映画版『ボス・ベイビー』の主要キャストを知りたいなら、最初に押さえたいのはムロツヨシ、芳根京子、宮野真守の3人です。
ボス・ベイビーは、見た目こそ赤ちゃんですが、話し方や行動は経験豊富なビジネスマンそのもの。かわいらしい外見と渋い大人の声のギャップが作品の大きな魅力です。
この特徴を日本語吹き替え版で表現しているのがムロツヨシです。第1作の吹き替えキャスト発表は2017年11月22日。配給会社の東宝東和は、コメディからシリアスまで幅広く演じられるムロツヨシの表現力を起用理由として紹介しました。
同作はムロツヨシと芳根京子にとって、洋画アニメーションの吹き替え初挑戦でもありました。芳根京子は7歳の少年ティムを担当し、感情の変化が大きい役柄に挑戦しています。
【第1作】ムロツヨシ・芳根京子・宮野真守・山寺宏一の担当キャラクター

映画『ボス・ベイビー』
日本公開:2018年3月21日/原題:The Boss Baby
第1作は、7歳のティムの家にスーツ姿の赤ちゃんがやってくるところから始まります。新しい弟は普通の赤ちゃんではなく、ベイビー株式会社から派遣されたエリート社員でした。
日本語吹き替え版では、主要人物を俳優と声優の両方が演じる構成になっています。
ボス・ベイビー役:ムロツヨシ
主人公ボス・ベイビーの日本語吹き替えを担当するのはムロツヨシです。
赤ちゃんの外見に対して、本人の内面は仕事に厳しい大人の男性というキャラクター。ムロツヨシの持ち味であるコミカルな演技と、テンポのよい会話が作品の笑いを支えています。
原語版の担当はアレック・ボールドウィン。大人の男性らしい声を赤ちゃんの姿に重ねるという基本的な演出は、日本語版にも引き継がれています。
少年ティム役:芳根京子
ボス・ベイビーの兄である少年ティムは、芳根京子が担当しています。
ティムは、弟の登場によって両親の愛情を奪われたと感じる7歳の男の子です。最初は弟に反発しますが、秘密を知ることで少しずつ協力関係を築いていきます。
子どもらしい無邪気さだけでなく、嫉妬や寂しさ、弟を認めていく心の動きも表現する必要がある役です。
大人になったティム役:宮野真守
物語の語り手となる大人のティムは宮野真守が担当しています。
少年ティムを芳根京子、大人のティムを宮野真守が演じることで、同じ人物の成長を年齢に応じた声で表現しています。
ここはキャストを調べる際に間違えやすいポイントです。芳根京子と宮野真守は同じティムを演じていますが、担当するのは異なる年齢の姿です。
フランシス・フランシス役:山寺宏一
フランシス・フランシスは、兄弟の両親が勤める会社のCEOとして登場する人物です。日本語吹き替えは山寺宏一が担当しています。
山寺宏一は幅広い声の表現で知られるベテラン声優。個性の強い登場人物が多い作品の中でも、物語の対立構造を支える重要なキャラクターを演じています。
【続編】ファミリー・ミッションの声優は?多部未華子も参加
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』
日本公開:2021年12月17日/原題:The Boss Baby: Family Business
2021年公開の『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』は、第1作から25年後を描く続編です。
成長したボス・ベイビーとティムは、それぞれ異なる人生を歩んでいます。ティムは家庭を大切にする父親となり、ボス・ベイビーはビジネスの世界で成功を収めています。
新たな任務をきっかけに2人が再び協力することになり、ティムの娘たちも物語に加わります。前作から続投するキャストと新キャストが組み合わさった点が見どころです。
ボス・レディ役:多部未華子
続編から登場するボス・レディの日本語吹き替えを担当するのは多部未華子です。
ボス・レディの正体は、ティムの次女ティナ。ベイビー株式会社から派遣された優秀な諜報員で、ボス・ベイビーたちに新たな任務を伝えます。
多部未華子にとって、本作は洋画アニメーションの吹き替え初挑戦となりました。公式ニュースでは、活発で言葉を勢いよく話すボス・レディの演技に取り組んだことが紹介されています。
タビサ役:芳根京子
ティムの長女タビサを演じるのは芳根京子です。
ここが第1作との大きな違いです。第1作では少年ティムを演じていた芳根京子が、続編ではティムの娘を演じています。
タビサは7歳で、勉強が得意なしっかり者。父親のティムとは少し距離ができ始めており、親子の関係も物語の重要なテーマになっています。
ジャニス役:乙葉
ジャニスはボス・ベイビーとティムの母親です。日本語吹き替えは乙葉が担当しています。
乙葉は第1作から続投しているキャストの一人。続編では家族の世代が広がるため、母親という立場から物語を支えています。
テッド・シニア役:石田明
ボス・ベイビーとティムの父親、テッド・シニアを演じるのはNON STYLEの石田明です。
石田明も第1作からの続投組です。お笑い芸人としての活動で知られていますが、本作では映画のキャラクターに合わせた吹き替えを担当しています。
なお、ボス・ベイビーの声は続編でもムロツヨシが続投。兄弟の声の関係性を保ちながら、物語の時間経過を表現しています。
【キャスト相関表】作品別の声優と原語版キャストを比較
ここまで紹介したキャストを、作品・キャラクター・日本語吹き替え・原語版の対応関係で整理します。
特に注目したいのは、芳根京子と宮野真守の担当の変化です。続編では、少年ティムと大人のティムという関係に加えて、ティムの娘タビサも登場します。
| 作品・キャラクター | 日本語吹き替え | 原語版 |
|---|---|---|
| 第1作・ボス・ベイビー | ムロツヨシ | アレック・ボールドウィン |
| 第1作・少年ティム | 芳根京子 | マイルズ・バクシ |
| 第1作・大人のティム | 宮野真守 | トビー・マグワイア |
| 第1作・フランシス・フランシス | 山寺宏一 | スティーブ・ブシェミ |
| 第1作・ティムの母親 | 乙葉 | リサ・クドロー |
| 第1作・ティムの父親 | 石田明 | ジミー・キンメル |
| 続編・ボス・ベイビー | ムロツヨシ | アレック・ボールドウィン |
| 続編・ティム | 宮野真守 | ジェームズ・マースデン |
| 続編・ボス・レディ/ティナ | 多部未華子 | エイミー・セダリス |
| 続編・タビサ | 芳根京子 | アリアナ・グリーンブラット |
| 続編・ジャニス | 乙葉 | リサ・クドロー |
| 続編・テッド・シニア | 石田明 | ジミー・キンメル |
出典:第1作の配給会社・東宝東和のキャスト発表、続編のギャガ公式キャスト情報、NBCユニバーサルの作品資料。
キャストの変化から分かる3つのポイント
1.ムロツヨシはシリーズの顔として続投。 第1作と続編の両方でボス・ベイビーを担当し、キャラクターの声の印象を統一しています。
2.芳根京子は役柄が変わってもシリーズに参加。 第1作では少年ティム、続編ではタビサを演じます。さらに続編の昔のティムも担当しており、作品をまたいだキャスティングの面白さがあります。
3.宮野真守は大人のティムを担当。 続編でも成長したティムを演じ、物語の時間的なつながりを担っています。
【原語版との違い】アレック・ボールドウィンが演じるボス・ベイビーの魅力
『ボス・ベイビー』の原語版で主人公を演じているのは、アメリカの俳優アレック・ボールドウィンです。
第1作の制作は2017年。ドリームワークス・アニメーションが手掛け、アレック・ボールドウィンのほか、スティーブ・ブシェミ、リサ・クドロー、ジミー・キンメルなどが声の出演をしています。
続編『ファミリー・ミッション』でもアレック・ボールドウィンがボス・ベイビーを続投。大人になったティムはジェームズ・マースデンが担当し、ボス・レディはエイミー・セダリスが演じています。
日本語版と原語版で注目したい違い
日本語版の大きな特徴は、俳優やタレント、声優がキャラクターごとに起用されていることです。
例えばムロツヨシは、実写作品で培ったコメディーの表現力を生かして、ボス・ベイビーの大人びた話し方を演じています。一方、宮野真守は声優としての表現力を生かし、大人のティムの落ち着いた人物像を表現します。
原語版と日本語版では、同じキャラクターでも言葉の響きや会話のテンポが異なります。字幕版では英語の声のニュアンスを、日本語吹き替え版では日本語ならではの掛け合いを楽しめます。
2026年時点での最新キャスト情報
2026年11月時点で、映画シリーズの日本語吹き替えキャストを確認する際の最新の劇場映画作品は、2021年公開の『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』です。
2026年時点でも、映画版の基本的なキャストを調べるなら、第1作と続編の公式キャスト情報を分けて確認するのが確実です。ドリームワークスの公式フランチャイズページでも、映画2作品とテレビシリーズは別の作品として案内されています。
映画版の声優情報とNetflixなどで展開されるテレビシリーズの声優情報を混同しないことも大切です。映画のキャストを知りたい場合は、対象作品のエンドクレジットや配給会社のキャスト資料を基準にすると、役柄の取り違えを防げます。
【プロの結論】ボス・ベイビーの声優を調べるなら役柄の年齢に注目
『ボス・ベイビー』の声優情報で最も間違えやすいのは、ティムの担当者です。
芳根京子は第1作の少年ティムを担当し、宮野真守は大人になったティムを担当しています。続編では芳根京子がタビサ、宮野真守がティムという組み合わせになり、役柄の世代が変わります。
また、ボス・レディとタビサを混同するケースにも注意が必要です。ボス・レディはティムの次女ティナで、多部未華子が担当。一方、タビサは長女で、芳根京子が担当しています。
キャスト情報を見分ける際は、次の3点を確認すると分かりやすくなります。
- 作品名:第1作なのか、ファミリー・ミッションなのか。
- キャラクターの年齢:少年ティムなのか、大人のティムなのか。
- 声の種類:日本語吹き替えなのか、英語の原語版なのか。
声優の名前だけを並べるのではなく、作品とキャラクターの関係を理解すると、シリーズ全体のキャスティングがより分かりやすくなります。
【ボス・ベイビーの声優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ボス・ベイビーの声優は誰ですか?
A1:日本語吹き替え版ではムロツヨシです。第1作と『ファミリー・ミッション』の両方で担当しています。原語版はアレック・ボールドウィンです。
Q2:ボス・ベイビーのティムの声優は誰ですか?
A2:第1作の少年ティムは芳根京子、大人になったティムは宮野真守です。続編でも宮野真守がティムを担当しています。
Q3:ボス・ベイビーのタビサの声優は誰ですか?
A3:芳根京子です。タビサはティムの長女で、続編から登場するキャラクターです。
Q4:ボス・レディの声優は誰ですか?
A4:多部未華子です。ボス・レディの正体はティムの次女ティナです。
Q5:フランシス・フランシスの声優は誰ですか?
A5:第1作の日本語吹き替え版では山寺宏一が担当しています。原語版はスティーブ・ブシェミです。
Q6:ジャニスとテッド・シニアの声優は誰ですか?
A6:ジャニス役は乙葉、テッド・シニア役はNON STYLEの石田明です。2人とも第1作から続投しています。
まとめ:ボス・ベイビーの声優は作品ごとの役柄の違いがポイント
映画『ボス・ベイビー』の日本語吹き替え版は、ムロツヨシを中心に、芳根京子、宮野真守、山寺宏一、乙葉、石田明など多彩な出演者が参加しています。
続編『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』では、多部未華子がボス・レディ役として新たに加わり、芳根京子はタビサ役へと担当キャラクターを広げました。
2026年時点で押さえておきたい重要な配役は、ムロツヨシ=ボス・ベイビー、芳根京子=少年ティム・タビサ、宮野真守=大人のティム、多部未華子=ボス・レディです。
この対応関係を覚えておけば、第1作と続編を見比べる際にも、誰がどのキャラクターを演じているのか迷わず楽しめます。
作品を視聴するときは、ぜひ日本語吹き替え版と原語版の両方を聞き比べてみてください。同じキャラクターでも、声の表現によって異なる魅力を発見できます。
主な情報源:東宝東和株式会社の2017年キャスト発表、映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』公式サイト・ギャガ、NBCユニバーサル・エンターテイメント、ドリームワークス公式作品情報。