「ユニバースはらメイク」と検索すると、普段の芸人としての姿からは想像できないほどの変身を遂げた写真や動画が目に入る。お笑いコンビ「ゆにばーす」のはらが披露する詐欺メイクは、単に化粧品を重ねるだけではない。目元の形、顔の立体感、唇の輪郭、さらにはウィッグや照明、自撮りの角度まで計算したセルフプロデュース術だ。
2026年もInstagramでは別人級のビフォーアフターが話題になり、YouTube「はららぼ」には過去のメイク実演動画が残されている。なかでも「詐欺メイク仕上がるまで」という5分57秒の動画は、完成までの変化を知りたい人にとって見逃せないコンテンツだ。この記事では、実演動画の位置づけ、過去の美容誌で公開された具体的なメイク方法、2026年のSNS発信までを整理する。
【人物解説】ゆにばーす・はらとは?詐欺メイクで注目された理由

はらは、吉本興業に所属するお笑いコンビ「ゆにばーす」のボケ担当。相方は川瀬名人で、コンビは2013年4月に結成された。
漫才師としての実績もあり、M-1グランプリでは2017年、2018年、2021年に決勝へ進出している。舞台上では独特のキャラクターと表情で笑いを生み出す一方、SNSでは美容誌のモデルのような仕上がりの写真を公開。その強烈なギャップが、メイク分野での知名度を押し上げた。
メイクを始めたきっかけは自分自身の研究
2018年のORICON NEWSのインタビューでは、はら自身がメイクを習得していった経緯を語っている。
高校時代にギャルメイクに憧れたことが、メイク技術を身につけるきっかけの一つだった。さらに20歳ごろから、写真で自分を魅力的に見せる方法を本格的に研究するようになったという。
当時は現在のような高性能な写真加工アプリが一般的ではなかった。そこで注目したのが、光の当たり方だった。祖母の家で朝日が障子に当たる場所を見つけ、顔の陰影や肌の質感がきれいに写る撮影環境を研究していた。
つまり、はらの詐欺メイクは最初から化粧品だけで完成するものではなかった。メイクと写真撮影を一体化して考える独自の研究から生まれたものなのだ。
メイク本の出版と日本化粧品検定1級の取得
2018年8月には、世界文化社から初のメイク本『ゆにばーすはらの#詐欺メイク』が発売された。
コンプレックスを隠すだけでなく、顔の特徴を生かしながら理想の印象へ近づけるという考え方が、本の大きな特徴となっている。
さらに2021年6月には、日本化粧品検定1級への合格を自身のSNSで報告。趣味として始めたメイク研究を、知識の面でも深めてきたことが分かる。
【動画解説】はららぼの詐欺メイクはどうやって完成する?
ゆにばーす・はらのメイク動画を見るなら、YouTubeの「はららぼ」は外せない。
Yahoo!検索の動画情報には、2022年7月公開の「【詐欺メイク】ゆにばーす はら 詐欺メイク仕上がるまで」という5分57秒の動画が掲載されている。タイトルからも分かるように、完成した写真だけでなく、仕上がりに至る過程そのものを楽しめるタイプのコンテンツだ。
また、2020年4月1日には「ゆにばーすはら第1弾自己紹介詐欺メイク」も公開。こちらは鏡を見るような視点でメイクを観察できる動画として紹介されており、はららぼの初期を代表するコンテンツの一つになっている。
工程1:ベースメイクで肌の質感を整える
最初に意識したいのが、肌の土台づくりだ。
2018年のVOCEの実演企画では、保湿を行ったうえで化粧下地を使い、ファンデーションをブラシで塗布してスポンジでなじませる方法が紹介された。最後にフェイスパウダーを重ねる際も、ツヤを残したい部分にはつけすぎない工夫が見られる。
この工程で重要なのは、顔全体を均一に厚塗りすることではない。光を受ける部分には自然なツヤを残し、必要な部分だけを整えることで、写真に写ったときの立体感を作ることだ。
工程2:アイメイクで目の印象を大きく変える
はらの詐欺メイクで特に注目したいのが目元だ。
CanCamのメイク解説では、アイシャドウの明るい色でまぶた全体を整え、ベージュやブラウンを重ねて二重幅や目の際に陰影を作る方法が紹介されている。
さらに二重まぶた用の化粧品を使い、理想のラインを形成。アイラインでまつ毛の際を埋め、目尻を少し跳ね上げることで、切れ長で印象的な目元に仕上げていく。
要点は、単純に目を大きく見せるだけではなく、目頭・目尻・下まぶたまで含めて形を設計すること。涙袋の影やつけまつげも、完成時の印象を左右する要素となる。
工程3:眉とチークで顔全体のバランスを整える
目元だけが強調されると、顔全体の印象が不自然になりやすい。そこで重要になるのが眉とチークだ。
VOCEのデートメイク企画では、余分な眉をコンシーラーで調整し、眉の毛流れを整えてからアイブロウパウダーで形を作る工程が紹介されている。
チークは黒目の下を起点に円を描くように入れ、ピンク系の色でかわいらしい印象を演出。目元の強さを残しつつ、顔全体に統一感を持たせる。
工程4:リップで理想の唇の輪郭を作る
はらが以前から研究してきたパーツの一つが唇だ。
CanCamの解説では、リップブラシを使って理想の輪郭を描き、実際の唇より少し外側まで色を広げるオーバーリップの方法が紹介されている。
外側をやや濃くし、内側に向かって自然にぼかすことで、立体的でふっくらした唇に見せることができる。
目元と唇の両方を調整することで、顔全体の印象が大きく変わる。これが、はらのメイクの仕上がりを特徴づける重要な部分だ。
工程5:ウィッグと自撮りで完成度を高める
メイクが完成しても、はらの変身はそこで終わらない。
CanCamのインタビューでは、撮影する場所を変えながら光の入り方を探し、写真を何度も撮り直して角度やメイクを微調整する方法が紹介されている。
さらにウィッグを使うことで、顔の横幅や首元の見え方まで変えられる。メイクだけでは作りにくい印象を、髪型と撮影環境で補っているのだ。
このように、はらの詐欺メイクはベースメイク、アイメイク、眉、チーク、リップ、ヘアスタイル、撮影という複数の要素が組み合わさって完成する。
【年表・関係性一覧】ゆにばーす・はらのメイク活動を時系列で整理
はらのメイク活動を理解するには、芸人としてのキャリアと美容分野での活動を一緒に見ると分かりやすい。
以下は、公開されているプロフィール、インタビュー、美容誌の記事、動画情報、2026年の報道をもとに整理した主な出来事だ。
| 時期 | 人物・活動・出来事 | メイクとの関係・見どころ |
|---|---|---|
| 2013年4月 | ゆにばーす結成 | はらと川瀬名人がコンビとして活動を開始。 |
| 2017年 | M-1グランプリ決勝進出 | 漫才師として全国的な知名度を高める。 |
| 2018年1月 | CanCamで整形級メイクを紹介 | アイメイクやリップ、自撮りの工程が詳しく掲載される。 |
| 2018年8月 | 詐欺メイク本を出版 | 『ゆにばーすはらの#詐欺メイク』を発売。 |
| 2018年10月 | VOCEの第2弾メイク動画 | デート編の全工程と使用コスメを公開。 |
| 2020年4月 | YouTube「はららぼ」 | 自己紹介を兼ねた詐欺メイク動画を公開。 |
| 2021年6月 | 日本化粧品検定1級合格 | 美容知識の学習にも取り組んでいることを報告。 |
| 2022年7月 | 詐欺メイク仕上がるまで | 5分57秒のメイク関連動画が公開される。 |
| 2026年2月 | Instagramのビフォーアフター | 20代の詐欺メイク写真とAIのすっぴん予想、本物のすっぴんを比較。 |
| 2026年7月 | 最新のアイドル風メイク投稿 | 切れ長の目元や長い髪を生かした変身写真を公開。 |
この年表から見えてくるのは、詐欺メイクが一時的なSNSの話題で終わっていないことだ。美容誌との企画、メイク本の出版、YouTubeでの実演、資格取得と、活動の形を変えながら継続している。
【2026年最新】ゆにばーす・はらのInstagramとYouTubeの現在
2026年現在、はらのメイクを追ううえで中心になるのがInstagramとYouTubeだ。
2026年2月:AIのすっぴん予想と本物を比較
2026年2月4日付のENCOUNTの記事では、はらがInstagramに投稿した20代の詐欺メイク写真が取り上げられた。
投稿の構成は、20代の詐欺メイク写真、AIが予想したすっぴん顔、実際のすっぴんという順番。メイク後の姿を見せるだけでなく、AIによる予想と本人の素顔を並べることで、ビフォーアフターそのものを笑いに変えている。
この投稿は、はららしいユーモアが表れた内容だ。メイク後の美しい写真だけでなく、最後にすっぴんを公開することで、変身の過程をエンターテインメントとして成立させている。
2026年7月:アイドル風の詐欺メイクが話題に
2026年7月14日付のデイリースポーツでは、前日の13日に公開されたInstagram投稿が紹介された。
今回のスタイルは、切れ長でくっきりした目元、小さめの唇、ボリュームのある長髪を組み合わせたアイドル風のビジュアル。サングラス姿の普段のはらと、変身後の姿を並べたビフォーアフターも見どころだった。
特に興味深いのは、本人が完成度についても率直に触れていたことだ。
「久しぶりは反省点だらけ ライブの合間にやり始めて時間なくなってぐちゃぐちゃで完成」
ライブの合間にメイクを始めたため、十分に時間をかけられなかったという。それでも完成した写真には大きな変身が表れており、ファンからはかわいいという反応や、どこが反省点なのか分からないという声が寄せられた。
Instagramの「#apt #詐欺メイク #yeah」にも注目
検索結果には、はら本人のInstagramによる12秒の短い動画も表示されている。関連するハッシュタグは「#apt」「#詐欺メイク」「#yeah!」。
長い工程を紹介するメイク動画とは異なり、短尺動画では完成したビジュアルや変身のインパクトを楽しめる。メイクの技術だけでなく、音楽やテンポ、見せ方を組み合わせたSNS向けの発信も、はらの活動の一部になっている。
YouTube「はららぼ」は過去の実演動画も参考になる
YouTubeでは、自己紹介詐欺メイクをはじめ、プチプラコスメを使ったメイクや、別の人物にメイクを施す企画などが検索されている。
2020年4月公開の自己紹介動画は、動画情報を集計するユーチュラで2026年10月13日時点の再生回数が約65万9,000回と紹介されている。初期から継続して視聴されているコンテンツであることが分かる。
現在のInstagramが完成写真や短い動画を楽しむ場所だとすれば、はららぼは実際のメイク工程を理解するためのアーカイブとして活用できる。
【実態を検証】ゆにばーす・はらの詐欺メイクは加工だけではない?
はらのメイク写真を見て、写真加工やフィルターによる変化が大きいのではないかと考える人もいるかもしれない。しかし、過去の美容誌の企画や本人のインタビューを見ると、変身の中心にあるのは実際のメイク技術だ。
目元の変化はアイシャドウと二重ラインの組み合わせ
CanCamの企画では、目元だけに30分ほどかけて仕上げる工程が紹介された。アイシャドウを何色も使い分け、二重ラインや目尻の形を丁寧に整える方法だ。
2018年のJ-CASTニュースの記事でも、テレビ番組で紹介された当時のメイクについて、二重まぶた用のりを何度も調整しながら使用する工程が報じられている。
こうした細かな作業の積み重ねが、普段の表情とメイク後の印象に大きな差を生み出す。
自撮りの光と角度も仕上がりを左右する
はらがORICON NEWSのインタビューで語った要点は、写真撮影そのものを研究していたことだ。
朝日が障子に当たる場所を見つけた経験をはじめ、光の方向や撮影場所を変えることで、顔の陰影や肌の見え方が変わることを学んできた。
CanCamの企画でも、撮影しながらメイクを微調整する方法や、ウィッグによって顔の横幅や首元の印象を変える方法が紹介されている。
つまり、はらの詐欺メイクの実態は、化粧品による変化と写真の見せ方を組み合わせた技術にある。
すべてを真似する必要はない
はらのメイクを参考にするとき、最初から二重ラインやウィッグまで完全に再現する必要はない。
普段使いなら、次のようなポイントから取り入れるとよい。
- 目元を変えたい人:ブラウン系アイシャドウで陰影を作り、目尻のアイラインを調整する。
- 顔を立体的に見せたい人:ハイライトとチークの位置を工夫する。
- 唇をふっくら見せたい人:リップライナーで輪郭を整え、内側に向かって色をぼかす。
- 写真写りを改善したい人:自然光の入る場所を探し、カメラの高さや顔の角度を調整する。
なお、二重まぶた用の化粧品は目元専用の製品を説明書どおりに使用し、肌に合わない場合は使用を中止したい。長時間の重ね塗りや無理な引っ張りも避けるべきだ。
【プロの結論】はらの詐欺メイクから学べる3つのポイント
ゆにばーす・はらのメイクが長く注目される理由は、変身後の写真が美しいという一点だけではない。そこには、自分の顔の特徴を理解し、どのように見せれば理想に近づくのかを考え続けてきた姿勢がある。
1. コンプレックスはメイクの設計図になる
ORICON NEWSのインタビューでは、はらが自分の顔の特徴を把握し、それをメイクで変えていくことに面白さを感じていた経緯が紹介されている。
大切なのは、誰かの顔をそのまま目指すことではない。自分の目の形、唇の厚さ、顔の輪郭を理解したうえで、どの部分を強調するかを決めることだ。
2. メイクと写真撮影は切り離せない
どれほど丁寧にメイクをしても、光の方向やカメラの位置によって写真の印象は変わる。
はらの手法が示しているのは、鏡で見たときの仕上がりと、カメラに写ったときの仕上がりは必ずしも同じではないということ。撮影して確認し、必要な部分を調整する工程が重要になる。
3. 美容の知識とエンターテインメント性を両立する
はらは日本化粧品検定1級に合格し、メイク本も出版している。一方で、SNSではAIの予想とすっぴんを比較するなど、笑いを取り入れた発信を続けている。
美容の知識を一方的に教えるだけでなく、見る人が楽しめる形に変えていることも、はらのメイク活動の強みだ。
【プロの結論】 はらの詐欺メイクから学べる最大の要点は、変身は一つのテクニックだけで完成するものではないということ。目元や唇の形を作るメイク技術、顔全体のバランス、光の使い方、撮影時の工夫が重なって、あの別人級の仕上がりが生まれている。
メイク初心者はアイメイクやリップなど一つのパーツから、写真写りを改善したい人は照明や角度から始めると取り入れやすい。はらの方法は、特別な変身を目指す人だけでなく、日常のメイクを見直したい人にも参考になる。
ゆにばーす・はらのメイクに関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゆにばーす・はらの詐欺メイク動画はどこで見られる?
A1:YouTubeの「はららぼ」で視聴できる。2020年公開の自己紹介詐欺メイクや、2022年7月公開の「詐欺メイク仕上がるまで」などが検索されている。
Q2:ゆにばーす・はらのメイク方法で最も要点は?
A2:目元の作り込みが大きなポイント。アイシャドウによる陰影、二重ライン、アイライン、つけまつげなどを組み合わせる。さらに眉やリップを調整し、顔全体のバランスを整える。
Q3:はらの詐欺メイクは写真加工だけで完成している?
A3:メイク技術が変身の中心にある。過去のCanCamやVOCEの実演企画では、実際のメイク工程が紹介されている。撮影時の光や角度、ウィッグなども仕上がりに影響する。
Q4:2026年現在もInstagramで詐欺メイクを公開している?
A4:公開している。2026年2月にはAIのすっぴん予想と本物のすっぴんを比較した投稿が報じられ、7月にはアイドル風の詐欺メイク姿が話題になった。
Q5:はらはメイクに関する資格を持っている?
A5:2021年6月に日本化粧品検定1級への合格を報告している。美容に関する知識を学びながら、メイクの発信を続けている。
まとめ:ゆにばーす・はらの詐欺メイクは技術と発想力の結晶
ゆにばーす・はらの詐欺メイクは、目元や唇を中心とした細かなメイク技術に、自撮りの光や角度、ウィッグなどを組み合わせた独自の変身術だ。
YouTube「はららぼ」の実演動画や、CanCam・VOCEで紹介されたメイク工程を振り返ると、完成した写真の裏側には時間をかけた研究と調整があることが分かる。
2026年もInstagramではAIとの比較やアイドル風のビフォーアフターが話題になり、はらならではのユーモアと美容への探究心は健在だ。
華やかな完成写真だけでなく、どのように変身していくのかという過程に注目すると、はらのメイクの本当の面白さが見えてくる。単なる別人級の変身ではなく、自分の特徴を理解し、理想の姿を自分の手で作り上げる。その姿勢こそが、長く支持されている理由なのだ。
主なファクト確認資料
吉本興業の公式プロフィール、ORICON NEWSの本人インタビュー・資格取得報道、CanCamとVOCEのメイク工程解説、ENCOUNTおよびデイリースポーツの2026年のSNS投稿報道を参照しています。