「Way Back Home」の日本語バージョンを歌っているのは誰なのか。出典元やYouTubeで耳にした日本語の歌声を探している人に、まず知っておいてほしいのは、SHAUN(ショーン)本人による公式日本語版と、歌手SG(ソギョン)による日本語カバーは別の音源だということだ。
SHAUNは韓国語の原曲を手がけたアーティストで、2023年10月6日に自身が歌う「Way Back Home (Japanese Ver.)」を正式リリース。一方、SGはそれより約3年前の2020年8月26日に、日本語訳詞を付けたカバー動画を自身の公式YouTubeチャンネルで公開している。さらに2023年9月27日にはSGとGINTAによる共同名義の「Way Back Home」もリリースされた。複数の日本語音源が存在するため、歌い手を混同しやすい状況になっている。
【結論】Way Back Homeの日本語版を歌っているのはSHAUNとSG!
「Way Back Homeの日本語版は誰が歌っているの?」という疑問への答えは、探している音源によって異なる。
レコード会社が正式にリリースした日本語バージョンを探しているなら、歌っているのはSHAUN(ショーン)本人。一方、YouTubeや出典元などで広く知られている日本語訳詞のカバーを探しているなら、SG(ソギョン)の可能性がある。
SHAUN(ショーン):原曲アーティストによる公式日本語版
SHAUNは韓国出身のシンガーソングライター、音楽プロデューサー、DJ。2018年に発表した「Way Back Home」が大ヒットし、アジアを中心に世界各国で知られる存在となった。
日本では出典元をきっかけに楽曲の認知度が高まり、多くの人がダンス動画や歌ってみた動画を通して作品に触れるようになった。こうした日本での反響を背景に、SHAUN本人による日本語バージョンが制作された。
Warner Music Japanの公式ディスコグラフィーによると、正式な作品名は「Way Back Home (Japanese Ver.)」。配信開始日は2023年10月6日だ。
この作品では、SHAUN自身がボーカルを担当。オリジナルの韓国語歌詞に込められた感情や作品の世界観を、日本語で伝えることを意識したバージョンとなっている。
SG(ソギョン):日本語訳詞で人気を集めたカバー歌手
もう一人、見逃せないのがSG(ソギョン)だ。
SGは自身の公式YouTubeチャンネル「SG Official」で、2020年8月26日に「Way Back Home (웨이백홈) / SHAUN Japanese Lyric ver. (cover by SG)」を公開した。
この動画の特徴は、SG自身が日本語訳詞を手がけていること。原曲のメロディを生かしながら、日本語で歌いやすく、物語が伝わりやすい表現に仕上げている。
SHAUN本人の公式日本語版が発表されるよりも前に公開されていたため、SGの歌声や訳詞を通じて「Way Back Home」を知った人も少なくない。
なお、SGのカバー動画と、後にリリースされたSG&GINTA名義のシングルは別の作品として区別しておきたい。
【時系列】Way Back Homeの原曲から日本語版までの経緯
SHAUNの公式日本語版とSGのカバーを正しく理解するには、作品が発表された順番を知ると分かりやすい。
特に重要なのは、SGの日本語カバーが2020年、SHAUN本人の日本語版が2023年に登場している点だ。日本語で歌われているからといって、すべてが同じ公式音源というわけではない。
Way Back Homeの作品・関係者一覧
| 時期 | アーティスト・作品 | 内容・位置づけ |
|---|---|---|
| 2018年6月27日 | SHAUN「Way Back Home」 | 韓国語のオリジナル楽曲を配信リリース |
| 2020年8月26日 | SG「Way Back Home」日本語カバー | SGが日本語訳詞を担当したカバー動画を公開 |
| 2023年9月27日 | SG & GINTA「Way Back Home」 | SGとGINTAによる共同名義のシングルをリリース |
| 2023年10月6日 | SHAUN「Way Back Home (Japanese Ver.)」 | 原曲アーティスト本人による公式日本語版を配信 |
| 2023年10月8日 | SHAUN公式リリックビデオ | Warner Music Japanの公式チャンネルで映像公開 |
| 2024年4月26日 | SHAUN「For a While」 | 日本語版「Way Back Home」を含む日本向けEPを配信 |
2018年:すべての始まりとなった韓国語の原曲
「Way Back Home」は、SHAUNが2018年6月に発表したEP『TAKE』に収録された楽曲だ。日本での配信情報では、2018年6月27日がリリース日として記録されている。
楽曲は韓国国内で大きな反響を呼び、韓国の音楽チャートでも上位を獲得。海外にもリスナーを広げ、SHAUNの代表曲として定着した。
原曲の魅力は、印象的なメロディと切なさを感じさせるサウンド、そして離れてしまった大切な存在へ帰ろうとする感情を描いた歌詞にある。
この普遍的なテーマが、言語の壁を越えて多くの人に受け入れられた理由の一つだ。
2020年:SGが日本語カバーを公開
原曲が日本でも広がるなか、SGは2020年8月26日に日本語訳詞バージョンを公開した。
公式動画のクレジットには「Japanese Lyric : SG」と記載されており、日本語詞をSG自身が担当したことが分かる。
原曲のメロディを残しながら、日本語で物語を表現したこのカバーは、SHAUN本人の日本語版とは異なる歌詞と解釈を持つ作品となった。
2023年:SHAUN本人による公式日本語版が実現
2023年10月6日、Warner Music Japanから「Way Back Home (Japanese Ver.)」が配信された。
レコード会社の発表では、原曲の歌詞に込められたSHAUNの想いを日本語歌詞にも忠実に反映した作品と説明されている。
また、ジャケット写真にはViVi専属モデルとして活動する雑賀サクラが起用された。オリジナルのジャケット写真をオマージュした新しいビジュアルも制作されている。
リリックビデオはWarner Music Japanの公式YouTubeチャンネルから公開され、SHAUN本人が歌う日本語版を映像とともに楽しめるようになった。
【徹底比較】SHAUN公式版とSGカバーは何が違う?
両者は同じ「Way Back Home」をベースにしているが、歌い手だけでなく、日本語詞の表現や作品の成り立ちも異なる。
1. 歌詞の違い
最も分かりやすい違いは日本語歌詞だ。
SHAUNの公式版では、止まった時間や眠る相手のもとへ戻ろうとする気持ちが中心に描かれている。原曲の世界観を日本語で伝えるために制作された正式な日本語バージョンだ。
一方、SG版では、時計の針を巻き戻すイメージや、相手を自分にとっての帰る場所として捉える表現など、SG独自の日本語訳詞が用いられている。
同じメロディでも言葉の選び方が異なるため、聴いたときに受ける印象にも違いが生まれる。
2. ボーカルの違い
SHAUNの公式日本語版では、原曲を歌った本人ならではの声と表現を楽しめる。
SGのカバーは、SG自身の声質や歌い回しによって、原曲とは異なる魅力が引き出されている。日本語の響きや感情表現を重視して聴くと、それぞれの個性が分かりやすい。
3. 公式音源とカバー音源の違い
SHAUNの日本語版はWarner Music Japanが正式に配信を案内している作品であり、SHAUN本人の公式ディスコグラフィーにも掲載されている。
SGの2020年版は、SG Officialが公開したカバー動画だ。こちらはSGが歌詞を付けて歌った作品で、SHAUNの2023年の公式日本語シングルとは別の位置づけになる。
ただし、SGには2023年9月27日にSG & GINTA名義でリリースされた同名のシングルもある。これも単なる2020年のカバー動画と同一視せず、別のリリースとして確認する必要がある。
【見分け方】出典元やYouTubeで流れる日本語音源は誰の歌声?
実際に音源を探す際は、曲名だけで判断するのではなく、投稿者名、動画タイトル、配信クレジットを確認するのが確実だ。
SHAUNの公式日本語版を探している場合
次の情報を目印にすると見つけやすい。
- アーティスト名:SHAUN
- 正式な曲名:Way Back Home (Japanese Ver.)
- リリース日:2023年10月6日
- レーベル関連情報:Warner Music Japan
- 映像:SHAUN 「Way Back Home (Japanese Ver.)」Lyric Video
公式の音源情報では、ボーカルはSHAUN、作曲・プロデュースもSHAUNとしてクレジットされている。日本語詞の制作にはJQ、岡嶋かな多(Kanata Okajima)、Lee Ji Hyeが参加している。
配信サービスで探す場合は、曲名に加えてアーティスト名をSHAUNに指定すると、カバー音源との混同を避けやすい。
SGの日本語カバーを探している場合
SG版を探すときの目印は次のとおり。
- アーティスト名:SG(ソギョン)
- 動画タイトル:Way Back Home (웨이백홈) / SHAUN Japanese Lyric ver. (cover by SG)
- 公開日:2020年8月26日
- 投稿チャンネル:SG Official
- 日本語詞:SG
特に動画タイトルに「Japanese Lyric ver.」「cover by SG」と入っている点が分かりやすい識別ポイントだ。
出典元の音源だけでは歌い手を判断できない
出典元では、同じ楽曲を使用した動画が多数投稿されるため、画面上に表示される曲名だけでは、実際の歌唱者まで特定できないことがある。
原曲のインストゥルメンタルを使った歌ってみた動画や、別のカバー音源、公式音源を使用した投稿が同じ楽曲名の周辺に表示される場合もある。
歌声が似ていると感じても、耳だけでSHAUNとSGを断定するのは難しい。動画の概要欄、音源の提供者、アーティスト名を合わせて確認したい。
【配信情報】SHAUNの日本語版とSGの音源はどこで聴ける?
「Way Back Home」の日本語音源を探すなら、公式のディスコグラフィーやアーティスト名義から検索する方法がおすすめだ。
SHAUN公式版の配信情報
SHAUNの日本語版は、Warner Music Japanの公式ディスコグラフィーに掲載されている。
2023年10月6日にシングルとして配信された後、2024年4月26日リリースの日本向けEP『For a While』にも収録された。
同EPには「Way Back Home (Japanese Ver.)」のほか、「Terminal (Japanese Ver.)」「Bad Habits (Japanese Ver.)」、日本オリジナル曲「For a While」が収録されている。
そのため、シングルとして見つからない場合は、SHAUNの『For a While』というEPから探す方法もある。
SGの音源を探す場合
SGの2020年版は、SG OfficialのYouTubeチャンネルに公開されたカバー動画から確認できる。
また、SGの公式ディスコグラフィーには、2023年9月27日リリースの「Way Back Home(SG & GINTA)」も掲載されている。
この共同名義の作品は、SGとGINTAがそれぞれ関わる正式なシングルであり、2020年のSG単独名義のカバー動画とはクレジットが異なる。
したがって、SGの歌声を聴きたい場合でも、2020年のカバー動画なのか、2023年のSG & GINTA名義の配信音源なのかを区別して探すとよい。
SHAUNが日本語版を制作した背景
SHAUN本人は2024年4月に公開されたReal Soundのインタビューで、日本語版を制作した理由についても語っている。
インタビューでは、「Way Back Home」のメロディに日本語の歌詞を付けることで、楽曲が持つエモーショナルな魅力を伝えられると考えたことを説明している。
また、幼い頃から日本の音楽やアニメ、漫画などに触れてきたことも紹介されている。
単に海外で人気のある楽曲を日本語に置き換えただけではなく、日本のリスナーに向けて自身の音楽を届けたいという活動の延長線上に、この日本語版がある。
実際、2024年のEP『For a While』には日本語バージョンが複数収録されており、SHAUNが日本市場に向けた作品展開を進めていたことがうかがえる。
【プロの結論】Way Back Homeの日本語版を選ぶなら何を基準にする?
「Way Back Home」の日本語音源を探すとき、公式かカバーかという区別だけで優劣を決める必要はない。それぞれが異なる時期に、異なる目的で生まれた作品だからだ。
SHAUN公式版がおすすめの人
- 韓国語の原曲を歌った本人の声で日本語版を聴きたい人
- 原曲の世界観や感情を踏まえた公式の日本語歌詞を楽しみたい人
- 配信サービスで正式なアーティスト音源を探している人
- SHAUNの日本向け音楽活動やEP作品にも興味がある人
SGの日本語カバーがおすすめの人
- SGの歌声や独自の歌唱表現が好きな人
- 2020年から公開されている日本語訳詞バージョンを聴きたい人
- 原曲とは違う日本語表現や解釈を楽しみたい人
- SGのほかの楽曲やGINTAとの共同作品にも興味がある人
音楽ファンが知っておきたい要点
今回の混同が起きた背景には、SNSを通じて楽曲が広がる現在の音楽流通の特徴がある。
従来は、レコード会社から発売された作品を中心に楽曲を知るケースが多かった。しかし、出典元やYouTubeでは、オリジナル曲、歌ってみた動画、カバー、アレンジ音源が並行して広がっていく。
「Way Back Home」も、SHAUNの原曲が広がり、SGの日本語カバーが登場し、その後にSHAUN本人の公式日本語版がリリースされるという経緯をたどった。
ここで注目したいのは、カバーが原曲の人気に便乗しただけの存在ではないということだ。SGの日本語訳詞カバーは、SHAUN本人の日本語版よりも約3年早く公開されており、日本のリスナーがこの楽曲を日本語で楽しむきっかけの一つになった。
一方、SHAUNの公式版は、原曲アーティスト自身が日本語で作品を届けるという新しい展開だった。
つまり、両者の関係は「どちらが本物か」という単純な対立ではない。原曲の魅力を異なる形で伝えてきた、別々の音楽表現として捉えるのが適切だ。
Way Back Homeの日本語版に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Way Back Homeの日本語版を正式に歌っているのは誰ですか?
A1:原曲アーティストのSHAUN(ショーン)です。2023年10月6日に「Way Back Home (Japanese Ver.)」を正式リリースしています。
Q2:SG(ソギョン)が歌っている日本語版は公式ですか?
A2:SG Officialが2020年8月26日に公開した日本語カバー動画です。SHAUN本人の公式日本語シングルとは別の作品で、SG自身が日本語訳詞を担当しています。
Q3:SHAUNの日本語版とSGのカバーは歌詞が同じですか?
A3:異なります。SHAUN版は2023年に制作された公式日本語詞、SG版はSGが独自に日本語訳詞を付けたカバーです。同じメロディでも言葉の表現に違いがあります。
Q4:Way Back Homeの原曲はいつリリースされましたか?
A4:2018年6月27日です。韓国出身のSHAUNがEP『TAKE』に収録した楽曲で、韓国国内だけでなく海外でも人気を獲得しました。
Q5:SGとGINTAのWay Back Homeとは何ですか?
A5:SGとGINTAの共同名義で2023年9月27日にリリースされたシングルです。2020年に公開されたSG単独名義の日本語カバー動画とは別のリリースです。
Q6:SHAUNの公式日本語版はどこで聴けますか?
A6:Warner Music Japanの公式ディスコグラフィーに掲載されています。各種音楽配信サービスでは「SHAUN Way Back Home (Japanese Ver.)」で検索すると見つけやすくなります。
Q7:YouTubeのリリックビデオで歌っているのは誰ですか?
A7:Warner Music Japanが公開した「SHAUN Way Back Home (Japanese Ver.) Lyric Video」であれば、歌っているのはSHAUN本人です。SGのカバー動画とは投稿チャンネルとクレジットが異なります。
まとめ:Way Back Homeの日本語版はSHAUN公式版とSGカバーを区別しよう
「Way Back Home」の日本語版を歌っているのは誰なのか。その答えは、探している音源によってSHAUNとSGの2人に分かれる。
正式な日本語バージョンをリリースしたのは、原曲アーティストのSHAUN。2023年10月6日に「Way Back Home (Japanese Ver.)」を配信し、同月には公式リリックビデオも公開した。
日本語訳詞のカバーで知られるのはSG(ソギョン)。2020年8月26日に自身の公式YouTubeチャンネルでカバーを公開しており、SHAUNの公式日本語版よりも早い時期から日本語で楽曲を届けていた。
さらに2023年9月にはSGとGINTAの共同名義によるシングルも登場しているため、曲名だけでは音源を特定しにくい。
迷ったときは、SHAUN公式版ならWarner Music Japan、SGのカバーならSG Officialという投稿元・アーティスト名を確認するのが最も確実だ。
原曲、SGのカバー、SHAUN本人の日本語版。それぞれの違いを知ったうえで聴き比べれば、同じメロディに込められた異なる表現や魅力を、より深く楽しめるはずだ。
主な確認資料
- Warner Music Japan:SHAUN公式ディスコグラフィー・プロフィール
- SHAUN公式アーティストチャンネル:日本語版公式音源・リリックビデオ
- SG Official:2020年公開の日本語カバー動画
- SG公式ディスコグラフィー:SG & GINTAの2023年リリース情報
- Real Sound:2024年4月26日公開のSHAUNインタビュー