「吉村お笑い芸人」と検索したとき、名前の似た「吉住」が気になった人もいるのではないだろうか。実際には、吉村崇と吉住は別人であり、所属事務所も芸歴も異なる。吉住は、プロダクション人力舎に所属する福岡県北九州市出身の女性ピン芸人で、2020年の「女芸人No.1決定戦 THE W」優勝をきっかけに全国的な知名度を獲得した人物だ。
本名は吉住暢子(よしずみ・のぶこ)。福岡県立東筑高等学校から熊本県立大学環境共生学部へ進学した経歴を持ち、R-1グランプリ2024では準優勝、キングオブコント2022では岡野陽一とのユニット「最高の人間」で決勝進出を果たしている。2025年には配信ドラマにも出演し、2026年現在もコント、テレビ、ラジオ、舞台など活動の幅を広げている。
【名前の違いを確認】吉村と吉住はどんなお笑い芸人?
まず整理したいのが、「吉村」と「吉住」の違いだ。
「吉村お笑い芸人」という検索語で有力な候補となるのは、平成ノブシコブシの吉村崇(よしむら・たかし)。一方、今回取り上げる吉住(よしずみ)は、女性ピン芸人として活動する別の人物である。
名前の読み方だけでなく、所属事務所や出身地、活動スタイルにも明確な違いがある。
| 比較項目 | 吉村崇 | 吉住 |
|---|---|---|
| 名前 | 吉村崇 | 吉住 |
| 読み方 | よしむら・たかし | よしずみ |
| 性別 | 男性 | 女性 |
| 生年月日 | 1980年7月9日 | 1989年11月12日 |
| 出身地 | 北海道札幌市 | 福岡県北九州市 |
| 所属事務所 | 吉本興業 | プロダクション人力舎 |
| 芸人としての活動 | 平成ノブシコブシ | ピン芸人 |
| 主な活動 | テレビ、バラエティー、コンビ活動 | 一人コント、テレビ、ラジオ、俳優活動 |
吉村崇については、吉本興業の公式プロフィールに平成ノブシコブシのメンバーとして掲載されている。2000年に徳井健太とコンビを結成した芸人だ。
対して吉住は、人力舎のスクールJCA23期生。1989年生まれで、北九州市出身というプロフィールが所属事務所の公式サイトに記載されている。
つまり、「吉村」と「吉住」は読み方も人物像も異なる。吉村崇を探している人が、吉住の受賞歴やプロフィールをそのまま当てはめないように注意したい。
【参考:吉本興業公式プロフィール、プロダクション人力舎公式プロフィール】
【吉住のプロフィール】本名・出身地・学歴・所属事務所を整理
吉住は1989年11月12日生まれ。2026年10月31日時点で36歳となる。
所属事務所はプロダクション人力舎で、芸名は「吉住」。本名については、吉住暢子(よしずみ・のぶこ)と紹介されている。
本名は吉住暢子(よしずみ・のぶこ)
芸名の吉住は、本名の姓を使った名前として知られている。
2023年にRBB TODAYが紹介したテレビ番組でのエピソードでも、本名が暢子であることが取り上げられた。アルバイト先で名前を間違えられ、訂正できないまま長期間過ごした経験を本人が番組で語ったという。
こうしたエピソードからも、吉住の人柄や、日常のちょっとした気まずさを笑いに変える感性がうかがえる。
出身地は福岡県北九州市
吉住の出身地は福岡県北九州市。
所属事務所の公式プロフィールでも北九州市出身と明記されている。血液型はO型で、趣味にはテニスや他人の子供の成長を見守ることなどが挙げられている。
また、整骨院巡りや書店巡り、読書、無料体験巡りなどもプロフィールで知られる趣味だ。
東筑高校から熊本県立大学へ進学
吉住の学歴として知られているのが、福岡県立東筑高等学校と熊本県立大学環境共生学部だ。
大学時代については、2021年のマイナビ学生の窓口のインタビューで本人が詳しく語っている。
高校卒業頃に芸人になりたいと思い始め、大学時代はアルバイトに力を入れていたという。東京への引っ越し費用や人力舎の養成所に入るための資金を貯めることが目的だった。
大学生活と芸人になる夢を並行して考え、卒業後の進路を準備していた点は、吉住のキャリアを理解するうえで興味深い。
単に大学を卒業して芸人になったという経歴ではなく、将来の活動に向けて資金を準備し、計画的に上京したという背景がある。
【参考:マイナビ学生の窓口2021年インタビュー、CDJournalプロフィール、プロダクション人力舎公式サイト】
【芸歴と受賞歴】THE W優勝からR-1準優勝までの歩み
吉住の芸歴を振り返ると、ピン芸人としての活動だけでなく、複数の賞レースで結果を残してきたことが分かる。
スクールJCA23期生として芸人への道を歩み始め、当初はコンビ「ムテンカナンバー」で活動。その後、コンビ解散を経てピン芸人へと転向した。
お笑いナタリーのプロフィールでは、2015年のデビューや、2016年以降のテレビ出演などが紹介されている。
主なキャリアの転換点は次のとおりだ。
| 年 | 出来事・実績 | 内容 |
|---|---|---|
| 2013年 | スクールJCA入所 | 人力舎の養成所で芸人としての基礎を学ぶ |
| 2015年 | 芸人デビュー | コンビ活動を経て芸人として活動 |
| 2016年 | ピン芸人として活動 | 一人コントを中心とするスタイルへ |
| 2018年 | THE W決勝進出 | 女性芸人の賞レースで注目を集める |
| 2019年 | ツギクル芸人グランプリ決勝進出 | 賞レースで実績を重ねる |
| 2020年 | THE W優勝 | 第4回大会の王者に輝く |
| 2021年 | R-1グランプリ決勝進出 | ピン芸人としての実力を示す |
| 2022年 | キングオブコント決勝進出 | 岡野陽一との「最高の人間」で出場 |
| 2024年 | R-1グランプリ準優勝 | 決勝ファイナルステージまで進出 |
| 2025年 | 配信ドラマ出演 | 『絶望プロポーズ』などに出演 |
| 2026年 | 単独公演・テレビ・ラジオ | 活動領域を広げている |
特に大きな転換点となったのは、2020年のTHE W優勝だ。
所属事務所の公式プロフィールにも「女芸人No.1決定戦 THE W 2020優勝」と掲載されており、吉住の代表的な受賞歴として位置付けられている。
加えて、2024年のR-1グランプリでは準優勝を獲得。2022年のキングオブコントでは、岡野陽一と組んだ「最高の人間」として決勝進出を果たした。
この3つの実績は、それぞれ異なる大会で評価されたものであり、吉住が一つの競技形式だけにとどまらない芸人であることを示している。
【賞レースを詳しく検証】THE W・R-1・キングオブコントの実績
吉住の代表的な実績を理解するには、各大会の結果を区別して見る必要がある。
THE W 2020で優勝
2020年12月、吉住は第4回「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝した。
THE Wは女性芸人を対象としたお笑い賞レース。吉住は決勝に進出しただけでなく、最終的に優勝者として名前を刻んだ。
この優勝によって、ピン芸人としての知名度が大きく上昇した。
また、THE Wは2018年にも決勝へ進出している。2020年の優勝は、一度の挑戦で突然結果を出したものではなく、継続的な活動の積み重ねの先にあった。
R-1グランプリ2024で準優勝
2024年3月9日に開催されたR-1グランプリ2024では、吉住が準優勝となった。
優勝したのは街裏ぴんく。吉住はファーストステージで470点を獲得し、最終ステージにも進出した。
最終決戦では審査員5人のうち2票を獲得。3票を獲得した街裏ぴんくに続く結果となった。
この大会では、過去最多となる5457人がエントリーしていたことも報じられている。
THE W優勝に続いてR-1でも決勝の最終局面まで進んだことは、吉住のピン芸人としての評価を考えるうえで重要な実績だ。
キングオブコント2022では「最高の人間」として決勝進出
キングオブコント2022で吉住が参加したのは、岡野陽一とのユニット「最高の人間」だ。
このユニットは、普段のピン芸人としての活動とは異なり、2人でコントに取り組む特別な組み合わせだった。
TBSの大会関連資料によると、岡野陽一と吉住は2022年大会の決勝進出者10組に選ばれた。
加えて、最高の人間は即席ユニットとして初めて決勝進出を果たした存在として注目された。
決勝では462点を獲得し、最終順位は6位。優勝したわけではないものの、即席ユニットで決勝まで勝ち上がった実績は特筆に値する。
ここで押さえたいのは、THE Wは優勝、R-1は準優勝、キングオブコントは決勝進出という違いだ。それぞれの実績を混同しないことが、吉住の芸歴を正確に理解するポイントとなる。
【参考:お笑いナタリー、日刊スポーツ2024年3月9日、TBSテレビ「キングオブコント2022」公式発表】
【2025年の出演作品と2026年の現在】芸人から俳優活動まで
吉住の活動は、舞台上でのコントだけにとどまらない。
テレビ番組やラジオへの出演に加え、ドラマ作品への出演も増えている。特に2025年以降は、演技の仕事にも注目したい。
2025年はタテドラ『絶望プロポーズ』に出演
2025年4月26日、縦型ショートドラマアプリ「タテドラ」で配信が始まったのが、
『絶望的につまらない金持ちイケメン彼氏と結婚できますか?#絶望プロポーズ』
という作品だ。
主演は佐藤大樹、ヒロインは香音。吉住も出演者の一人として名前が掲載されている。
作品は全51話で、4月26日に第1話から第25話、4月30日に第26話から最終話までが配信された。
容姿端麗でお金持ちという理想的な彼氏に、致命的な欠点として「絶望的につまらない」という設定を与えたラブコメディだ。
吉住にとって、芸人として培った表現力を映像作品で生かす機会の一つとなった。
なお、株式会社DONUTSの公式発表では出演者として吉住の名前が確認できる。
2026年現在のテレビ・ラジオ出演
2026年10月時点で、プロダクション人力舎の公式プロフィールには、次のレギュラー情報が掲載されている。
- KBC「シリタカ!」:毎月第4水曜日に出演。
- GERA「吉住の聞かん坊な煩悩ガール」:毎週土曜日配信。
- テレビ朝日「イワクラと吉住の番組」:毎週火曜日放送。
テレビだけでなく、ラジオや配信メディアにも活動の場を持っていることが特徴だ。
特に「イワクラと吉住の番組」は、吉住の名前が冠された番組として、テレビでの活動を知るうえで押さえておきたい。
第9回単独公演も開催
2026年の大きな活動として、第9回単独公演「ずっと そこに いれば?」がある。
公演は10月30日と31日に東京・草月ホールで開催。10月31日には昼公演と夕方公演も予定されている。
所属事務所の公式発表では、生配信も案内されている。
賞レースでの評価を得た後も、単独ライブという自分自身のコントを直接届ける場を継続している点は、吉住の芸人としての活動を理解するうえで重要だ。
テレビでの知名度だけを追うのではなく、舞台で新しいネタを発表し続けていることにも注目したい。
【参考:プロダクション人力舎公式サイト、株式会社DONUTS 2025年4月26日発表、イープラス公演情報】
【プロの結論】吉住の魅力は一人コントと幅広い表現力にある
吉住のキャリアを整理すると、THE W優勝だけでは説明できない芸人としての特徴が見えてくる。
大きな強みは、一人の人物を演じることで状況や人間関係を立ち上げるコントの表現力だ。
ピン芸人としての活動では、複数の登場人物を自分で演じ分けたり、人物同士の距離感や会話のずれを表現したりすることができる。
このスタイルは、コンビ芸人とは異なる魅力を生み出す。
また、キングオブコント2022では岡野陽一と組んで決勝に進出しており、ピン芸人としての能力だけでなく、相手と組み合わせるコントにも挑戦している。
加えて、R-1グランプリ2024の準優勝は、ピン芸人としての実績を改めて示すものとなった。
吉住の経歴を調べる際の判断基準
人物情報を探す際には、次の3点を確認すると混同を防ぎやすい。
1. 名前と所属事務所を確認する。 吉住ならプロダクション人力舎、吉村崇なら吉本興業。
2. 賞レースの結果を区別する。 THE Wは優勝、R-1は準優勝、キングオブコントは最高の人間として決勝進出。
3. 最新の出演情報は所属事務所の公式プロフィールで確認する。 テレビ、ラジオ、単独公演などの活動は更新されるため、過去のプロフィールだけで現在を判断しない。
吉住は賞レースで結果を残した後も、単独公演や映像作品、テレビ、ラジオなど複数の領域で活動している。芸人としての評価と俳優としての活動を分けて見ることで、そのキャリアの広がりが理解しやすくなる。
【吉村お笑い芸人・吉住に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:吉住の本名は何ですか?
A1:本名は吉住暢子(よしずみ・のぶこ)です。芸名には本名の姓が使われています。
Q2:吉住の出身地はどこですか?
A2:福岡県北九州市です。福岡県立東筑高等学校を卒業後、熊本県立大学環境共生学部へ進学した経歴があります。
Q3:吉住はどこの事務所に所属していますか?
A3:プロダクション人力舎です。スクールJCA23期生として芸人への道を歩みました。
Q4:吉住はTHE Wで優勝していますか?
A4:はい。2020年に開催された第4回「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝しています。
Q5:吉住はR-1グランプリで優勝しましたか?
A5:2024年大会で準優勝しています。優勝者は街裏ぴんくです。吉住は最終決戦まで進出しました。
Q6:キングオブコント2022ではどのような結果でしたか?
A6:岡野陽一とのユニット「最高の人間」で決勝進出し、最終順位は6位でした。
Q7:吉住は2025年にどんな作品に出演しましたか?
A7:2025年4月26日から配信されたタテドラの縦型ショートドラマ『絶望的につまらない金持ちイケメン彼氏と結婚できますか?#絶望プロポーズ』に出演しています。
まとめ:吉村と吉住を区別して芸人・吉住の現在を知ろう
「吉村お笑い芸人」という検索語で候補となる吉村崇と、女性ピン芸人の吉住は別人だ。
吉住は1989年11月12日生まれ、福岡県北九州市出身。本名は吉住暢子で、プロダクション人力舎に所属している。
2020年のTHE W優勝をはじめ、2024年のR-1グランプリ準優勝、2022年のキングオブコントでの「最高の人間」としての決勝進出など、複数の賞レースで実績を残してきた。
2025年にはタテドラの配信ドラマに出演し、2026年にはテレビ・ラジオのレギュラー活動に加え、第9回単独公演も開催している。
吉住の経歴を理解するうえで大切なのは、賞レースの実績だけでなく、ピン芸人としてのコント、ユニット活動、俳優業、舞台活動を一つのキャリアとして捉えることだ。
今後も独自のコント表現を軸に、どのような作品や舞台で新しい一面を見せるのか注目したい。
参照した主な資料:プロダクション人力舎公式プロフィール、吉本興業公式プロフィール、マイナビ学生の窓口、お笑いナタリー、TBSテレビ、日刊スポーツ、株式会社DONUTS、イープラス。