戻っている。
過去の不仲説を現在まで引きずるより、実際の共演や番組活動を見て判断することが適切だろう。柴田のピン活動と山崎とのコンビ活動は、現在では両立している。
【プロの結論】アンタッチャブル柴田の不祥事から分かる3つの要点
柴田英嗣の活動休止をめぐる一連の騒動は、単なる芸能ゴシップとして片づけるには複雑な経緯を持っている。報道と本人の証言を整理すると、重要なのは次の3点だ。
1. 体調不良と女性問題は別々の経緯として理解する
2010年の活動休止は、最初の体調不良が実際にあったと柴田本人が説明している。その後、休業期間中の浮気や女性トラブルが明らかになった。
最初から女性問題だけで休んでいたという理解では、2014年の本人の説明と合わない。活動休止の発端と、その後に問題が複雑化した過程を分けて考える必要がある。
2. 事情聴取と逮捕を混同しない
今回の騒動で最も広まった誤解は、柴田が逮捕され、刑務所に入っていたというものだ。
しかし、本人は2016年に事情聴取だったと明確に説明している。番組の演出上の発言が独り歩きしたことで、実際の経緯とは異なるイメージが残った。
芸能ニュースを読む際は、刺激的な見出しだけでなく、本人の訂正発言や番組内の補足説明まで確認することが大切だ。
3. 不祥事後の復帰は個人とコンビの両方で評価する
柴田は2011年に個人活動へ復帰し、2019年にアンタッチャブルとして漫才を再開した。さらに2026年にはコンビのレギュラー番組と個人の冠番組が展開されている。
これは、芸能人の復帰が単にテレビ出演を再開するだけではなく、仕事上の信頼や共演機会を積み重ね、再び活動の幅を広げていく過程であることを示している。
過去の問題をなかったことにする必要はない。一方で、過去の報道だけで現在の仕事や人間関係まで決めつけることも適切ではない。
【アンタッチャブル柴田の不祥事】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アンタッチャブルの柴田英嗣は本当に逮捕されたのですか?
A1:逮捕されていないと本人が2016年の「ダウンタウンDX」で明言しています。実際には警察から事情聴取を受けたと説明しており、逮捕や服役の噂は本人の説明と異なります。
Q2:柴田英嗣が2010年に活動休止した本当の理由は何ですか?
A2:最初は内臓の不調など体調不良が理由だったと本人が説明しています。その後、休業中の浮気や女性トラブルが重なり、警察の事情聴取を受ける騒動にも発展しました。
Q3:柴田英嗣は女性問題で示談金を支払ったのですか?
A3:2012年5月の「サンデージャポン」では支払ったと説明しましたが、2014年8月の「ウラマヨ!」では支払いを否定しています。公表された本人の説明には食い違いがあり、具体的な金額や条件は確定できません。
Q4:柴田英嗣と山崎弘也は不仲で解散寸前だったのですか?
A4:不仲や解散を裏付ける確かな事実は確認できません。柴田も山崎も過去に不仲説を否定しており、2019年には漫才を再開。2026年もコンビでレギュラー番組に出演しています。
Q5:アンタッチャブルが復活したのはいつですか?
A5:2019年11月29日放送の「全力!脱力タイムズ」で約10年ぶりに漫才を披露しました。同年12月8日の「THE MANZAI 2019 マスターズ」にも出演し、本格的な再始動を果たしました。
Q6:柴田英嗣は2026年現在、何をしていますか?
A6:「ラヴィット!」や「NHK俳句」などへの出演に加え、2026年4月からはカンテレの「アンタッチャブルでやらせてもらってます」に出演。11月にはチバテレで自身の冠番組「アンタッチャブル柴田の驚愕人生トレーダー」もスタートしています。
まとめ:柴田英嗣の不祥事の真相と現在を正しく理解する
アンタッチャブル柴田英嗣の不祥事は、2010年の体調不良による活動休止を発端に、休業中の浮気、女性トラブル、警察の事情聴取という複数の出来事が重なって表面化した騒動だった。
2015年の「逮捕されちゃって」という発言は大きな誤解を生んだが、2016年に本人が逮捕を否定している。したがって、柴田に逮捕歴や服役歴があるという情報は正しくない。
女性問題については本人が謝罪や説明を行っており、示談金の支払いについては時期によって発言が異なる。こうした経緯を整理すると、当時の報道と本人の説明を区別することが重要だと分かる。
その後、2011年の芸能活動復帰、2019年のアンタッチャブル再始動を経て、2026年にはコンビのレギュラー番組と個人の冠番組を持つまでになった。
柴田英嗣の現在を理解するうえで大切なのは、過去の騒動だけに注目するのではなく、その後の活動実績や本人の発言、相方との実際の共演状況も合わせて見ることだ。長い休業期間を乗り越えたアンタッチャブルが、今後どのような漫才や番組を届けていくのかにも注目したい。