オリエンタルラジオの中田敦彦さんの弟は、プロダンサー・振付師として活躍するFISHBOY(フィッシュボーイ)さんです。本名は中田啓之(なかだ・ひろゆき)。2009年にはフランス・パリで開催されたダンス世界大会「JUSTE DEBOUT」で優勝し、2016年には兄の中田敦彦さんらと結成したRADIO FISHのメンバーとして「PERFECT HUMAN」を大ヒットさせました。
2026年11月現在も、プロダンスリーグ「D.LEAGUE」のCyberAgent Legitでディレクターを務め、日本盆踊り協会の芸術顧問としても活動しています。一方、2025年には自民党から参議院選挙に出馬して落選するという大きな転機もありました。ネットで見かける引退説の真相や兄弟関係、政治への挑戦、その後の活動まで、時系列に沿って整理します。
【まず結論】中田敦彦の弟は世界的ダンサーFISHBOY!本名やプロフィールを紹介
中田敦彦さんの弟として知られるFISHBOYさんは、単に有名芸人の家族という立場ではありません。ストリートダンスの世界で実績を積み、国際大会で優勝した経歴を持つプロフェッショナルです。
ダンサーとしての活動名はFISHBOY。本名は中田啓之で、1985年12月19日生まれです。2026年11月現在は40歳。ダンサー、振付師、演出家、チームディレクターなど、複数の役割を担っています。
FISHBOYの基本プロフィール
- 活動名:FISHBOY(フィッシュボーイ)
- 本名:中田啓之(なかだ・ひろゆき)
- 生年月日:1985年12月19日
- 年齢:40歳(2026年11月現在)
- 職業:プロダンサー、振付師、演出家、プロデューサー
- 実兄:中田敦彦(オリエンタルラジオ)
- 所属事務所:ワタナベエンターテインメント
- 代表的な所属・活動:RADIO FISH、CyberAgent Legit
- 主な国際実績:JUSTE DEBOUT 2009世界大会優勝
- その他の役職:日本盆踊り協会芸術顧問
学歴については、青山学院中等部、高等部を経て青山学院大学経営学部を卒業した経歴が紹介されています。ダンスの技術だけでなく、組織運営や企画、プロデュースにも関わってきた背景がうかがえます。
FISHBOYという名前は、兄の中田敦彦さんとの関係を連想させる芸名でもあります。過去のインタビューでは、ダンスの挫折を経験して技術や感性が変化したタイミングで、国内外の人に覚えてもらいやすい名前を考えたことを明かしています。
兄の知名度に頼るだけではなく、自分自身の名前と実績を築いてきた点が、FISHBOYさんのキャリアを理解するうえで重要です。
【世界一の実績】FISHBOYのダンス経歴とJUSTE DEBOUT優勝まで
FISHBOYさんの経歴を語るうえで外せないのが、2009年の「JUSTE DEBOUT」世界大会での優勝です。
2009年、パリの世界大会で優勝
JUSTE DEBOUTは、世界各国のトップダンサーが集まる国際的なストリートダンスバトルです。FISHBOYさんは、ダンサーのKITEさんとのペアで、2009年にフランス・パリで開催された大会のPOPPING部門を制しました。
POPPING(ポッピング)は、筋肉を弾くような動きや身体の緩急、細かなアイソレーションなどを特徴とするダンスジャンルです。音楽のリズムを身体で表現する高度な技術が大切です。
東京ダンスライフの過去のインタビューでは、FISHBOYさん自身がKITEさんとの出会いや大会出場の経緯を語っています。日本予選で予定されていたチーム編成が変更となり、前日予選から挑戦したというエピソードも紹介されています。
世界大会での優勝は、単に国内で有名なダンサーだったという話ではありません。世界中の実力者が集まる舞台で結果を残したという、客観的なキャリア上の実績です。
ダンサーから振付師・演出家へ
FISHBOYさんの活動は、バトルで勝つことだけにとどまりません。アーティストの振付や映像作品への出演、舞台演出、ダンスイベントの企画などにも活動領域を広げてきました。
日本人ダンサーとして初めてアディダス オリジナルスとスポンサー契約を結んだ実績も、過去の企業発表資料で紹介されています。
また、本人のインタビューでは、世界大会優勝後に「中田敦彦の弟」という認識で注目される機会が増えたことへの葛藤も語られています。ダンスで積み重ねた実績があっても、兄の知名度が先に立つ。その状況を経験したことが、自分自身の役割や活動を考えるきっかけになったようです。
現在のディレクター業にもつながるのは、個人の技術を磨くだけでなく、他のダンサーの魅力を引き出す方向へ能力を広げてきた点です。
【兄弟関係を検証】中田敦彦とFISHBOYは仲が悪い?武勇伝やRADIO FISHの関係
中田敦彦さんとFISHBOYさんの関係で、特に検索されるのが「兄弟仲はどうなのか」「武勇伝は弟のダンスが元ネタなのか」という疑問です。
オリエンタルラジオの武勇伝と弟のポッピング
オリエンタルラジオの代表的なネタといえば、リズムに合わせた動きと決めぜりふで人気を集めた「武勇伝」です。
ダンス専門メディアDewsでは、このネタの動きについて、FISHBOYさんが得意とするポッピングの「フレズノ」というステップを参考にしたというエピソードが紹介されています。
つまり、兄の芸人としての活動に、弟のダンスが影響を与えたという関係です。ただし、武勇伝というネタ全体の構成や発想を弟が作ったという意味ではありません。ダンスの動きから生まれた影響と、芸人としてのネタ作りは分けて理解する必要があります。
兄の知名度に複雑な思いを抱いた時期も
FISHBOYさんは、兄が芸人として大ブレイクしたことで、自分も「オリラジのあっちゃんの弟」と紹介されるようになった経験を過去のインタビューで振り返っています。
自分自身もダンスで全国大会を制し、世界大会で優勝するほどの実績を積み上げていたため、最初は兄の名前で認識されることに複雑な気持ちがあったそうです。
しかし、後年のインタビューでは、兄の存在を自分にしかできない活動につなげていく考え方も語っています。兄弟だからこそ影響し合いながら、それぞれ異なる分野で成功を目指してきた関係です。
RADIO FISHは弟がダンサーを集めたことから始まった
FISHBOYさんと中田敦彦さんの関係を象徴する活動が、ダンス&ボーカルユニット「RADIO FISH」です。
2014年に結成された同グループは、オリエンタルラジオの中田敦彦さんと藤森慎吾さんを中心に、FISHBOYさんらダンサーを加えた6人編成で活動を開始しました。
音楽ユニットの結成について、中田敦彦さんは2016年のインタビューで、弟にダンサーを集めてもらったことが始まりだったと説明しています。弟のダンスの専門性が、兄の音楽活動を形にする重要な役割を果たしたわけです。
2015年に発表された「PERFECT HUMAN」は翌2016年に大ブレイク。日本有線大賞の有線話題賞や第58回日本レコード大賞の企画賞などを受賞し、同年のNHK紅白歌合戦にも出演しました。
RADIO FISHは、単なる兄弟共演ではなく、芸人とダンサーがそれぞれの強みを組み合わせたプロジェクトだったのです。
兄弟・関係者のつながり一覧
| 人物・団体 | FISHBOYとの関係 | 主な接点・実績 |
|---|---|---|
| 中田敦彦 | 実兄 | オリエンタルラジオ、RADIO FISHで共演 |
| 藤森慎吾 | 兄の相方・共演者 | RADIO FISHのメンバー |
| KITE | ダンスのパートナー | JUSTE DEBOUT 2009世界大会で優勝 |
| RADIO FISH | 所属する音楽ユニット | 「PERFECT HUMAN」、2016年紅白歌合戦出場 |
| CyberAgent Legit | ディレクター | D.LEAGUEでチームの演出・育成・マネジメントを担当 |
| 日本盆踊り協会 | 芸術顧問 | 盆踊り文化の普及・振興に携わる |
| 自由民主党 | 2025年の公認候補者 | 参議院選挙の比例代表に立候補 |
この関係図からも分かるように、FISHBOYさんの活動は兄弟共演だけに限定されません。ダンス業界、音楽業界、プロスポーツ、地域文化、政治へと接点を広げています。
【2026年最新】FISHBOYは現在何をしている?CyberAgent Legitでの活動と評判
2026年現在のFISHBOYさんを理解するうえで、最も重要な肩書きがCyberAgent Legitのディレクターです。
CyberAgent Legitのディレクターとしてチームを率いる
CyberAgent Legitは、2021年に開幕したプロダンスリーグ「D.LEAGUE」に参戦するプロダンスチームです。
FISHBOYさんは同チームのディレクターとして、ダンサー個人の技術を競わせるだけでなく、作品全体の構成や演出、チームの方向性、選手育成などに関わってきました。
その成果は受賞歴にも表れています。2024-25シーズンのD.LEAGUE AWARDS SHOWでは、最優秀ディレクターに相当する「MOST CREATIVE DIRECTOR」を3年連続で受賞。通算3度目の受賞となりました。
さらにCyberAgent Legitは、2024-25シーズンにレギュラーシーズン3連覇を達成し、チャンピオンシップも制覇。リーグ史上初の完全優勝を実現しました。
2025-26シーズンはチャンピオンシップ3位、2026-27も続投
2025-26シーズンもFISHBOYさんはディレクターを継続しました。チームはレギュラーシーズンで優勝したものの、チャンピオンシップでは3位という結果に終わっています。
そして、株式会社サイバーエージェントが2026年9月1日に発表した26-27シーズンの新体制でも、FISHBOYさんが引き続きディレクターを務めることが正式に明らかになりました。
2026年10月14日に開幕した26-27シーズンでは、CyberAgent LegitがROUND.1でリーグ史上最高得点となる91.7点を記録して勝利。新シーズンでもチームは高い競争力を見せています。
盆踊りや地域イベントにも活動を拡大
もう一つ注目したいのが、日本盆踊り協会の芸術顧問としての活動です。FISHBOYさんは2022年12月に芸術顧問への就任が発表され、盆踊り文化の普及や新しい表現の可能性にも関わっています。
2026年8月27日公開の渋谷新聞のインタビューでは、本人が現在の仕事について、7~8割ほどをD.LEAGUE関連の仕事が占めると説明しています。また、個人として演出なども手掛けていることが紹介されました。
2026年1月には東京都江戸川区の共育プラザ平井でトークイベントに登壇し、若い世代や子育て世代に向けて自身の経験を語っています。ダンスを競技として見せるだけでなく、次の世代に伝える活動にも力を入れていることが分かります。
2026年現在の主な活動まとめ
- プロダンス:CyberAgent LegitのディレクターとしてD.LEAGUE 26-27シーズンに参加。
- チーム運営:作品の演出、ダンサーの育成、チームマネジメント。
- 文化活動:日本盆踊り協会の芸術顧問として盆踊り文化の普及に参加。
- 個人活動:振付、演出、ダンス関連イベントやトークイベントへの出演。
- 音楽活動:RADIO FISHのメンバーとしての経歴を持ち、音楽・ダンス分野でも活動。
こうした実績から見ると、FISHBOYさんは現在、単独で踊るパフォーマーから、ダンサーや作品をまとめて価値を生み出すディレクターへと役割を広げています。
【2025年参院選】FISHBOYが自民党から出馬した理由と中田敦彦の反応
2025年にFISHBOYさんの名前が再び大きく報道された理由が、参議院議員選挙への出馬です。
2025年4月28日、自民党が比例代表候補として擁立
2025年4月28日、自民党は中田フィッシュさんを夏の参議院選挙の比例代表候補として公認することを発表しました。中田フィッシュさんは、FISHBOYとして活動するプロダンサー本人です。
5月1日には東京都内で立候補会見を開き、「ストリート政治家」を掲げて選挙への挑戦を説明しました。
選挙で掲げたメッセージは、次の言葉に象徴されています。
「路上から社会をつなぎなおす」
この背景にあったのは、ストリートカルチャーを通じて、家庭や学校、職場などに居場所を見つけられない人たちが、新しいつながりや誇りを得る姿を見てきた経験です。
本人は、ダンサーとして出会ってきた人々の姿から、社会の孤独や居場所の問題を考えるようになり、政治への挑戦を数年前から真剣に検討していたと説明しています。
なぜ自民党から出馬したのか
自民党から出馬した理由については、本人が政策を実現するための現実的な調整力や、政権与党が持つ政策実行の可能性を重視したと説明しています。
貧困、差別、孤独といった社会課題に対し、ストリートカルチャーで培った居場所づくりの発想を広げたいという考えが、政治活動の出発点でした。
芸能人の知名度だけを利用した出馬というより、本人がこれまで関わってきた文化や人々とのつながりを、社会政策へと広げようとする挑戦だったことが特徴です。
兄・中田敦彦は出馬をどう受け止めた?
兄の中田敦彦さんは、弟の出馬について応援メッセージを寄せています。
2025年5月1日の立候補会見で紹介されたメッセージでは、弟の政治への情熱と覚悟に兄として深く感動しており、遠くから挑戦を応援するという趣旨が伝えられました。
ただし、兄弟の政治的な考え方は必ずしも一致していません。
中田フィッシュさん自身も、兄の活動や思想と自分の政治への挑戦は別のものだと説明しています。兄は物事を俯瞰して論じることに長け、自分は物事の中にある感覚を重視するため、同じテーマでも異なる意見になることが多いという趣旨を語っています。
兄弟だから同じ政治思想を持つという見方は正確ではありません。家族としての応援と政治的立場は、分けて考える必要があります。
2025年7月20日の参院選結果は落選
参議院選挙は2025年7月20日に投開票されました。自民党の比例代表候補として立候補した中田フィッシュさんは、当選には至りませんでした。
日刊スポーツやスポニチは、本人が選挙後のSNS投稿で2万6627票を獲得したものの、目標には届かず落選したと報告したことを伝えています。
一方、自治体が公表した選挙結果資料に掲載された全国の最終集計では、得票数は2万6738.283票です。本人の投稿で示された数字と最終集計には差があるため、正式な選挙結果を確認する際は最終集計資料を基準にする必要があります。
本人は選挙後、挑戦したことに後悔はないという趣旨を表明し、政治や公共に関する取り組みについても発信を続ける意向を示しました。
2026年11月現在、FISHBOYさんは参議院議員ではありません。2025年の出馬は政治への挑戦であり、現在の主な肩書きは引き続きダンサー、振付師、CyberAgent Legitのディレクターです。
【引退説の真相】FISHBOYはダンサーを辞めた?現在も活動を続けている理由
FISHBOYさんを検索すると「引退」「最後のダンス」といった言葉が表示されることがあります。しかし、2026年現在の活動状況を見ると、ダンサーを引退したという認識は正しくありません。
引退説のきっかけは過去の動画企画
引退説の背景として知られているのが、2017年5月に公開された「FISHBOY引退!LAST DANCE」という動画です。
当時、突然の引退を思わせるタイトルと映像が話題になりましたが、その正体はTHE SUIT COMPANYの機能性スーツライン「Non Stress biz」のプロモーション動画でした。
つまり、実際にダンサーとしての活動を終了するという発表ではなく、広告企画として制作された映像だったのです。
また、ダンス専門メディアDewsの紹介記事でも、FISHBOYさんの過去の引退宣言を思わせる動画が取り上げられています。こうした企画や見出しが、現在まで引退説として検索される一因になっています。
現在は踊る側から育てる側へ役割を拡大
引退説が広がりやすいもう一つの理由は、活動の中心が変化していることです。
若い頃のFISHBOYさんは、ダンスバトルや大会で自分自身の技術を競うプレーヤーとして注目されていました。一方、現在はCyberAgent Legitのディレクターとして、複数のダンサーをまとめ、チーム全体のパフォーマンスを作る仕事にも比重を置いています。
ダンスの世界では、プレーヤーとしてのキャリアと指導・演出・マネジメントのキャリアは必ずしも同じではありません。表舞台で個人のダンスを披露する機会が減っても、それは引退を意味しません。
2026年9月1日のサイバーエージェント公式発表では、26-27シーズンもCyberAgent Legitのディレクターを継続することが明らかになっています。さらに同年10月には新シーズンが開幕しており、チームの活動も続いています。
したがって、引退説の真相は、過去の広告動画による誤解と、ダンサーからディレクターへと活動領域を広げたことによる印象の変化にあります。
RADIO FISHは解散したのか?
RADIO FISHについても、グループとしての活動頻度が全盛期と同じではないことから、活動終了を疑う人がいます。
しかし、FISHBOYさんは2025年12月放送のJFN系列番組「MUSIC TOURIST」にRADIO FISHのメンバーとして紹介されています。グループとしては2016年の紅白歌合戦出場後も活動歴があり、2023年にはワンマンライブ、2024年には「EUREKA!!」「God Descend」の楽曲配信もありました。
一方、2026年11月現在、過去のような継続的な全国ツアーや大型音楽活動が中心になっている状況ではありません。グループの活動頻度と解散の有無は別の問題です。
少なくとも、FISHBOYさん個人のダンサー・ディレクターとしての活動が終了したという事実はなく、現在もプロの現場で仕事を続けています。
【現在の評判と評価】FISHBOYがダンス業界で支持される理由とは
FISHBOYさんの評価を考える際には、芸人の弟という知名度や政治への出馬だけでなく、ダンス業界で何を成し遂げてきたかを見る必要があります。
世界大会優勝とD.LEAGUEでの受賞歴
最も分かりやすい評価材料は、世界大会での優勝とD.LEAGUEにおける実績です。
2009年のJUSTE DEBOUT優勝は、プレーヤーとしての実力を示す代表的な結果です。加えて、CyberAgent Legitのディレクターとして3年連続でMOST CREATIVE DIRECTORに選ばれたことは、個人の技術だけではなく、作品を構成する能力やチームをまとめる力が評価されていることを示しています。
特に2024-25シーズンのCyberAgent Legitの完全優勝は、ディレクターとしてのキャリアを語るうえで大きな実績です。
ダンスを一部の人だけの文化にしない発想
FISHBOYさんが掲げてきた目標の一つに、「日本人全員をダンサーにする」という考え方があります。
渋谷新聞の2026年8月のインタビューでは、ストリートダンスは若い人向けのイメージがあり、大人になってから始めるには心理的な壁があるという問題意識が紹介されています。
そこで着目したのが盆踊りでした。年齢や経験に関係なく参加できる盆踊りを、ダンスの入り口として捉え直している点に特徴があります。
競技としてのダンスを追求する一方で、誰もが参加できる文化として踊りを広めようとする。この二つの方向性を持っていることが、FISHBOYさんの活動の独自性です。
政治への挑戦は評価軸を広げた転機
2025年の参院選出馬は、ダンスファン以外にもFISHBOYさんの名前を広げる出来事になりました。
政治的な立場については賛否や評価が分かれ得ますが、出馬の理由として本人が示したのは、ストリートカルチャーを通じた居場所づくりや社会的なつながりの再構築でした。
一方で、選挙に落選したことと、ダンサー・演出家としての能力は別々に評価する必要があります。政治家としての結果を、そのままダンス業界での実績に結び付けることは適切ではありません。
2026年現在の活動を見る限り、FISHBOYさんのキャリアの中心はダンスとチーム運営にあります。世界大会の優勝歴、D.LEAGUEの受賞歴、文化活動への参加が、現在の評価を支える具体的な材料です。
【プロの結論】FISHBOYの本当の強みは世界一の技術だけではない
FISHBOYさんのキャリアを時系列で見ると、三つの大きな転換点があります。
第一は2009年の世界大会優勝です。これはプレーヤーとしての実力を国際的に証明した出来事でした。
第二は2014年のRADIO FISH結成と2016年の「PERFECT HUMAN」のヒットです。ダンスを音楽やテレビのエンターテインメントと結び付け、ストリートダンスに詳しくない一般層にも認知を広げました。
第三は2021年以降のD.LEAGUEでのディレクター活動です。自分が踊って勝つだけでなく、チーム全体を勝利に導く役割へとキャリアを広げました。
この変化から読み取れるのは、FISHBOYさんの強みが単純なダンス技術にとどまらないことです。技術を作品に変え、作品をチームの成果につなげ、さらにダンスを社会や地域文化へと広げていく。異なる領域をつなぐプロデュース能力こそ、現在のキャリアを支える大きな要素です。
また、2025年の参院選への挑戦も、ダンスで培った居場所づくりの考え方を社会全体に広げようとした試みとして捉えられます。選挙結果は落選でしたが、本人のキャリア全体を見れば、それだけで活動の価値が決まるわけではありません。
FISHBOYさんを知る際には、次の三つを区別すると実像をつかみやすくなります。
- ダンサーとしての評価:世界大会優勝など、競技・技術面の実績で判断する。
- ディレクターとしての評価:D.LEAGUEの受賞歴やチームの成績、作品づくりで判断する。
- 政治・社会活動の評価:選挙結果、本人が掲げた政策や具体的な取り組みを分けて判断する。
兄の中田敦彦さんの知名度だけで人物像を判断すると、こうしたキャリアの広がりを見落としてしまいます。FISHBOYさんは、世界大会で優勝したダンサーであり、音楽ユニットのメンバーであり、プロダンスチームの指導者でもある人物です。
【中田敦彦の弟】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:中田敦彦の弟FISHBOYの本名は何ですか?
A1:本名は中田啓之(なかだ・ひろゆき)です。1985年12月19日生まれで、2026年11月現在40歳。プロダンサー、振付師として活動しています。
Q2:FISHBOYは本当にダンス世界一になったのですか?
A2:はい。2009年、フランス・パリで開催されたJUSTE DEBOUTのPOPPING部門で、ダンサーのKITEさんとともに世界大会優勝を果たしています。
Q3:FISHBOYは2026年現在、ダンサーを引退していますか?
A3:いいえ。2026年9月に発表されたCyberAgent Legitの26-27シーズン新体制でもディレクター続投が正式に発表されています。過去の引退動画は広告企画であり、実際の引退発表ではありません。
Q4:FISHBOYはRADIO FISHを辞めたのですか?
A4:RADIO FISHのメンバーとしての活動歴があり、2025年12月のJFN系列番組でもメンバーとして紹介されています。ただし、現在の活動の中心はCyberAgent Legitのディレクターや個人のダンス・演出活動です。
Q5:FISHBOYは2025年の参院選で当選しましたか?
A5:いいえ。自民党公認で比例代表に立候補しましたが、2025年7月20日の参院選では落選しました。最終的な全国得票数は2万6738.283票です。
Q6:中田敦彦とFISHBOYは仲が悪いのですか?
A6:兄弟仲が悪いと断定できる公的な情報はありません。2025年の参院選では中田敦彦さんが弟の挑戦を応援するメッセージを寄せています。一方、政治的な考え方は別であることも本人が説明しています。
Q7:FISHBOYは2026年現在、何をしているのですか?
A7:CyberAgent Legitのディレクター、日本盆踊り協会の芸術顧問、プロダンサー、振付師、演出家などとして活動しています。D.LEAGUEのチーム運営を中心に、ダンス文化の普及にも取り組んでいます。
まとめ:中田敦彦の弟FISHBOYは2026年もダンス界の第一線で活躍
中田敦彦さんの弟は、プロダンサーのFISHBOYこと中田啓之さんです。2009年のJUSTE DEBOUT世界大会優勝、RADIO FISHでの「PERFECT HUMAN」のヒット、CyberAgent Legitのディレクターとしての受賞歴など、独自の実績を積み重ねてきました。
2025年の参院選では自民党公認で出馬したものの落選。しかし、2026年現在もCyberAgent Legitのディレクターを続投し、日本盆踊り協会の芸術顧問やダンス関連イベントなどで活動しています。
また、引退説についても、過去の広告動画や活動の変化が誤解を生んだもので、実際にはダンスの現場から離れていません。
今後注目したいのは、D.LEAGUEでのチーム運営、若いダンサーの育成、そして盆踊りを通じたダンス文化の普及です。兄・中田敦彦さんの弟という肩書きだけでは説明できない、独自のキャリアを築いている人物といえます。
2026年のFISHBOYを理解するキーワードは、引退ではなく進化です。世界一のダンサーから、チームを率いるディレクターへ。そして踊りを社会に広げる文化の担い手へ。その歩みは、今後もダンス界で注目されるでしょう。