ここまでの経緯を整理すると、柴田の芸能活動は、休養、女性問題の公表、ピン芸人としての再出発、コンビ復活という段階を踏んでいます。
この年表で注目したいのは、2011年に芸能活動へ復帰してからも、コンビとしての復活にはさらに約9年を要したことです。個人として仕事に戻ることと、アンタッチャブルとして漫才を再開することは、別々の課題だったのです。
【山崎弘也との不仲説】なぜアンタッチャブルの復活に約10年かかった?
柴田が芸能活動に復帰した2011年以降、もう一つ注目されたのが、相方・山崎弘也との関係です。
アンタッチャブルはM-1王者として知られていたにもかかわらず、復帰後はそれぞれ個人で活動する状態が続きました。そのため、ネット上では「山崎が柴田を嫌っているのではないか」「コンビは事実上解散したのではないか」といった不仲説が広がりました。
しかし、柴田本人の発言や、その後の2人の活動を追うと、単純な不仲だけでは説明できない事情が見えてきます。
2015年、柴田は山崎から拒否されていないと説明
2015年10月の「ダウンタウンなうSP」で、コンビ復活について質問された柴田は、山崎から拒否されているわけではないと説明しました。
また、復帰のタイミングや方法について2人で話し合っているとも明かしています。
柴田が紹介した山崎の考え方は、相方を復帰させるために周囲がお膳立てするのではなく、柴田自身が実力を取り戻し、自然に周囲からコンビ出演の依頼が来るようにするというものでした。
つまり、山崎が一方的に柴田を拒絶していたという見方には、本人の説明と合わない部分があります。
2019年11月29日「全力!脱力タイムズ」で奇跡の復活
長く待たれていたコンビ復活が実現したのは、2019年11月29日放送のフジテレビ系「全力!脱力タイムズ」でした。
番組には柴田がゲスト出演。アンタッチャブルの漫才が見たいという流れになり、山崎弘也がサプライズで登場しました。
当初は山崎に扮した小手伸也が登場し、柴田と漫才を披露するという番組らしい演出がありました。しかし、その後、本物の山崎が登場。柴田は予想外の展開に驚きながらも、相方と息の合った漫才を披露しました。
実に約10年ぶりとなるコンビでの漫才でした。
この復活劇を仕掛けたのは、番組MCを務める有田哲平です。実際には山崎も有田に相談し、コンビ復活のタイミングや舞台を探っていたことが、後年の番組記事で明かされています。
2019年12月「THE MANZAI」で本格的な再始動
2019年12月8日には、フジテレビ系「THE MANZAI 2019 マスターズ」に出演しました。
2人は約10年ぶりとなる新作漫才を披露。約6分半にわたるネタでは、山崎の独特なボケと柴田の鋭いツッコミが健在でした。
柴田の過去の騒動を笑いに取り込む場面もあり、ブランクを感じさせない掛け合いが話題になりました。
2025年、山崎がコンビ復活に時間がかかった理由を語る
コンビ復活に約10年もかかった理由については、2025年9月17日放送のテレビ東京系「あちこちオードリー」で、山崎と柴田自身が振り返っています。
同番組の記事によると、山崎はピンで活動したほうがギャラの面で有利だったことにも触れ、コンビ復活がなかなか進まなかった事情を語りました。
山崎は、ピンで活動するほうがギャラがよかったという事情を率直に明かした。
また、柴田が休養した当初には山崎にも複雑な感情があったと紹介されています。一方で、柴田はいつでも漫才ができるように努力を続け、山崎も有田と復活の機会を探っていました。
この話から分かるのは、コンビ復活の遅れをすべて不仲のせいにするのは正確ではないということです。
長期間それぞれの芸風と仕事の基盤ができあがったことで、再び2人で活動するタイミングを慎重に考える必要がありました。芸能界では、コンビとしての人気だけでなく、個々の出演機会や番組制作側の意図も再始動を左右します。
【2026年最新】柴田英嗣の現在は?テレビ・ラジオで活躍中
2026年現在、柴田英嗣は芸能活動を継続しており、かつての休養期間とは状況が大きく異なります。
所属事務所のプロダクション人力舎が掲載している公式プロフィールには、アンタッチャブルとしてのレギュラー番組に加え、柴田個人のテレビ・ラジオ出演情報も掲載されています。
「アンタッチャブルでやらせてもらってます」が現在のコンビ活動の象徴
2026年の活動で特に注目したいのが、関西テレビのバラエティー番組「アンタッチャブルでやらせてもらってます」です。
番組には山崎弘也と柴田英嗣の2人が出演。人力舎の若手芸人のネタを見たり、ゲストとロケやトークを繰り広げたりする内容です。
関西テレビの公式番組情報では、2026年10月24日放送回にもアンタッチャブルの2人が出演。ゲストの千原ジュニアとロケを行い、仕事や私生活、お笑い論について語る企画が紹介されていました。
2010年には山崎だけで活動すると発表された2人が、現在は再びコンビ名を冠した番組を担当していることになります。
柴田個人でも複数の番組に出演
プロダクション人力舎の公式プロフィールに掲載されている柴田の主なレギュラー・出演番組は次のとおりです。
| 番組 | 放送局 | 内容 |
|---|---|---|
| ラヴィット! | TBS | 水曜レギュラー |
| NHK俳句 | NHK Eテレ | 俳句番組 |
| サッカーの園 | NHK BS | サッカー関連番組 |
| カクエキ! | テレビ朝日 | バラエティー |
| ええじゃないか!! | TOKYO MX | バラエティー |
| おかしば | 文化放送 | ラジオ番組 |
| ゴルフスイッチ! | ゴルフネットワーク | ゴルフ番組 |
このほか、山崎とのコンビではMBS「サタデープラス」や関西テレビ「アンタッチャブルでやらせてもらってます」などにも出演しています。
柴田は動物に関する知識やサッカー、スポーツなどの趣味・特技も持っており、漫才以外にも活動の幅を広げています。
2026年には所属事務所のイベント「夏ネーター2026」でMCを担当するなど、後輩芸人との交流や事務所内での活動も続いています。
かつては長期休養によって仕事を失った柴田ですが、現在はコンビでの仕事と個人の仕事を両立する立場にあります。「干された芸人」という過去のイメージだけでは、現在の活動を正確に捉えられません。
【よくある誤解を検証】柴田英嗣の休養をめぐる噂と事実
柴田の休養をめぐっては、長年にわたってさまざまな噂が流れてきました。特に誤解されやすいポイントを整理します。
| よくある噂 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 芸能界から永久追放された | 約1年間の休養後、2011年に復帰している |
| 逮捕歴がある | 本人の番組内説明では事情聴取であり、逮捕ではない |
| 病気は口実だった | 2014年に本人が内臓の不調を認めている |
| 女性問題だけが休養の原因だった | 本人は病気が先で、その後に女性問題が重なったと説明 |
| 山崎とは絶縁状態だった | 2015年には復活を話し合っていると説明し、2019年にコンビ復活 |
| 現在もコンビ活動をしていない | 2026年も2人で番組に出演している |
特に注意したいのは、「逮捕」と「事情聴取」を混同しないことです。2015年の番組放送では、画面上でも実際には逮捕ではないと説明されていました。
また、山崎との不仲説についても、長期間コンビでの仕事がなかったという事実だけで、2人の関係が完全に断絶していたと判断することはできません。
2019年の復活、2025年の回顧、2026年のレギュラー番組という流れは、2人がそれぞれの活動を続けながら、再びコンビとしての仕事を築いてきたことを示しています。
【アンタッチャブル柴田なぜ干されてた】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アンタッチャブル柴田はなぜ干されていたのですか?
2010年に体調不良を理由として無期限休養に入り、その後、休養中の女性問題や警察による事情聴取について本人が説明しました。出演番組を失い、約1年間テレビの仕事から離れたことが「干された」といわれる主な理由です。
Q2:柴田英嗣は本当に逮捕されたのですか?
逮捕されたわけではありません。2015年の「ダウンタウンなうSP」で本人が逮捕という表現を使いましたが、番組の注釈では実際には事情聴取だったと説明されています。
Q3:柴田英嗣の病気は何だったのですか?
2014年のテレビ出演で、本人は最初の休養理由について内臓を壊したことによる体調不良だったと説明しています。具体的な病名や詳細な治療内容は公表されていません。
Q4:柴田と山崎弘也は不仲だったのですか?
不仲説が広がりましたが、2015年には柴田自身が相方から拒否されているわけではなく、コンビ活動のタイミングを話し合っていると説明しています。2019年11月には約10年ぶりに漫才を披露しました。
Q5:アンタッチャブルはいつ復活したのですか?
2019年11月29日放送の「全力!脱力タイムズ」で約10年ぶりに漫才を披露しました。同年12月8日の「THE MANZAI 2019」でも新作漫才を披露しています。
Q6:柴田英嗣は2026年現在も芸能活動をしていますか?
はい。2026年現在もテレビやラジオに出演しています。関西テレビ「アンタッチャブルでやらせてもらってます」など、山崎弘也とのコンビ活動も継続しています。
まとめ:【プロの結論】柴田英嗣はなぜ干されたのか、現在までの真相
アンタッチャブル柴田英嗣が「干された」といわれた背景には、2010年の無期限休養があります。
当初、所属事務所のプロダクション人力舎は体調不良を理由として発表しました。しかし、後に柴田本人が内臓の不調に加え、休養中に起きた女性問題について告白。2015年には警察から事情聴取を受けた経緯も説明しました。
一連の騒動によって出演番組を失い、2011年に復帰した後も、山崎弘也とのコンビ活動は長期間実現しませんでした。そのため、視聴者からは芸能界を干されたという印象を持たれるようになったのです。
しかし、2019年11月29日の「全力!脱力タイムズ」で約10年ぶりに漫才を披露し、同年12月の「THE MANZAI」で本格的に再始動。さらに2025年には2人がコンビ復活までの事情を振り返り、2026年現在もコンビで番組に出演しています。
今回の経緯から見えてくるのは、芸能人の長期休養と「干された」という言葉は、必ずしも同じ意味ではないということです。
柴田の場合、健康問題、女性トラブル、警察の事情聴取、出演機会の喪失という複数の出来事が重なりました。そして復帰後も、個人としての仕事を取り戻すことと、コンビとして再始動することには時間が必要でした。
「干された芸人」という過去の評判よりも、2010年の休養から2019年のコンビ復活、そして2026年の活動までを一続きのキャリアとして見ることが、柴田英嗣の本当の姿を理解するポイントです。
2004年のM-1王者としての実力を失わず、長いブランクを乗り越えて再び山崎と漫才を披露できるようになったアンタッチャブル。柴田英嗣の歩みは、芸能活動における再起と、コンビの関係を取り戻すまでの時間を象徴する事例でもあります。