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【事故の経緯を比較】2025年・2026年の死亡事故と発生状況一覧

真壁 直樹 真壁 直樹 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
目次

松本市内で発生した死亡事故を時系列で比較すると、交差点での車両同士の衝突、対向車との正面衝突、歩行者との衝突、カーブでの単独事故など、複数の事故類型が確認できる。

長野県警察が公表した2025年・2026年の事故情報を整理すると、次のとおりだ。

発生日 発生場所・事故状況 被害状況 2025年1月22日 市道の十字路。右折する中型貨物車と対向する原付が衝突 原付の運転者が死亡 2025年8月10日 県道の信号交差点。軽乗用車と普通乗用車が衝突 軽乗用車の同乗者が死亡 2025年9月14日 国道。普通乗用車と対向する普通貨物車が正面衝突 普通乗用車の運転者が死亡 2026年3月6日 県道の左カーブ。大型貨物車が法面に衝突後、道路右側に逸脱 大型貨物車の運転者が死亡 2026年9月2日 市道の丁字路。横断中の歩行者と軽乗用車が衝突 歩行者が死亡 2026年10月8日 市道の十字路。軽貨物車と普通乗用車が出会い頭に衝突 軽貨物車の運転者が死亡

出典:長野県警察「松本警察署管内の人身交通事故発生状況」。事故の発生日時と状況は公表資料に基づく。

交差点事故で注意したい出会い頭の衝突

2025年1月と2026年10月の事故には、市道の十字路交差点という共通点がある。

交差点では、直進車、右折車、対向車など複数の交通主体が交錯する。特に見通しの悪い交差点では、相手の車両が接近していても発見が遅れる可能性がある。

一時停止の標識がある場所では、停止線の手前で確実に停止し、左右の安全を確認してから進行することが基本だ。

歩行者事故は夜間の視認性にも注意

2026年9月2日の死亡事故は、夜間に道路を横断していた歩行者が軽乗用車と衝突したケースだった。

歩行者事故では、運転者が歩行者を発見できるかどうかだけでなく、歩行者自身が接近する車両を認識できるかも重要になる。

反射材やライトを活用することは、夜間の事故防止に役立つ。運転者は横断歩道や交差点の周辺で速度を落とし、歩行者の存在を予測した運転を心掛けたい。

なお、長野県警察の事故公表資料では、これらの事故について道路の種類や交差点の形状は示されているものの、具体的な街路名や住所までは掲載されていない。したがって、特定の交差点を事故多発地点と断定することはできない。

【2026年最新の発生件数】9月末の松本市は464件、前年同期より増加

松本市交通事故

2026年の松本市交通事故を把握するうえで、特に注目したいのが長野県警察の「令和8年9月末長野県内人身交通事故発生状況」だ。

2026年10月21日更新の資料では、松本市の2026年1月から9月までの人身交通事故は次の数字になっている。

- 発生件数:464件
- 死者数:2人
- 負傷者数:533人
- うち重傷者数:49人

前年同期との比較では、事故件数が71件増加し、負傷者数も62人増加している。一方、死者数は1人減少した。

2025年の改善傾向から一転、2026年は事故件数が増加

2025年の年間統計では、松本市の事故件数は2024年の722件から545件に減少した。

しかし、2026年の9月末までの累計は前年同期を上回っている。

この違いは重要だ。2025年の年間実績だけを見て松本市の交通事故が減少傾向にあると判断すると、2026年の変化を見落とす可能性がある。

また、9月末の統計では死者数が2人だったが、その後の10月8日に新たな死亡事故が発生している。死亡事故の公表状況と市町村別統計の集計時点を分けて確認する必要がある。

11月1日時点の長野県全体の交通事故日報

長野県警察の交通事故日報は、2026年11月2日に更新された。

11月1日(年間305日目)時点の長野県全体の累計は次のとおりだ。

- 人身事故発生件数:3,646件
- 死者数:38人
- 負傷者数:4,264人
- 重傷者数:372人

前年同期比では、事故件数が62件減少、死者数が4人増加、負傷者数が156人減少している。なお、これらは県全体の概数であり、松本市単独の数字ではない。

松本市の統計と松本警察署管内の統計は同じではない

交通事故情報を調べる際に間違えやすいのが、松本市と松本警察署管内の区分だ。

松本警察署管内の統計には、松本市だけでなく山形村も含まれる。

2026年9月末の市町村別統計では、松本市単独の464件に対して、山形村は8件。両地域を合わせた松本署管内の小計は472件となる。

市内の事故発生状況を正確に調べるなら、市町村別の松本市の数値を使用する必要がある。警察署管内の合計と混同すると、発生件数や負傷者数にずれが生じる。

【事故を防ぐために】松本市で特に注意したい3つの危険場面

2025年と2026年の死亡事故の内容を踏まえると、松本市で日常的に注意したいのは、交差点、歩行者の横断、カーブの3つだ。

1.信号のない交差点や見通しの悪い十字路

市道の交差点では、住宅や塀、植栽などによって左右の見通しが悪くなることがある。

運転者が注意したいのは、次のポイントだ。

- 一時停止の標識がある場合は確実に停止する
- 左右だけでなく、歩道や自転車の進行方向も確認する
- 見通しが悪い場所では徐行する
- 右折時には対向車や二輪車の速度を慎重に判断する
- 交差点に進入する前にアクセルを緩める

特に出会い頭事故では、相手が停止すると思い込むことが危険につながる。相手の動きを予測するだけでなく、自分自身が確実に安全を確認することが必要だ。

2.夜間の歩行者横断と横断歩道付近

2026年9月の死亡事故を踏まえると、夜間の歩行者事故にも注意が必要だ。

歩行者は明るい色の服装や反射材を利用し、道路を横断するときは車両の接近を確認したい。

ドライバー側は、横断歩道に歩行者がいる場合の一時停止を徹底することが基本となる。

特に日没後は、歩行者が黒っぽい服装をしていると発見が遅れることがある。住宅街や街灯の少ない道路では、速度を抑えて走行することが大切だ。

3.カーブや道路幅が限られた県道

2026年3月の死亡事故では、大型貨物車が県道の左カーブで法面に衝突した。

カーブでは、進入する前に十分に速度を落とし、道路の形状や見通しに合わせた運転が求められる。

大型車の場合は、車両の大きさや積載状況によっても走行条件が変わる。特に見通しの悪いカーブでは、無理な速度で進入しないことが重要だ。

長野県警察が重視する交通違反対策

長野県警察の2025年交通統計によると、県内の交通違反取締件数は45,722件だった。

主な違反の内訳は次のとおり。

- 速度超過違反:23.8%
- 一時停止違反:23.7%
- 通行禁止違反:15.7%

これらは県全体の取締りデータであり、松本市内の事故原因を直接示す数字ではない。ただし、速度管理や一時停止の徹底が県警の交通安全対策における重点項目であることは読み取れる。

事故を防ぐためには、交通ルールを守るだけでなく、見通しや天候、道路幅、時間帯に応じて運転方法を変えることが欠かせない。

【松本市交通事故の最新情報】確認先と情報の見極め方

松本市の交通事故速報や発生状況を調べる場合は、情報の種類によって確認先を使い分けたい。

特に重要なのは、事故直後の速報、警察による死亡事故の公表、月次統計、年間確定統計を同じものとして扱わないことだ。

長野県警察の公式情報で確認できること

長野県警察の公式サイトでは、次の情報が公開されている。

- 松本警察署管内の人身交通事故発生状況
- 2026年中の交通死亡事故発生状況
- 長野県内の人身交通事故発生状況
- 交通事故日報
- 令和7年交通統計

死亡事故のページでは、発生日、発生時刻、道路の種類、事故に関係した車両や歩行者、被害状況などが確認できる。

一方、交通事故日報は県全体の発生件数や死傷者数を確認するための資料であり、松本市内の個別事故をすべて掲載する速報一覧とは異なる。

交通事故情報を見るときの4つの判断基準

1. 発生日時を確認する。 記事の公開日と事故の発生日は異なる場合がある。
2. 発生場所の区分を確認する。 松本市内なのか、松本警察署管内全体なのかを区別する。
3. 速報値と確定値を区別する。 月次の概数は、年間確定統計と一致しない場合がある。
4. 事故の内容を確認する。 人身事故なのか、物損事故なのかによって統計上の扱いが異なる。

長野県警察の2025年交通統計では、原則として人身事故を集計対象としており、物損事故だけの件数とは区別されている。

このため、統計に掲載されている事故件数を、松本市で発生したすべての交通トラブルの総数と捉えないことも大切だ。

【松本市交通事故に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2025年の松本市の交通事故発生件数は何件ですか?

A1:長野県警察の市町村別交通事故統計によると、2025年は545件です。死者3人、負傷者638人でした。

Q2:2026年の松本市の交通事故発生件数は何件ですか?

A2:2026年9月末時点で464件です。死者2人、負傷者533人でした。前年同期と比較すると、事故件数は71件増加しています。10月8日には新たな死亡事故も発生しています。

Q3:2026年の松本市では死亡事故が何件発生していますか?

A3:長野県警察が2026年10月16日に更新した公表資料には、3月6日、9月2日、10月8日の3件が掲載されています。

Q4:松本市の交通事故発生場所は具体的に分かりますか?

A4:警察の死亡事故情報では、市道の十字路や丁字路、県道のカーブなどの道路状況が公表されています。ただし、掲載資料に具体的な街路名や住所がない事故もあり、すべての発生地点を特定できるわけではありません。

Q5:松本警察署管内の交通事故件数は松本市の件数と同じですか?

A5:同じではありません。松本警察署管内には山形村も含まれます。松本市単独の発生件数を知りたい場合は、市町村別統計を確認してください。

まとめ:松本市の交通事故は2026年も警戒が必要

2025年の松本市では、人身交通事故545件、死者3人、負傷者638人が記録された。2024年と比較すると事故件数と負傷者数は減少したものの、死者数は1人から3人に増えている。

さらに2026年は、9月末までの人身事故が464件となり、前年同期を71件上回った。10月8日には市道の十字路で出会い頭の死亡事故も発生している。

今回のデータから見えてくるのは、交差点での衝突、夜間の歩行者事故、カーブでの車両事故など、危険が一つの場所や状況に限定されないということだ。

松本市の交通事故最新情報を確認するときは、長野県警察の死亡事故情報、月次の人身交通事故統計、交通事故日報を組み合わせると、より正確な状況を把握できる。

事故件数の減少だけで安心せず、死亡事故の発生状況や負傷者数の変化にも目を向けること。 交差点では確実に安全確認を行い、夜間は歩行者の存在を予測し、カーブでは十分に減速する。一人ひとりの慎重な行動が、松本市の交通事故を減らすための第一歩になる。

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真壁 直樹

美容・ファッション担当として8年以上の取材経験。beauty領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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