2026年のドラマ人気を判断するうえで、テレビの視聴率とともに注目されているのがTVerのお気に入り登録数です。
ここで注意したいのは、TVerのお気に入り数は実際の動画再生回数でも、テレビの視聴率でもないという点です。
11月2日時点のTVerお気に入り数の掲載例
視聴率とTVer登録数を併記するランキングサイトでは、次の数字が掲載されています。
- 『VIVANT』第2シーズン:約414.9万
- 『相棒 season25』:約116.9万
- 『アナログナース』:約51.9万
これらは比較サイトが掲載したTVer関連の登録数であり、ビデオリサーチの視聴率とは別のデータです。
3つの数字は何を測っている?
TVerの公式ヘルプでは、番組・タレント・特集・チャンネルをお気に入り登録できると説明されています。TVerの事業紹介でも、月間動画再生数と月間ユニークブラウザ数は別々の指標として公表されています。
なぜ人気作品でも視聴率が伸びないことがある?
理由の一つは、視聴者の生活スタイルが異なることです。
リアルタイムでテレビを見る人もいれば、TVerで後から視聴する人もいます。加えて、お気に入りに登録したまま実際には見ていない人も考えられます。
また、『相棒』のような長寿シリーズは過去のシーズンからの認知度や登録の蓄積があり、新作ドラマとお気に入り数だけで比較するのは適切ではありません。
したがって、TVerの登録数が多い作品は配信サービス上で関心を集めていると判断できますが、それだけでリアルタイム視聴率も高いとは判断できません。
【プロの結論】2026年秋ドラマの本当の人気は何で判断するべきか

11月2日時点の数字から見えるのは、『VIVANT』第2シーズンの強さと、『相棒 season25』『アナログナース』の二桁争いです。ただし、ランキングの順位だけで作品の評価を決めるのは適切ではありません。
視聴率を読み解く際には、次の4つの判断基準が役立ちます。
判断基準1:平均視聴率で継続的な支持を見る
最新話だけが高くても、過去の放送回で数字が低ければ平均は伸びません。複数回の放送を通じて高い水準を維持できているかが重要です。
その点で『VIVANT』は、秋の5回平均17.02%に加え、直近2回で18%台を記録しており、現時点で最も強い数字を残しています。
判断基準2:個人視聴率で視聴者の広がりを見る
世帯視聴率だけでは、家族のうち何人が見ていたかまでは分かりません。個人視聴率も確認することで、実際の視聴者の広がりを比較できます。
特に広告市場では、単純な世帯数だけでなく、どのような年齢層の人が視聴しているかが重要になります。
判断基準3:最新話だけでなく3~5話の推移を見る
放送開始直後は、主演俳優の知名度や番組宣伝などによって初回の数字が高くなることがあります。
第2話で下がったとしても、第3話や第4話で回復する作品もあります。『俺たちの箱根駅伝』のように、下落後に数字を戻すケースもあるため、短期間の変化だけで判断しないことが大切です。
判断基準4:配信人気とリアルタイム人気を分ける
見逃し配信で支持される作品と、放送時間にテレビで見られる作品は必ずしも同じではありません。
リアルタイム視聴を重視するなら世帯・個人視聴率、録画視聴を含む広がりを見たいなら総合視聴率、配信での利用状況を知りたいならTVerの再生数やお気に入り登録数を確認するのが適切です。
作品の完成度や満足度まで評価したい場合は、これらの数字に加えて、視聴者レビューや継続視聴の動向も参考にする必要があります。
【2026年秋ドラマ視聴率】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年秋ドラマの視聴率ランキング1位はどの作品?
A1:11月2日更新の秋期間平均世帯視聴率では、『VIVANT』第2シーズンが17.02%で1位です。10月4日から11月1日までの5回を対象にした数字です。
Q2:相棒 season25とアナログナースはどちらが上?
A2:11月2日時点の期間平均では『相棒 season25』が10.20%で2位、『アナログナース』が10.00%で3位です。差は0.20ポイントで、今後の放送結果によって順位が変わる可能性があります。
Q3:視聴率はTVerのお気に入り数にも反映される?
A3:反映されません。テレビのリアルタイム視聴率とTVerのお気に入り登録数は別の指標です。TVerの再生回数も独立した配信データとして扱われます。
まとめ:2026年秋ドラマはVIVANTが首位、今後は2位以下の争いにも注目
2026年11月2日更新の秋ドラマ視聴率ランキングでは、『VIVANT』第2シーズンが平均世帯視聴率17.02%で首位を獲得しました。
『相棒 season25』は10.20%、『アナログナース』は10.00%で続いており、二桁を維持する2作品の競争も見どころです。
また、『豊臣兄弟!』は第42回で10.4%、『俺たちの箱根駅伝』は第4話で8.6%を記録。作品ごとに異なる視聴率の動きが見られます。
これからランキングを追うなら、平均世帯視聴率だけでなく、最新話の変化、個人視聴率、録画視聴、TVerの配信動向を組み合わせて確認するのがおすすめです。
秋ドラマの放送はまだ続きます。11月以降、『VIVANT』の高水準がどこまで続くのか、そして『相棒 season25』と『アナログナース』が二桁を守れるのか。次回以降の視聴率速報が、ランキングの大きな焦点になりそうです。