井上尚弥選手の時計を調べるうえで、まず押さえておきたいのが、ブランドとの関係には明確な違いがあることです。
ウブロはアンバサダーとして公式に活動したブランドであり、本人のコメントも残っています。オーデマ ピゲは複数の会見や公の場で着用が確認され、時計専門メディアによるモデル特定も行われています。ロレックスについては、テレビ番組で本人がモデル名と購入価格を明かした実績があります。
一方、パテック フィリップは2025年12月のSNS投稿をきっかけに話題になったブランドです。着用説には根拠となる写真がありますが、モデルの型番や購入経緯まで本人が公表したわけではありません。
それぞれの位置付けを整理すると、次のようになります。
- ウブロ: 公式アンバサダー歴と本人コメントがある。
- オーデマ ピゲ: ロイヤル オークの複数モデルの着用写真がある。
- ロレックス: スカイドゥエラーの本人によるモデル名・価格の説明がある。
- パテック フィリップ: 2025年の自撮り写真から着用説が浮上している。
つまり、井上選手の時計コレクションを語るなら、ウブロだけでなく、オーデマ ピゲとロレックスも外せません。
【ウブロ】ビッグ・バンへの本人コメントとアンバサダーの実態
井上尚弥選手とウブロの関係は、今回取り上げるブランドの中でも、特に公式資料による裏付けが強いものです。
2023年9月21日、ウブロは井上選手をアンバサダーとして迎え、子どもたちと参加するチャリティイベントを開催しました。翌22日に公開されたLVMHウォッチ・ジュエリー ジャパンの公式プレスリリースでも、井上選手はウブロアンバサダーとして紹介されています。
本人が語ったウブロの魅力
注目したいのは、同イベントで行われたトークセッションです。時計について質問された井上選手は、次のように話しています。
「時計を買うことは唯一の趣味でもあり、試合後に自分へのご褒美として度々、購入しています。ウブロの時計は様々なシチュエーションで身につけられるデザインが気に入っています。」
この発言から分かるのは、時計が単なるスポンサー契約上のアイテムではないということです。本人にとって、時計を購入すること自体が趣味であり、試合に向けたモチベーションにもなっています。
加えて、2025年のGQ JAPANのインタビューでも、ビッグ・バンのデザインについて本人が好意的に語っています。
高級感に加えてスポーティーな雰囲気が好きで、特にビッグ・バンはデザインが自分にしっくりくるという趣旨のコメントを残しました。手首に感じる適度な重みも気に入っていると説明しています。
また、試合後のご褒美として時計を購入するだけでなく、試合前に自分を奮い立たせるために購入することもあると話しています。時計を勝負へのモチベーションと結び付けている点が印象的です。
井上尚弥が着用したビッグ・バン ウニコ カーボン スカイブルー
2023年のウブロ主催イベントで紹介された時計が、ビッグ・バン ウニコ カーボン スカイブルーです。
公式資料に記載されたモデル情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ウブロ |
| コレクション | ビッグ・バン ウニコ |
| モデル | カーボン スカイブルー |
| 型番 | 421.QL.1110.RX.JPN |
| ケース | マットスカイブルーカーボン |
| ストラップ | ブラック・ライトブルーのラバー |
| ムーブメント | HUB1280 自動巻きクロノグラフ |
| 発表時の国内価格 | 344万3,000円 |
| 販売仕様 | 日本限定100本 |
特徴的なのは、マットスカイブルーのカーボンケースです。一般的なステンレススチールの時計とは異なる軽快な色使いで、ウブロらしいスポーティーな印象を持っています。
内部には自社製のHUB1280ウニコ・ムーブメントを搭載。クロノグラフ機能を備えた機械式時計です。
価格は2023年の公式プレスリリースに掲載された当時の税込価格であり、2026年現在の新品販売価格や中古相場とは区別する必要があります。
ウブロのアンバサダーは2026年も継続している?
ここには注意したいポイントがあります。
2023年9月の公式発表ではアンバサダーとして紹介されていましたが、GQ JAPANの2025年のインタビューでは、井上選手について「この春までウブロのアンバサダーを務めていた」という前提で質問が行われています。
つまり、2026年11月時点で現役アンバサダーとして紹介するのは正確ではありません。確認できるのは、少なくとも2023年に公式アンバサダーとして活動し、2025年春までその立場にあったという経緯です。
一方、アンバサダー活動が終了したことと、本人がウブロを気に入らなくなったことは別問題です。2025年のインタビューでもビッグ・バンへの好意を語っており、ブランドへの関心は本人のコメントから確認できます。
【オーデマ ピゲ】ロイヤル オークの着用モデルと驚きの価格
井上尚弥選手の高級時計を語るうえで、ウブロと並んで存在感を放つのが、スイスの名門ブランド、オーデマ ピゲです。
なかでも注目されるのが、八角形のベゼルと一体型ブレスレットで知られるロイヤル オークです。
時計専門誌クロノス日本版は2023年2月、井上選手が着用したロイヤル オークを写真とともに紹介しました。さらに時計買取専門店ピアゾの2026年8月更新記事では、2025年の会見などで着用した複数のモデルについて、具体的な型番と市場価格の目安が掲載されています。
1. ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン
最初に注目したいのは、2023年1月13日に行われたスーパーバンタム級への転向発表時の時計です。
クロノス日本版は、井上選手の手元に写っていた時計をロイヤル オーク フライング トゥールビヨンと特定しています。
このモデルの特徴は、時計の内部機構を見せるトゥールビヨンです。一般的な機械式時計よりも高度な機構を搭載しており、複雑な部品が動く様子そのものがデザインの一部になっています。
クロノス日本版が紹介した仕様では、ケース径41mm、自動巻きCal.2950、パワーリザーブ約65時間という構成です。
後年のピアゾによる写真鑑定では、Ref.26730BC.ZZ.1320BC.01が候補として挙げられています。ただし、これは推定型番であり、井上選手本人やメーカーが型番を公表したわけではありません。
階級転向というキャリアの大きな節目に着用していたこともあり、井上選手の時計の中でも象徴的な一本です。
2. ロイヤル オーク クロノグラフ
ロイヤル オークには、クロノグラフモデルの着用情報もあります。
クロノス日本版によると、2022年6月27日の会見で井上選手が着用していた時計も、ロイヤル オーク クロノグラフとみられています。
クロノグラフとは、ストップウォッチ機能を搭載した時計のことです。文字盤に複数のサブダイヤルが配置されるため、通常の三針時計とは異なる存在感があります。
会見やテレビ収録などでロイヤル オークを着用する姿が紹介されていることから、同コレクションは井上選手の公の場での時計選びを代表する存在の一つといえます。ただし、写真での着用確認と所有の証明は別です。
3. ロイヤル オーク フロステッドゴールド ダブルバランスホイール オープンワーク
さらに目を引くのが、2025年のスーパーバンタム級防衛戦の会見で着用したとピアゾが紹介しているモデルです。
モデル名は、ロイヤル オーク フロステッドゴールド ダブルバランスホイール オープンワーク。型番はRef.15412BA.YG.1224BA.01-Bとされています。
イエローゴールドのケースとブレスレットに、細かな凹凸を施すフロステッド加工を採用。ベゼルにはレインボーカラーの宝石が並び、文字盤は内部機構が見えるオープンワーク仕様です。
ダブルバランスホイールという機構も特徴的です。2組のテンプとヒゲゼンマイを用いることで、精度と安定性の向上を狙った高度な仕組みになっています。
ピアゾが2026年8月時点で示した市場価格相場は、約7,160万〜7,580万円です。
一般的な高級時計の価格帯を大きく超える、非常に希少性の高いモデルです。ただし、この金額は市場価格の推定であり、井上選手が実際に支払った購入価格ではありません。
4. ロイヤル オーク ジャンボ エクストラ シン オープンワーク
もう一つ、2025年の着用例としてピアゾが紹介しているのが、弟の井上拓真選手が出場したWBC世界バンタム級王座決定戦を見守る際の時計です。
モデルはロイヤル オーク ジャンボ エクストラ シン オープンワーク、Ref.16204BA.OO.1240BA.01。
イエローゴールドのケースにスケルトン文字盤を組み合わせたモデルで、薄型ケースながら高度な機械式ムーブメントを搭載しています。
ピアゾの2026年8月時点の市場価格相場は、約2,929万〜4,486万円です。
なお、これも写真からの着用特定と市場価格の調査に基づく情報です。購入時期や私物であるかどうかまでは確認されていません。
【ロレックス】デイトナとスカイドゥエラーの価格・着用情報
井上選手とロレックスの関係で興味深いのは、テレビ番組で本人が時計のモデル名や価格について話していることです。
オーデマ ピゲの着用モデルが写真を中心に紹介されることが多いのに対し、ロレックスについては本人の発言を手掛かりにできる点が大きな違いです。
ロレックス スカイドゥエラー:約450万円と本人が説明
2022年8月7日放送のフジテレビ系『ジャンクSPORTS』では、井上選手の時計コレクションが話題になりました。
番組内では、プライベートでも親交のあるバスケットボール選手の富樫勇樹選手が、井上選手は普段から高級時計を着用していると話しています。
加えて、浜田雅功さんから時計を何本持っているのか質問されると、井上選手は次のように回答しました。
「今は本数で言ったら20本ぐらい。」
そして、当日着用していた金色の時計について尋ねられると、モデル名をスカイドゥエラーと説明。価格についても、約450万円と話しました。
これは今回調査した時計の中でも、特に信頼性の高い情報です。番組内で本人がモデル名とおおよその金額を説明しているためです。
なお、番組で型番まで明言したわけではありません。時計情報サイトなどではRef.326238とする特定もありますが、型番の確定には慎重さが必要です。
ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116503G
もう一つの注目モデルが、コスモグラフ デイトナです。
時計の着用情報を整理している専門サイトでは、井上選手がテレビ番組『アナザースカイII』に出演した際の時計として、Ref.116503Gが紹介されています。
このモデルは、ステンレススチールとイエローゴールドを組み合わせたロレゾール仕様。ブラック文字盤に8ポイントのダイヤモンドインデックスを配置した華やかなデザインです。
デイトナはロレックスを代表するクロノグラフコレクションであり、スポーティーさと高級感を両立しています。
2026年11月3日時点の腕時計投資情報では、Ref.116503Gの平均相場は約407万円、中央値は約398万円です。別の中古成約データでは中央値約377万円となっており、販売店や個体の状態によって価格が変わります。
ここで重要なのは、テレビ出演時の着用情報と、2026年の中古市場価格を混同しないことです。現在の市場価格は参考値であり、当時の購入金額を示すものではありません。
ロレックスの着用モデルは私物なのか?
スカイドゥエラーについては、番組内で本人がモデル名を説明しているため、本人の時計である可能性を考える材料が比較的多くあります。
一方、デイトナについては、番組出演時の写真をもとにしたモデル特定が中心です。着用したことと、本人が所有していることは同じではありません。
したがって、ロレックスは次のように整理できます。
- スカイドゥエラー:本人がモデル名と価格を説明。
- デイトナ:テレビ出演時の写真をもとにRef.116503Gと特定する情報がある。
- 現在も同じモデルを日常的に愛用しているか:継続的な使用を裏付ける本人発言は確認できない。
【パテック フィリップ】1億円超えの時計を着用している説は本当?
井上尚弥選手の時計をめぐって、特に大きな話題になったのがパテック フィリップの着用説です。
きっかけは、2025年12月4日に本人がXへ投稿した自撮り写真でした。
当時、井上選手は髪色を薄いピンクに変えたことを報告。鏡越しの写真には、スマートフォンを持つ手首にシルバー系の腕時計が写っていました。
翌12月5日、スポニチは写真とともに時計にも注目が集まったことを報道。ファンからパテック フィリップを連想する反応が寄せられたことを伝えました。
同日、ITmedia系のねとらぼも取り上げ、時計マニアの間でパテック フィリップではないかという指摘が出たことを紹介しています。
話題になったノーチラスとは?
パテック フィリップの中でも、今回の話題と結び付けられたのがノーチラスです。
ノーチラスは、1976年に登場したブランドを代表するスポーツウォッチ。八角形を思わせるベゼルと一体型ブレスレットが特徴で、高級時計市場でも高い人気を誇ります。
今回の着用説に関連して注目されるのが、次の2モデルです。
ノーチラス Ref.5811/1G-001
ホワイトゴールドケースとブルー文字盤を組み合わせたモデルです。2026年1月時点の国内定価資料では約1,191万円とされています。
ノーチラス Ref.5811/1460G-001
こちらは、通常のノーチラスとは大きく異なるハイジュエリー仕様です。パテック フィリップの公式製品説明では、ケースやブレスレット、文字盤に大量のダイヤモンドをセッティングしたモデルとして紹介されています。
2026年1月時点の国内価格資料では、約1億195万円とされています。つまり、同じノーチラスでも仕様によって価格は大きく違います。
井上尚弥が着用したのは本当に1億円のモデル?
ここが今回の噂で最も慎重に見極めたい部分です。
ねとらぼが紹介した記事では、話題の時計に関連するパテック フィリップの公式製品ページとして、ハイジュエリー仕様のRef.5811/1460G-001が掲載されています。
しかし、公式製品ページに高額モデルが掲載されていることと、井上選手の自撮り写真に写った時計がその型番であることは別の話です。
本人によるモデル名の発表や、購入したというコメントは確認できません。したがって、次のように判断するのが適切です。
| 確認項目 | 現状 |
|---|---|
| 2025年12月の自撮り写真 | 確認できる |
| パテック フィリップの着用説 | 報道で紹介 |
| ノーチラスというモデル名 | 推測の域を出ない |
| Ref.5811/1460G-001 | 確定していない |
| 1億円超えの価格 | 特定のハイジュエリーモデルの参考価格 |
| 本人の購入・所有発言 | 確認できない |
つまり、パテック フィリップの時計を着用している可能性は話題になっていますが、1億円超えのモデルを本人が所有していると断定できる状況ではありません。
価格のインパクトだけが先行しやすい話題ですが、モデルの特定と所有の確認は分けて考える必要があります。
【歴代時計まとめ】井上尚弥の着用モデル・ブランド・価格を一覧比較
ここまで紹介した時計を、確認できる時期と情報の性質に分けて整理します。
この一覧は、公開された写真や本人発言、ブランド公式資料、時計専門メディアのモデル特定をまとめたものです。非公開の私物コレクション全体を示すものではありません。
価格は掲載された時点の参考値です。新品定価、中古市場相場、本人が番組で説明した購入価格はそれぞれ異なる指標です。
この一覧から見えてくるのは、井上選手が特定の一つのブランドだけを選んでいるわけではないことです。
ウブロのスポーティーなデザイン、ロイヤル オークの複雑機構と造形美、ロレックスの実用性と存在感。それぞれ異なる魅力を持つ時計が登場しています。
また、2023年から2025年にかけての着用情報を見ると、キャリアの節目となる会見や公の場で、存在感の強いモデルを選んでいることも特徴的です。
【私物か撮影用か】井上尚弥の時計を見極める4つの判断基準
高級時計を着用する著名人の記事で、最も混乱しやすいのが「着用」と「所有」の違いです。
井上選手の場合も、テレビ番組、会見、ブランドイベント、本人のSNSなど、時計が写る場面は複数あります。しかし、写真に写っているからといって、すべてが本人の私物とは限りません。
判断基準1:本人が購入や所有について話しているか
最も信頼性が高いのは本人の直接的な発言です。
『ジャンクSPORTS』でのスカイドゥエラーの説明や、ウブロのチャリティイベントでの時計購入に関する発言は、本人の時計への関心を示す具体的な情報です。
単なる着用写真よりも、本人が購入したことや使用していることを説明している情報のほうが、私物であると判断する材料として強くなります。
判断基準2:本人のSNSに日常的な着用写真があるか
試合や広告撮影ではなく、日常の自撮りやプライベートな投稿で同じ時計が繰り返し登場している場合、私物である可能性を考える材料になります。
ただし、SNSの一枚だけでは購入者や所有者までは分かりません。今回のパテック フィリップの話題も、この点に該当します。
判断基準3:ブランドの公式資料に着用モデルが記載されているか
ウブロの2023年イベント資料は、井上選手がアンバサダーとして参加したことに加え、イベント写真と時計の商品情報を掲載しています。
こうしたブランド側の資料は、広告やイベントにおける着用モデルを調べる際に有効です。
ただし、アンバサダーが着用した時計をすべて個人所有しているとは限りません。
判断基準4:写真の撮影状況と時計の特徴が一致するか
時計専門メディアは、ケースの形状、文字盤、ベゼル、ブレスレット、インデックスなどを照合してモデルを推定します。
一方、角度や解像度によっては型番まで判断できないこともあります。ロイヤル オーク フライング トゥールビヨンのように、モデルのシリーズは分かっても素材や細かな仕様までは特定できない場合があります。
特に限定品や高額モデルは、外見が似た別仕様も存在します。型番まで確定した情報なのか、推定なのかを確認することが大切です。
以上を踏まえると、井上選手の時計情報は、次の3段階で考えると分かりやすくなります。
- 確度が高い: 本人が番組やインタビューでモデル名・購入について説明した時計。
- 着用確認: 会見や公式イベントの写真で着用が確認できる時計。
- 推測段階: SNS写真などからブランドや型番が推定されている時計。
この区別を守ることで、広告用の着用モデルと本当に気に入って購入した時計を混同しにくくなります。
【プロの結論】井上尚弥が高級時計を愛用する理由とブランド選びの本質
井上尚弥選手の時計選びで最も興味深いのは、本人が時計を単なるファッションアイテムとして扱っていないことです。
ウブロのイベントで語った「試合後のご褒美」という考え方や、GQ JAPANで明かした試合前のモチベーションとして時計を購入するという話から、時計が競技生活と結び付いた趣味であることが分かります。
時計は自分の努力に対する報酬
プロボクサーにとって、試合までの準備期間は決して短くありません。
トレーニング、体重管理、コンディション調整、対戦相手の研究など、日々の積み重ねが試合結果を左右します。
井上選手は、そうした努力の区切りとして時計を購入することがあると話しています。
この発言から読み取れるのは、高級時計が成功を誇示するためだけの存在ではなく、自分が積み重ねてきた努力を実感するための記念品にもなっているということです。
スポーティーなデザインを好む理由
本人がウブロのビッグ・バンについて特に評価していたのは、スポーティーな雰囲気と手首に伝わる重みです。
ビッグ・バンは、大きめのケースや異素材の組み合わせ、立体的な文字盤などが特徴です。競技者らしい力強いスタイルとも相性がよく、本人の好みに合っていることが発言からうかがえます。
一方、ロイヤル オークには高度な機械式機構や独特のケースデザインという別の魅力があります。ロレックスのデイトナやスカイドゥエラーは、機能性と存在感を両立するモデルです。
ブランドを一つに限定せず、異なる個性を楽しんでいるところに時計好きとしての一面が表れています。
高級時計の価格は強さの証明ではない
井上選手の時計が話題になると、数千万円や1億円という価格に注目が集まりがちです。
しかし、時計の価格と競技者としての実力は直接関係しません。
高級時計の価格には、素材、製造数、機構の複雑さ、宝石の有無、ブランドの希少性、中古市場の需要など、さまざまな要素が反映されます。
特にオーデマ ピゲやパテック フィリップの限定モデルは、一般的な定番モデルとは異なる価格形成が行われることがあります。
井上選手の時計を調べる際にも、着用モデルの市場価値と本人の購入金額を混同しないことが大切です。
時計そのものの価値を知るなら、ブランド公式資料や専門誌のモデル解説、実際の中古成約価格を照らし合わせるのが有効です。
【井上尚弥の時計】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:井上尚弥が愛用している時計ブランドは何ですか?
A1:ウブロ、オーデマ ピゲ、ロレックスが代表的です。ウブロはアンバサダー歴と本人コメントがあり、オーデマ ピゲやロレックスは会見・テレビ出演などでの着用情報が確認できます。パテック フィリップはSNS写真をきっかけとした着用説です。
Q2:井上尚弥が着用していたウブロの時計は何ですか?
A2:2023年のウブロ公式イベント資料では、ビッグ・バン ウニコ カーボン スカイブルーが紹介されています。型番は421.QL.1110.RX.JPNで、当時の国内価格は344万3,000円でした。
Q3:井上尚弥のロレックスは何本で、いくらですか?
A3:2022年の『ジャンクSPORTS』で、本人は時計を約20本所有していると説明しました。当日着用していたスカイドゥエラーについては約450万円と話しています。これは2022年当時の本人による説明です。
Q4:井上尚弥のオーデマ ピゲは何千万円もするのですか?
A4:着用モデルとして紹介されたロイヤル オークには、2026年8月時点で約2,929万〜4,486万円、約7,160万〜7,580万円という市場価格の推定があるモデルもあります。ただし、購入価格ではなく市場相場です。
Q5:井上尚弥がパテック フィリップの1億円の時計を所有しているのは本当ですか?
A5:2025年12月の自撮り写真からパテック フィリップの着用説が浮上しました。しかし、モデル名や型番、購入経緯は本人から公表されていません。1億円超えという金額は特定のハイジュエリーモデルの参考価格であり、本人の所有を証明するものではありません。
Q6:井上尚弥は2026年もウブロのアンバサダーですか?
A6:2023年9月には公式アンバサダーとして紹介されていましたが、2025年のGQ JAPANの取材では、この春までアンバサダーを務めていたという説明がありました。2026年現在も現役アンバサダーであるとは確認できません。
Q7:井上尚弥は時計をなぜ購入するのですか?
A7:本人は時計を唯一の趣味の一つと説明しています。試合後の自分へのご褒美として購入するほか、試合前のモチベーションを高めるために購入することもあると話しています。
まとめ:井上尚弥の時計はブランドよりも本人の愛着に注目
井上尚弥選手の時計を2026年11月時点の情報から整理すると、最も確かなエピソードが残っているのはウブロです。アンバサダーとして公式活動を行い、ビッグ・バンのデザインや時計を購入する楽しみについて本人が語っています。
オーデマ ピゲのロイヤル オークは、2023年の階級転向発表や2025年の会見など、複数の場面で着用が紹介されています。ロレックスでは、スカイドゥエラーについて本人が約450万円と説明したことが大きな手掛かりです。
そしてパテック フィリップについては、2025年12月のSNS写真をきっかけに話題になりましたが、モデルや所有状況は確定していません。
井上選手自身が語った時計購入の理由は、試合へのモチベーションや努力へのご褒美です。高級時計の価格だけでなく、どのような思いで選び、どのような場面で身につけているのかに注目すると、その時計選びの魅力がより深く伝わってきます。
今後、新たな試合や会見、本人のSNS投稿でどのブランドやモデルが登場するのか。時計好きとしての井上尚弥選手のコレクションにも、引き続き注目が集まりそうです。