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【見落とし注意】主要9名以外にも声の出演者がいる

氷室 美冬 氷室 美冬 • 更新: • 公開: • 読了約 10 分
目次

「メアリと魔女の花の声優は9名」と紹介されることが多いが、正確には公式作品ページに掲載された主要キャストが9名という意味だ。

実際には、物語に登場する猫のティブとギブにも声の出演者がいる。




ティブ役は『ポケットモンスター』シリーズのピカチュウ役などでも知られる大谷育江、ギブ役は声優のLynnが担当している。

米林監督は2017年のマイナビニュースのインタビューで、猫らしい自然な表現とキャラクターとしての表現のバランスを大切にしたことを説明している。大谷とLynnのコンビネーションについても評価していた。

ここはキャスト情報を調べる際に押さえておきたいポイントだ。

- 主要キャスト9名:杉咲花から大竹しのぶまでの9名
- 猫の追加キャスト:ティブ役の大谷育江、ギブ役のLynn

つまり、9名という数字は間違いではないが、映画に登場する声の出演者全員が9名という意味ではない。

【キャスティングの裏側】なぜ杉咲花・神木隆之介らが選ばれたのか

メアリと魔女の花声優

本作のキャスティングには、米林宏昌監督と出演者の過去の仕事上のつながりが深く関係している。

杉咲花と神木隆之介は米林監督作品への再参加

杉咲花は2014年公開の『思い出のマーニー』に彩香役で出演していた。

神木隆之介も2010年公開の『借りぐらしのアリエッティ』で米林監督と仕事をしている。

2017年のシネマトゥデイのインタビューでは、2人とも監督から再び声を掛けられたことを喜んでいたと語っている。

特に注目したいのは、2人が同じ場所で一緒にアフレコをしたわけではなかった点だ。完成した作品を見て互いの声の印象を語り合っており、杉咲は神木の声を想像しながらメアリを演じたことを明かしている。

この再タッグは、過去の米林作品と本作をつなぐ重要な要素でもある。

杉咲花がメアリに選ばれた理由

米林監督は2017年のインタビューで、杉咲が『思い出のマーニー』で演じた彩香の声の表現に注目していたことを説明している。

メアリは、失敗したり、嘘をついたり、勢いで行動したりする少女だ。描き方によっては、視聴者に好かれにくい主人公になる可能性もある。

監督は、そうしたメアリの欠点も含めて魅力的に感じさせる声を求めていた。その候補として杉咲に再び依頼し、実際の演技を確認したことで配役への確信を深めたという。

キャスティングの基準が単なる知名度ではなく、キャラクターの性格と声の相性に置かれていたことがわかる。

天海祐希と小日向文世の配役にも理由がある

マダム・マンブルチュークは、優雅さ、威圧感、チャーミングさ、コミカルな表情など、幅広い表現が必要な役柄だ。

米林監督はマイナビニュースのインタビューで、マダム・マンブルチュークとドクター・デイの2人を重要な人物と位置づけ、登場場面の多さやキャラクターのイメージを考慮して配役を検討したと話している。

小日向文世については、本作がアニメ映画への初出演だったことにも触れている。初挑戦とは思えない力強い演技だったと評価していた。

また、大竹しのぶ演じるシャーロットについては、登場場面が多くなくても、短い言葉で長年暮らしてきた人物の厚みを表現する必要があったという。

こうした制作側の説明を見ると、豪華な俳優陣を並べただけではなく、それぞれのキャラクターに必要な演技を考えて配役していたことがわかる。

【2017年公開作品の基本情報】監督・原作・スタジオポノックとの関係


原作はメアリー・スチュアートの児童文学

本作の原作は、イギリスの作家メアリー・スチュアートによる児童文学『The Little Broomstick』。

日本語では『小さな魔法のほうき』として知られる作品だ。

7年に一度咲く不思議な花を見つけた少女が、魔法の世界へと足を踏み入れる物語であり、映画では米林宏昌監督がアニメーションならではの映像表現で描いている。

米林宏昌監督にとってジブリ退社後の最初の長編映画


米林監督は、スタジオジブリで『借りぐらしのアリエッティ』や『思い出のマーニー』を監督した後、スタジオジブリを退社。

本作は、その後に手がけた最初の長編アニメーション映画となった。

スタジオポノックの設立を主導したのは、同じくジブリ出身のプロデューサー西村義明。2015年4月に設立された同社にとって、『メアリと魔女の花』は第1回長編作品にあたる。

スタジオポノックの歩みと作品の位置づけ

スタジオポノックは、本作の公開後も長編・短編アニメーションの制作を続けている。

公式会社情報に掲載されている主な沿革は次のとおり。

- 2015年4月: スタジオポノック設立
- 2017年7月: 『メアリと魔女の花』公開
- 2018年8月: 『ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-』公開
- 2021年7月: 『Tomorrow’s Leaves』発表
- 2023年12月: 『屋根裏のラジャー』公開

2026年時点で振り返ると、『メアリと魔女の花』は、スタジオポノックの長編制作の出発点として位置づけられる作品だ。

【プロの結論】声優情報を調べるなら主要9名と追加キャストを区別する

『メアリと魔女の花』のキャストを調べる際、特に覚えておきたい要点は3つある。

1つ目は、主人公メアリとピーターの配役。

杉咲花と神木隆之介という、米林監督作品への出演経験を持つ2人が中心人物を演じている。過去作とのつながりを知ってから鑑賞すると、監督と出演者の継続的な関係にも注目できる。

2つ目は、主要キャスト9名と追加キャストの違い。

ディズニー公式とスタジオポノック公式の作品ページには、主要キャスト9名が掲載されている。一方、ティブ役の大谷育江、ギブ役のLynnも重要な声の出演者だ。キャストを網羅的に知りたい場合は、猫の役まで確認しておくとよい。

3つ目は、俳優と声優の両方の表現に注目すること。

本作には俳優を中心とする主要キャストに加えて、声優として活躍する大谷育江やLynnも参加している。それぞれの演技の違いを楽しめるのも、本作の魅力の一つだ。

作品の配役を正確に確認したい人は、次の判断基準を使うと情報の混同を避けられる。

- 主要キャストを知りたい:スタジオポノック公式の9名を確認する。
- 猫の声優まで知りたい:ティブとギブの出演情報も確認する。
- キャスティングの背景を知りたい:米林監督や出演者の公開インタビューを読む。
- 作品の制作背景を知りたい:原作、監督、制作会社の公式作品情報を確認する。

名前だけを並べた一覧よりも、役柄と制作背景を合わせて理解することで、キャストそれぞれの存在感が見えてくる。

【メアリと魔女の花の声優】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:メアリと魔女の花で主人公メアリを演じた声優は誰?

メアリ役は杉咲花。好奇心旺盛で天真爛漫な赤毛の少女を演じている。米林宏昌監督の『思い出のマーニー』にも出演しており、本作では再び監督とタッグを組んだ。

Q2:ピーター役の声優は誰?

ピーター役は神木隆之介。赤い館村に住む少年で、メアリの行動によって魔法の世界の事件に巻き込まれる。米林監督とは『借りぐらしのアリエッティ』以来の再タッグとなった。

Q3:天海祐希と大竹しのぶは何の役?

天海祐希はエンドア大学の校長マダム・マンブルチューク役。大竹しのぶはメアリの大叔母で、赤い館の主人であるシャーロット役を担当している。

Q4:メアリと魔女の花の声優は9人だけ?

主要キャストとして公式作品ページに掲載されているのは9名。ただし、ティブ役の大谷育江、ギブ役のLynnなど、ほかにも声の出演者がいる。

Q5:メアリと魔女の花の監督と制作会社は?

監督は米林宏昌。制作はスタジオポノックで、同社初の長編アニメーション映画として2017年7月8日に公開された。

まとめ:メアリと魔女の花の声優は杉咲花を中心とした豪華キャスト

『メアリと魔女の花』は、杉咲花、神木隆之介を中心に、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶが主要キャストとして参加した2017年公開のアニメーション映画だ。

主要9名の配役を改めて整理すると、次のとおり。

- メアリ:杉咲花
- ピーター:神木隆之介
- マダム・マンブルチューク:天海祐希
- ドクター・デイ:小日向文世
- 赤毛の魔女:満島ひかり
- フラナガン:佐藤二朗
- ゼベディ:遠藤憲一
- バンクス:渡辺えり
- シャーロット:大竹しのぶ

加えて、ティブ役の大谷育江とギブ役のLynnも参加しており、主要キャスト以外にも見逃せない声の出演者がいる。

米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後に手がけた最初の長編作品であり、スタジオポノックの出発点となった本作。出演者の過去の共演歴や、それぞれのキャラクターに込められた役割を知ると、物語をもう一度見る楽しみも広がる。

2026年に作品を振り返る際も、まずは公式の主要キャスト9名を押さえ、猫の声を担当した声優まで確認することが、正確なキャスト理解につながる。

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