「今でしょ!」のブームから10年以上が経過した2026年現在も、林修は予備校講師としての仕事を続けている。
所属事務所のワタナベエンターテインメントの公式プロフィールでは、東進ハイスクール・東進衛星予備校の現代文講師として紹介されており、東大・京大コースなどの難関大学受験に関わる授業を担当している。
また、東進の東大特進コースの講座紹介にも林の名前が掲載されている。テレビ出演が増えたからといって、教育者としての活動を終えたわけではない。
現在のレギュラー番組一覧
2026年11月時点で、所属事務所の公式プロフィールに掲載されている主なレギュラー番組は以下のとおり。
| 放送局 | 番組名 | 主な役割 |
|---|---|---|
| テレビ朝日 | 林修の今知りたいでしょ! | MC |
| ABCテレビ | ポツンと一軒家 | レギュラー出演 |
| MBS | 日曜日の初耳学 | レギュラー出演 |
| テレビ東京 | 世の中お金で見てみよう | レギュラー出演 |
| フジテレビ | ネプリーグ | レギュラー出演 |
| フジテレビ | 週末はウマでしょ! | レギュラー出演 |
| 中京テレビ | アプデの森 | レギュラー出演 |
教育、経済、健康、クイズ、競馬など、出演ジャンルは幅広い。
特に注目したいのは、受験指導で培った知識の整理力や質問力が、教養バラエティーでも生かされている点だ。
単に知識を披露するだけでなく、専門家の説明を聞き、要点を整理し、視聴者にも理解しやすい形で伝える役割を担っている。
「林修の今知りたいでしょ!」の放送日はいつ?
2026年11月の放送情報
この番組の特徴は、普段は教える側にいる林が、生徒の立場で専門家の講義を受けるという構成にある。
健康、食生活、医療、気象など、日常生活に関わるテーマを取り上げ、最新の研究や専門家の知見を掘り下げる。
かつての「今でしょ!」が行動を促す言葉だったのに対し、現在の番組は「今、何を知るべきか」という知識への関心を軸にしている。
番組タイトルにも、林のキャリアを象徴する「今」という言葉が残っている。
【名言の真相】「今でしょ!」の評判と反響、よくある誤解を検証

「今でしょ!」については、誕生の経緯だけでなく、林本人がどのようにブームを受け止めていたかも興味深い。
2013年当時の報道を見ると、本人の予想を超えた反響が起きていたことが分かる。
林本人はブームをどう受け止めていた?
2013年12月7日付のシネマトゥデイの記事によると、林は流行語大賞受賞後の反響について、次のように語っている。
「はやっているのか、僕へのただの冷やかしなのかわからなかった」
この発言から分かるのは、林自身も当初、世間の反応を正確につかめていなかったということだ。
子どもたちから声をかけられたり、周囲から祝福されたりする一方で、フレーズを面白がる人もいた。
本人は受賞後の反響に驚き、成功の背景については、当時の景気回復や社会全体の前向きな雰囲気も影響したのではないかと分析していた。
なぜ「今でしょ!」はここまで広まったのか
人気が広がった理由は、主に3つ考えられる。
1.誰でも使えるシンプルな言葉だった
「いつやるか?」という問いに対し、「今でしょ!」と答える構造は非常に分かりやすい。
勉強だけでなく、仕事、買い物、旅行、日常の決断など、さまざまな状況に当てはめられる。
2.表情と動作が記憶に残りやすかった
言葉だけでなく、林の表情、声の強さ、身ぶりがセットになっていた。
短いCMでも人物像を印象づけられるため、視聴者がまねしやすかった。
3.テレビとインターネットの両方で拡散した
東進のCMで認知され、トヨタのCMで別の用途に展開され、さらにテレビ番組やネット上のパロディーを通じて広がった。
2013年当時のJ-CASTニュースやITmediaの報道でも、ネット上でのパロディーや話題の拡大が取り上げられている。
よくある誤解と実際の事実
| よくある認識 | 確認できる事実 |
|---|---|
| 2013年に初めて言った | 発言は2009年夏の授業 |
| 最初からCM用に考えた言葉 | 実際の授業中の発言が原点 |
| 授業で何度も繰り返した決めゼリフ | 林本人は一度言っただけと説明 |
| トヨタのCMが最初のCM | 東進のCMが先行している |
| 流行語大賞は「今でしょ!」だけ | 2013年は4語が年間大賞 |
| テレビ出演のため講師を辞めた | 2026年も東進講師として紹介されている |
こうして整理すると、「今でしょ!」の本質は、林が長年使い続けたキャッチコピーではなく、授業の一場面が広告によって切り取られ、社会的な共通言語へと変わったことにある。
【プロの結論】名言の価値は言葉そのものより行動にある
林修の「今でしょ!」が現在まで記憶されている理由は、単純に語感がよかったからではない。
受験生にとって、勉強を始めるタイミングは常に悩みの種になる。まだ時間がある、明日から始めればいい、次の模試が終わってからでいい。そうした先延ばしを短い言葉で断ち切った点に、このフレーズの本来の価値がある。
加えて、2009年の一度の発言がCM制作の現場で見いだされ、2013年には年間大賞を獲得したという経緯は、教育現場の言葉が広告やテレビを通じて社会的な影響力を持つことを示している。
林のキャリアを理解するうえでも、講師としての専門性と、テレビで伝える能力を切り離さずに見ることが大切だ。
【よくある質問】林修の「今でしょ!」に関するFAQ
Q1:林修の「今でしょ!」はいつから始まった?
A1:言葉が生まれたのは2009年夏の東大特進コースの現代文授業です。その後、東進のCMに採用され、2013年に全国的な流行語になりました。
Q2:「今でしょ!」がCMで使われ始めたのは何年?
A2:2009年の授業映像がCMに採用された後、2010〜2011年ごろに東進のCMで使用されました。初期CMの放送年については資料によって記載に幅があります。
Q3:「今でしょ!」は2013年の流行語大賞を受賞した?
A3:はい。「今でしょ!」は2013年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれました。同年は「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」も年間大賞を受賞しています。
Q4:林修は2026年現在も東進ハイスクールの講師?
A4:はい。所属事務所の公式プロフィールでは、東進ハイスクール・東進衛星予備校の現代文講師として紹介されています。東大特進コースにも講座が掲載されています。
Q5:「林修の今知りたいでしょ!」はいつ放送?
A5:テレビ朝日系で通常は毎週木曜よる7時から放送されています。2026年11月12日には午後7時から午後9時までの2時間スペシャルが予定されています。
Q6:「今でしょ!」は林修が自分で考えた名言?
A6:広告用に考案した決めゼリフではありません。2009年の授業中に生徒へ語りかけた自然な発言が原点です。本人も当初は発言したことを明確に覚えていませんでした。
まとめ:林修の「今でしょ!」が2026年も色あせない理由
林修の「今でしょ!」は、2009年夏の東大現代文の授業から生まれた。
その後、東進のテレビCMに採用され、2013年のトヨタ自動車のCM出演によってさらに知名度を拡大。同年12月にはユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞を受賞した。
2026年現在も林修は東進の現代文講師として活動しながら、「林修の今知りたいでしょ!」をはじめとする複数のレギュラー番組に出演している。
このフレーズの歴史から見えてくるのは、次の3つのポイントだ。
- 誕生の原点は教育現場: 生徒の先延ばしを防ぐための実践的な呼びかけだった。
- ブレークのきっかけはCM: 東進の広告とトヨタのCMによって、受験生以外にも浸透した。
- 現在も続く教育者としての活動: テレビでの知名度だけでなく、講師としての専門性が林修のキャリアを支えている。
「いつやるか?今でしょ!」は、単なる2013年の流行語ではない。
授業中の一言が広告になり、広告の言葉が社会現象になり、さらに本人の活動を象徴するフレーズとして定着した。その歩みこそが、林修という人物の最大の特徴である。