ガーリックシュリンプは、店によってソースの濃さやニンニクの使い方が異なります。注文時に迷わないためにも、代表的な3種類の味付けを理解しておきましょう。
スカンピ(Scampi)|王道のガーリックバター
スカンピは、オリーブオイル、刻みニンニク、バター、レモンなどを組み合わせた濃厚な味付けです。
ジョバンニズの看板メニューがこのタイプ。ニンニクの香りとバターのコクが前面に出るため、初めて食べる人にもおすすめです。
ソースがライスに染み込むことで、エビだけでなくご飯までおいしく食べられます。ハワイらしい豪快なプレートを求めるなら、まず試したい味です。
レモンバター(Lemon Butter)|さっぱりした後味
レモンバターは、バターの風味を残しながら柑橘の酸味で後味を軽くしたタイプです。
ジョバンニズでは、レモンとバターのソースで蒸し煮にしたエビを提供し、ディップソースを添えています。
濃厚なガーリックバターが重く感じる人や、複数のプレートを食べ比べたいグループに向いています。
ホット&スパイシー(Hot & Spicy)|辛さとニンニクを楽しむ
唐辛子やスパイスを加えた刺激的な味付けです。辛さの程度は店舗によって異なり、単純に同じ料理として比較することはできません。
ジョバンニズのホット&スパイシーは、公式サイトでも非常に辛いメニューとして案内されています。一方、Fumi'sではオリジナルのガーリックバターをベースに辛さを加えたタイプを展開しています。
辛いものが好きな人には魅力的ですが、初めての注文では通常のガーリックバターと食べ比べるのもおすすめです。
2025年の実食ランキングから見る人気店の実力
人気ランキングを調べる際に参考になるのが、ハワイの食情報を扱う『Honolulu Magazine』が2025年5月13日に公開したノースショアのガーリックシュリンプ特集です。
この企画では、読者投票による人気順位と、編集者が実際に試食して決めた順位が別々に掲載されました。
読者投票の結果は次の通りです。
- 1位:Big Wave Shrimp Truck(32.4%)
- 2位:Amy's Shrimp & Poke Shack by WasaBee(30.2%)
- 3位:Giovanni's Shrimp Truck(12.8%)
- 4位:Romy's Kahuku Prawns & Shrimp(6.7%)
- 5位:Jenny's Shrimp(4.5%)
一方、編集者による実食評価では、次のような結果になりました。
- 1位:Romy's Kahuku Prawns & Shrimp
- 2位:Amy's Shrimp & Poke Shack by WasaBee
- 3位:Giovanni's Shrimp Truck
- 4位:Big Wave Shrimp Truck
- 5位:Jenny's Shrimp
ロミーズは頭付きの大きなエビ、揚げニンニクの豊かな香り、スパイシー醤油ソースが評価されました。ジョバンニズはバターと刻みニンニクのバランス、エビの食感が評価されています。
興味深いのは、読者投票ではBig Waveが1位なのに対し、編集者の試食ではロミーズが1位だったことです。人気と味の評価は必ずしも一致しません。
また、2025年2月の同誌による別の3店舗比較では、Jenny'sが1位、タナカが2位、ジョバンニズが3位でした。これは対象店舗が異なる別企画です。
したがって、2026年の店舗選びでは、一つのランキングだけを絶対視するよりも、自分が好きな味やエビの食感に注目する方が合理的です。
【ワイキキ・アラモアナ攻略】ノースショアに行かなくても食べられる人気店
ハワイ旅行では、毎日レンタカーを利用するとは限りません。ワイキキのホテルを拠点に観光する場合、カフクまで往復する時間を確保するのは難しいこともあります。
そんなときは、ホノルル市内で食べられるガーリックシュリンプを選ぶ方法があります。
ワイキキでおすすめの3つの選択肢
1. Blue Water Shrimp & Seafood
前述の通り、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内にある店舗です。営業時間が9:00~22:00と比較的長く、ワイキキ周辺で食事時間を調整しやすいのが利点です。
8尾のガーリックシュリンプは22ドル。スパイシータイプも同価格で、味の違いを楽しめます。
2. Barefoot Beach Cafe
クイーンズ・サーフ・ビーチ近くにあるカジュアルな飲食店です。
2026年9月に確認されたメニュー情報では、6尾のWorld Famous Garlic Shrimp Plateが19ドル。マイルドとスパイシーを選べ、追加のエビも注文できます。
レストランの営業時間は毎日8:00~21:00ですが、ガーリックシュリンプの提供時間は11:00~20:30です。ビーチ散策と食事を組み合わせたい人に向いています。
3. Goofy Cafe & Dine
ワイキキのTwin Fin Hotelにある店舗では、レモンバターガーリックシュリンプを提供しています。
2026年6月更新のメニュー情報では、8尾のプレートがハッピーアワーで20ドル、ディナーでは22ドル。ハッピーアワーは14:00~17:00です。
カジュアルなフードトラックとは異なり、座って食事を楽しみたい人に適しています。
このほか、Eggs 'n Things Waikiki Beach Eggspressでは、ガーリックシュリンプとグリーンサラダのプレートが19.95ドルで掲載されています。朝食・ブランチを中心に旅行日程を組む人にも選択肢があります。
これらのワイキキ周辺の価格と営業時間は、2026年9月29日に各店舗の公開メニューを確認した旅行情報を参考にしています。季節やメニュー改定によって変わる可能性があります。
ワイキキ・ガーリック・シャックは現在営業している?
ここは旅行者が注意したいポイントです。
しかし、運営会社Funergy Groupの2026年最新のブランド案内では、同店は一時休業中とされています。以前の店舗の賃貸契約が終了し、新しい営業場所を探しているという説明です。
そのため、古い旅行ブログやメニュー情報だけを見て訪問するのはおすすめできません。営業再開の告知があるまでは、Blue WaterやBarefoot Beach Cafeなどの営業情報が確認できる店舗を選ぶ方が安心です。
アラモアナセンターならFumi'sがおすすめ
ショッピングとグルメを同時に楽しみたいなら、アラモアナセンターのFumi's Kahuku Shrimpが便利です。
所在地は1450 Ala Moana Boulevard、マカイ・マーケット・フードコートの一角。Jamba Juiceの近くにあります。
営業時間は毎日10:30~20:00。デリバリーサービスの掲載価格では、オリジナルガーリックバターとホット&スパイシーのフルプレートが26.19ドルです。配達価格と店頭価格は同一とは限らないため、予算を考える際には注意してください。
ノースショアのロードサイド店のような雰囲気はありませんが、買い物の途中で本格的なガーリックシュリンプを楽しめる点は大きな魅力です。
【値段・アクセス・失敗しない注文方法】旅行前に知っておきたい実用情報
ガーリックシュリンプの予算はどれくらい?
2026年の公開メニューを比較すると、オアフ島のガーリックシュリンプは、おおむね18~27ドル前後のプレートが一つの目安になります。
ジョバンニズやタナカは18ドル台、ワイキキのカジュアル店は19~22ドル程度、アラモアナのFumi'sはデリバリー掲載価格で26.19ドルです。ロミーズはエビの種類や量によって価格が上がります。
なお、表示価格だけで旅行中の食費を計算するのは避けたいところです。実際の会計では税金、チップ、注文方法による手数料などが加わる場合があります。
複数の店を食べ歩く場合、1店舗で通常サイズを注文するより、ジョバンニズのハーフプレートなどを活用して、違う味を試す方法もあります。
ワイキキからノースショアへのアクセス
カフクはワイキキから車でおおむね1時間以上かかるエリアです。交通状況やルートによって所要時間は変わります。
ガーリックシュリンプを食べることが目的なら、ノースショア観光とセットで訪問するのがおすすめです。
例えば、カフクのロミーズ、ジョバンニズ、タナカを中心に食べ歩き、その後ハレイワ方面へ移動するコースなら、複数の人気店を比較できます。
ジョバンニズにはカフクとハレイワの両方に店舗があるため、帰り道にハレイワ店を利用する選択肢もあります。
なお、レンタカーを使わない場合は、ツアーや送迎サービスを利用する方法もあります。移動時間だけでなく、各店舗の閉店時刻を考えて予定を組むことが大切です。
営業時間・アクセスで注意したいこと
特に気を付けたいのは、カフクのシュリンプ店は夕方早めに営業を終了するところが多いことです。
- ジョバンニズ・カフク:10:30~18:30
- ジョバンニズ・ハレイワ:10:30~17:00
- ロミーズ:水・木は10:30~15:00、その他は10:30~16:30の掲載
- タナカ:10:00~18:30
- Fumi's:10:30~20:00
- Blue Water:9:00~22:00
上記は通常営業の掲載情報であり、臨時休業や祝日営業は別途確認が必要です。特にロミーズは営業時間が短いため、ノースショア観光の最後に訪問するのではなく、ランチの時間帯に組み込む方が無難です。
ジョバンニズは現金を推奨しているため、カードだけに頼らず少額の現金を持っていくと安心です。
注文するときに知っておきたい3つのポイント
1. 殻付きエビに慣れておく
ハワイのガーリックシュリンプは、殻付きで提供されるものが多くあります。手で殻をむきながら食べるため、食後に手を拭けるウェットティッシュなどがあると便利です。
2. ソースをライスと一緒に楽しむ
おいしさの要点はエビだけではありません。ガーリックバターが染み込んだ白米も、この料理の醍醐味です。ソースが多い店舗では、ライスと一緒に食べることで味の印象が変わります。
3. ニンニクと辛さの好みを考える
濃厚なニンニクとバターが苦手ならレモンバター、刺激が欲しいならホット&スパイシー、王道を試したいならスカンピを選ぶと失敗しにくくなります。
【ハワイガーリックシュリンプ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ハワイで一番おいしいガーリックシュリンプはどこですか?
A1:2025年5月の『Honolulu Magazine』の実食ランキングでは、ロミーズ・カフク・プラウン&シュリンプが1位でした。ニンニクの風味、頭付きの大きなエビ、スパイシー醤油ソースが特徴です。一方、初めて食べる人には、王道のスカンピが楽しめるジョバンニズもおすすめです。
Q2:ガーリックシュリンプの値段はいくらですか?
A2:2026年の掲載メニューでは、ジョバンニズが18.50ドル、タナカが18ドル、Blue Waterが22ドルです。ロミーズは17.75~29.75ドルの過去掲載メニューが参考になります。税金やチップ、注文方法による追加料金も考慮してください。
Q3:ワイキキから遠出せずにガーリックシュリンプを食べられますか?
A3:食べられます。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのBlue Water Shrimp & Seafoodや、クイーンズ・サーフ・ビーチ近くのBarefoot Beach Cafeなどが候補です。また、アラモアナセンターにはFumi's Kahuku Shrimpがあります。なお、Waikiki Garlic Shackは2026年11月時点で一時休業中です。
まとめ:【プロの結論】2026年のハワイ旅行で後悔しない店選び
ハワイのガーリックシュリンプは、どの店を選ぶかによって味も食事の体験も大きく変わります。知名度だけで決めるのではなく、エビのサイズ、ニンニクの風味、ソースの種類、アクセスを総合的に考えることが大切です。
今回の比較から導き出せるおすすめは次の通りです。
- 王道のハワイグルメを体験するなら、ジョバンニズ。
- ニンニクの風味と大きなエビを重視するなら、ロミーズ。
- 座席や食事のしやすさを重視するなら、タナカ。
- ノースショアの伝統的な味を街中で楽しむなら、Fumi's。
- ワイキキ周辺で気軽に食べるなら、Blue Water。
特に注目したいのは、Fumi'sのアラモアナ移転と、旧ワイキキ店舗の営業状況の変化です。以前の旅行ガイドに掲載されている店舗情報が、2026年もそのまま有効とは限りません。
また、人気ランキングは読者投票と実食評価で結果が異なります。ロミーズが実食1位だったからといって、全員にとって最高の一皿とは限りません。バターの濃さが好きな人、ニンニクの刺激を求める人、エビの食感を重視する人では、満足する店舗が変わります。
最終的には、ノースショア観光を予定しているならカフクで2~3店舗を食べ比べ、ワイキキ滞在を中心にするならホノルル市内の店舗を選ぶのが賢い方法です。
青い海とハワイの風を感じながら、熱々のエビとガーリックバターが染み込んだライスを味わう。そんな一皿を、2026年のハワイ旅行の思い出に加えてみてください。